[KATARIBE 23619] Re: [proceeding] 語り部印刷物ガイドブック制作プロジェクトの提案

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Date: Thu, 10 Jan 2002 20:37:06 +0900 (JST)
From: ごんべ  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 23619] Re: [proceeding] 語り部印刷物ガイドブック制作プロジェクトの提案 
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200201101137.UAA64942@www.mahoroba.ne.jp>
In-Reply-To: <200201090648.PAA83003@www.mahoroba.ne.jp>
References: <200201090648.PAA83003@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 23619

2002年01月10日:20時37分00秒
Sub:Re:  [proceeding] 語り部印刷物ガイドブック制作プロジェクトの提案:
From:ごんべ


 ごんべです。

 吉GUYさん、レスをありがとうございます。


>個人的にはイケイケなんですけど
>あえて、立ち止まって

 そう言う視点は大事だと思います。ありがとうございます。


>んで、もうちょっと具体的に
>「どういう意味で、どういうレベルで、どういう状態を目指して『語り部を普
>及させる』」
>のか目的を絞り込んで考える必要があるかと思います。
>
>ある程度の人数を長期間動かすのであれば、一本軸の通った意思の統一が必要
>ではないか、と思います。

 そうですね。必要だと思います。

 今回の提案書では書かなかった部分、でもあります。
 どんな目的でハンドブックを出すことが今求められているのか?という点を、
ごんべの意見ではなくMLで募って、検討して、確立してから、実際の作業に
着手すべきだと思ったからです。

 ごんべの意見は、このメール後半のログへのコメントとして後述します。


>##んで、素人考えですが、私個人は、このプロジェクトを
>##『TRPG.NETの商売に繋がる(げる)』
>##ところまで目的として掲げられないかなーと思ったり。

 できるのかなー(^^;
 語り部のシステム自体はともかく、コンテンツについてはオープンソース
みたいな進め方で蓄積されてきたものですからねえ。



IRC #kataribe 2002/01/09早朝のログへの回答
------------------------------------------

 9日の早朝の #kataribeで、多少の反響があったようです。
 ここからは、ログ流しと同時に、そのログへの回答としてごんべの意見を
述べてみます。


#kataribe 2002/01/09, 7〜8時台の話。

[gallows]  ごんべさんが
      面白そうな話をしている
[lokai]   出版プロジェクトでするか

[sf]    MLの話題ではログURL示す習慣があると、切ったあとも便利なのかも
      http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/23600/23605.html
[lokai]   ふひ
[tatsu114] もふふ
[gallows]  うむうむ
      コレが回るようなら
      語り部はすごい
[lokai]   うにうに
[gallows]  なので、まわそう
[tatsu114] ぎゅるるん
[lokai]   なにができるかな
[tatsu114] あと2年後の発行ですな
[gallows]  メインの作業は半年後みたいです。
[tatsu114] なかなか迫ってますな
[sf]    なかなか時間かけるので、逆に切羽詰まってなくて進めにくいか
      も知れんが
      ずるずるずる
[tatsu114] らえめん
[gallows]  そこでマイルストーンをうまくおいて疑似的に切羽詰まらせる
      役回りをだれがするのかな
      というあたりっすかねえ。
[lokai]   締切管理者みたいなもんか
[gallows]  うん。全体の進行役
      ここの部分は、話し合いの余地なく独断である程度できるひとが
      いないと
      あぶなげ
[lokai]   うん
      なれ合いで進行がびよんびよんになると、結局いつまで経っても
      終わらない
[tatsu114] もふー
      私情馴れ合い関係なしですっぱりいける人か

 ここが一番問題ですねえ。
 各自の生活があるから集中しなくてもいいようにと時間の余裕をとっていま
すが、集中しないと間延びして瓦解しやすい。


[gallows]  まずは何が欲しいかってあたりからかな。
[lokai]   ふむう
[gallows]  趣旨は普及なんだろうな
[lokai]   うみ
[gallows]  細かい解説はウェブでするとして、とりあえず面白く見せるブツ
      がいいのかもしれませんね
      そしてプレイヤーの声
      「語り部をはじめてからほんとに腰の調子がいいよ」
      「語り部をはじめてからすっかり漏れなくなりました。」
[lokai]   細部はネットでってことにして鉈振るった方がいいのかな。
      それとも、それ一冊で遊べるくらいのがいいのかな
[gallows]  僕は前者だと思う
[lokai]   なるる
[sf]    2についてはそうだね。1については一冊で遊べるものが良いん
      じゃないかな。
[gallows]  1は必要っすかね。
[sf]    用途によるというか。
[gallows]  面白そうな入門リプレイとかだといいのかも。
[lokai]   ふにふに
[gallows]  いわゆるプレイガイドはウェブにいいのがあれば充分なのだと思う。
      出版物とかpdfにせずとも。
[sf]    逆にまあ、TRPGとしての語り部ってなら、1が重要だよね。
[gallows]  うん。TRPGとしてあそぶならそうっすね。
      オフラインで遊ぶ事を考えると。
      その辺どういう趣旨なのかってあたりなのかなあ。

