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GM「さて、半月ぶりのSWだ。今回は、いつもと違ってプレイを始めるのも早いなぁ(笑)」
ベイン「ま、始めるのが早くてもな・・・・・・」
さて、プレイヤーの諸般の事情により、カチューシャとベインには、パーティーから離れて旅をしてもらう事になりました。今回はカチューシャのプレイヤーは、ある国の女騎士さんをやってもらっています。ベインのプレイヤーには、これから、アックスというキャラクターをやってもらう事になりました。
【第一章:葬儀を見つめて】
GM「・・・・・・それでは、前回手にいれた、3と11の魔晶石は誰が持つんだい?」
フーズ「それは司祭様に・・・・・・」
セリシア&ハインド「欲しい!!」
フーズ「き、君達は、あれだけ貰ってまだ!?」
パルサス「お前達は、持ってるだろ!?」
ハインド「俺、魔晶石は、一個も持ってないよ!!」
フーズ「魔法の剣、持ってるだろ!?だ〜め!!」
GM「誰が持つかは、適当に決めておいて。現在は、君達が地下迷宮で青のフェデリックを倒し、再封印に成功し、地上に戻ってきた半日後です。時刻は、夕方というところ。封印の方は、もう既に終わったよ。旧市街は半壊状態。まあ、新市街の建物などの破損は、軽微に留まっているけどね」
パルサス「そんなにぃ?」
GM「また、これは最重要情報なのだけれども、国王が殺されてしまったため、国民に知られないうちに復活の儀式が行える僧侶が集まって、1〜2日かけて復活の儀式を行う予定」
フーズ「・・・・・・極悪だなぁ、GM(苦笑)」
GM「ふむ(苦笑)。そして、貴族などでも死亡者がいるため、君達が地下に潜っていた間に、貴族の中でも金を持っている者は、冒険者などを雇い、近隣国の僧侶の元へ復活の儀式を行って貰うために向かったらしい。極秘事項だけれどもね」
アックス「・・・・・・ベルダインの国王は、ノーライフキングじゃないかという噂が・・・・・・」
(一同笑)
アーシュ「お母さんの遺体は?」
GM「お母さんの遺体は見つけて・・・・・・とりあえず、キチンとして」
(一同苦笑)
GM「・・・・・・そんで今は、棺に入れられているよ」
アックス「きちんと並べて・・・・・・」
フーズ「あれ?そういえば、まだ、ベインとカチューシャっているの?」
GM「今は、まだいますよ。それで、アーシュラインは家の中を整理すると、一応冒険に役立つような物が、二つ見つかる。お父さんと、お母さんの遺産という所かな?」
ベイン「形見か・・・・・・」
GM「一つは、お母さんの形見で、【アンデッド=バーサス=アミュレット】というアイテム。これを持っていると、神聖魔法のターン・アンデッドの使用時にアンデッドに対する効果の目を+1できるというアイテム」
ハインド「11が出ても、12扱いで相手が崩れさってくれると・・・・・・」
GM「お父さんの形見は、弓だね」
フーズ「ど・・・・・・どういう弓?」
GM「【セントラル・ビート】という名前の弓で、相手がどんな者であっても、クリティカル値が10になる弓。つまり、普通の弓だと敵が金属製の鎧を着ていたら、クリティカル値は+1になるし、クリティカルがおこらないミスリルゴーレムのようなモンスターもいるわけだが、この弓はそんな敵を相手にしてもいつもクリティカルが10だという・・・・・・」
ハインド「ミスリルゴーレムでも、クリティカルするんだ・・・・・・」
GM「そして、攻撃力、追加ダメージ+1」
ベイン「強いな、それは・・・・・・」
GM「必要筋力は、決めてなかったんだよな・・・・・・今、決めちゃおう。フーズに振らせてあげよう」
フーズ「ええっ!?(喜)」
GM「そうだな・・・・・・サイコロ5つ振ってみて」
