|
【3章:スフィルディルの探索】
GM「君達は三日間、何も障害がなく、スフィルディルに到着したよ。三日分の保存食を減らしておいてね。さて、スフィルディルの街は、実際はそんなに人口は多くないのだけれども、現在はグラックス騒ぎで一時的に人口が多くなっている」
フーズ「ともかく、宿でもとろうか」
GM「宿なら、そこら辺にいっぱいあるけど?」
フーズ「では、安い所を探そう」
GM「木材造りの......骨壺亭っていうのが......」
パルサス「ほ、ほ、骨壺亭ぃ!?」
フーズ「じゃあ、僕は、そこに入って行こう。八人なんだけど?」
骨壺亭主人「大丈夫だよぉ」
フーズ「一泊幾らだい?」
骨壺亭主人「一人、6ガメルってところかなぁ?」
フーズ「そうかぁ、いいねえ」
骨壺亭主人「うちの取り柄はこれくらいだからねぇ(笑)」
セリシア「いやぁ〜(笑)」
骨壺亭主人「うちに泊まる冒険者は長生きしないしねぇ......」
ハインド「ちょっと待て......」
セリシア「きっつぅ〜」
パルサス「ちょっと、ここはよした方が......」
ルーク「ちょっと、ここやですよう。やめましょうよう、フーズさぁん」
フーズ「親父、親父がそんな事言うと思わなかったぞ」
パルサス「いや、俺は意外と迷信は信じる方でなぁ」
フーズ「ふぅ〜む、司祭様はどうなさいます?」
ルーク「司祭様は、さすがにこんな所いやですよねぇ?」
アーシュ「私は、こういう名前の所はちょっと......」
フーズ「そうですか、司祭様がそう言うのでしたら」
GM「その宿の目の前には、石造りの幸福亭という宿が......」
(一同爆笑)
ルーク「また、変わってるよ」
ベイン「この差はなんだ!?」
フーズ「幸福亭に入ってみよう。幾らだい?」
幸福亭主人「20ガメルになります」
フーズ「ああ、そう、じゃあな」
(一同笑)
幸福亭主人「あ、お客さん......パタン」
ルーク「20ガメル払っても、そっちの方がいいですよ、フーズさん」
フーズ「親父、今日は骨壷亭でいいか?」
パルサス「まあ、いいや、ここで」
フーズ「司祭様申し訳ございません。隣の幸福亭という宿は、なんと1泊80ガメルも......」
(一同笑)
GM「あれ?(笑)」
フーズ「というわけで、今日はこちらの骨壺亭で......(笑)」
ルーク「司祭様、こちらに泊まる前に祝福をしてもらえませんか?」
アーシュ「わかりました(笑)」
パルサス「じゃあ、入るか」
ベイン「ハインドには祝福ができない!!はじかれる!!とか(笑)」
骨壺亭主人「はい、いらっしゃいませ。では料金は到着払いという事で......」
フーズ「とりあえず、一日分頼むわ」
骨壺亭主人「では、全員で48ガメルいただきます」
フーズ「みんな、6ガメル減らしておいて」
全員「は〜い」
パルサス「おい、お前、その袋でジャラジャラいわせてるのは何だ?(笑)そのくらい出せないのか?」
フーズ「なんだよ、袋って(笑)」
セリシア「なんか、ジャラジャラ聞こえる」
ベイン「おや、お金ではありませんか」
パルサス「おい、フーズが出してくれるってさ(笑)」
フーズ「違うって、バックパックの中に入って、背中にしょってるのに、何でお前ら分かるんだよっ!!」
パルサス「お前と俺は兄弟だろ?ちゃんと、荷物の中は点検してるからさ」
(一同笑)
GM「ひどすぎる(笑)」
ルーク「だったら、幸福亭行きましょう。みんなで」
フーズ「お金は、見つかってないって(泣)」
骨壺亭主人「部屋の方は、こちらになっています」
GM「ランプは、壺の形になっている」
カチューシャ「やだぁ」
ベイン「これで部屋が地下だったら、洒落にならんぞ」
GM「ギイッ、ギイッ......ギィイィ......部屋は8人部屋」
パルサス「八人部屋!?」
ルーク「信じられない!!(泣)」
セリシア「ベットは、あるの?」
ベイン「棺桶があるんでしょ(笑)」
GM「まあ、中は普通の部屋だよ」
パルサス「ベットに乗ったらベコッ、っていうのは無しだよ」
フーズ「ま、姫さんにとっては、いい社会勉強だよ」
ルーク「下々の生活を味わうのも......」
パルサス「下々の生活......しょうがねぇなぁ」
カチューシャ「グ、グラックスのためなら、私がんばる!!」
骨壺亭主人「それではみなさん、一晩、お気をつけて......」
フーズ「あはははは(笑)」
カチューシャ「やだぁ」
