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【4章:望まぬ夢、望まぬ現実】
GM「さて、深い霧に包まれた中、君達ともう片方の船を繋いだ命綱は、何者かによって切られてしまい、セリシアの足元に転がっている」
フーズ「何故ロープが切れたのかは分からないが、用心しようぜ」
GM「だんだん、夜もふけてきました」
フーズ「霧は?」
GM「晴れる様子もなく、相変わらずだね」
フーズ「じゃあ、ゆっくり進みながら、近くに小島がないか見てる」
パルサス「ランタンをそろそろつけよう」
フーズ「もうつけてるけど?」
パルサス「いや、俺のも」
GM「そんな事をしていると、半径7m程の小さい小島を見つけたよ」
フーズ「とりあえず、そこに接岸して船を固定して、近くで地面が固めの所で火を焚いて、交代で見張りをたてよう。じゃあ、俺が一番に......いや、魔術師さんに立っていてもらおうか」
と、言うわけで見張りの順番は以下の通り。
<一番>セリシア
<二番>フーズ
<三番>パルサス
<四番>アーシュライン
GM「二時間交代制という事で......一番目のセリシアが、見張りを一人でやるのがつまんないなぁ、と思い始めた頃」
セリシア「ふぅ〜、長い」
GM「レンジャー技能+知力ボーナスで判定してみて下さい」
セリシア「9」
GM「......近くのしげみで、何かが動いたような気がした」
セリシア「とりあえず、『センス・エネミィ』をしてみます......成功しました」
GM「敵意は感じませんね」
セリシア「何だろう?明かりをそちらの方にかざしてみますけど?」
GM「赤い布が見える」
セリシア「赤い布?島の上ですか?船から手を伸ばして届きませんか?」
GM「届かない」
セリシア「では、次の人を起こしてから......ちょっとそこのしげみで何か動いたから見に行ってくる」
フーズ「起こされました。どこに行くって?」
セリシア「あそこの赤い布が見えない?」
フーズ「赤い布?......見えるかな?」
GM「君には、赤い布ではなく、弓を持った男が立っているのが見える。その人物は忘れもしない君の父親、ケルトス=ラングだ。そして、セリシアには、赤い布をまとった、君の妹が立っているのが見える」
セリシア「船から飛び出します」
フーズ「行くの?じゃあ、ちょっと待て、と言って腕をつかみます」
セリシア「離してよ。あそこには、私の妹がいるのよ!!」
フーズ「妹?俺には......」
セリシア「長年捜していた......」
フーズ「......俺には、親父が見える」
セリシア「親父ですって?何を言っているのよ!!どこをどう見たら、そんな風に見えるのよ!?」
フーズ「だから、ちょっと待て......『センス・オーラ』」
GM「生命の精霊力は、君の父親が立っている場所には感じられない」
フーズ「あそこには、生き物はいないぞ」
セリシア「そんなばかな!!」
フーズ「ちょっと待てよ......この霧も変だぞ......寝ている連中を起こそう」
セリシア「起こしている間に、そっちの方にいっちゃう」
フーズ「え〜、いっちゃうの?なんてバカな奴」
GM「ちなみに、寝ている人は精神力抵抗をして下さい」
パルサス「1ゾロだぁ!!」
GM「......パルサスは、目が覚めたよ。あれ?回りは木に囲まれた部屋で、向こうの方ではいつもの食事の支度をしている音と臭いがする。パンを焼く臭いが君の鼻を心地よく刺激する。その光景は、疑う余地のない、いつもの光景だ」
パルサス「いい臭いだなぁって、パッと目が覚める。朝か?......そして、起きて部屋を出てみます」
GM「そこには、一人の女性が立っている。今はいないはずの一人の女性が」
ニーナ「もう食事の支度はできてるわよっ」
GM「と、目の前に立つ彼女は、君に微笑みかけるよ」
パルサス「......ニーナ?......お前か?」
ニーナ「どうしたの?」
パルサス「......あ、いや......何でもない」
ニーナ「今日は、お客さんもきているのよ」
パルサス「お客?」
ニーナ「何でも、あなたの知り合いだとか......」
パルサス「わかった、ちょっと顔を出してみるわ」
GM「そこには、君が復讐を誓った一人の男が立っている」
パルサス「き、貴様!!」
GM「彼は、君に竜の姿が型どられた紋章が彫られた指輪を君に見せる。それは、まちがいなく始源の竜の教団の紋章だ」
謎の男「どうしたんです?いつまでたってもあなたは現れない。あなたの復讐の心とは、そんなに弱い物だったのですか?それとも、もうゲームを放棄しますか?」
パルサス「何だと!?」
GM「もう、後ろから朝食をつくる音は聞こえてはこない。そして、後ろには、誰もいない」
パルサス「貴様ぁ......この俺をはめたなぁ!!」
謎の男「はめられるあなたが悪いんでしょう?」
パルサス「......辺りに武器はあります?」
GM「斧とか包丁なら」
パルサス「斧を素早くつかんで切りつけます」
GM「しかし、その攻撃を男は、スルリとかわす」
謎の男「まだまだですねぇ、あなたも......そんな腕では私は倒せません。さてさて、いつになったらあなたは私を倒してくれるんでしょうねぇ?」
パルサス「おのれっ!!斧を投げます」
GM「男はそれも避け、スタスタと家の外に出ていく」
パルサス「待てっ!!」
GM「しかし、どうしてか、相手は歩いているのに、走っている君は追いつく事はできない。息が切れ、苦しくて、苦しくて、それでも走る事がやめられずに、ついに体力の限界で倒れた時、君は本当に目が覚めた......アーシュライン、精神力抵抗の達成値は?」
アーシュ「12です」
GM「君も目が覚める。そこは森の中、傍らには泉があり、鳥の鳴き声も聞こえる静かな所だ。君が立ち上がり、回りを見回していると、林の向こうにサイレンスと、数人の冒険者風の男女が立っている。彼らは君にはまだ気がついてないみたいだ」
アーシュ「サイレンス!!って叫びながら駆け寄ります」
GM「サイレンスは、君に気がつき、とても驚いた顔をする。しかし次の瞬間、彼は、君から目を反らし向こうを向いてしまう」
アーシュ「サイレンス!!」
