[KATARIBE 25540] [HA20P] エピソード:『探偵倶楽部結成会議』(2)修正版

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Date: Wed, 29 Jan 2003 22:24:04 +0900
From: "Motofumi Okoshi" <motoi@mue.biglobe.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 25540] [HA20P] エピソード:『探偵倶楽部結成会議』(2)修正版
To: "Kataribe ML" <kataribe-ml@trpg.net>
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MOTOIです。(2)の台詞チェック修正版を流します。

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エピソード『探偵倶楽部結成会議』(2)
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登場人物
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 楽鈴寺光太郎(がくりょうじ・こうたろう)
  :人面龍身の美少女探偵。高飛車。一応、探偵倶楽部の部長。
 月影美沙希(つきかげ・みさき)
  :生誕直後に呪いを受けた薄幸の美少女探偵助手。
 当麻漣(たいま・れん)
  :夜光虫を操る見た目不良の理論派少年。
 滝山みのり(たきやま・みのり)
  :天然ボケのお嬢様。推理が得意など、探偵の素質あり。
 里見葬希(さとみ・そうき)
  :双子の姉と体を共有する少年。普段はごく普通の高校生。
 小暮九法(おぐれ・このり)
  :高1ながら、身長2mを越す大男。外見は怖いが性格は温厚。


客間にて
--------
 一同は、屋敷に入ると、客間に通された。

 みのり    :「では、食事の支度が整いますまで、こちらでお待ちくだ
        :さい」
 葬希     :「あ、ちょっと待って」

 部屋を出ようとするみのりを、葬希が呼び止める。

 葬希     :「夕食って、何時ごろになるんだろ?」
 みのり    :「6時30分頃になると思います」
 葬希     :「6時半、ね……」

 時計を見ると、5時を少し回ったところだった。まだしばらく時間がある。

 漣      :「折角の機会だ。それまで、今後の活動方針、ならびに部
        :室獲得の作戦について話し合っておこう」
 葬希     :「オッケー」
 九法     :「む」

 光太郎    :「えー、部室は生徒会室襲って、今後は事件を解決してい
        :けばいいじゃないの」

 という光太郎の台詞は、いとも簡単に無視された。

 漣      :「というわけだ。滝山君、君もこの部屋に残ってくれたま
        :え」
 みのり    :「かしこまりました。では、鞄を部屋に置いてきますので、
        :少々お待ちください」

 数分後、みのりが戻ってきて、探偵倶楽部初の会議が始まった。


部室はどうする?
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 漣      :「では、まずは最重要課題の部室だが……」
 光太郎    :「ハカセに頼んで亜空間に固定した部屋でも作っても
        :らったら」
 美沙希    :「新入部員にどう説明するつもりだ」

 当然のように、光太郎の台詞は無視される。

 葬希     :「ま、部室もらえるまでは我慢して教室使うしかないね」
 漣      :「教室だと、だらだらはできんな……」
 九法     :「む……しかし、他に場所もないのではないか」
 漣      :「……」

 結局、当面の間は(一応)部長である光太郎の教室、1−3に集合というこ
とになった。

 漣      :「(実績云々となると一年スパンの話になるだろう。てっ
        :とり早く認めさせるには……いや、『部室を与えざるを得
        :ない』状況に生徒会を追い込むのはどうだ……くそっ、ニ
        :コチンが切れた……)」

  と、陰謀をめぐらせる漣であった。


今後の活動
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 葬希     :「でも、いつも事件があるわけじゃないだろう。というよ
        :り、いつもあったらまずいよな」
 九法     :「む……普段の活動内容か」
 光太郎    :「暇な時は探偵の訓練でもしなさい。校長つけて弱み握る
        :とか、生徒会運営に関する汚職事件を探るとか、報道部と
        :連携して噂のバスケ部員の熱愛を発覚させるとか」
 漣      :(やる気なさそうに)「一人でやりたまえ。干渉はしない」
 光太郎    :「その態度むかつくわねぇ、じゃああんたは何したいのよ」
 漣      :「寝る」
 光太郎    :「そんな寝たいんなら昼寝部でも作りなさい!」

 いろいろな話は出るものの、結局まとまらず……

 SE      :コンコン(ノックの音)
 みのり    :「はい」

 ドアを開け、執事が入ってくる。

 執事     :「皆様、お待たせいたしました。夕食の準備が整いました
        :ので、食堂までお越しください」
 みのり    :「わかりました、すぐに参ります」

 葬希     :「さて、話はコレくらいにしてメシメシー」
 漣      :「仕方あるまい」

 というわけで、会議はお開きとなり、一同は食堂へと向かうのだった。


時系列
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 5月(上旬?)の放課後〜夜。
 チャットログ(エピソード)『新入部員獲得!』の直後。


解説
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 みのりの家に招待された探偵倶楽部部員一同。
 空き時間で会議を開いたものの、まとまったのは活動場所だけ。

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Motofumi Okoshi

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