[KATARIBE 25710] [HA06P]エピソード『謎儀式、その名もイメチェン(仮)』

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Date: Tue, 18 Feb 2003 15:12:24 +0900
From: Akito <akito@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 25710] [HA06P]エピソード『謎儀式、その名もイメチェン(仮)』
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#HA06 2003/01/29のログ。
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エピソード『謎儀式、その名もイメチェン(仮)』
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登場人物
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 前野 浩    :無道邸の青年執事。顔が広くてMIBらしい。[128番]
 八神 敦    :スチャラカ錬金術師。趣味は車[103番]
 六兎 結夜   :ノリツッコミ完備なバンパネラ。[308番]
 十条 健一郎  :コンピュータ好きの高校生。[335番]
 坂本 麻依子  :里見に蘇生された唄歌い。里見アパート管理人。[256番]

ひみつ道具
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 前野     :「ククク……」
 前野     :「生まれ変わりでもせねば
        :イメージチェンジは出来ぬようだ」
 八神     :「まだゆーてんのか(^^;」

 結夜     :「そんなあなたには、ハイこれ」
 健一郎    :「なんやそれ?」
 結夜     :「ちゃららら〜ん。かった〜ないふー」
 健一郎    :「やめんか」(チョップ)>結夜くん

 結夜     :「これを頚動脈あたりにぶっつり刺すと、
        :問答無用で輪廻転生とか」
 前野     :「まぁ、こうしてネタでも提供しないとね」
 健一郎    :「危ないっちゅーねん」(さらにチョップ)

イメイェンの目的
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 結夜     :「つまりあれだ。前野さんのイメチェンは
        :私におけるボケとさほど変わりないものなのだな」
 麻依子    :「なーにやってんだか。イメチェンしたいの?」
 前野     :「安全かつ手軽に、持続できるイメチェンを」

 麻依子    :「なんか不満でもあるの?」
 健一郎    :「イメチェンの目的は?」

 麻依子    :「恋人に逃げられたとか?」
 前野     :「もう随分になるからな、今更の理由にはならんよ」
 結夜     :(逃げられたんだ)

 結夜     :「いい加減妹と歩いてるだけで
        :職務質問されるのが嫌になった」
 八神     :「MIBをクビになった」
 健一郎    :「藤咲さんか誰かにおちょくられたとか」
 前野     :「いや……鏡を見ていてフト…ね」

もう少し個性が必要なのではないか
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 前野     :「私も、もう少し個性があったほうが
        :良いのじゃないかと」
 麻依子    :「充分個性的だとおもうよ。あんまいないし」
 健一郎    :「ありすぎちゃうんか……」

 結夜     :「その点については全く問題ないよねぇ」
 八神     :「はたから見たら充分すぎるほど個性的だぞ」
 前野     :「………えう」

 麻依子    :「そういうのはねー、前野君、もっと冴えない人生
        :送ってる人が持つ悩みだよ。現状に不満があるなら
        :わかるけどさー」(ジャジャーン)

[MOTOI]   # ギター音か?>ジャジャーン
[gallows]  # うん

冴えない人生を送っている人
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 結夜     :「たとえば私とかね」
 健一郎    :「どのへんが不満?」>結夜くん
 結夜     :「この無個性な性格。小説だったら
        :主人公の友人Cくらいにしかなれない」
 麻依子    :「ふーん。そうなんだ?」

 健一郎    :「……二人ともイメチェンいらへん言う結論に
        :なったみたいや」
 結夜     :「むぅ」
 麻依子    :「前向きでいいんじゃないっすかー」(ジャジャーン)

髪型でもいじってみるか
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 結夜     :「あ〜、じゃあイメチェンに髪でも切るかな。
        :前野さんは伸ばせば?」
 前野     :「えー…鬱陶しい」
 健一郎    :「それはイメチェンちゃうやろ。
        :今まで切るのメンドかっただけやがな」
 健一郎    :「早よ切れ」

 八神     :「変えたら変えたで意外と面倒にならなくなるもんだぞ」

[Onomoto]  # 自分の頭いじりながら
      # <今まで長目だったのを最近は短くした人
[PaLiLitH] # スキンヘッド?

 前野     :「そんなもんかね……伸ばす、ねぇ」
 結夜     :「あるいは、マンガでしか見ないような
        :不可能髪形にしてみるとか」

 麻依子    :「同じながさでも、キミ、
        :ちょっとこっちくるのだ」>結夜
 結夜     :「にゅ、なになに?」

 麻依子    :「こう、ワックスで動きをつけるだけで
        :元気なイメージに」(さっさっ)
 麻依子    :「ほらかわいい」(遊んでる)
 結夜     :「うむ、鏡がないので見えない」
 麻依子    :「はい、鏡。映るのか知らないけど」

[MOTOI]   # 場所どこなんだ、ここ

鏡に写らないから不便
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 結夜     :「鏡があっても見えないのだった」
 麻依子    :「やっぱり」
 健一郎    :「何で?」>見えない
 麻依子    :「ヒミツ」(ふふふ)

 結夜     :「おーほほほ、女の子には秘密が多いのですわ」
 健一郎    :「誰が女の子や」>結夜くん

 麻依子    :「なー、ぼうずー」

[gallows]  # 名前知らないのだった

 結夜     :「坊主じゃないよ、長髪だよ」
 前野     :「はさみ、使うかぁ?」
 結夜     :「やめてけれ」
 麻依子    :「名前おしえてよ、少年」

[MOTOI]   # 映ることはできるにはできるんじゃないかね?