ベイン&パルサス「何が、お気をつけてなんだ?」
GM「カツーン、カツーン、カツーン、カツーン」
フーズ「とりあえず、荷物を置いて落ちついたところで......ハインド、留守番を頼むよ」
ハインド「ああっ?」
フーズ「だって、昨日の今日だから、外に出るのはまずいだろ?」
ハインド「いや、あれは、プロミジーだから......」
ベイン「二度ある事は三度ある、と言いますしね」
フーズ「姫さんを、頼むな」
ハインド「......ああ」
ルーク「でも、三度目があってもかまわないんじゃないでしょうか?」
ベイン「三度目の正直とも申しますしね」
カチューシャ「ど、どういう正直なんだろぅ」
GM「み、みなさんの期待を裏切らないと言うのが、正直なんじゃないかと」
(一同爆笑)
フーズ「じゃあ、姫さん。外は寒いから、ちょっと中にいろよ」
カチューシャ「えっ?もしかして、聞き込みっていうやつに行くんですか?」
ベイン「みなさん行ってきて下さい」
カチューシャ「あっ、あっ......」
パルサス「頼むぞ、ベイン」
フーズ「ハインド、頼むよ」
カチューシャ「......グラックスの事、頼みましたよぉ〜!!」
パルサス「任せてくれ」
フーズ「とりあえず、一人だとこの宿屋は危ないかも知れないと言う事で、ベインとハインドとカチューシャの三人で居残り......」
セリシア「カチューシャと一緒に、暇潰しをします」
カチューシャ「あ、セリシアさ〜ん」
フーズ「おや、四人......司祭様は?」
アーシュ「私は、一緒に行きます」
既に居残り組の四人は、居残ってる間の遊びの話に夢中になっていた。陣取り合戦だの、ドアに丸を書いたダーツだの。(危ないって、それは)
GM「階段を降りる時は、誰が降りてもカツーン、カツーンって鳴る」
ルーク「これをウグイス張りっていうんですか?」
フーズ「とりあえず、冒険者が集まってそうな宿屋に参りますが......」
GM「ん?目の前にあるやん」
(一同爆笑)
カチューシャ「やっぱりぃ(笑)」
フーズ「では、ベロンベロンに酔っぱらってる所へ。ありません?」
GM「あるよ」
フーズ「よう、にいちゃん。景気良さそうだねぇ」
にいちゃん「ああ、任せてくれ」
フーズ「どうだい?グラックスは見つかったかい?」
にいちゃん「う〜ん、怪物が多くてなぁ......どうにもなんねぇよう」
フーズ「怪物......いったい何がいるんだい?」
にいちゃん「怪物はなぁ......バイパーにぃ......ジャイアント・センチィビートに、ジャイアント・リザードにぃ、ジャイアント・ワスプに......あと、なんかいたっけ?ああ、鰐がいるんだよ。あと、蛇がいて、水蛇がいて......ともかく、いっぱいいるんだよ」
フーズ「他には?」
にいちゃん「一番重要っていうとな......俺達、俺達の実力だったら大丈夫だけど、スキュラっていうのも出たらしいぜ」
パルサス「ええっ!?」
にいちゃん「俺達の実力だったら......まぁ、なんとか逃げてこれたけどな」
(一同笑)
ベイン「なるほど(笑)」
フーズ「大した実力だぜぇ」
パルサス「普通の冒険者だったら殺されてるもんなぁ」
にいちゃん「ああ、俺達の逃げ足にかなう冒険者は、まずいねぇぜ」
カチューシャ「なんだか(笑)」
フーズ「う〜ん、素晴らしい。よし、ルーク、この冒険者の方々から冒険の心得というものをよく聞くんだぞ」
ルーク「はい」
にいちゃん「冒険っていうものはだなぁ......」
フーズ「さて、店の主人に、エールを一杯頼みます」
GM「ウエイトレスの女の子が、エールを運んで来てくれるよ」
フーズ「親父さん、いっぱい化け物がいるそうだね?」
幸福亭主人「そうだな、かなり凶悪な奴も出没してるらしいな」
フーズ「本題だが、グラックスっていうのは見つかったかい?マスター?」
幸福亭主人「あ?エールが欲しいって?」
フーズ「あっ、ああ......もう一杯もらおうか」
ベイン「うまいなぁ(笑)」
幸福亭主人「......まだらしいぞ」
フーズ「あ〜、今度はワインくれよ?」
幸福亭主人「......どうやらな、もっと奥の方らしいぞ。ワインは5ガメルだ」
(一同笑)
パルサス「うちの自慢料理も、食べて見ませんかぁ?(笑)」
GM「ウエイトレスが言ってくるのね(笑)」
フーズ「何があるんだい?」
ウエイトレス「エスカルゴのシーフード風味とか、カニのワンダーエッグ仕込みとかいろいろありますけど......」
