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Date: Thu, 16 Jan 2003 22:13:23 +0900
From: Akito <akito@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 25354] [HA06R]セッションログ:『究極のカレー!!(仮)』(第3話)
To: kataribe-ml@trpg.net
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X-Mail-Count: 25354
頼まれたセッションログ。
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セッションログ:『究極のカレー!!(仮)』(第3話)
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登場人物
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長生 哲也 :カレー魔術師[143番]
水森 亘理 :就職活動に頑張るろくろ足首娘23歳。
:どじっ娘で眼鏡っ娘。[339番]
朝里 宏竜 :音楽家志望のぷーな念銃操者[309番]
寄神山の中腹にて
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そして2時間後。
寄神山の山道をがたがたと走る1台のカレー屋台があった。
周囲はすでに森景色で、すでに20分前から人家を見かけてない。
亘理 :「なんだか…ほんとに『山!』って感じですねぇ」
宏竜 :「散歩にちょうど良いっすね」
昼食
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哲也 :「そだねぇ。んじゃ、昼食にしよっか。
:野外で食うカレーは美味いよ」
宏竜 :「賛成っす」(笑)
亘理 :「あ、わたし辛いのあんまり得意じゃないんですけど……
:甘口って、ありますか?」
哲也 :「あるよー。甘口も、10倍まであるからw」
亘理 :「(じゅ、じゅうばい…)さ、3倍ぐらいのでお願いします」
宏竜 :「それって普通に『甘い』っすか?」
哲也 :「さすがに10倍はお勧めしないねぇ。
:糖尿病で甘いもの食えない人くらいかなぁ。
:糖分控えめだからね」
哲也 :「はいはい、宏竜君は?」
宏竜 :「んー…辛口3倍で」
[OTE] # 山道の車溜まり場に、食台が広げられる。紅葉が美しい。
宏竜 :「出来れば…グリーンカレーがあるといいんすけどね」
哲也 :「あぁ、あるよ。グリーンカレー」
宏竜 :「お?じゃ、グリーンカレーでお願いするっす!」
亘理 :(もぐもぐ……牛乳がほしいかも)
哲也 :「あ、塩ラッシーいる?」>All
宏竜 :「ん、お願いするっす」
亘理 :(きょとん)「塩らっしーってなんですか?」
宏竜 :(次から次へと口の中にカレーを放り込む)
宏竜 :「確かヨーグルトだったとおもうっす」
哲也 :「うん。簡単なヨーグルト飲料だね」
亘理 :「飲んだことないですけど…おいしいですか?」
宏竜 :「まぁ飲めば判るっすよ」>亘理
哲也 :「美味しいですよ。是非一杯どーぞ」
亘理 :(んくんく、ぷふー)「さっぱりしてますねー」
哲也 :「でしょでしょ。うまうま」
宏竜 :「しっかし…此処まで揃えてるって中々…」にやり>哲也
哲也 :「ふふふ。まぁプロですからなw」
怪鳥の気配
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なごやかに食事をしていると、哲也が突然耳をそばだて、
ぽつりとつぶやく。
哲也 :「おわ。あの鳴き声は……。来たか『三宝ルフ』……」
宏竜 :「ん?どこっすか?!」(傍においてあった銃を手に取る)
亘理 :「えぇ?なにもきこえなかったですよー」<鳴き声
哲也 :「もうちょっと山奥かな。情報と同じ方向だ」
宏竜 :「あ、まだ近くじゃないんすか…」(銃を置いて再度食事)
結局、腹が減っては云々ということで、さらに20分ほどを食事に費やす。後
片付けを終えた一行は、ふたたび車に乗りこみ、密林へと進むのであった。
仕事の確認
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宏竜 :「うっし…食事も終ったし…準備OKっす」
哲也 :「んじゃ、もう少し行ったら、車は置いて行きますから」
亘理 :(ちゃんと歩きやすい靴にしてきてよかった…)
[OTE] # ちょっと行ったところで、携帯が圏外になる
宏竜 :「そ〜言えば…殺傷厳禁っすか?」>哲也
哲也 :「あぁ、いらないものを殺傷するのは禁止ね。
:そういう契約になってるから」
宏竜 :「じゃ、目標はOKっすね?」
哲也 :「うん。生きてた方が報酬が高いけどね。
:生きて捕らえられたら、ボーナス出すよ」
宏竜 :「ういっす」
亘理 :(えーと…わたしは手をださないから、
:あんまり関係ないかな?)
