[KATARIBE 25689] [HA06P] エピソード『超科学蚊の伝説』

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Date: Fri, 14 Feb 2003 23:33:05 +0900 (JST)
From: 月影れあな  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 25689] [HA06P] エピソード『超科学蚊の伝説』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200302141433.XAA75540@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 25689

2003年02月14日:23時33分05秒
Sub:[HA06P]エピソード『超科学蚊の伝説』:
From:月影れあな


 れあなで〜す
 なぜか、去年の夏のを……

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エピソード『超科学蚊の伝説』
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対決! モスキート級
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 SE      :ぶ〜〜ん
 SE      :ぱちんっ
 SE      :ぷち

 結夜     :「ふん、他愛も無い」
 駿      :「何?蚊?」
 結夜     :「うむ。格の違いと言うものを教えてやった」
 駿      :「単に蚊つぶすだけで格もクソも無いと思うけどね」
 結夜     :「そんな事無いぞ。これはプライドをかけた問題だ……
        :(バンパネラとしての)」
 駿      :「プライドねぇ……(白けた目)」

 SE      :ぶ〜〜ん

 結夜     :「ふん、また性懲りも無く……」

 SE      :ぱちん
 SE      :ひらり

 駿      :「かわされてんじゃん」
 結夜     :「なっ……たかがモスキート級風情が、かわしただとっ!?」

 SE      :ぶ〜〜ん

 結夜     :「とあっ!」

 SE      :ぱんぱんぱん
 SE      :ひら〜りひらひら

 結夜     :「くぅ……こいつ、ただのモスキート級じゃないな!?」

 SE      :べちっばちっ
 SE      :さっさっ<すんごい機動力でかわす

 駿      :「……なかなかすばしっこいな」


噂のモスキート
--------------
 結夜     :「噂に聞いた事がある……超古代文明ラ・ムー帝国の開発
        :した血液採集用人工生命体が野生化したものが未だ地球上
        :に残っていると言う話だ」
 駿      :「誰に聞いたのよ、そんな噂」<呆れ顔
 結夜     :「その時代から生きている知人がいてな。その生命体の開
        :発にも立ち会っていたそうだ」
 駿      :「ふーん……その知人って人に会ってみたいもんだね」
        :<全然信用してない
 結夜     :「はっはっはっ、やめといた方が良いぞ。奴はショタコン
        :だからな。食われる(文字通り)」

 結夜     :「ここで豆知識。収集された血液は、主に血液バトラーと
        :か呼ばれるバーコードバトラーに似たゲームに使用されて
        :いたそうだ」
 駿      :「ふ〜ん」<ほとんど聞き流し
 結夜     :「帝国暦823年に行われた第1回血液バトラー選手権では
        :優勝者に送られる伝説の『魔王の血液』をめぐって文字通
        :り血で血を洗う死闘が繰り広げられた」
 駿      :(この兄ちゃん、変な作り話作るのがうまいんだよなぁ)
 結夜     :「一説によると、ラ・ムー帝国が滅びたのはこれにはまり
        :過ぎた皇帝が政治をないがしろにしたのが原因だとも言わ
        :れている。その潜在的な危険性から、帝国崩壊後、ムーの
        :魔道師達によって血液バトラーは封印されたのだ。今でも、
        :世界のどこかに血液バトラーは眠っている。そして、ムー
        :の科学力によって不死の体にされた戦士達はそれを探して
        :彷徨い続けているのだ。つまり、そのゲームに使う血液採
        :集用人工生命体があれ。あれがすごいのであって、私が劣
        :っているのではない。分かるか?」
 駿      :「……あっそ」
 結夜     :「む、さては信じてないな少年」
 駿      :「うん、全然」
 結夜     :「ホントにホントなのだ。見ろ、あの虫の機動性を」

 SE      :ぎゅいぃぃん、びゅんびゅん

 駿      :「確かに速いけど、そんな突拍子もない話誰も信じないと
        :思うよ」
 結夜     :「くぅ、誰か信じないかなぁ……」
 駿      :「で……」