フーズ「じゃ、6つという事で・・・・・・」
GM「いいよ」
フーズ「いいの!?・・・・・・全部6!!(コロコロ)」
GM「あんた、それやったら6×6=36で筋力足りないでしょ(笑)」
フーズ「・・・・・・23」
パルサス「使えるのか、それ?」
フーズ「ちょ〜と、無理ね」
GM「打撃力が、23という事にすればいいでしょ?ロング・ボウだったら打撃力+5だから、必要筋力は18・・・・・・筋力幾つ?」
フーズ「17です」
GM「こめられた魔力で、攻撃力+1の、筋力が1足りなくて攻撃力ー1で、丁度いいじゃない(笑)」
フーズ「うう〜っ(泣)」
(一同笑)
GM「とりあえず、アーシュラインにあげよう」
アーシュ「私は、使えない(笑)」
GM「現在、君達はラーダ神殿にいるのじゃないかな?」
フーズ「では、あれですね・・・・・・とりあえず、司祭様の前に膝をつきましょう」
(一同爆笑)
ベイン「犬と呼んで下さい(笑)靴を嘗めるんですよ(笑)」
アーシュ「今、お母さんの棺の前にいますよ」
GM「・・・・・・アーシュラインは、アレクト=ラフォニールと会った時に、こんな手紙を渡されているよ(と言って、紙切れを渡す)」
アーシュライン、あなたがこの手紙を読んでいるという事は、私は恐らく既に死んでいるでしょう。
封印されしユセリアウスの魔導書か、始源の竜の教団の者達によって・・・・・・ですがアーシュライン、それは私の運命なのです。
ラーダの司祭として生きるという事は、人々が幸せに暮らしていけるように知識を活用し、邪悪なる生き物と戦うという事なのです。
10年前にあなたの父が私を助けるために命を落としたように・・・・・・、私は人々のために命を捨てる義務があるのです。
・・・・・・だけれどもアーシュライン、あなたはそんな生き方をする必要はない、それは、あなたに課せられた運命ではない。
あなたはサイレンスを見つけなさい。そして幸せになりなさい。
それがあなたの運命のはずなのですから。
幸せにおなりなさい、アーシュライン。
それが、母の最後のお願いです。
アーシュ「手紙の握りしめて、う〜っ(泣)・・・・・・って言ってる」
ハインド「ぼ〜っと、玄関の前で腰を卸してスタッフに寄りかかってる」
カチューシャ「暮れる夕日を見つめていますわ・・・・・・」
フーズ「とりあえず、司祭様が現れるまで、隣の部屋で待っていましょう」
カチューシャ「夕日をしみじみ〜」
パルサス「・・・・・・パルス神殿で死んだ者は、合同葬儀かな?」
GM「そうだろうね」
パルサス「そうか・・・・・・」
GM「事件の方はとりあえず、一段落ついて、事後処理の段階だね」
パルサス「あ、俺は、ちょっと旧市街に行ってくるよ」
GM「ゲインの家は固く閉ざされ、店も開いてはいない。どうやら、誰もいないようだね」
パルサス「なら、ラーダ神殿に帰る」
ルーク(フーズ)「あれ?パルサスさん、どうしたんですか?僕、ルークで〜す」
ベイン「・・・・・・ちょっと、やり方が違うな」
GM「ああ・・・・・・今日欠席のルークの分は、ベインやって」
ベイン「よしっ!!(笑)」
GM「セリフは、言わなくていいから」
ルーク(ベイン)「えっ!?そんな・・・・・・僕、喋りたいですよっ!!」
ハインド「それも、ちょっと違うような・・・・・・」
ベイン「その場の勢いでやってるから(笑)」
パルサス「アーシュラインは、まだ出てこないのか?」
GM「では、一日、二日・・・・・・三日、四日・・・・・・」
アーシュ「ああ、そんなにたって(笑)・・・・・・一日経ったら出ていきます」
セリシア「両親が死んだ時の事を思い出してポロポロ泣いてましょう」
カチューシャ「私も、グラックスが死んだ時の事を思い出してポロポロ泣いてましょう」