哲也 :「亘理さんは、デジカメとかパソコンとか使える?」
亘理 :「パソコンは使えますけど……
:デジカメはあんまり使ったことないです」
哲也 :「あ、これはシャッター押すだけだからね。
:いい写真取れたら、ボーナス出すから。一枚5000円!!」
亘理 :(ちょっと嬉しそう)「はい!」
哲也 :「生け捕りボーナスは5万円ということで」
宏竜 :「了解っす」
いよいよ徒歩に切り替え
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[OTE] # でっかい一本杉の辺りに車を止める
宏竜 :「…見事っすね…」
哲也 :「もし、はぐれたら、ここに戻ってください。
:最長3日はここで待ちますから」
宏竜 :「ういっす」
亘理 :「わかりました〜」
宏竜 :「トランシーバーと携帯GPS…無いっすよね?」
哲也 :「GPSならあるけど。
:トランシーバー、距離短いんだよね。半径500m」
宏竜 :「うーん…ちょっと短すぎるっすね」
哲也 :「すまない。まぁ、なるべく気をつけよう」
宏竜 :「了解っす」
哲也は二人にGPSとトランシーバーを手渡す。トランシーバーは単一チャン
ネルのものだが「絶叫ボタン」「SOSボタン」といった謎なボタンがそこかし
こに付いていた。
亘理、おどろく
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亘理 :(使い方がよくわからないなあ…)
亘理 :(いじくりまわしてみる)「うーんと…えーと、
:ここがこうなって〜」
亘理 :(ぼたんをぽちっとな)
トランシーバー:「ぎゃーーーー!たすけて!おかーーーさーーーーん!」
トランシーバー:「ぎゃーーーー!たすけて!おかーーーさーーーーん!」
トランシーバー:「ぎゃーーーー!たすけて!おかーーーさーーーーん!」
亘理 :「!!きゃー!」(トランシーバーぽーいっ)
宏竜 :「何事っすか!?」
宏竜 :「とと…」(其れをキャッチ)
トランシーバー:「……」
亘理 :(ぜふぜふ)
哲也 :「ぬあ、びっくりしたぁ」
宏竜 :「…(==;」ぽいっと投げ渡す>哲也
哲也 :「あぁ、絶叫ボタン押しちゃったのね」
[OTE] # きゃっち
宏竜 :「何でそんなもんがついてるんすか…」(半ば呆れてる)
[OTE] # 空には、サスケというか白土三平にでてきそうな
凶悪な面をしたカラスが飛んでる
SE :ずてっ
亘理 :(びっくりした拍子に足首が伸び…
宏竜 :「…なんか嫌な雰囲気っすね…ここ…って…」
亘理 :……こけた)
宏竜 :「亘理ちゃん…足首…」指差してる>亘理
亘理 :「え、あ、あぁっ…(青ざめ)」
そっち系
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哲也 :「おじさん、短足だから憧れちゃうな」
亘理 :(するするっと元に戻る足首)
宏竜 :「んー…亘理ちゃんも『そっち系』の人だったすか」
哲也 :「ん、あ、あぁ、気にしないでいいよ。
:私もちょっと変わったところあるし」
宏竜 :「同じくっすw」
亘理 :(え?)「………『そっち系』って…」
宏竜 :「同胞って事っすよ」>亘理
亘理 :「…(きょとん)」
哲也 :「ん、えーと、吹利って変わった事できる人多いのよ。
:何でか知らないけど」
宏竜 :「集まりやすい何かがあるのかもしれないっすね」
亘理 :「え…そうなんですか?」
宏竜 :「…」(こくこく)
亘理 :「昔からすんでたのに、ぜんぜん知らなかった……」
宏竜 :「まぁ、普通の人も混じってるから
:気をつけるに越した事はねっす」
哲也 :「私とか、こっちに移ったのはそういう理由だし」
亘理 :「うち、両親はごく普通の人だし…」
哲也 :「うちの嫁さん、髪伸ばせるよ」
亘理 :「髪…ですか」(がぁん)
宏竜 :「俺は読心できるっす」
宏竜 :「あ、でも滅多に読んだりしないから大丈夫っす」
亘理 :「え、あ、は、はいぃ」<滅多に
哲也 :「読唇だけに、一人身、なーんちゃって。うっしっし」
[OTE] # 大橋巨泉っぽい笑い
宏竜 :「…唇じゃないっすよ」>哲也
宏竜 :「ついでに一人身っすけど何か?」(笑)>哲也
哲也 :「あうw」
それでは気を取り直して、いざ出発!!
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哲也 :「まあ、いざという時以外は、
:ボタン押さないでね」>亘理
宏竜 :「じゃ、行ってくるっす、迷ったら
:信号弾でも打ち上げるっすね」
亘理 :「あ、はいー」<ボタン
哲也 :「あいあい。GPSの目標地点はここにしとこう」
亘理 :「えーと…、全員ばらばらに探索するんですか?」
哲也 :「できれば一緒の方がいいかなあ」
宏竜 :「じゃぁ、固まって移動っすか?」
哲也 :「そだね」
亘理 :「そうですよねっ」(大分慣れてきた)
二人で密林に向おうとしたちょうどその時、上空から恐ろしい鳴き声が聞こ
えてきた!!
鳴き声 :「SYGERAAAAAAA!!」
時系列と舞台
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2002年の師走、寄神山。
解説
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いよいよ怪鳥出現。。
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