(一同笑)
セリシア「そのエスカルゴ、殻がついてないとか、妙に大きいとか(笑)」
ルーク「フーズさぁん!!」
フーズ「お前は、教えてもらってろ」
ルーク「聞く事は聞きました。同じ話が、二回も始まったんで......」
(一同笑)
ルーク「何か、飲みたいなぁ」
フーズ「マスター、フライドポテトくれ」
ベイン「あるのか?」
幸福亭主人「おい、フライドポテト、オーダーな」
フーズ「幾らでしょう?」
GM「(コロコロ)......12ガメル」
(一同笑)
パルサス「高ぇえ!?」
GM「いや、一本に芋一本使ってるから」
(一同爆笑)
ベイン「でかい(笑)」
フーズ「クッションじゃないんだから(笑)」
ウエイトレス「おまたせ〜」
フーズ「で、グラックスの方はどうなんだい?」
幸福亭主人「どうも、スフィルディルの近くにはいないらしいが、と言っても奥に行けば奥に行くほどモンスターが出てくるしなぁ」
フーズ「船で行くんだろ?そっちの方はどうなんだい?」
幸福亭主人「だいたい四人乗りの船が出てるぞ。それ以上だと湿地帯の中じゃ身動きがとれないそうだ」
フーズ「幾らぐらいなんだい?」
幸福亭主人「借りんのは、一日50ガメルって所か......」
フーズ「そうか。じゃあ、半分ぐらい残ったこのポテトを、宿屋の土産にしよう」
GM「さて、宿屋の方だが......」
ハインド「は〜い、宿の方はなんでしょう?」
GM「安普請のせいで、すきま風がそこら中からぴゅ〜、ぴゅ〜と......」
セリシア「部屋で遊んでいます」
カチューシャ「ベインが寝ちゃったから......」
セリシア「とりあえず、チョークかなんかで(笑)」
フーズ「帰ってきますよ。ほぉ〜ら、お土産だ」
カチューシャ「わぁ〜〜(喜)」
アーシュ「サイレンスの事は?」
GM「訪ねてみたけれども、そういう人を見かけた人はいないそうだ」
ルーク「司祭様。言いだしっぺのフーズさんが帰ってしまいましたし、骨壺亭に、もう帰りませんか?」
アーシュ「はい」
ルーク「ただいまぁ〜」
カチューシャ「あ、おかえりなさ〜い」
ルーク「いやぁ、驚きましたよ、私。幸福亭のエール二杯飲んだお金で、ここに泊まれるんですから(笑)」
ベイン「何か話が聞けましたか?」
フーズ「ああ、まずは湿地帯にはモンスターが数多く住んでるらしいという事。グラックスの死体は、まだ見つかっていないと言う事だ」
カチューシャ「で、でも、万が一という事も言いますし」
フーズ「万が一、死んでいると?」
ルーク「フーズさん、そこまで言うのはひどいですよぅ」
フーズ「物事は甘い期待を持ってない方がいいのだ」
パルサス「グラックスって、ペガサスから落ちたんでしょ?もし、ペガサスや木や湿地帯がクッションになったとして、それで助かったという可能性はある?」
GM「ま、それは不明だね。このプロミジーの大湿原は、ザンティ王国とケイオス・ランドの戦で流れた血によってできたという伝承もあるぐらいだし、そうしたら、グラックスが落ちた時は、ただの地面だったという可能性もある」
パルサス「やっぱり死んでる確率の方が高いか」
カチューシャ「ガ〜ン」
ルーク「グラックスがのっていたペガサスというのは、まだ見つかってはないんですよね?」
GM「うん」
フーズ「あと、ボートで行かなければならないんだ」
ベイン「四人乗りで、二つに分乗ですか」
ルーク「漕げる人いますか?」
フーズ「船頭さんを雇うしかないか?」
ルーク「でも、そうすると、3、3、2ぐらいに分かれて乗らなければ......」
フーズ「とりあえず明日、船つき場に行って見れば分かるだろう」
カチューシャ「みなさんお願いします。グラックスをどうか見つけて下さい」
ベイン「骨のかけらでもいいですから」
カチューシャ「ほ、骨のかけらなんてぇ〜」
GM「声が聞こえてきたりして、僕、グラックスぅ(笑)」
ベイン「骨になっちゃったんだぁ(笑)。でも、僕は僕だよっ」
GM「いつまでも変わらないからね(笑)」
セリシア「やだなあ、それ」
カチューシャ「でも、そんなあなたを......骨まで愛してるわ」
GM「いやだぁ(笑)」
カチューシャ「でも、街中で落としたらどうしよう」
(一同爆笑)
GM「スられたり(笑)」
ベイン「犬に食べられたり(笑)」
パルサス「冗談はともかく......」
ハインド「これからどうするんだ?」