GM「何事かと訪ねる仲間に、彼は答えると、彼は君の方に向きなおり、歩いてくる。しかし、その表情は、君に会えた嬉しさに溢れた物ではない」
アーシュ「えっ?」
サイレンス「アーシュライン、何故、君はこんな所に?」
アーシュ「わからない。気がついたらここに......でも、会いたかったの、サイレンス!!」
サイレンス「......私は、そんな事をされても、嬉しくはない」
アーシュ「えっ?」
サイレンス「私には関わらないでくれ」
アーシュ「ど、どうして?」
サイレンス「もう、私も、君も、昔とは違うんだ......それが君にはわからないのか?」
アーシュ「何故そんな事を言うの?私は、私は......」
GM「そして、夢は覚める。フーズが二人を起こそうとした時、パルサスは何かにうなされていた、アーシュラインは涙を流していた。二人とも、君が起こすと起きるけど、しばらくは、呆然としている。さて、セリシアの方だが、島に降りて、しげみの方へ行くと、そこでは君の妹が、君に向かって手を振っている」
セリシア「イリア!!今まであなた何をしてたの!?って言って、ツカツカと近づいて行きます」
GM「するとね。ふと、気がつくと、イリアの両脇に一組の男女が立っている」
セリシア「立ち止まる」
GM「それは、君の両親だね」
セリシア「お父様、お母様......」
GM「三人とも、微笑んでいるけど、虚ろな瞳で君を見ている」
セリシア「ちょっと違和感を覚える」
イリア「お姉ちゃん、どうして来てくれなかったの?」
セリシア「どこへ?」
セリシアの父「セリシア、お前さえいてくれれば、こんな事にはならなかったのに......何故いなかったのだ?」
セリシア「そ、それは......ちょっと、目を伏せます......ごめんなさい」
GM「気がつくと、君の家族の後ろの方に一緒に旅をした君の仲間だった冒険者達が手を振っているよ。グラスランナーのシャミノが『セリシア、君と僕達はやっぱり違うんだよ』と言っているよ」
セリシア「ひどいわ、みんな。そんな事言うのね。何でみんなそんな所にいるの?私だけこんな所に置いていってひどいじゃない!!」
シャミノ「じゃあ、君もおいでよ。僕達待っているからさ」
セリシア「......怪しい」
(一同笑)
シャミノ「僕達と一緒に歌でも歌おうよ。こっちは楽しいよ。みんなもセリシアがいないと寂しいって言ってるよ」
セリシア「......でも、いいの」
シャミノ「どうして?」
セリシア「行きたいのは山々だけど......やらなきゃいけない事もあるし、終わってから行くわ」
フーズ「船から島に降りてセリシアが消えた方に行きます」
GM「すると、しげみの奥に、セリシアと竜の様な怪物が立っているよ。知識ロールをしてみて、目標値は13」
フーズ「14!!」
パルサス「だめだぁ!!」
アーシュ「1ゾロぉ!!」
セリシア「やったじゃない(笑)」
GM「アーシュラインには10点をあげよう。こいつは、ラグナカングという下級魔族だね。セリシアとラグナカングはお互いに話しながら段々と近づいている。すっげえ怪しい」
(一同笑)
セリシア「あたしは、目がウルウルしてますから(笑)」
GM「特徴は......(調べる)」
パルサス「こいつは炎が効かないよね?」
GM「効かないね。それに、牙に強力な毒があって、魔法まで使っちゃうよ......ちなみにモンスター・レベルは6だよ」
パルサス「6!?」
フーズ「よし!!」
GM「ラグナカングは目の前の獲物を何とかして食べようと必死になっている」
<第1ラウンド>
フーズ「あ〜、困った。ここではストーンブラストが使えない......よし、『ウィルオー・ウィスプ召還』!!」
GM「抵抗は、19」
フーズ「バチッと弾けて抵抗されて、6ダメージ!!」
GM「それはダメージ無しだな......セリシア、突然どこからか君の目の前にいるシャミノに向かって光の球体が飛んで来て、ぶつかり強烈な光を発して弾けた。次の瞬間、目の前のシャミノの姿は、一匹の魔族の姿へと変わった」
セリシア「きゃ〜、と悲鳴をあげて座りこんじゃう。へなへなへな......イリア達は?」
GM「既にその姿も見えない」
すぐさまアーシュラインがラグナカングに向かってフォースを放つが、さすが下級とはいえ魔族。ダメージをほとんど与える事ができない。
パルサスは、腰の剣を抜き放ち、セリシアをかばうようにラグナカングの前に立ちはだかる。獲物を変更したラグナカングの攻撃がパルサスに向かって放たれるが、パルサスはこれを見事に避けきる!!
<第2ラウンド>
フーズ「もう一度フォースだ!!」
GM「抵抗は......ごめん、6ゾロ」
フーズ「6ゾロぉ!?......まあ、いいや、こっちは1ゾロだし」
(一同笑)
アーシュラインも、もう一度フォースを放つが、魔族の抵抗力は高く、ダメージを与える事ができない。
GM「次は、セリシアだが?」
セリシア「え〜、幻覚系の魔法をかけられたという事はわかりますか?」
GM「この状況でしたらわかるでしょう」
セリシア「ちょっと怒って......よくも〜!!『ライトニング』〜!!」
パルサス「いきなり、ライトニング!?」
GM「こちらの抵抗は、16」
セリシア「10ダメージです」
GM「結構来たな」
パルサスのバスタード・ソードの一撃がラグナカングに繰り出されるが、ラグナカングの堅い皮膚によって弾かれてしまう。しかし、パルサスもラグナカングのブラインドネスの魔法を抵抗する。
<第3ラウンド>
魔法攻撃をあきらめたフーズは弓を構える。その後ろからアーシュラインがラグナカングに向かってホーリー・ライトの呪文を繰り出そうとする。
アーシュ「でも、今じゃ、あんまり意味がないから、ラウンドの最後にします」
GM「うまいな......目を潰して、味方の攻撃を当て易くするというわけか」
セリシアの再度のライトニングと、パルサスの一撃がラグナカングの肉体を粉砕する!!しかし......。
GM「あ〜あ、もう体力ないなぁ......鬼畜な事をやらしてもらいましょう。自分にキュア・ウーンズ!!......なにぃ!!1ゾロぉ!?」
(一同笑)
フーズ「10点あげよう(笑)」
次の瞬間、アーシュラインのホーリー・ライトがラグナカングの目を灼いた!!
