[KATARIBE 22503] Re: [KA] 余力配分ルールの変更の必要性

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Date: Mon, 24 Sep 2001 23:29:30 +0900 (JST)
From: 吉 GUY <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 22503] Re: [KA] 余力配分ルールの変更の必要性 
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200109241429.XAA98600@www.mahoroba.ne.jp>
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References: <200109220236.LAA27197@ns.kataribe.com>
X-Mail-Count: 22503

2001年09月24日:23時29分29秒
Sub:Re:  [KA]余力配分ルールの変更の必要性:
From:吉GUY


 吉GUY@友人宅から です

 余力を「1:残り全部」に分配することのメリットについてもう少し


>>「PLがどうとでも行動の辻褄を合わせて行動宣言をすれば、片方の余力だけで
>>事足りる」
>「PLがどうとでも行動の辻褄を合わせて行動宣言をすれば、どちらの余力でも
>使える」
> とも考えられます。この場合

その通りです。同じ意味です。
ただし

>>体力か集中力の片方の上限値を1点にすることに何のデメリットも無いのです。
>体力や集中力の分割がどうであっても何のデメリットも無いのです。
> となるかも。

http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/22400/22473.html
で
>そして、一回の行動判定で、より高い強制力(難易度)を成功させることを考え
>ると、より残存余力が高い方が成功しやすいわけですから、体力か集中力の片
>方に余力を集めた方が、判定的により有利になります。

と述べましたように、

余力の片方を1点にすることには、何のデメリットも無いが
余力を均等に分配すると(偏りを無くすほど)デメリットが生じる。
このことに問題があるわけです。

#もし語り部の判定ルールが
「再ロール中に、使用する余力を途中でチェンジして良い」
というルールであれば、分割がどうであってもデメリットは無いですが
それでは「余力を分割すること自体」にゲーム上の意味が無くなってしまいます。

例えば、A、B、2キャラを用意して

A:14+3 余力1:14
B:14+3 余力7:8

難易度14、目標値3 を判定するとします。
http://kataribe.com/rule/KAD01_01.HTM
によれば、
Aは期待値的に成功を見こめますが
Bは期待値を割っています。

余力をフルに使った場合の成功率の関係は、
A70.42%
B50.15%
となります。

#つまり判定の成否に死亡かどうかが関わっていれば
Aは約30%
Bは約50%
で死ぬということです。

判定で使わない方の余力は、その判定に限り死蔵していることになるので
1回の行動判定を成功させるかどうかについて考えると、
死蔵している量が少ない方が有利になってしまうのです。

#元々、「余力の分配に意味が無い」という指摘は
身内のプレイヤー達が経験的に見出してきて、私が教えられたモノで、
この辺の理屈は後から理由を考えて理解したものです。

以上です





    

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