パルサス「俺も、ニーナが死んだ時の事を思い出してポロポロ・・・・・・」
GM「と、り、あ、え、ず。死因などを調べた所から、キュラレスト=シストの死体は呪いにかけられて・・・・・・そ、そんな目でみないで、アーシュライン・・・・・・いるらしい」
死因をどうやって調べたか等の魔法技術的な考察は、この際やめよう。
GM「冒険者レベル+知力ボーナスで、14以上の人は手を上げて・・・・・・パルサス、ベイン、アーシュライン、ルークか。その4人は、今までの情報から考察して、キュラレスト=シストを殺したのは、紫のバーグが持っていた黒い短剣なんじゃないかという考えに行き着くよ」
フーズ「誰が、今持っているのかな?」
GM「ハインドだね・・・・・・黒い短剣は、ラーダ神殿で調べた所、ヴェベルダーという名前で、この剣に斬られると、傷が魔法によっても治癒しない呪いがかかるという特殊能力が、あるらしい。これは状況からの推測であって、本当にキョラレスト=シストが、ヴェベルダーで殺されたかっていうのは定かじゃないよ」
パルサス「なるほどな・・・・・・」
アーシュ「それじゃ、涙拭いて出ていくよ・・・・・・」
GM「そんなこんなで、数日が過ぎるわけだけれども、その間に特別な行動をする人はいるかな?」
フーズ「います。とりあえず、町に出て笛を買う。もう一つは、司祭様がらみで・・・・・・」
GM「買っていいよ。笛は、200ガメルね」
セリシア「魔術師ギルドは、まだありますか?」
GM「あるけど・・・・・・あ、そ〜いえば、あいつらの事を忘れてたなぁ・・・・・・」
ベイン「GMに、忘れられているNPC・・・・・・」
セリシア「呪文書に5レベルまでの呪文しか書いていないから、それを教えてもらいたかったんだけど・・・・・・」
ハインド「それじゃあ、ついて行こう」
GM「それは、自分が所属している魔術師ギルドに教えてもらうか、自分が師事していた人に教えてもらうしかないと言われるよ」
セリシア「やっぱり」
ハインド「盗賊ギルドに行ってみて、逃げたロベスピッツについて聞きたいんだけど?」
GM「知らないって・・・・・・」
ハインド「そうか・・・・・・盗賊ギルドはどれくらい被害が出てるの?」
GM「結構でてるよ、そして数日すると、大規模な葬儀が行われるよ。葬儀される者の中にはキュラレスト=シストの名前もある・・・・・・埋葬と葬儀は、厳かにとりおこなわれたよ」
パルサス「ゲインの家族に、とりあえず会いたいなぁ・・・・・・」
フーズ「アーシュラインさんは、どこにいるでしょう?」
アーシュ「みなさんと一緒にいますよ。ほとんど喋りませんが・・・・・・」
フーズ「では、司祭様が一人でいる時に、前に行って、再び跪きましょう。と、いうより、これが始めての跪きね」
アーシュ「椅子に座って、顔を伏せて沈み込んだままにしてるよ」
フーズ「何?全然反応がない?では、そのまんま、跪いてるけど・・・・・・」
GM「・・・・・・この場面はアーシュライン次第だから・・・・・・任せるからがんばって」
アーシュ「どうしよう・・・・・・黒のロベスピッツは、どこにいったんだろう?」
GM「それは、不明」
フーズ「ああ、跪いた足が痛い・・・・・・」
アーシュ「・・・・・・フーズさん、どうしたのですか?」
フーズ「やっと、気づいてくれた・・・・・・あなたの母上は、我が両親の仲間でした」
アーシュ「はい」
フーズ「奇しくも今、同じ仲間として我々は行動しております・・・・・・これからあなたがどうなさるのかは私には分かりませんが、とりあえず何か、私にできる事はありませんか?」
アーシュ「・・・・・・できれば、母の仇を討ちたいと・・・・・・そう思うのです」
フーズ「・・・・・・なるほど」
ハインド「その場にいていい?」
フーズ「だめ!!だめ!!」
