[KATARIBE 25695] [HA06P]エピソード『風邪と使鬼と雑炊 −そして押し倒し』(前編)

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Date: Sat, 15 Feb 2003 14:51:58 +0900
From: Akito <akito@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 25695] [HA06P]エピソード『風邪と使鬼と雑炊 −そして押し倒し』(前編)
To: kataribe-ml@trpg.net
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#HA06 2003/01/08のログ。たつきさんの修正を受けて。
	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/25300/25362.html
	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/25500/25597.html
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エピソード『風邪と使鬼と雑炊 −そして押し倒し』(前編)
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登場人物
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 前野 浩    :無道邸の青年執事。顔が広くてMIBらしい。[128番]
        :(PL:ハリ=ハラ[hari])
 藤咲 千緒   :強い霊視の力を持つ女子高生。正月休みが終わって
        :がっかり[336番](PL:みぶろ[miburo])

 水凪 龍樹   :封印術の使い手。水島ICのバイト。風邪でダウン直前
        :[289番](PL:たつき[Tatsuki])
 水凪 美留   :水凪舞が使役する使鬼。外見10歳で龍樹を手伝う。[340番]
        :(PL:たつき[Tatsuki])

千緒ちゃん、へたる
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 千緒     :「えうー(ぐったり)」
 前野     :「どうしたね。いい若い子がぐったりして(苦笑)」

 千緒     :「がっ……」
 千緒     :「……こう」

 前野     :「ぷっ」
 前野     :「学校が始まるから、ぐったり?(苦笑)」
 千緒     :「だって。正月からこっち
        :無駄な日々しか送ってないしー」
 千緒     :「短すぎーー」

 前野     :「ダメな日々おくってるのがダメなんでしょうが(苦笑)」
        :(ペン)

[hari]   # 軽しっぺ

 千緒     :「核心を突くものはうとまれる。
        :ば〜いどっかの偉い人(しくしく)」
 前野     :「三が日すぎたら、もういつも通り。
        :それくらいで居ないと、体調まで崩すよ」

 千緒     :「そういえば、昨日一日だけ風邪気味でした」
 千緒     :「なぜか一日で治る。気の力でしょうか」
 前野     :「いや、今日油断すると、一気に悪くなったりするよ?」

 千緒     :「そんな時は七草粥。は、いやなので大根の菜っ葉粥」
 前野     :「風邪に効く訳じゃないんだが……(苦笑)」
 千緒     :「すぱしーぼ効果です」

 前野     :「まぁ……怠惰な生活してそうだから、
        :胃を休めるには良いかな?(笑)」
 千緒     :「ひどっ。めっちゃ規律正しいというのに」

 千緒     :「朝は水垢離から始まる、清清しさ」
 前野     :「顔を洗うだけ?」
 前野     :「あ、目やについてる」
 千緒     :「嘘。ありえへん(わたわた)」
 前野     :「あははは」

[miburo]  # 半分図星だ(w
      # でもやることもあるじょ
[hari]   # すっきり目を覚ますしね。朝水を浴びる人は結構居ると聞く

見詰め合う二人
--------------

 千緒     :「……」
 前野     :「……」
 前野     :「……おぜうさん、なにかたのむかね?」
 千緒     :「水凪さん、チョコパフェ(くわっ)」

 美留     :「……」
 美留     :「…呼んでくる」
 前野     :「……美留ちゃんに店番させて、なにやってるんだ(^^;」
 千緒     :「アレって当局にばれたらやばいんちゃいますのん?」

 前野     :「あー、まぁ、
        :「色々言われそうだね」

 美留     :(かちゃかちゃ)<チョコパフェ持って出てくる
 美留     :「…お待たせしましたー」

 前野     :「美留ちゃんも大変だね……(受け取る)」
 前野     :「はい、お嬢様。どうぞ」
 千緒     :「わーいわーい」

龍樹くんに児童虐待容疑発生
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 千緒     :(もきゅもきゅ)
 前野     :「美留ちゃん。お手伝いご苦労様(なでなで)
        :……龍樹くんはなにをやってるのかね?
 美留     :「〜♪」<目を細めて幸せそうな顔

 千緒     :「あ。水凪さんおらんくて、めっちゃ嬉しそう」
 美留     :「…ちゃんと奥にいるし」
 千緒     :「ふぅん」
 千緒     :「まー、いいけど」