<第4ラウンド>
目が潰れたラグナカングに向かって、フーズの弓の攻撃が。そして、三度目の正直とばかりのセリシアのライトニングがラグナカングの頭を貫いた。
GM「だめだぁ......頭を雷撃によって貫かれたラグナカングは、地面に倒れた」
パルサス「セリシアを起こして......大丈夫か?」
セリシア「うん......ううっ、イリアが〜、イリアが〜(泣)」
パルサス「ああっ......俺もニーナに会えたよ......セリシアに肩を貸します」
セリシア「あの、寝る前にとりあえず『センス・マジック』を唱えて、この霧が自然の霧かどうか調べます」
GM「魔力を感じますね」
パルサス「なんで、それをもっと早くかけてくれなかったんだよぉ!!」
セリシア「えへへ(笑)」
フーズ「やっぱりそうだったか......」
GM「その後、パルサスとフーズが見張りをする順番だね。パルサスが見張りをしている時......フーズ、君も夢を見る。それは昔、君が10歳ぐらいの頃、まだちっちゃくて、わんぱくで、世の中を知らなくっていきがっていて......今も変わらないような気がするが......」
(一同笑)
フーズ「いや、僕は10歳の頃は素直だったんだ......今はひねくれているけど」
セリシア「自分で認めてる(笑)」
GM「君の父であるケルトスとであるフェミルナが、君の目前に度仕度を整えて立っている」
フェミルナ「フーズ......母さん達がいなくなってもしっかりやるんだよ」
フーズ「やだ!!」
フェミルナ「例え母さんがいなくなっても、何事にも負けはしないと約束しておくれ」
フーズ「やだ!!やだっ!!」
GM「君の母は、目に涙を浮かべて君の目の前で膝をつき、君をそっと抱きしめた。大事な宝物の様に、そっと......」
フェミルナ「フーズ......フーズは強い子だから......だから......」
フーズ「......しばらく考えた後、コクンとうなずく」
ケルトス「だから、父さん達が帰るまで、強い子でいるんだぞ」
フーズ「父さん......どこに行くの?」
ケルトス「父さんはな......やり残した事があるんだ。それをやるまで、帰ってはこれないんだ......」
GM「そこで夢は終わる。朝がきて、霧は晴れていた。皆の夢は、皆が心に強く思っている事だった。それが、望む事か、そうでないかはともかくとしてね」
一方、反対の船では......。
GM「しかし、すごい顔ぶれだなぁ(笑)」
カチューシャ「ひどいですぅ」
GM「で、君達はどうする?君達の船はどんどん流されているよ。君達は、極度の霧に包まれ、沼の中を漂っている状態」
カチューシャ「前の人達はどこに行ってしまったんですのぉ〜?」
GM「声は霧に吸い込まれ、反響しない」
ルーク「やけに静かですね......」
カチューシャ「どうしましょう?私達はぐれてしまいました」
ルーク「うちらの船は、今動いてるの、止まっているの?」
GM「流れに乗って、少しづつだけど動いているよ」
ルーク「とりあえず、船を止める手段を考えます」
ベイン「錨は付いてませんからね」
カチューシャ「潮の臭いはします?」
GM「まだ、しませんね」
ハインド「じゃあ、とりあえず流れに乗って......」
GM「では、レンジャー技能+知力ボーナスで判定をしてみて下さい」
ベイン「よく考えてみたら、こちらの船にはレンジャー技能を持っている人間がいない(笑)」
ルーク「11!!」
GM「おお、平目にしては、すごい。ルークは、半径が7、8m程の小島を発見したよ」
カチューシャ「一度あそこに船を止めた方が......寄せられます?」
ベイン「漕ぐ手段はあるから、寄せてみましょう」
ルーク「魔法使いはいるんだっけ?」
ハインド「は〜い、ソーサラーです」
カチューシャ「シャーマンです」
ルーク「この霧が自然なものかどうか調べてみてくれませんか?」
ベイン「まあ、自然なものとは思えませんが......」
ハインド「と、その前に、すみませんが、さっきの戦闘の怪我を誰か治してもらえませんか?」
カチューシャ「じゃあ、『ヒーリング』をしてさしあげましょうか?」
ハインド「お願いします」
カチューシャ「こんな事ぐらいしか、カチューシャはできませんから」
ハインド「では、『センス・マジック』をかけてみよう......成功」
GM「すると、周り中に魔法の気配を感じるよ。どうやら、この霧が魔法を含んでいるみたいだね」
カチューシャ「どうでしたか、ハインドさん?」
ハインド「どうやら、この霧は魔法の産物みたいだな」
ベイン「やはり......」
ルーク「どっか集中的に魔法が強い場所とかあるかな?」
GM「そういう場所はないなぁ」
カチューシャ「なぜ魔法の霧なんかが?」
ベイン「術者が私達を分断するためにこんな事をしたんでしょうかね」
ハインド「誰が?何のために?」
ベイン「そこまではわかりませんよ......でも、ハインドさんの追手という事も考えられますね」
カチューシャ「あ、そうですね」
ベイン「でも、それだったらもう襲ってきているはず......」
ルーク「何か目的があってこの霧を出しているなら......」
ベイン「何かしてきているはずですね」
ルーク「とにかく、こっちとしては動きようがないわけですから、ここでじっと待っていれば?」
ベイン「一応警戒はしておきましょう」
カチューシャ「今、何時頃でしょうか?」
GM「そろそろ夕方近くになろうとしている」
カチューシャ「夕食にしましょうか?」
ルーク「とりあえず、船を島に寄せて、固定して上陸します」
GM「かなりぬかるんでいる土地だね。まあ、湿地帯の中にある島だからしょうがないけど」
ハインド「船の中にいた方が安全じゃないか?」
カチューシャ「そうですね」
ベイン「とりあえず、船をここに固定して、状況が変わるのを待ちましょう」
カチューシャ「タコを食べながら(笑)」
GM「明かりは誰が持っているのかな?」
ハインド「僕がライトを唱えましょう」
ルーク「あ、ランタンがあるから魔法は使わないでいいよ」
GM「では、ランタンの乏しい明かりの中......さて、夜も更けてきた」
カチューシャ「眠くなってきました」
ハインド「しょうがないから、見張りを立てて寝ましょう」
ベイン「まだ霧は晴れそうにない?」
カチューシャ「もうさっさと寝ちゃいます」
GM「晴れそうにないね」
ベイン「初めに私が見張りに立ちましょう......二時間交代で」
GM「では、寝てしまったカチューシャ、ハインド、ルーク......君達は、夢を見ます。まずはルーク......君の目の前には血だらけの父が立っている。しかし、両手で剣は構え、怯む事無く目の前の敵を見据えているよ。その目の前の敵は、ただの黒い影、君には何者かはわからない。そして、君は動く事ができず、どうする事もできない」
ルーク「どうやっても動けません?」
GM「動けない」
ルーク「じゃあ、叫ぶ!!」
GM「君の父親は、後ろを振り向き、君の姿を追い求める。君の声は聞こえるけど、君の姿を見つける事ができないようだ」
ルーク「お父さん!!」
GM「後ろの影が、振り向いた君の父に襲いかかる。君の父は首から鮮血を飛ばしながら、うつ伏せに倒れ込んだ。その背後には、黒い影が立っている」
ルーク「じっと、そいつを見据えて動きません」
