[KATARIBE 25599] [HA06P]エピソード『メリーハロウィン♪(仮)』

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Date: Fri, 07 Feb 2003 09:58:07 +0900
From: Akito <akito@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 25599] [HA06P]エピソード『メリーハロウィン♪(仮)』
To: "[kataribe-ml]" <kataribe-ml@trpg.net>
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#HA06 2002/11/01のログ。
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エピソード『メリーハロウィン♪(仮)』
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登場人物
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 月影 宗谷   :女装で老若男女問わず惑わす中学生。
        :早く番長になりたーい。母親とは死別。[292番]
 朝里 宏竜   :音楽家志望のぷーな念銃操者。[309番]
 榎 愛菜美   :アンドロイド少女マネージャー。ダイエーファン[328番]

おじゃまじょ宗谷くん
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 宗谷     :「メリーハロウィン♪」
 宏竜     :「其れちょっとちがうんとちゃいます?」
 愛菜美    :「日本ではハロウィンってお祝いしないよね」
 宗谷     :「するの!」
 宏竜     :「でも相手がいなきゃ話にならねっす」
 宗谷     :「ということで、ジャーン。
        :ちゃんと仮装までしてきました」

[MOTOI]   # どんな格好だろう
[TK-Leana] # 青基調のフリフリドレスにつばの広い三角帽子。
[MOTOI]   # 魔女ルック?(^^;
[TK-Leana] # 魔女というより魔女っ娘ルック
[TK-Leana] # 箒じゃなくてステッキ持ってるの

 宏竜     :「じゃ、トリックオアトリートっすよ(^^」

[EMBRYO]  # 飴の入った袋を指でクルクルと回す

 宗谷     :「お菓子くれないと悪戯するよ〜」
 愛菜美    :「お菓子……もってないよ〜(^^;」

[TK-Leana] # 箒パタパタ振り回して

 宏竜     :「じゃ…どうぞ(^^」(袋を渡す)
 宗谷     :「わ〜い、(むぐむぐ)甘いよ〜」

 宏竜     :「で、他にはどこまわるっすか?」

 宗谷     :「え〜とねぇ、特に考えてないよ」
 宏竜     :「そ…そっすか…」(苦笑)
 愛菜美    :「そういえば、私も『今日はハロウィンですね』
        :っていうメールもらった」
 宏竜     :「へぇ…ま…結構認知されている
        :といったところっすかね?」

[EMBRYO]  # 結構認知

 宗谷     :「そりゃそうだよ、だって年に一度だよ」
 愛菜美    :「でも、メールの相手は日本の人じゃないんだけどね」

 宏竜     :「ならイースターとかも
        :やって然るべきと思わないっすか?」
 宏竜     :「今イチ日本人はやることが
        :中途半端っすよね…(ーー;)」
 愛菜美    :「日本で祝うのはクリスマスくらいだもんね」

 宗谷     :「なんにしても、お祭りは楽しいから良いと思うな」
 宏竜     :「ま、確かにそっすね」

似合ってます
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 宏竜     :「それにしても…相変わらず似合ってるっすね」(笑)
 愛菜美    :「ホントに、テレビアニメの登場人物みたい」

[EMBRYO]  # おじゃまじょ?
[MOTOI]   # 男らしさを強調したいのなら喜ぶところちゃうよ(w

 宗谷     :「でしょでしょっ!?」
 宏竜     :「貴重な人材っすね」(爆)
 宗谷     :「今夜はお母さんも帰ってくるか知れないから、
        :ちょっと気合入れたんだよ」

[MOTOI]   # 何教だ(w
[TK-Leana] # 宗谷さんのお母さんは
       暇があれば何かと口実を見つけて帰ってくる人なので

 宏竜     :「まぁ、宗谷っちの念願とは程遠い格好っすけどね」
 愛菜美    :「それって、自分で作ったの?」
 宏竜     :「流石に手作りは無いんじゃないっすか?
        :手間もかかって面倒っすよ?」
 宗谷     :「お姉ちゃんが作ってくれたんだよ」

 愛菜美    :「でも、男の子がそういう格好して、
        :お母さんが喜ぶの?」>宗谷くん

 宗谷     :「うぃ、似合うってほめてくれるよ」
 愛菜美    :「(男の子が女の子らしくするのをほめてくれる
        :お母さんっていったい……)」
 宏竜     :「…まぁ、家庭の事情という奴っすね」
 宏竜     :「これ以上は突っ込まんといてやってください…」
        :(ぽんと肩に手をおく)
 愛菜美    :「………」

 宏竜     :「世の中不思議の塊っす…気にしないほうが
        :精神衛生的に良いっす…(−−」

 宗谷     :「なんか好き放題言われてる気がするなぁ」
 宏竜     :「気のせいっす(^^」(笑)

宗谷くんのお母さんは何処に
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 愛菜美    :「で、でも、『帰ってくる』ってことは、
        :普段は一緒に暮らしてないの?」

[MOTOI]   # 強引に話題転換

 宗谷     :「うん、ちょっと向こう側に行っててね」
 愛菜美    :「向こう側?」
 宏竜     :「向こう側って、何処っすか?」

 宗谷     :「え〜と、霊界」
 愛菜美    :「え?
        :てことは……」<驚いた後、やや表情が暗くなる

 宏竜     :「そりゃまた遠くに居るっすね」
 宗谷     :「年に何度かは帰ってくるんだけどね」
 宏竜     :「お盆とか?」
 宗谷     :「そだね」

 愛菜美    :「……悪いこと聞いちゃった?」
 宏竜     :「そっすか、ん〜…」
 宗谷     :「?」
 宏竜     :「生きてるっすか?死んでるっすか?」

[MOTOI]   # わかっとらんのか(^^;
[EMBRYO]  # ずけずけと聴く

 宗谷     :「死んじゃってるよ」
 宏竜     :「そっすか」

 宏竜     :「まぁ、がんばるっす」(サムズアップ)
 宗谷     :「うぃ」

十人十色でしょ
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 宏竜     :「どうにもこう云う不思議事に
        :慣れた気がするっすね…」(ポツリと呟く)

 愛菜美    :「ごめんね、つらいこと思い出させちゃったみたい」
 宗谷     :「別にそうつらいって訳でもないんだけどねぇ……」
 宗谷     :「なんでかなぁ、みんなそういう反応するんだよね」

 宏竜     :「まぁ、普通は親と死別したらそう反応するっすよ」
 宏竜     :「そんなもんと認識しておけばいっすよ」>宗谷
 宗谷     :「そんなもんかぁ(肩をすくめる)」
 宏竜     :「そんなもんっす」(同様に肩をすくめる)

時系列と舞台
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 2002年の11月の吹利市内。

解説
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 現界と霊界の距離が狭まるというお盆やハロウィン。
 まして異界との距離が近い吹利においておや。

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