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Date: Thu, 13 Feb 2003 19:11:47 +0900
From: Akito <akito@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 25665] [HA06P]エピソード『ここはひとつケーキで(仮)』(後編)
To: kataribe-ml@trpg.net
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#HA06 2003/01/15のログ。
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エピソード『ここはひとつケーキで(仮)』(後編)
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登場人物
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藤咲 千緒 :高校生結界能力者。つっこみは意外に強烈。[336番]
前野 浩 :無道邸の青年執事。目から色々出すらしい。[128番]
比企 鐘継 :確信犯で愉快犯な私立探偵。[206番]
水凪 龍樹 :IC水島のバイト。千緒に振りまわされる役。[289番]
カバニエドール店内
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前野 :「千緒ちゃんは可愛いね」
龍樹 :(ぴくぴく)
[hari] # ぴくぴくしとる
千緒 :「ふふーん。ダンスはいいけど恋はダメですよ」
龍樹 :「千緒ちゃんがかわいいことくらい
:前から知ってます(ごくごく)」<ジュースがぶ飲み
鐘継 :「たつきちくーん、耳赤いで」
龍樹 :「そ、そんなことありません」<顔そらし
千緒 :「なんか水凪さん可愛いですねぇ」
鐘継 :「若者はみんなどっかしらかわいいもんや」
龍樹 :「……」<ほっぺた赤い
前野 :「特に、普段とは違う一面があったりすると、
:可愛いと感じるようだね」
普段からは想像できない
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前野 :「こうして赤くなってる所なんて、
:普段臆面なく告白しまくってる姿からは
:想像できないよ」
鐘継 :「ほー。普段臆面なく告白しまくっとるんかい」
龍樹 :「告白しまくってるってそんな人聞きの悪い…」
千緒 :「(誘導尋問とみてしらんふり)」
龍樹 :「ちゃんと告白したのって千緒ちゃんだけ…あ」
:<誘導尋問されてることに気がつく
千緒 :「(隙だらけ……まあ、水凪さんらしいけど)」
前野 :「ふふふ……(微苦笑)」
龍樹 :「くっ……」<そっぽ向く
カバニエドールのケーキ
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前野 :「千緒ちゃん、ケーキのお味はいかが?」
鐘継 :「うまいでー」(聞いてない
千緒 :「おいしいですー」
龍樹 :「(なんかもう味がわからん…)」
[miburo] # イートイン可能なケーキ屋。周りは女性ばっか(w
[MOTOI] # 宗谷くんでもいたら
さらに話がややこしくなるだろうにな〜(ぉぃ
[Tatsuki] # すると、顔をそらすと女性ばかり目に入るわけですな(ぉ
鐘継 :(知り合いの人たちがいたらしく
:投げキスしながら席を離れる)
千緒 :「ここねー、私らが学校終るころには
:売り切れだったりして、なかなか食べられへんの」
[Tatsuki] # 案外、千緒っちの友達がおったりして(w
# 葵さんとか
[miburo] # また援助交際の黒い噂が
[Tatsuki] # いや、おそらく葵さんの間者が
すでにこの情報をゲット済みとみた(w
ケーキ作り
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前野 :「ふぅん……こんど真似して作って見ようかな……」
前野 :「ケーキとかお菓子とか、作るんだっけ?」
千緒 :こくんとうなづく
鐘継 :(ぐいぐい)>前野
前野 :「はは、まずは味わうほうに
:専念したほうが良いかな?……ん?」
鐘継 :(ひそひそ)「あっちで綺麗なおねえ様方がまっとるで。
:ちょっと一緒にこいや」(ずるずる)
前野 :「っとっと…引っ張ったら危ないから、ちょっと……(汗)」
龍樹 :「……」<鐘やんとは別な方を眺めてる
[hari] # と、伝票をひっさらって
# 邪魔ものは消えた
後は若いものに
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龍樹 :「む?……なぁ、千緒ちゃん、
:あの制服って確か千緒ちゃんとこの学校の制服……
:って、あれ?前野さんは?」
千緒 :「…怒ってます?」>水凪
龍樹 :「え?怒る?」
千緒 :「ん。なんとなく」
龍樹 :「んー……
:まぁ、ちょっと機嫌悪かったかもしれないけど…」
龍樹 :「どちらかというと、自分に対して怒ってる、かなぁ」
千緒 :「ふーん」
龍樹 :「千緒ちゃんに好きになってもらえるような
:男になってないなぁ、とか…」
千緒 :「ふーん」
鐘継 :(遠くでケラケラ笑いながら女子大生に絡んでる)
前野 :(巻きこまれてる)
[gallows] # 無駄にたつきち君と対照的にはしゃいでいよう
龍樹 :「結局の所、今の俺はまだ独りよがりで
:千緒ちゃんの気持ちぜんぜんわかってないって感じ…」
千緒 :「うーん……」
[miburo] # らぶってみるかな
しつもん
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千緒 :「あの、聞いていいですか?」
龍樹 :「…ん?」
千緒 :「私なんかの、どこがいいんですか?」
龍樹 :「全部」<即答
鐘継 :(たつきちに親指立ててニカニカ笑っていよう)
[MOTOI] # にわかラブ警報発令(ぉ
[Tatsuki] # うわ、警報が(w
[miburo] # 全部ねぇ(w
まあ惚れるとそうなることもなきにしもあらずや?