GM「すると、影は去っていく。すると君の体は動く。目の前にいるのは、君の父親だけだ。そして、君の夢は覚める......ハインド......君は声が聞こえる」
ハインド「声?誰の声ですか?」
GM「それは様々な人々の声。君の両親、兄弟、君が今まで殺してきた者達、君の暗殺者時代の仲間の顔が次々に現れ、君の名を呼び、消えていく」
ハインド「いやだぁ〜!!」
GM「そして、君の目の前には、君がもっとも会いたくない者がいた。君は、いつか彼と戦う事になるのだろうか?君が勝ち続けていれば、その時が来るのかも知れない。君の夢はそこで終わり......カチューシャ、君の脳裏、夢に浮かぶはザンティ王国。グラックスもヴェーゼルムも君の臣下も侍女達もケイオスランドの敵に殺され、もちろん、君の父も母も、兄弟達も全員殺されている。そして、ザンティの城が炎に包まれるところで君は目が覚める」
カチューシャ「うぅ〜」
GM「グラックスが見張りをしていると、近くの水面に一人の男が立っている。それは、メイルストーム......君のザンティ王国時代の同僚だね」
ベイン「お、お前は!?」
GM「ベイン......お前は戦わないのか?グラックス様と共に、ケイオスランドと戦わないのか?目の前には剣と鎧を着込んだメイルストームが直立不動で立っている」
ベイン「......お前こそ、なぜここにいる?」
メイルストーム「私は、ケイオスランドとの戦いで死んだ。私は、幽霊という存在なのだろう......ベイン、なぜお前は生きているのだ?」
ベイン「そうだな......なぜ、私は生きているのだろうな」
メイルストーム「お前は、ケイオスランドと戦わないのか?」
ベイン「別にお前の元に行ってもいいのだがな......まだ、こちらには姫がいるからな。姫を置いて行くわけにはいかん」
メイルストーム「姫はやはり大事か?」
ベイン「大事かと言われると困るが」
カチューシャ「が〜ん!!」
(一同笑)
ハインド「聞こえてないって(笑)」
ベイン「私には使命がある。私には姫を守り通すという使命が......その為だったら何年でも生きよう」
メイルストーム「国よりも、姫の方が大事というのか?」
ベイン「それとこれとは違う問題だと思うが、違うか?......お前は、俺を誘いにきたのか?」
GM「精神力抵抗をして」
ベイン「17」
GM「抵抗されたか......『メズラマイズ』という相手を催眠状態にさせる魔法だったのだけどね。すると、目の前のメイルストームは消え始め、そこには人の顔を型どったカボチャが浮かんでいた。知識ロールの目標値は、11だが?」
ベイン「成功するわけは無かろう!!みんなを叩き起こす!!」
GM「君達は、ベインのその行動で夢から覚めた事になる」
ハインド「たいまつを灯しましょう」
カチューシャ「なぁに?」
ベイン「カボチャです」
GM「起きた人達も、セージ技能を振ってみてよろしかよ」
カチューシャ「4」
ハインド「おっしゃぁ!!ぎりぎり11が出た!!」
GM「こいつはジャック・オー・ランタンというアンデッドモンスターって事が分かるよ。ちなみに、モンスター・レベルは6です」
<第1ラウンド>
その場にいる誰よりも素早くルークは、ジャック・オー・ランタンに強烈な一撃を食らわせる。
ハインドは、エネルギー・ボルトを唱えるが、高レベルのアンデッド・モンスターだけあって抵抗され、大したダメージを与えられない。
なかなか素早い敵は、自分の体を回復し始める。ベインは、戦の神の加護を願い、ターン・アンデッドを唱えるが、暗黒神の配下である敵に効果を与える事ができない。
カチューシャは、ファイア・ボルトを唱え、敵に多少のダメージを与える。
<第2ラウンド>
引き続き、ルークは斬りつけ続ける。
敵は、ポイズンの呪文を、ルークに唱え、ルークは抵抗に失敗して、麻痺してしまう。
その後ろからハインドが飛びかかるが、ハインドの打撃力ではジャック・オー・ランタンにダメージを与える事ができない。
ハインド「4ダメージ」
GM「カーン、カボチャに弾かれる攻撃って......」
(一同爆笑)
ベイン「カボチャに馬鹿にされている(笑)......じゃあ、攻撃します」
カチューシャ「いけいけ、ベイン」
GM「回避は16」
ベイン「攻撃は当たってるが、ダメージが低い......低い......12」
ハインド「低くて12か......」
GM「それなら、まだ生きてる」
カチューシャも再度ファイア・ボルトを唱えるが、敵を滅っする程のダメージを与える事ができない。
<第3ラウンド>
ルーク「気持ちだけ、攻撃!!」
(一同笑)
しかし、ジャック・オー・ランタンが、己の負傷を回復させるよりも早く、ハインドの一撃が、敵を一閃した。
カチューシャ「一体、どうした事ですの?って言ってジャック・オー・ランタンの死骸を覗き込んでいます」
ベイン「あなたがたは、奇妙な夢をご覧になりませんでしたかな?」
ルーク「お〜い、僕を忘れないでくれえぇ〜(泣)」
カチューシャ「私は、みんなが死んでいく夢を見ましたわ」
ベイン「そうですか」
ルーク「お〜い」
ベイン「多分、私達を仲間に引きずり込みでもするためでしょう」
ルーク「お〜い」
ベイン「では、しかたがありません、キュア・ポイズンをかけてさしあげましょう......あぁ〜ゾロった!!」
GM「神の御意志か?(笑)」
ベイン「神が貴方を治すなと(笑)」
GM「まあ、一日で回復する毒だから」
ベイン「では、ほぉっておきましょうか?」
ルーク「せめて話に参加させてくれぇ」
ベイン「寝た形に、きちんと体を直しといて差し上げましょう」
GM「では、その後の見張りは?」
ハインド「では、僕がやりましょう」
GM「さて、それでは、次の朝になりました」
ルーク「GM。僕は治るんでしょうか?」
GM「まだ」
ルーク「うぅぅ!!」
(一同笑)
GM「フーズ達が、朝になって船を漕ぎ出すと、しばらくすると前方の方に君達が見つけたのと同じくらいの小島が見つかりまして、そこには君達の仲間の船がありますよ」
ルーク「あっ、司祭様、司祭様、どうか私をお助けください」
アーシュ「はい?何か聞こえたような」
(一同笑)
パルサス「みんな無事だったのか?」
ハインド「なんとか。そっちは無事だったか?」
パルサス「まぁな」
カチューシャ「セリシアさん、セリシアさん、カボチャが来たんですの」
セリシア「は?」
ベイン「ジャック・オー・ランタンというモンスターが」
セリシア「こっちは、もっとキツイ物と戦っていたのに......」
フーズ「まあ、とりあえず、状況を把握しなくてはな」
そうして、彼らは、それぞれに起こった出来事を語り合った。
GM「と、そんな話をしているとだね......『お〜い』と、後ろの方から聞き覚えのある声が聞こえてくるよ」
パルサス「誰だ?」
GM「どうやら歌劇団の様だな」
オートクチュール(人間)「やぁ、絶景かな、絶景かな、良い歌が作れそうな良い眺め、ここで一句作ってみようか?」
マーベリック(グラスランナー)「そっちにいるのは誰だ〜い?」
カチューシャ「あのですね、あのですね」
アーシュ「そちらは歌劇団の方ですか?」
オートクチュール「おおっと、俺達の名前を知っているとは、俺達も名前が売れてきたなぁ」
マーベリック「そうだよぉ〜」
セリシア「先を越されないうちに、いっちゃたほうがいいんじゃない?」
フーズ「いや、ここで情報交換をした方が良いのではないか?」