 SE      :ばちっ
 SE      :ひらり〜ん

 駿      :「ホントにすばしっこい蚊だな。何なんだこいつは?」
 結夜     :「だから言っているだろう超古代文明ラ・ムー帝国の開発
        :した……(以下略)」


そして伝説へ
------------
 SE      :ぷしゅ〜〜〜
 SE      :ぽと

 駿      :「ん?」
 結夜     :「ああっ、超古代文明ラ・ムー帝国の開発した血液採集用
        :人工生命体が野生化したものが!?」
 煌      :「さすが、スプレーはよく効く(うんうん)」<接着剤の
        :スプレー持って
 結夜     :(がーんがーんがーん)<エコーしてる

 駿      :「……って、姉ちゃん、それ殺虫剤じゃないよ!?」
 煌      :「まー、細かいことは気にしない( ̄▽ ̄)」
 結夜     :「認めん! 私は認めんぞぉ!!(空に向かって吼える) 
        :……いや、待て。あれをそう簡単に落とせるはずが無い。
        :スプレーが特殊な……」
 煌      :「ん?スプレーされたい?」
 結夜     :「いや……どう見てもただの接着剤のスプレーか。ならば、
        :スプレーを使うものが特殊なのだな。そうに違いない
        :(ぶつぶつ)」
 駿      :「そんなの人に向かってスプレーしたらやばいって(^^;」
 煌      :「なんか、えらい失礼なこといってない?」
 結夜     :「あなた、只者ではありますまい。ええ、そうに違いあり
        :ません」
 駿      :「この兄ちゃんにいちいち付き合ってたら、身が持たない
        :よ(ぼそ」>煌さん

 SE      :ぷしゅーー

 結夜     :「ぐわあっ! 目がっ」
 煌      :「案ずるな、みね射ちだ(フッ)」
 駿      :「スプレーにみねうちもクソも……それと、サングラスか
        :けてるのに、目に入るか?」
 結夜     :「ノリだ。ノリ」
 煌      :「髪はバリバリになるけどね( ̄▽ ̄)」

 結夜     :「問題ない。こんなもの、一度塵になれば生まれ変わった
        :ようにリフレッシュだし」
 駿      :「ちり?」
 結夜     :「うむ、塵だ。私は吸血鬼だからな」
 駿      :「……あそ」

 煌      :「塵のときに固めたら(想像中)」
 駿      :「だから、真面目に考えちゃダメだってば」
 結夜     :「そんな事したら、多分再生した時全身接着剤だ。した事
        :無いけど」
 煌      :「………(にやりん)」
 結夜     :「(ぎくっ)……な、何でやすか?」

 煌      :「今度は、もうちょっと強力なのを持ってきてあげやう」
        :(ぽんぽん)
 結夜     :「そ、それはご勘弁を……(ひくひく)」
 駿      :「……だからさ、人に接着剤吹きかけるのはよそうよ」
 煌      :「そーだね。もともと蚊を退治するためのモノだし」
 駿      :「違うでしょ!」
 結夜     :(正体知られてたら『吸血鬼なんぞ蚊と同じだ!』とかい
        :ってやられてたかもしれない……)

 煌      :「あとは、ライターで火炎放射をするための♪」(ゴー)
 駿      :「だー!!危ないっつーの!!」
 結夜     :「火遊びをするとおねしょをすると言う事は古来から知ら
        :れている事である」

 煌      :「あとは、無用な口を塞ぐための」(チャッ)>結夜くん
        :に向ける
 結夜     :「……ふんっ、見くびるなよ。その程度の暴力に屈する私
        :だと思うか」
 駿      :「……目が泳いでる」
 煌      :「……今度は、もっと強力なのを持ってきてあげやう
        :(うふふのふ)」
 結夜     :「…………(汗」

 煌      :「では、おねーさんは害虫退治に忙しいので失礼するよ」
 結夜     :「…………(ほっ)」
 煌      :「またあおう(しゅたっ)」
 駿      :「……僕もかえろっと」
 駿      :「兄ちゃん、姉ちゃん、またね」
 結夜     :「ふむ、さやうなら皆様方」


$$
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