ハインド「えっ、駄目なの?そうか、この場にいないのか・・・・・・」
ベイン「熱いな」
GM「何が?(笑)」
ベイン「いや、茶が(笑)」
フーズ「では、自分のハンド・アックスを掲げ持って・・・・・・この斧は、我が父から貰った物です。この斧に誓って、必ず協力いたしましょう」
アーシュ「・・・・・・ありがとうございます」
ハインド「しかし、復讐は復讐を・・・・・・」
フーズ「あんた、いないんだよっ!!いたら、こんな恥ずかしい事できない!!・・・・・・そう言ったら、恥ずかしさで外に出る事でしょう。とりあえず、通りかかった途中の部屋で、カチューシャとセリシアがご飯を食べている事でしょう」
カチューシャ「ばくばく」
フェンリル「フーズさん、帰ってきたんですね?・・・・・・どうしたの、フーズ?顔が赤いわよ」
(一同笑)
ルーク(ベイン)「熱でもあるんですか?あ、僕、いい薬屋さん知ってますよ・・・・・・どうしたんですか、目が恐いですよ、フーズさん」
(一同爆笑)
GM「いいなぁ。ルーク(笑)」
フーズ「そろそろ、本気でダガーが・・・・・・ルーク、このダガーはな・・・・・・良く斬れるんだ」
【第ニ章:新たな旅立ち新たな別れ】
アーシュ「では、私もみなさんの所にいきます」
フーズ「これからどうする?」
ハインド「タイデルに戻ろうかと・・・・・・」
フーズ「まず、それが一つ。何にせよ、我々には手がかりがないのだから」
GM「何の手がかり?」
フーズ「これから、どういう風に行動しようかという指針の手がかりがない」
セリシア「あの、これからの方針として、私は他のユセリアウスの魔導書も狙われていると思いますし」
カチューシャ「そうですね。それに、ヴェズも・・・・・・」
フーズ「どっちに行ったらいいか分からないし、情報が集まらないようなら、ガルガライスにでも行ってみないか?」
ハインド「ぶっ!!ちょっと待て!!なぜ、ガルガライスだ?」
カチューシャ「ガルガライス?」
セリシア「どこからでてきたんですか?ガルガライスって?」
GM「昨日のGMとプレイヤーとの電話の雑談でね・・・・・・」
(一同大爆笑)
セリシア「昨日の電話・・・・・・違う次元の話(笑)」
ハインド「バカンスに行きたいなんて言うなよ?」
フーズ「いや、今まで通った街で情報収拾は一通りしてきただろ?だったら、今まで行った事の無い街に行けば、新しい情報が入るんじゃないかと思ってね」
GM「フェンリルの件はどうするんだ?」
フーズ「フェンリルの件?いや、だってフーズ知らないもん」
GM「あ、そうか」
ハインド「フェンリルの件を知ってるのは・・・・・・」
セリシア「私は知ってます。タイデルに戻りましょう!!」
カチューシャ「タイデルに?」
フーズ「どうしてだ?魔術師」
セリシア「まあ!!私の事を初めて馬鹿にしない口調で呼んでくれたわね!!」
GM「怒ってる・・・・・・」
セリシア「実は・・・・・・用事があるんです」
カチューシャ「まあ、用事が?大事な用ですの?」
セリシア「恐らく、大事な用だと思うんですが・・・・・・」
カチューシャ「恐らく?」
パルサス「用事か・・・・・・」
セリシア「チラッと、フェンリルの方を見ながら言いますよ」
フーズ「・・・・・・まあ、唯一手がかりらしい手がかりといえば・・・・・・タイデルの街で会った、ニコニコ変態おじさんがいたろ」
GM「誰だ?・・・・・・だから、おじさんじゃないって言ってるのに、二十代前半だって!!」
ハインド「誰の事?」
ベイン「メイザースだろ?」
フーズ「まあ、そのメイザースという奴が、今回もいて、もしかしたらあいつに問いただしてみれば、何かが分かるのかも知れない」
ハインド「話してくれるのか?あいつが?」
フーズ「口を割らせればいい」