パルサス「情報交換か......」
マーベリック「返事がないよぉ」
パルサス「じゃあ、こっちにきてくれ」
オートクチュール「やあやあ、こんにちは。君達はどっかで見た事があるなぁ......そうそう、君は酒場で何か質問をしてきた子だね」
カチューシャ「はい」
フーズ「それはともかく、どうだい調子は?」
マーベリック「そうだね。出てくるモンスターを退治して、まだ一生懸命探してる状態だよ」
フーズ「この近辺で発生した霧について何か知ってるか?」
マーベリック「そういえば、昨日も変な霧が出てたねぇ。カスパールの言う所によると、この地で死んだ幽霊が引き起こしているんじゃないかって言ってたけどね」
カチューシャ「ここは、戦場でしたから......あの、カスパールさん」
カスパール(エルフ)「ん?何だい?」
カチューシャ「この前歌っていた伝承の光の賢者様は、まだ生きてると思いますか?」
カスパール「それは分からないなぁ。僕達は、ただ伝承を人々に伝えるだけで、伝承が真実かどうかを調べるのは、賢者か、冒険者の仕事さ。そして、僕達は、今、冒険者としてこの地にいるのさ」
カチューシャ「グラックスを見つけたら、貴方達は国に持っていくつもりですか?」
カスパール「そうですよ」
カチューシャ「うっ」
カスパール「どうして?貴方達は、グラックスの体をバラ売りにでもして、どこかに売るつもりなのかい?」
カチューシャ「ぐっ、そっ、そんなぁ〜!!(泣)」
セリシア「1キロ幾らで(笑)」
ベイン「グラックス、グラックスの体は、いらんかねぇ」
(一同笑)
カスパール「グラックスは、昔、この地を守っていた騎士であったと聞いている。ならば、マイリー神殿にて埋葬されるのは、本望なのではないであろうか?」
カチューシャ「そんな事はしません......ただ......」
オートクチュール「死体が残っているかと言うのは、どうも僕達も信じられないんだけどな。発見者によると、ミイラ化して、小島にもたれかかるようにしていたらしいんだが」
フーズ「眉唾もんだな」
オートクチュール「言い出したらきりがない、そもそも、グラックスなんて言うペガサス・ライダーがいたのかどうかだって疑わしいんだ」
カチューシャ「そんな事ありません!!」
ベイン「まあ、まあ......」
GM「レンジャー技能+知力ボーナスで判定してください。14以上の人は?」
フーズ「はい」
GM「フーズは、何やら危険な気配を感じるね」
フーズ「弓を構えます」
マーベリック「ねぇ、ねぇ。何か、変な気配がするよ」
ルーク「動けなぁい(泣)」
(一同爆笑)
GM「次の瞬間、君達の横の水面で、ビチビチという音がするよ。そちらに目をやると、ミミズの尻尾のような物が水面下に消えたのが見える。知名度は14だよ」
セリシア「何だろう......」
フーズ「僕は知っているぞ!!」
GM「こいつは、シー・ウォームという体長3m程の、水中を動き回る巨大なミミズと思えばよろしい」
カチューシャ「やだよぉ!!」
アーシュ「き、気持ち悪い」
ルーク「わ、私、餌になりたくないんですけど......」
GM「雑食性で、触手で絡め取った物は、何でも口にいれちゃいます。なお、変な分泌物も吐いたりするので注意してね。という、怪物が二体現れましたよ」
<第1ラウンド>
ルークは、未だ麻痺状態で(誰か治療してやれよ)攻撃どころか動く事すらできない。
カスパールが、バルキリージャベリンの呪文をシー・ウォームに対して凶悪なダメージを与える。
フーズは矢を射るが、シー・ウォームの厚い皮膚を貫く事ができない。
アーシュラインは、フォースの呪文をシー・ウォームにダメージを与える。動物故に、魔法を抵抗する事が苦手な地虫である。
ハインドは、エネルギー・ボルトを唱えるが、1ゾロを出し、ダメージ無し。
セリシアは、ライントニングの呪文でシー・ウォーム二匹にまとめてクリティカルの魔法攻撃を与え、二匹とも始末した。
カチューシャ「あっ、GMが固まっている」
GM「せ、せっかく今から恐怖の3回攻撃をしようとしたのにぃ」
パルサス「あ、あっけないな」
GM「さすが、大人数のパーティといったところか」
オートクチュール「君達もなかなかやるなぁ」
パルサス「いや、今のは、セリシアの実力だよ」
セリシア「へへへ......」
オートクチュール「これから僕達は南の奥地の方に行くんだけど、君達も一緒に行かないか?」
フーズ「少しばかり相談する時間をくれないか?」
カスパール「もちろん、かまいませんよ。では、私達は、少し離れていましょう」
フーズ「彼らが同行するというのは、心強いものがあるのだが、もしグラックスが見つかった場合......」
セリシア「国に持っていかれる?」
パルサス「まず、まちがいなくな」
カチューシャ「全てをお話すれば、分かって下さるんじゃないでしょうか?」
ベイン「今思いついたのですが、果たして私達は、遺体を見つけたからといって、それをどうするのですか?」
ハインド「同じ質問を考えていた」
カチューシャ「ずっと、一緒にいるの」
ベイン「で?」
カチューシャ「もう、離れないの」
ベイン「あなたも一緒にお墓の中に入るんですか?」
カチューシャ「それはちょっと」
ベイン「いずれにせよ、埋葬しなくてはならないと思うのですが、それならば国でやってもらってもかまわないのではないでしょうか?」
カチューシャ「ですが、本当に国は、グラックスを埋葬するだけですか?」
パルサス「遺体を蘇生させて、悪の野望に使うという事はしないと思うのだが......」
GM「へっへっへっへ」
(一同笑)
ハインド「あ、怪しい......しかし、生き返らすとなると一体どれだけの達成値が必要になるんだ?200年として......」
カチューシャ「私は、それが恐いのです」
ハインド「グラックスの遺体を発見したら、焼却してしまうというのはどうですか?」
パルサス「いいのか、ベイン?」
ベイン「それは、私が決める事ではありません」
フーズ「まあ、カチューシャには、発見する時にまで考えてもらうという事で」
ハインド「しかし、俺達も、お人好しだよな、ここまでするなんて」
カチューシャ「ありがとうございます」
フーズ「それで、あちらと一緒に行っていいのかい?」
カスパール「............そろそろいいですか?」
ハインド「悪いけど、僕達は、僕達で行動するという事で」
フーズ「一緒に行く事で、行動の選択の幅を狭くしたくないというのであれば、独自で行動となるかな?」
カスパール「そんな事を言わずに、一緒に行きませんか?私達も三人では、心細いですし」
パルサス「腰が低いな(笑)」
セリシア「なんか、妙に、この人達ってイヤ(笑)」
カチューシャ「あのぅ、国で埋葬するっていうのは、遺体に変な事はしませんよね?」
カスパール「まあ、プロミジーは、南のファンドリアなどと違い、得体の知れない国じゃありませんし、マイリー神殿直々の依頼であれば、変な事はないと思いますよ」
カチューシャ「それならいいです。あなた達を信じます」
GM「では、歌劇団と一緒に行くという事ですね」
フーズ「では、船同士を繋ごうか?」
オートクチュール「それだったら、こっちの方に丈夫なロープがあるから、これを使うといい」
ベイン「こんな事を予想していたのか?」
