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Date: Sat, 8 Feb 2003 23:22:56 +0900
From: "Motofumi Okoshi" <motoi@mue.biglobe.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 25636] [HA20P] エピソード:『探偵倶楽部結成会議』(3)修正版
To: "Kataribe ML" <kataribe-ml@trpg.net>
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MOTOIです。台詞チェックをもらったので修正版です。
一つだけ、もらったチェックと変えてるところがあるので補足。
>> 美沙希 :「月影美沙希。こいつ(光太郎)と同じく1年3組だ」
> 美沙希 :「月影美沙希。光太郎と同じ一年三組だ」
> 光太郎 :「いつも言ってるけど、光ちゃんって呼びなさい!」
> 考えてみたら立場的にこいつ呼ばわりはまずいですね。
こいつ呼ばわりがまずいのは了解です。
ですが、その後日談となるキャラチャにて、葬希くんが
「部長の本名なんていうの?」という発言をしているので、
この時点で「光太郎」という本名を出してしまうと矛盾が生じるのではと。
なので、本名を出さないようにいじってあります。ご了承ください。
まずかったら再度チェックお願いします(礼)。
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エピソード『探偵倶楽部結成会議』(3)
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登場人物
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楽鈴寺光太郎(がくりょうじ・こうたろう)
:人面龍身の美少女探偵。高飛車。一応、探偵倶楽部の部長。
月影美沙希(つきかげ・みさき)
:生誕直後に呪いを受けた薄幸の美少女探偵助手。
当麻漣(たいま・れん)
:夜光虫を操る、少々素行不良の理論派少年。
滝山みのり(たきやま・みのり)
:天然ボケのお嬢様。推理が得意など、探偵の素質あり。
里見葬希(さとみ・そうき)
:双子の姉と体を共有する少年。普段はごく普通の高校生。
小暮九法(おぐれ・このり)
:高1ながら、身長2mを越す大男。外見は怖いが性格は温厚。
滝山ひかり(たきやま・ひかり)(NPC)
:みのりの妹で、お嬢様の割に普通の性格。
レッツ会食
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ひかり :「お姉ちゃん、はやくはやく」
食堂に入ると、ひかりが既に席についていた。そんなひかりに促されて、一
同は食卓につく。
みのり :「すみません、ひかりさん、お待たせしました」
食卓に載っているのは、サラダ、肉料理、パスタなど。豪華ではあるが、金
持ちの食事にしては、どことなく家庭的だ。もちろん不味そうには見えない。
みのり :「それでは、どうぞお召し上がりください」
ひかり :「おかわりもいっぱいあるから、じゃんじゃん食べてね」
二人が促す。それにつられてか、みんないっせいに箸をつけ始める。
漣 :「うむ、XO醤。渋いな……」
九法 :(黙々と食ってる)
テーブルの上の食事は、皆の胃袋の中に吸い込まれるようにして消えていく。
そんな折、ひかりが口を開いた。
ひかり :「ねぇねぇ、みんな、お姉ちゃんのお友達なの?」
みのり :「そうですね、皆さん同じ倶楽部の仲間ですから」
光太郎 :「友達って言うか……そう、下僕ね」
漣 :「俺は下僕になった覚えなど無い」
一部から不満の声が上がったようだが、それを無視して会話が続く。
葬希 :「ひかりさんは中学生か」
ひかり :「そうなの、ピカピカの中学1年生」
葬希 :「入学おめでとう。頑張れよ。な? 九法」
食べることに専念している友人に軽く同意を求めてみる葬希。
九法 :「む。うむ」
ひかり :「あ、ありがと……」
外見の怖さからか少々引き気味のひかりだが、それでも笑顔で九法に尋ねる。
ひかり :「お兄さんも高校生?」
九法 :「む。……そうだ」
葬希 :「見えないだろ?」
みのり :「小暮さんとおっしゃいまして、1年……すみません、何
:組でしたか?」
葬希 :「6組。俺と一緒だよ、みのりさん」
みのり :「だそうです」
ひかり :「いや、私が組なんて聞いても意味ないじゃない」
簡易自己紹介
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みのり :「そういえば、まだ誰が何組か、伺っておりませんでした」
葬希 :「言われてみりゃ、ちゃんとした自己紹介してないな」
ひかり :「だったら、ここでついでにやっちゃえば?」
漣 :「うむ、連絡用に、互いの所属クラスぐらいは知っておく
:必要があるか」
まずは、ひかりが光太郎に話しかけた。
ひかり :「お姉ちゃんは、私と同じ、ひかりさんなんだよね」
光太郎 :「そう、私は西生駒探偵倶楽部部長、美少女霊能探偵ひか
:りちゃんよ!覚えときなさい」
漣 :「忘れていい。次、月影君、頼む」
自己紹介は淡々と続く。
美沙希 :「月影美沙希。同じく1年3組だ」
漣 :「次は俺か。1年7組、当麻漣だ」
九法 :「む、1年6組、小暮九法」
葬希 :「同じく6組の里見葬希です。みんな、よろしく」
みのり :「1年2組、滝山みのりと申します。宜しくお願い致しま
:す」
自己紹介と会食はこうして無事に終了したのだった。
解散
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食事が終わると、当然のことながら夜はすっかり更けていた。明日も平日で
授業がある。あまり長居するわけにもいかないので、皆それぞれの家に帰るこ
とになった。
葬希 :「みのりさん、料理旨かったよ。ありがとう」
九法 :「む。楽しませてもらった」
漣 :「ごち」
美沙希 :「………」
光太郎 :「まぁ、それなりなんじゃない?」
みのり :「皆さん、どうもおつかれさまでした。それでは、また明
:日、学校でお目にかかりましょう」
ひかり :「みんなー、また来てねー」
何はともあれ、これから伝説となる(!?)西生駒探偵倶楽部の活動は、こ
うして幕を開けたのである。
時系列
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5月(上旬?)の放課後〜夜。
チャットログ(エピソード)『新入部員獲得!』の直後。
解説
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みんなで会食。
簡単な自己紹介を済ませてお開き。
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