千緒 :「う……ごめんね」
龍樹 :「(視界に入る鐘やんを無視して)なんで謝る?(汗)」
鐘継 :(しょんぼり)
千緒 :「なんとなくです」
前野 :(女子大生になにやら聞きながらメモしてる)
龍樹 :「…素直じゃないとことか」
龍樹 :「…でも優しいとことか」
千緒 :「優しくは無いですよ」
龍樹 :「風邪引いた時手料理作ってくれたやん」
千緒 :「う……あれはまあ優しさと言うか仏心?」
[miburo] # ごまかしにかかる
龍樹 :「そうそう、そういう素直じゃないとことかね(微笑)」
千緒 :「(今日はなんか手ごわい……)」
ひとやすみ
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鐘継 :「ほなまたなー。……ふー、参ったねどーも」(帰還)
龍樹 :「お帰りなさい。どこ行ってたんです?」>鐘やん
前野 :「ふ〜む」
千緒 :「ナンパですね。お店の雰囲気壊さんでください」
鐘継 :「失敬な。お仕事関係の挨拶をちぃーとな。
:前野君がなにしてたのかはよう知らんけどな(けけけ)」
龍樹 :「前野さんは何してたんです?」
前野 :「美味しいケーキのアンケート」(メモを見せる)
千緒 :「つまんなーい」
鐘継 :「うげ、オマエあの状況でそんなことしてたんかい。
:つまんなーい(声真似)」
前野 :「いやいや、ちゃんとお土産に買って行かないと
:……(苦笑)」
龍樹 :「前野さんち、人いっぱいいますもんねぇ…」
盗聴
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鐘継 :「てっきり『私なんかのどこがいいんですか?』
:『全部』みたいな会話しとるかとおもっとったのに」
鐘継 :「がっかりやー」
龍樹 :「聞こえてるじゃん(^^;」
鐘継 :(グッジョブ!)>龍樹
千緒 :「むー」
龍樹 :「…俺、そんな大きい声で言ったかなぁ…」
鐘継 :「さて、久しぶりに初々しい会話も堪能でけたし、
:帰らせていただくわ。ほなまたな」
:(千円札置いて立ち去る)
心温まる別れの言葉
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前野 :「それじゃ、暗い夜道に気をつけて」
千緒 :「月が出てない時は外出しないほうがいいです」
龍樹 :「人ごみの中も背後に気をつけて〜」
鐘継 :「ああ、みんな心配してくれて
:やさしい奴ばっかりや、と」
:(暗闇の中で赤い目を光らせて雑踏に消えていく)
[MOTOI] # 暗闇なの?
[gallows] # そろそろ外は暗いかもしれない
前野 :「お土産のケーキを頼んでくるけど、
:ついでに追加注文ある?」
千緒 :「悔しいけど、もう食べられへん……
:ごちそうさまでした」
時系列と舞台
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1月の吹利。市内で評判の洋菓子店カバニエドール。
解説
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鐘やんステキ。
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