 結夜     :「六兎結夜。名はまだ無い」
 麻依子    :「私は麻依子お姉さん。路傍のデスオルゴール」

[TK-Leana] # なんとなく見たくないなぁと思ったら映らないのですよ。
       気分で

 健一郎    :「アホか」>名はまだない
 麻依子    :「名前はひみつってわけね、ゆうくんは」
 結夜     :「ひひひ、なんとなくノリで」

 健一郎    :「最初に本名言って、
        :そのあと『名はまだない』なんてやつがいるか」
 麻依子    :「なーにー! だまされたぁ!」

 健一郎    :「……何がどう騙されたんやか」
 麻依子    :「酷い男だねぇ、ゆうくんは。この、この」(ニヤニヤ)
 結夜     :「なにやら酷かったらしい。謎」

 健一郎    :「姉さんノリよすぎ」
 麻依子    :「出会いのしょっぱなから騙すなんて
        :ホストの才能があるよ。たぶん」

こっちはまだ悩んでいる
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 前野     :「うーん……長髪」

 八神     :「……(長髪前野君想像中)……直視する自信ねーなー」
 麻依子    :「……たしかにちょっとねー。
        :どうせなら色変えてみる?」>前野君
 結夜     :「こう、ガイルのような髪型に」

[fukanju]  # 肌の色も黒目にしてますますMIBとか
[gallows]  # それはいいかもしれないw

 前野     :「うーむ……うぅ〜〜む」
 健一郎    :(想像)「……チンピラやな」

 麻依子    :「ブリーチもいいけど日焼けもいいかもしれない」
 健一郎    :「うーん、パソコンとデジカメがあれば
        :想像図作ってあげられるんやけどなぁ」

 麻依子    :「目の前にパソコンとデジカメが」>前野くん指差す
 前野     :「……そして、自分の画像を加工するのか?(^^;」
 麻依子    :「問題ありまして?」

[MOTOI]   # 健一郎は前野さんの異能のこと知らんぞ
[gallows]  # まあ、知らなかったら知らなかったで、
       謎の発言として捉えればOK

 健一郎    :「今持ってるんでっか?」>前野さん
 前野     :「あぁ……」
 前野     :「ちょっと待っててね」

[hari]   # 内ポケットとかズボンのポケットごそごそ

 健一郎    :「あ、ええですって。
        :勝手にフリーウェアとか入れたらまずいでしょ」

 前野     :(ごそごそ)<買い物袋漁ってる
 前野     :「はい」

[MOTOI]   # はい、と言って何を?
[hari]   # パソコンとデジカメ

 麻依子    :「おー。前野君お得意の手品。拍手〜」

[MOTOI]   # まあ、画像編集ソフトは入ってないだろうし、
       フリーのを使うにしても勝手に入れるのはまずい、と
       健一郎は判断し返します

 健一郎    :「それ以前にフリーウェア落とせんか。
        :ネットに繋がってへん」

n次元ポケット
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 結夜     :「四次元買い物袋だったとか」
 健一郎    :「手品もやるんでっか、前野さんは」
 前野     :「いや、たまたま入っていただけだよ。うん」
 健一郎    :「(何で買い物袋なんかに
        :たまたまそんなの入れるんや……)」

 麻依子    :「ちぇー、せっかく出したのにつかわないんじゃん。
        :つまんないのー」
 麻依子    :「じゃあ、イメチェン計画は頓挫ってことで」
 麻依子    :「しゅーりょー」(シャッター閉める)
 麻依子    :「ガラガラ、ピシャン」
 前野     :(ごそごそ)<買い物袋に入れる

流行り病かはたまた通過儀礼
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 健一郎    :「終了らしいで」
 八神     :「これで何回目だろーなー」

 麻依子    :「熱意をかんじないよね」
 結夜     :「もう既に慣習化してるのではないかな。
        :イメチェンしようと言うだけ。儀式みたいな物」
 前野     :「否定できないのが辛いところだ」
 麻依子    :「うわ、ゆうくん辛辣。
        :嫌われるぞー、そういう態度は」(つっつく)
 健一郎    :「結局のところ、今の格好が一番合っとる
        :いうことでっか?」

 結夜     :「ふむ、辛辣だったのか。気付かなかった」
 麻依子    :「前野君の心はガラスのように繊細なのだよ」
 前野     :「フッ」

 麻依子    :「よく夕暮れ見て涙ながしてる
        :あなたの姿をみんなはしらない」(バラード)
 健一郎    :「……ホンマ?」
 結夜     :「なんか、ありそうかも」
 前野     :「………」

時系列と舞台
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 2003年の1月の吹利市内。

解説
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 不治の病であるイメチェン病にかかった前野くん。
 周囲の人間の手厚い看護の甲斐もなく……

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