オートクチュール「まあね。でも、本当の所は、グラックスを引きずって帰ろうかと思ってたんだけど......臭そうだし」
カチューシャ「そ、そんなぁ〜」
(一同爆笑)
カスパール「それでは、行きましょうか?」
フーズ「ちょっと待ってくれ。司祭様、申し訳ございませんが、ルークを治してやって頂けませんでしょうか?」
ルーク「ありがとうございます(笑)」
アーシュ「......キュア・ポイズンは成功しました」
フーズ「それではルーク、司祭様の分もしっかり漕げよ」
ルーク「はい」
その後、冒険者達は、湿地帯の中を交代で船を漕ぎながら、様々な怪物と出会いながら、進んで行く。(フーズのサイコロの目が悪くて、怪物とばっかり会っているという話もある)
GM「やっと、その目が出たか......そうすると、その日の夕方、フーズは前方100m程の距離の小島辺りで不審な影を見つけるよ」
フーズ「また、怪物ですか?」
GM「いや、小島の端に座り込むようにして、鎧を着た人間大の大きさの何かだね」
カチューシャ「あ、早く、早く、早く」
フーズ「『センス・オーラ』」
GM「うまい行動だな。しかし、何も感じないよ」
フーズ「黄色かったりしません?」
『センス・オーラ』だとアンデッドが黄色く見えるらしい。
GM「しません」
フーズ「それでは......お〜い、馬鹿魔術師」
パルサス「な、なんて呼び方を......」
セリシア「寝てます」
フーズ「では、ハインド。『センス・マジック』をかけてくれ」
ハインド「やだ」
(一同笑)
GM「そんな事を言っていると、君達の船は小島にたどりついたよ」
フーズ「えっ、ついちゃったの?」
カチューシャ「行きましょう、行きましょう。自分に、『ウォーター・ウォーキング』の呪文をかけます」
フーズ「あなたは、最後ね。よく、その遺体を調べてみますが?」
GM「既に、長い年月が経って蝋化してしまっているその遺体は、しかし、ザンティ王国の紋章が入った鎧を身につけているよ」
カチューシャ「グラックス!!と言って、近づいて、抱きしめる!!」
GM「くさい臭いがする」
(一同爆笑)
カチューシャ「気にしないで、抱きしめて、泣く!!」
フーズ「では、船をもっと近づけましょう」
GM「と、そこでカチューシャは気がつくんだけど、グラックスじゃないよ」
(一同大爆笑)
GM「何故それが分かるかと言うと、グラックスの身につけていた剣と鎧と言うのは、特別な魔法の品だったんだけど、目の前の遺体が身につけている物はそれではないからね」
カチューシャ「それでも、泣いてる。うぇえ〜ん!!(泣)」
ベイン「姫を、その死体から引き剥します」
カチューシャ「あっ、あ〜ん(泣)」
ベイン「もっと良くご覧くださいな」
カチューシャ「へっ?」
ベイン「......はずれ」
(一同笑)
カチューシャ「がーん!!鎧と剣が違〜う!!ぺんぺんぺん」
フーズ「ひ、ひどい姫さんだなぁ」
カチューシャ「あっ、でも、鎧と剣の紋章で、私の国の兵士というのはわかる?」
GM「わかるよ」
カチューシャ「あっ、ごめんなさ〜い。お祈りをします。なむ〜」
GM「そこで、今度は、レンジャー技能+知力ボーナスで判定して、10以上の人はいる?」
アーシュ「11」
GM「すると......今、君達が立っている場所の南西の方からポウッと日が沈むにしたがって夕日の様に光だしたのに気がつくよ」
フーズ「光だしたぁ?」
GM「ほのかな太陽の光のような色で光だしている」
フーズ「セリシアを起こします」
セリシア「はいはい、起きます......まぁ、きれいな夕日ですねぇ」
フーズ「セリシア、惚けてないで魔力を感じる魔法をかけてはくれないか?」
セリシア「『センス・マジック』をかけます。ていっ!!......かかった」
GM「強い魔力を感じる」
セリシア「強い魔力を感じるわ」
カチューシャ「まぁ、何でしょう?」
ベイン「ほぉ......じゃあ、行ってみますか?」
フーズ「そっちの島に向かって再び行きますか」
GM「ざぁ〜っと、行ってみると......」
フーズ「ちなみにランタンを灯します」
GM「だんだん光が船が進むと共に大きくなっていく。でも空までは広がらずに、ある程度から光は横に広がっているね」
パルサス「なんだ。ありゃ?」
GM「君達は、既にその光の中にかなり入り込んでしまっているよ」
カチューシャ「まぁ、何でしょう。これは?」
GM「だんだん、その光は強くなっていく。眩しいと言うほどではないけれども、だんだんとその光は強くなっていく」
カチューシャ「まさか、この中にグラックスがぁ〜?早く行きましょぉ〜!!」
GM「そして、しばらくするとその中心地にたどりついた。そこはね......(図を書いて)こういう感じ、これ船ね。真ん中の所からすごい光がパァーッと出ている。そこだけが眩しい」
カチューシャ「何でしょう、あれは?」
ハインド「光ですよね?」
パルサス「光......か?」
カチューシャ「何のためにそんなに眩しいの?」
GM「眩しいけど、見ようと思えば見れないほどじゃない、近寄ってみればどうかは分からないけど」
パルサス「光は暖かいの?」
GM「暖かいわけではない。熱量を持たない光量だけが大きいという不思議な光」
ベイン「じゃあ、目を凝らす」
GM「光の中心を見ようと言う人は、光輝く鎧に身を包んで、腰に剣を差した一人の男が、水中に横たわっているのが見える」
セリシア「『センス・エネミー』を......」
フーズ「『センス・オーラ』」
GM「センス・オーラは特に何も感じ......あっ、黄色く感じるよ」
セリシア「センス・エネミーは?」
GM「センス・エネミーには何も感じない」
セリシア「敵意を持った存在ではないと......」
GM「フーズのセンス・オーラは水に浸かっている男の遺体の、丁度真上に黄色いオーラを感じる」
フーズ「遺体の上?遺体自体じゃなくて?」
GM「そう」
フーズ「ちょっと待った!!あそこの光っている変な者の上に、何かいるぞ」
カチューシャ「グラックス!!って叫んで......」
GM「後ろの歌劇団の三人も『お、あれがグラックスかー』とか言ってる。遺体の状態はミイラにもなっていなく、まるで生きているかの様な普通の状態」
カチューシャ「行きたい、行きたい、行きたい」
ハインド「行きたい、って言っているんで船を近づけます。いい?ベイン?」
ベイン「待たれよ」
パルサス「だめ、だめ、だめ」
フーズ「アンデッドがいるぞ」
セリシア「あの〜、敵意は感じませんよ?」
フーズ「いや、アンデッドというものは、敵意は無くとも......」
カチューシャ「カチューシャは暴れる。船から出ようとする」
ベイン「押さえつけてます」
カチューシャ「あ〜。でも、グラックスがここにぃ〜!!」
カスパール「とりあえず、私達がプロミジーに遺体を運び込みたいんですが、いいですか?それとも、ここで......?」
フーズ「ちょっと待ってくれよ!!」
カスパール「はい」
フーズ「あんたには、あの黄色い光が見えないのか?」
カスパール「見えますが、そこの魔術師のお嬢さんが敵意がないと言ってますし、大丈夫なんじゃないですか?」
フーズ「とりあえず、ゆっくり近づいて行こう。話はその後で......」
カスパール「まぁ、いいでしょう」
ベイン「とりあえず、そこまで行ってみましょう」
GM「限界まで近づいたよ。もう、手が届きそうな距離だね」
カチューシャ「手を伸ばすぅ」