カチューシャ「セリシアさんが、どうにかしてくれるのではないでしょうか?」
セリシア「とりあえず、暴力沙汰はやめましょうね」
アーシュ「まだ、この街にいるのでしょうか?」
フーズ「まず、魔術師にはその事を調べてもらって、我々はその間、何か情報が得られないか街を歩いてみよう」
カチューシャ「じゃあ、情報収拾ですねっ!!」
フーズ「カチューシャ・・・・・・」
カチューシャ「私、私、初めてなんですけどぉっ(喜)」
フーズ「ベイン・・・・・・」
ベイン「はい?・・・・・・ああ、では皆さん行ってきて下さい」
カチューシャ「ああっ!!あっ、ちょっと、あの、あの〜・・・・・・」
ベイン「我々は、留守番をしておりますので」
カチューシャ「我々って、どなたかしらぁ〜?」
ベイン「そうですね。姫、留守の間に何をしてますか?」
カチューシャ「えっ!?私、留守番・・・・・・あ〜ん(泣)」
ハインド「セリシアに、ついて行きます」
GM「それじゃですね、街の方ですけれども、復旧作業の方が忙しくて、特に情報とか、噂とかなどはない様子だね」
フーズ「そうか・・・・・・」
セリシア「ベルダインの魔術師ギルドに知り合いなんていないしな・・・・・・」
アーシュ「あの二人って、宿に泊まってたんだよね?」
セリシア「あっ、そうか。GM、二人が泊まっていた宿屋に行ってみます」
GM「宿の方は、既にひき払っているみたいだね」
セリシア「いつ頃?」
GM「宿賃は先払いで、まだ滞在するはずだったんだけど、あの混乱の日以来は、泊まってないそうだね」
セリシア「そうですか・・・・・・」
ハインド「三日前に出たとなると、もう追いつかないな・・・・・・」
カチューシャ「でも、本拠地に行けば、何か分かると・・・・・・」
セリシア「あの・・・・・・あなたは、宿」
カチューシャ「ご、ごめんなさ〜い(泣)」
GM「そうして、その日は過ぎて、次の日だね」
パルサス「もう一度、ゲインの家に行ってみるけど」
GM「今日は、いるみたいだね。アステアのお父さんが、顔を出すよ」
パルサス「あ、どうも」
親父「なんじゃね?」
パルサス「頼みがあるんだ。ゲインの持っていた剣を、俺に譲って欲しいんだ」
親父「なぜ?」
パルサス「なぜ・・・・・・俺の妻を殺した奴も、ゲインを殺した奴も、同じ敵だからだ・・・・・・俺は生きている限り、奴を追うが、俺はいつか奴を追い詰めて、ゲインと共に奴を倒したい。だから・・・・・・譲ってくれないか」
親父「アステアが、どう言うかのう・・・・・・娘は、葬式の後、今もなお部屋から出てこないのじゃ・・・・・・今はそんな話をできる状態じゃないじゃろう」
パルサス「そうか・・・・・・すまなかった」
フーズ「とりあえず、情報は集まらなかったみたいだな。やはり、ここは戻ろう、タイデルに。途中・・・・・・そうだな、地図を見る・・・・・・ああっ、西部諸国の地図がない。誰か見せて!!」
GM「皆さん、タイデルに戻る事に異存はありませんか?」
全員「はぁ〜い」
GM「では、そうだね・・・・・・.君達が出発する事になった前日。アーシュラインの元に、蒼炎石の一団が訪ねてくる。彼らは、今は天涯孤独の身となってしまった君に、良かったら一緒に冒険をしないか?と言ってくるよ」
アーシュ「ありがとう・・・・・・でも、あたしは、今の仲間と行くわ」
バルフェル「そうか・・・・・・アーシュライン。これを持っていてくれないか」
GM「それは宝石だね。蒼く澄みきった宝石なんだけど、中でゆらゆらとより濃い蒼い炎が燃えている」
アーシュ「セージ技能でチェック・・・・・・あっ、6ゾロ」
GM「すごいね。これはね、蒼炎石という名前の石だね」
ベイン「パーティのシンボルなんじゃないのか?」
カチューシャ「ああ、シンボルを・・・・・・」