 前野     :「うーむ……こんな小さい子に働かせて……」
 千緒     :「自分はサボる」
 前野     :「奥でコタツに入ってたりして……」
 千緒     :「悪?」

 前野     :「美留ちゃん、辛いようなら
        :お巡りさんに相談したほうが良いよ……(なでなで)」
 美留     :(幸せそう)
 千緒     :「虐待ひゃくとお番ですよぅ」

 美留     :「…虐待とか、されてないよ?」
 前野     :「……千緒ちゃん、美留ちゃんを
        :しばらく預かってくれないかね?」

 千緒     :「は?」
 前野     :「保護」
 千緒     :「何言ってはるんですか?
        :ほんまに虐待されてるわけでなし」
 美留     :「う?う?う?」
 千緒     :「(虐待されてても知ったことでは無いし)」
 前野     :「いや、かなり便利に使ってるのは確かだとおもうがねぇ」

[miburo]  # 式神なんてそんなもん、と思ってる

 千緒     :「そういうもんでしょ(きょとん)」
 前野     :「だから、居なくなったら困るだろう」
 千緒     :「水凪さん困らせてなんかいいことあるんですか?」

[miburo]  # わけがわかってないようだ

 前野     :「うーん……悪戯だよ、悪戯」
 千緒     :「悪戯ねぇ……うち両親いますし、明日から学校ですし」
 前野     :「そうかぁ……それだと難しいか……」
 千緒     :「前野さんが預からはったらええやないですか」
 美留     :「????」<困ってる

 前野     :「私じゃあ、意外性が薄いじゃないか」
 千緒     :「あー、確かに。日頃の行いですねぇ」

事の真相
--------

 美留     :「あ…あの…」
 前野     :「うん?」

 美留     :「勝手にいなくなったりしたら、龍くん困るから…」
 千緒     :「ほんまやねー。おっちゃん悪いことばっか考えてるねー」
 前野     :「大丈夫だよ、ほんとにはやらないから(苦笑)」

 美留     :「…あのね、黙っててって言われたんだけど…」
 美留     :「龍くん、風邪ひいてるの」
 前野     :「ほう……」

 美留     :「でも、あたし一人だとかわいそうだからって
        :来てくれたの」
 千緒     :「親心や……」
 美留     :「だから、出てこれないけど、悪口言っちゃめーなの…」
 前野     :「うん、変な事言ってご免ね(苦笑)」

[miburo]  # 休もうよ(笑)

 前野     :「うーん、変なところで真面目なんだか、
        :なんなんだか……(ぽりぽり)」
 千緒     :「休めばええのに」

 美留     :「…あたしが言ったの、秘密ね?」
 前野     :「うん、内緒ね」
 千緒     :「ええけど、何で?」

[miburo]  # 千緒が聞いたのに、
       看病にきてくれなかったら哀しいから、に50点(ぉ

 前野     :「緑ちゃんに連絡すれば、休ませてくれるだろうに
        :……生活苦しいのかな」
 千緒     :「(うっ)」<多分正月に奢らせた

 前野     :(それとも、千緒ちゃんに心配して欲しいからか?)
 美留     :「…えと、千緒さんに心配して欲しいから
        :じゃないの(小声で)」

[miburo]  # 風邪だと言う事実を伏せると千緒が心配?
[Tatsuki]  # ちょっと違いまふw
[miburo]  # まあ邪推はやめときまふ。今開示された事実で行動するのみ
[hari]   # いや、風邪なのに無理をしていると、
       千緒ちゃんが「無理したらダメだよ」と
[hari]   # そう言う算段かと前野は推測

 美留     :「みんなに余計に心配かけたくないって…」
 前野     :「いや、出て来れ無いなら変わらんから(苦笑)」
 千緒     :「なんとかじゃないことは証明されたわけやし。
        :たまにはええんちゃう?」
 前野     :「無理しても良い事ないよ、って伝えておいて。
        :特に、今年の風邪は質が悪いからね」
 美留     :「うん、わかった」

時系列と舞台
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 新春のIC水島。

解説
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IC水島にて正月休みの短さについて検討する前野と千緒。
なぜかカウンターにはいつもの龍樹の姿は無い。
怪しい状況を想像し、おしおきまで考える前野だが、
美留の口から出た驚愕の真実とは…。

後編へつづくっ!

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