 ごんべが「ハンドブックを出すことで、どういう目的を実現させたいか」と
言えば、「語り部のルールや特質や遊び方のコツを、正しく易しく理解しても
らう」ことだと考えています。

 また、「オンラインと切り離したところで、語り部自身の話題が広まり、
普及する」ことを目指したいなあ、と思っています。
 TRPGシステムとしてもそうですし、

 ・キャラクター表現ツールとしての部分や、
 ・抽象的な事象を判定するのに向いているという特質や、
 ・プレイヤーズコール的な「普通のTRPGとは違う『語り部な考え方』」、

などなど、「こんな考え方のシステムもあるんだよ」ということを、世間の
TRPGゲーマーに気付いてもらって(願わくば、他のTRPGとは頭をちゃんと切り
換えて遊んでもらうよう啓蒙したい)、正しく理解した上で遊んでほしいのです。


 だから、
  今語り部総本部に整理されていないプレイガイドとしての部分を、
  「新しく書き上げる」とともに「誰でも手にとれるように紙にする」こと。
それが、今回の目標かな、と。
 特にハンドブック1の方はそうですね。オンラインの語り部総本部とは切り
離したスタンダードとして出回らせる、というくらいの考えでいます。それを
補足して、オンラインのMLや総本部に人を呼び込むのが、ハンドブック2の
役目である、と。

 ですから……

[fukanju]  「オフラインで全くネット上の情報を参照しない」遊び方を
      ざっぱり切り捨てる、というのも
      一つのあり方かも知れないと思ったり。
[gallows]  かもしんない。
[lokai]   ふむう
[fukanju]  書籍のページと対応したリンク集を一つwww上に用意して
      詳しくはそっち参照、と流す。
[lokai]   それだと、本の方はかなり絞り込めるな
[sf]    それはあれだ、チラシだね。
[fukanju]  チャートとか、キャラクターシートとかそのあたりをむしろ紙で
      渡して置いて
      サンプルはwww上で、と見せるとか。
      手元にブラウザを開きながらマスターが事前準備していって、
      実際のプレイはその本でプレイ可能、とか。
[sf]    ふむ
[gallows]  どうなんだろ、GMがたつような遊び方あんましてないあたりで
      厳しそうな気がする。
      <今現在
[sf]    逆にいやあ、いまのありかただけに留まらないために
      "ゆする"効果はある
[gallows]  なるほど
      いいことかもしれない
[sf]    うん
[fukanju]  wwwを見るためのガイドともなる本でもあり、
      中身を理解するのにwwwを参照するタイプの本でもある。
      とゆーのはどうなんだろう。
[sf]    本を見てWWWもみると言うのは、すげー面倒くさいことではある
[fukanju]  まぁねぇ(^^;

 ごんべは、「オフラインで全くネット上の情報を参照しない」遊び方を
世の中に提供したいがために、ハンドブック1を出すべきだと考えるのです。

 もし語り部という遊び方がちゃんと整理された情報の元に行われているなら、
遊ぶだけであれば冊子を作れば事足りると思うのです。そのくらいまで、語り部
の今ある情報は整理されなければならないと思います。

 ではハンドブック2とは?というと、それがまさに、
「オンライン上にある情報を参照するための本」だと思うのです。


 つまり要約すると、

・ハンドブック1:
 語り部というシステムを、「説明」して「理解」させる本。
 「語り部という遊び方」を stand alone な環境で実現できるようにするもの。
 (むしろエピソードとかの活動は提示しない)

・ハンドブック2:
 語り部コミュニティの活動内容や方法を、「紹介」して「勧誘」するための本。
 語り部の遊び方のバリエーションを提示し、同時にオンラインでのML参加
者の増大を目的とするもの。
 (むしろルールに基づく解説はなく、既存の世界観や活動の紹介に徹する)

と考えています。
(それぞれのハンドブックの副題に、そう言う意図を含ませてみました)



 提案書には「ごんべの意図」を明確に書かなかったがために皆さんのお考えを
煩わせてしまい、申し訳ないです。
 その一方で今回のメールでは好き勝手に自分の考えを書いていますが、皆さん
のご意見をお聞かせいただいて「より間違いのない方向へと出版方針を向ける」
ことができれば幸いだと、思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

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ごんべ
gombe@gombe.org



    

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