ハインド「え〜と、水の上に浮いてるんですか?」
GM「とても澄んでいる水の中、1mぐらいの所に沈んでいる」
ハインド「では、そこは深さが1mぐらいなんですか?」
GM「いや、水中に止まってるの。浮いているような状態だね」
ベイン「......なんか、手を伸ばすとか言ってるんですけど」
GM「冷たいよ」
カチューシャ「さわれる?」
GM「1mぐらい底だから、手が届かないね」
カチューシャ「あっ......」
GM「さわるとなると1mぐらい潜らなきゃならない」
カチューシャ「じゃあ、飛び込む!!」
全員「えっ!?」
セリシア「それはさぁ、心臓マヒで死んじゃう!!冷たいんだよぉ!?」
フーズ「氷点下3〜4度だよ」
カチューシャ「でも、行く!!」
セリシア「行く?」
GM「行こうとしてるけど?」
ベイン「止めません」
フーズ「止めません」
パルサス「止めません!!」
アーシュ「止めます......って言っても、同じ船にいない」
カチューシャ「え!?じゃあ、いいの?いいの?......行く」
パルサス「なんかあるだろう方法が?!精霊魔法かなにか......」
フーズ「精霊魔法もあるけど、あの冷たさは......」
パルサス「止める気はない?」
フーズ「止める気はない、ただ、弓を外して何かあった時のために臨戦体勢に入っておく」
パルサス「もちろん、僕は剣を前に構える」
ハインド「やめるように言います」
カチューシャ「入るよ。ばしゃん、って。グラックス〜!!って叫びながら、そんで抱きつくの」
GM「耐えられるのは、生命力の数だけの秒数だ!!」
フーズ「ラウンドじゃなくて!?」
GM「ラウンドじゃない、冷たいからね。カチューシャ、体力幾つ?」
カチューシャ「16......」
ハインド「16秒......」
パルサス「16秒!?」
GM「1、2、3」
カチューシャ「一生懸命上に動かしてるけど、動く?」
GM「動くよ。4、5」
カチューシャ「動く?じゃあ、一生懸命動かして上にあげる」
GM「6、7、上に出てきたよ、ザバーッって」
ハインド「グラックスを抱えあげます」
GM「8」
ベイン「まつりあげましょう」
GM「9」
パルサス「じゃあ、俺が飛び込もう」
GM「10。まつりあげ終わった。11」
フーズ「飛び込んじゃまずい!!」
GM「12」
パルサス「飛び込んじゃまずいから、引っ張りあげる」
GM「13。引っ張りあげる?14、冒険者レベル+筋力ボーナスで判定、目標値は13」
フーズ「13?」
ベイン「私も手伝おう」
GM「そしたら、二人とも目標値10」
パルサス「17でたよ」
ベイン「サイコロが、3で、レベル+能力値ボーナスが9の......12」
GM「では、二人で揃って、ズバァッ!!とカチューシャを引き上げた。カチューシャは、冷たさで生命力を1まで減らしておいて」
パルサス「毛布をかける」
カチューシャ「自分にヒーリングを......」
GM「ヒーリングでは、治りません」
カチューシャ「治んないかぁ......じゃあ、いいです」
パルサス「馬鹿やろぅ!!勝手に飛び込みやがって!!」
GM「船の上には、グラックスの遺体が横たわっている」
カチューシャ「大泣きして横に座ってます」
ルーク「まったく損傷してないの?」
GM「うん」
フーズ「僕は、水面をよ〜く見ています」
GM「君がよく見ていると、黄色く見えた場所からボォーッと人の姿が現れる」
ルーク「現れた場所は?」
GM「目の前と言っても過言ではない。ちなみにグラックスの方は、着ている鎧が光輝いている」
ハインド「ゲッ!!」
パルサス「光の鎧か!?」
GM「現れた人物は、白い鎧に、白い剣を手にしているよ」
ハインド「ひょっとして、ここに横たわっている人と同じ顔とか?」
GM「そう」
カチューシャ「グラックス!?」
謎の人物「私の遺体を持ち去ろうとする、あなた方は何者です?私は、あなた方の姿を見ることはできませんが、声を聞く事はできます。私はザンティ王国騎士団長グラックス。あなた方は、何者です?」
カチューシャ「......カチューシャよ!!」
グラックス「............カチューシャ?......まさか......」
カチューシャ「来たのよ、ここまで。あなたのために!!」
グラックス「......なぜ?カチューシャは、200年も前に死んでいるはず!!」
パルサス「氷付けになってたんだよ。従者のベインと共にね」
グラックス「ベイン!?ベインも生きているのか?」
ベイン「はい」
グラックス「......そうか」
カチューシャ「グラックス!!こっちに来てぇ!!」
グラックス「生きていたのか......だが、カチューシャ、それはできない。私はこの場を動く事ができない。私がこの地に命をとどめているのは、私の力にあらず」
カチューシャ「じゃあ、何の力によって?」
グラックス「ランジェバル様のお力だ」
パルサス「呪縛を解けばいいのか?」
グラックス「そういった類のものではない」
ベイン「呪縛とは失礼です」
グラックス「私は、ランジェバル様のお力で、この地に生きている事ができたのだ。200年の間、生きる事ができるとあのお方は言った」
フーズ「ランジェバルとは何者なんだ?」
グラックス「......光の賢者様だ」
カチューシャ「光の賢者様は、まだこの地に生きてらっしゃるのですか?」
グラックス「それはわからない。私は、200年以上前に会っただけだ」
ハインド「そのランジェバルという方は、今どこにいるのですか?」
グラックス「それはわからない」
カチューシャ「何のために?何のためにあなたを生かせているの?」
グラックス「私が頼んだのだ」
カチューシャ「何で?」
グラックス「このプロミジーを守るため。ザンティがなくなっても、この地をケイオス・ランドから守るため」
カチューシャ「あなたが......」
ハインド「では、遺体を持ち去ったらまずいわけか......」
グラックス「それはかまわない。私の心はここにあるのだから。だが......」
カチューシャ「カチューシャもいます。ここにずっといます」
グラックス「お前は相変わらず変わらない」
カチューシャ「泣いてる。う゛〜(泣)」
グラックス「......ベイン、カチューシャの事をよろしく頼む」
ベイン「......はっ」
カチューシャ「いやぁ〜!!グラックス〜!!って言って手を伸ばす」
グラックス「カチューシャとベインと共に居る名も知らぬ方々よ。私の遺体は、できればこの地が見渡せる場所に埋葬してはくれないか?」
ハインド「わかりました。あなたの御希望通りにしましょう」
グラックス「......頼む」
カチューシャ「嫌よ!!私はここにいるんだから!!」
ベイン「グラックス様、姫の事はどうぞお任せあれ」
グラックス「ベインならば任せられる。よろしく頼む」
ベイン「はっ」
グラックス「しかし、200年も生きると言うのも、辛いものだなぁ」
ベイン「は......」
グラックス「私は、あの方の思いが少しだけ分かるような気がする」
ベイン「そうですか......」
グラックス「まぁいい。200年の時も、もうすぐ終わる」
カチューシャ「何が?」
グラックス「私が、この地から消え去る時だ」
カチューシャ「なんで、200年になってるのよぉ!?」
グラックス「あの方も、それが限界だとおっしゃっていた......」
カチューシャ「あなたは消えてしまうの?この世界から?」