バルフェル「これは、俺達が冒険をしている時に、見つけた魔法の宝石なんだが・・・・・・.俺達は五人は、この宝石を六つもっているんだ。その一つを、アーシュライン、君に持っていてもらいたいんだ・・・・・・」
アーシュ「でも・・・・・・」
バルフェル「旅をして、いつかまたベルダインに立ち寄る事があったら、俺達の事を訪ねて欲しい。いつでも、力になるから」
GM「データ的にはね、持っていると精神力抵抗+2」
アーシュ「えっ!?+2?」
フーズ「おおっ!!強力ぅ〜!!」
GM「まあ、売ればむちゃくちゃ高いだろうね」
アーシュ「えっ、じゃあ・・・・・・こんな、こんな物、私にくれていいの?」
バルフェル「アーシュライン、君に持っていて欲しいんだ・・・・・・僕達は、どんな年月が経っても、君が訪ねてきてくれた時には力になる。これは、その・・・・・・証だ・・・・・・」
カチューシャ「おおぅ・・・・・・」
アーシュ「・・・・・・ありがとう、って言って、レイに抱きつく」
(一同爆笑)
ハインド「バルフェル、かわいそ過ぎる〜」
カチューシャ「アーシュライン・・・・・・」
バルフェル「アーシュライン、元気でなぁ・・・・・・(泣)」
(一同笑)
GM「・・・・・・で、一週間して、君達はリファールについた」
フーズ「早い、早い(笑)」
カチューシャ「私達が泊まった宿屋は、どうなってますか?」
GM「復旧作業は、進んでいるよ」
ハインド「歩き回りながら、何かあったのか?と、聞きましょう」
(一同苦笑)
GM「何か、白々しい・・・・・・」
ベイン「確かに、しらじらしいなぁ〜(笑)」
GM「まあ、多分聞くと思って情報は用意しておいた。まとめて言いますと、リファールでのヒュドラ事件では、リファール騎士団と、リファールの冒険者の活躍によって何とか撃退された」
フーズ「よかった〜」
パルサス「よく倒したなぁ」
GM「きつかった・・・・・・ある冒険者の談」
ベイン「(笑)」
GM「その男の話だと、現場に到着した時には、金髪の男が先着して戦っていて、俺達が来ているのを見たと思ったら『じゃっ、後は任せた!!』って言って消えちゃったらしいよ」
(一同爆笑)
カチューシャ「賢者様ぁ〜(泣)」
フーズ「おいおい、光の賢者って・・・・・・」
パルサス「ひでぇなぁ、おい」
GM「まあ、セリフの部分は、嘘だけども、戦っていて、騎士団と冒険者が到着する寸前に消えた金髪の男がいたという話は本当に聞けるよ」
カチューシャ「賢者様、もう一度、お会いしたかったですわぁ〜」
GM「復興作業が終わるのは、まだ先になりそうだけれども、ベルダインに比べたら大した事はないよ。他に興味を引きそうな情報だと、ザーンの鉱山で巨大な神殿の跡地が見つかって、50人から100人の探索隊が組まれたんだけれども、探索途中に地崩れが起こり、現在探索隊が生き埋め状態になっているらしい。それが1週間前だね」
フーズ「とりあえず、リファールには、いられないな」
GM「後ろめたいの?(笑)」
ベイン「どきどきどきどき・・・・・・」
フーズ「俺は、リファールには知り合いが多いんだ。早く行くぞ」
カチューシャ「はい」
GM「では、リファールから出発する日の朝・・・・・・・・・・・・君達が目を覚ますと、ベインとカチューシャの姿が無く、カチューシャが寝ていたベッドの上には、一通の手紙が置かれているよ」
アーシュ「・・・・・・がさがさ」
カチューシャ「ねえ、GM・・・・・・(ボソボソ)」
GM「あと、カチューシャのヘヤバンドが、置いてあるよ。カチューシャのカチューシャか・・・・・・カチューシャの手紙には、この様な事が書かれていた。前回のベルダインの一件で、始源の竜の教団が、カチューシャを手に入れたがっている事にカチューシャとベインは気がついた。まあ、君達も気がついただろうけどね。そして、リファールやベルダインで、この九人が襲われた原因は、自分達二人にある。つまり、自分達二人が一緒に行動しなければ、君達七人が始源の竜の教団から狙われる事はない。命の危険はない。だから、私達は、あなた方に無用な迷惑をかけないためにも二人で旅をします、と」
セリシア「カチューシャの馬鹿・・・・・・全然、迷惑なんかじゃないのに」
パルサス「おい、どうしたんだい?」
アーシュ「皆さん、カチューシャと、ベインがこれを置いて・・・・・・」
パルサス「そうか・・・・・・しかたがないかな・・・・・・」
セリシア「一応、リファールで探しますよ」
GM「見つかるわけがない。そこにはGMの意志が絡んでいるのだから(笑)」
ベイン「でも、やだよな・・・・・・次の街でばったり会ったら間抜けだよね」
【第三章:死の騎士】
GM「いろいろ君達も相談したんだが、結局君達はタイデルに向かう事になった。カチューシャと、ベインの足取り掴む手段もないしね。さて、新PC二人の御登場だが・・・・・・まずは、アックス。君は、ラバンで傭兵家業を続けているのだけど、ある時、冒険者の宿で3000ガメルという多額の報酬の仕事を受ける。その仕事は、エレという村で、村人にいけにえを捧げさせるモンスターを退治して欲しいというもの。ちなみに村人は、そのモンスターを『死の騎士』と呼んでいるらしい」
アックス「ほう」
GM「という事で、君はその村に向かっている訳なんだが・・・・・・セージチェックをしてくれ」
アックス「へっ?」
GM「『死の騎士』と呼ばれるモンスターを知ってるかどうか」
アックス「セージ無いよ、俺」
GM「いや、知ってるから、平目で・・・・・・」
アックス「11」
GM「おしいが、分からないな・・・・・・そうして、君はエレに到着した。村長は君の到着を喜んでくれて・・・・・・他に退治しようとしてくれる人間がいなかったんだからだけどね。君にはとりあえず酒場兼宿屋に滞在してくれと言われる。さて一方、レミー=ムーア。ラバン騎士団の君の元へ・・・・・・」
フーズ「えっ!!騎士なの!?」
レミー=ムーア(以下レミー)「ほ〜っ、ほっほっほっほ!!(喜)」
GM「そう、ラバンの正騎士だよ」
フーズ「騎士の従者のまちがいだべ?」
GM「いや、従者がいる騎士」
レミー「ほ〜っ、ほっほっ(喜)」
アックス「従者付きだよ・・・・・・」
フーズ「単に貴族の娘ってだけでしょ?」
GM「いや、実力もあるよ。ファイター5レベルに、セージ5レベル」
フーズ「えっ!?えっ!!」
レミー「・・・・・・なによぉ」
GM「レミーの元に、国王フォルク=ブリードの証明印付きの命令所が届く。命令は、君一人、もしくは付き添いの騎士見習いを連れて、南のエレという村に赴き、そこに出没するというモンスターを退治する事・・・・・・それだけ書かれている」
レミー「くくく・・・・・・」
GM「え〜。ちなみに、この人は、ラバンでは結構名の知れ、実力もある騎士なんですけれども、出世はしてません。騎士の一部の間の噂では、言い寄ってきた国王に無礼を働いたからと言われています。天下無敵の女ったらしと言われるフォルク=ブリード国王だけに、かなり信憑性が高い噂かも知れませんね(笑)」
市販のSW小説やリプレイにたびたび出てくるフォルク=ブリードですが、知らない人に補足しますと、仕事ができて顔も良いけれども、打算的で、自分の言う事を聞かない者には、男でも女でも風当たりを冷たくするという余りお近づきになりたくない人です。
パルサス「女?」
GM「そうです。事実は、レミー=ムーア本人しか知りませんが(笑)。現在立派な窓際族としてラバンで頑張っている人です。命令書なのだから絶対の任務なのですが、君の友人の僧侶が任務に赴く前に、どうもエレに出没するモンスターと言うのは『死の騎士』と呼ばれる鎧をつけた、首の無い騎士らしい、と教えてくれる。それを知ってるかどうか、セージチェックして」