グラックス「そうだろうな。私はマイリー神が住まう『喜びの野』に行くのであろうな」
カチューシャ「泣く......」
GM「すると、急速に遺体がつけている鎧から光がスゥーッと消え去っていく」
フーズ「おや」
グラックス「その時が来たか......」
カチューシャ「グラックス〜!!また飛び込もうとする」
ベイン「......抑える」
グラックス「200年も生きたからにはこの世に未練はない。最後にカチューシャ......君と出会えた事が嬉しかった。君の200年と私の200年の感じ方は違うかも知れないが......共に居る方々には厚くお礼を申し上げる。このグラックスの名において、このシルバーブリーブとシルバーアスルミットは君達の武具となるであろう」
ハインド「これか?と言って剣を指します」
グラックス「そうだ」
パルサス「いいのか?そんな事をして」
グラックス「かまわない」
GM「だんだんと君達には見えるんだけれど、他の人達には消えるように見えるんだけれど、フーズには黄色い光がだんだんと天に立ち上って行くように見える」
カチューシャ「じゃあ、最後に叫ばして下さい。嫌よ、ここまできたのに、あなたのためだけに、あなたのためだけに!!」
グラックス「ならば、私はここに誓おう。ザンティ王国騎士団長グラックス、200年たった今でもなお、ザンティ王国の騎士として王女を守り、そして一人の男として、君を愛していた事を」
パルサス「ええ話やないか(泣)」
カチューシャ「じゃぁね、じゃぁね、愛しているのよ私も、これからもずっと、と言って泣き崩れましょう」
GM「彼は消えていく。君達の前から、そして、この世界から......」
カチューシャ「うわ〜ん、って泣く!!」
パルサス「下を向きながら涙をポロポロ流している」
GM「世界は静寂に包まれ、既に鎧から光が発せられる事もない」
カチューシャ「カチューシャの泣き声だけ」
パルサス「もう、涙出できちゃった」
GM「勇者グラックスの体は、まったく動く事なくそこに横たわっている」
ハインド「人は、いつか死ぬもんなんだな......」
ベイン「それが......自然ですから」
パルサス「早かろうが、遅かろうが、この様になるのが俺達の運命か......」
GM「すると、ポロン、ポロンって弦を弾く音が聞こえて......歌劇団の三人が歌い出す」
この世に伝説の勇者がいた。
勇者は恋をしてた、
戦いをしてた、
国を憂いていた。
勇者は彼女と約束をした。
フーズ「船を漕ぎだそう」
必ず戻ると、君の元へ。
それは果たされないかも知れない約束。
しかし、10年たとうと、20年たとうとも、
女は待っていた。
男は帰ってはこなかった。
戦いが終わっても、国がなくなっても。
女は捜した、勇者の姿を
世界中を巡り、いないと分かっていても。
そして、女は勇者を見つけた。
その姿は既にこの世のものではなかったけれど、
その崇高なる心は変わらず、
女は勇者と恋をした。
今一度、恋をした。
終わらない、恋を。
パルサス「ニーナとオーバーラップさせて、涙をポロポロ流している」
ルーク「勇者グラックスの魂に黙祷を捧げて、船を漕いで帰りましょう」
アーシュ「そうですね」
フーズ「歌劇団の連中に言います。もう、任してくれるね?大体の事は分かっただろう?」
GM「いつのまにかに船を繋いでいるロープが消えていて、あの三人も君達から離れていくよ」
フーズ「おや?ほぉ〜」
ルーク「ありがとう」
GM「そして、彼らはポロンと弾き終わって......」
カスパール「君達には、君達の事情があるだろう。僕達は、僕達の道を進むさ」
マーベリック「僕達には夢があるんだ。ある出会った素晴らしい吟遊詩人の様になりたくて、今のような冒険を続けているんだ」
カスパール「僕も、僕達も、いつかあの人の様になりたくて歌を歌い続けているんだ」
ハインド「あの人とは?」
マーベリック「名前は知らない。でも、あのすみれ色の髪をした人......」
アーシュ「!?」
マーベリック「じゃあ、君達。さようなら〜」
アーシュ「ああ!!待ってぇ〜!!」
(一同爆笑)
ベイン「匂わせといて、去る(笑)」
フーズ「じゃあ、僕達は......」
ハインド「とりあえず、セージチェックだ」
セリシア「あのぅ、遺体の保存状態はよろしいんでしょうか?」
GM「良好!!ピチピチ......でも、弾力はないよ」
(一同爆笑)
ベイン「ゴムのように」
GM「というわけで、五日分食料を減らしておいて」
フーズ「やべ、丁度無い」
GM「君達は、スフィルディルに到着した。武器と鎧のデータは......次回ね」
(一同笑)
フーズ「とりあえず、どうするの?」
パルサス「当然、埋葬するんでしょ?」
フーズ「国に埋葬させるか、自分達でするか」
ルーク「マイリー神殿に頼みましょうか?」
パルサス「マイリー神殿の人達だね」
ルーク「彼は、喜びの野に行ったんでしょうからね」
GM「三日ぐらいかかって、プロミジーに到着した。途中の旅費は30でいいや」
フーズ「では、シージスに頼んで......」
シージス「わかりました。グラックス様は、マイリー神殿が責任を持って埋葬させて頂きます」
カチューシャ「くれぐれもお願いします」
ハインド「できれば、我々もその葬儀に参加したいのだが?」
シージス「わかりました」
GM「そして、剣と鎧の方は、プロミジーのラーダ神殿の方が調べてくれて、グラックスの言った通りに君達に合わせて命名がなされてある事を調べてくれた。そして、大規模なグラックスの葬儀が執り行われる事になった」
ベイン「もう、準備はできていたんだ」
GM「だいたいの準備はね。参拝者も大勢の人を迎えて、盛大に、厳かに執り行われた。そして、グラックスはマイリー神殿の中にある丘の上に埋葬される事になった。そこからは、プロミジー、大湿原の全てが見渡せるような高台にある丘だよ」
カチューシャ「カチューシャは、もう泣かないよ」
GM「そして、君達には勇者グラックスを見つけたとして、マイリー神殿から多額の報償金が与えられた」
全員「おおっ!!」
フーズ「報酬をくれるの?」
GM「10万ガメルね」
パルサス「10万ガメル!?」
ハインド「それを分ける、と」
セリシア「あのぅ、フェンリルの分も、とっておきません?」
パルサス「そうだね」
ハインド「一人頭、11000ガメル。1余り」
GM「すると、君達に命名された剣と鎧を鑑定したプロミジーのラーダ神殿最高司祭が君達の元に現れて......その時には、フェンリルも戻っていたんだけどね」
ラーダ神殿最高司祭「ある伝承が語られている。これはマイリー神殿に伝えられているものではなく、ラーダ神殿にのみ伝えられている伝承だ」
英雄の魂を救いし七つの光
小さき光、大き光に導かれ、助けられ
五人の悪魔と、一人の神
討ち滅ぼさん
フーズ「七人!?」
GM「続きは、また次回」
フーズ「七人......!?」
GM「(疲れたように)また、明後日ぇ〜〜」
フーズ「し明後日だよ」
GM「し明後日かぁ......(シナリオどうしよう)」
セリシア「お金と経験値を下さい(笑)」
ベイン「さて、次回の始源の竜の物語は?ハインド死亡?」
(一同爆笑)
GM「それでは、次回まで。さようなら」
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