フーズ「デーちゃんやないか」
ハインド「デュラハンか・・・・・・」
GM「こらこら、プレイヤーは、セージチェックをしないように(笑)」
レミー「17」
GM「+3成功・・・・・・モンスターレベル7・・・・・・大した事ないな」
(一同笑)
GM「滅多に出没する事はないモンスターで・・・・・・」
ハインド「頻繁に出てきたらやだよ」
アックス「デュラハン1個師団・・・・・・」
GM「風貌は、片手に剣を下げ、もう片手に自分の首を掲げている首の無い騎士。首の無い馬二頭に引かせた戦車に乗って現れるという。セージ技能の判定に成功した君は分かるんだけど、このモンスターはアンデッドで、銀の武器か、魔法の武器でしか攻撃は効果ないらしいと、君は分かる」
(一同アックスの方を見て苦笑する)
レミー「ありがとう、ドミニ」
GM「誰だ、それは?まあ、ドミニでいいか」
アックス「ドミニ・・・・・・イタリア系だな」
ドミニ「君の事だから、命令書にはそういう事は書いてなかったんだろ?」
レミー「書いてありませんでした」
(一同笑)
ドミニ「君は、かなり国王に嫌われているみたいだし、気をつけないと死ぬ事になるぞ」
ハインド「フォルクって、そんなに陰険な奴じゃ無かったような気がするんだけど?」
アックス「根に持つタイプくさそうだしな」
フーズ「陰険じゃ無いんだけども・・・・・・何にせよ、もし、これで死んでもいい厄介払いだし、手柄を立てたら立てたらで、とりたてるって・・・・・・」
アックス「まあ、国王として損は無いね」
レミー「銀製の武器って借りれます?」
GM「武器は?」
レミー「バスタード・ソードが・・・・・・」
GM「銀製なら、必要筋力最低のバスタード・ソードだったらあるよ」
レミー「うっ、うっ(泣)」
GM「バスタード・ソードで、必要筋力最低って13か?」
フーズ「ちなみに筋力幾つ?」
レミー「18」
フーズ「えっ!?嘘!!」
アックス「負けてる(笑)」
フーズ「う〜ん。筋力を上げよう」
GM「さて、君にいつも付き添っている騎士見習いのコーネルとウッディも、今回の任務に付いていくと申し出て、銀の武器を貰ったようだね」
レミー「ありがとう、お前達」
コーネル「いえ、我々、レミー様のためなら、たとえ火の中水の中だろうと付いて行きます」
レミー「それでは、明日の朝にでも出発しましょう」
GM「君達は、エレの村にたどり着いたよ」
レミー「それでは、黒馬のジオイドを、ポンポンと叩きながら・・・・・・」
GM「二重説明の煩雑を防ぐため、これからPCがエレの村の事件について聞く事は、アックスもレミーも既に知ってるって事でいいからね。さて、アックスが到着した二日後、レミー=ムーアが到着した一日後に・・・・・・七人の冒険者諸君は、タイデルの村に向かう最中、ラバンのエレという街道沿いの村に立ち寄ったよ。エレの村は人口数百人ほど、ベルダインからエレの村までの旅費は十日という事で、一人400ガメルだよ」
ハインド「誰か、貸して〜っ!!」
フェンリル「幾ら貸せばいい?」
ハインド「400そのまんま」
ルーク(アックス)「利率はどのくらいですか?」
ハインド「ゼロ!!」
アーシュ「私は、宝石で払いましょう」
パルサス「俺も」
アックス「ルークのキャラクターシートに、マイナス400って書いといたから」
GM「うん。そ〜いえば、最初で言った3と11の魔晶石どうした?」
フーズ「いや、司祭様に渡す」
GM「両方ともアーシュラインが持ってるの?」
アーシュ「えっ!?何?」
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