ルーク「明日、船頭さんの所に行くんですよね」
フーズ「もう、日も暮れてる事だし......」
ルーク「暮れてるの?」
GM「ん......もう、そろそろね」
ベイン「明日から動き始めますか」
ハインド「じゃ、寝よ、寝よ」
パルサス「今日は早めに寝て、力を蓄えよう」
セリシア「寝るぅ」
GM「さて、次の朝になったよ」
ルーク「は、早い」
骨壺亭主人「おはよう。行きなさるかね......ジンクスを守んないように生きて帰ってきなさいよ」
フーズ「親父さん、船つき場っていうのはどっちの方にあるかね?」
骨壺亭主人「西の方にあるよ」
フーズ「あと、保存食を買える所はあるかな?」
骨壺亭主人「ん?うちでも買えるよ」
フーズ「あ、そう」
ベイン「なんか、ここの保存食って恐いんですけど」
カチューシャ「ちょっと中身を確かめて......」
フーズ「俺は、10食分」
骨壺亭主人「分かったよ」
GM「主人は奥に引っ込んでいって、すると、奥の方からシャーコ、シャーコと」
パルサス「(笑)」
GM「10食分持ってきたよ」
パルサス「こそぎ落としたのが......」
GM「そうそう(笑)」
フーズ「それ......食えそう?」
GM「食えるよ。普通のやつだよ。そばで作っているだけで、普通の物と製法は変わらないよ。一食分5ガメルだから、勝手に買っておいて」
ハインド「あ、安いね」
ベイン「買うか」
GM「シャーコ、シャーコ、シャーコ、ガキィ、シャーコ、シャ、ガキッ!!ちょっと骨がついちゃったりなんかもしてたりする(笑)」
骨壺亭主人「じゃあ、いってらっしゃ〜い」
カチューシャ「行ってきま〜す」
パルサス「あいつに見送りされると、何が起きるか分からない(笑)」
フーズ「船付き場に到着、船は幾らだい?」
パルサス「船頭さんを頼むかな」
船売り「う〜ん、四人乗りで一日50ガメル......壊れた時の保証金として1000ガメルって所かな」
フーズ「1000!?」
カチューシャ「うわぁ、カチューシャこういう物見るの始めてですのぉ。って船にペタペタ触る」
GM「ま、船は四人が窮屈だけど寝泊まりできるぐらいの大きさだと思ってくれ」
パルサス「かなりでかいんだね」
フーズ「それでも、二つは必要だよな」
パルサス「もっとでかいのは、無いのかい?」
船売り「でかいのもあるが、それじゃ探索にはいけんよ」
フーズ「じゃあ、そいつを二漕頼むよ」
船売り「料金は後払いだから、とりあえず保証金の2000ガメルだな」
フーズ「2000か......持ってないな」
パルサス「嘘つけ!!(笑)」
ハインド「2000は、ないなぁ」
GM「船は、かなり頑丈な造りで、多少の衝撃じゃ、水漏れすらしそうにないね」
ベイン「私は、全然ないです」
カチューシャ「困った、困った」
フーズ「ちょっと俺、正義の補給をしてくるわって言って、物陰に隠れて、誰もいないなっていうのを確かめて......レンジャー技能で振ってみようかなぁ」
(一同笑)
GM「自分は見に行ったと思う人は、レンジャー技能+敏捷ボーナスで振ってみな......あ、シーフ技能でやってもいいや(笑)」
ハインド「よっしゃ!!」
ルーク「ふっ......出るハインドは打たれる」
フーズ「16だよ」
ハインド「13」
GM「フーズは、ハインドの足音に気がついた」
フーズ「ハインド、どうしたんだ?」
ハインド「いや、正義の補給って、何だろうと思って......」
フーズ「お前......正義の心を持ってない奴が、きちゃいけないよ」
(一同笑)
ハインド「その正義の心が怪しいんだよ!!」
フーズ「ともかく物陰で......金貨40枚も取られてしまうのか......40枚を別の袋にいれて......それを持って行って、渡します」
ルーク「フーズさん、どうしたんですか?あのお金?」
フーズ「あれは......親父の形見だよ」
船売り「じゃあ、こっちにある二漕だから」
ルーク「いいんですか?形見なんか使っちゃって」
カチューシャ「フーズさん、そこまでして......うるうる」
フーズ「ま、これは必要経費だからな。後でもらうから」
カチューシャ「えっ!?」
パルサス「何、言ってるんだよ(笑)」
フーズ「(本気)」
GM「さて、どう分かれる?」
セリシア「男性メンバーと、女性メンバー」
GM「男性五人、女性三人で、二人足りないけど?」
セリシア「カチューシャにベインはついてくるでしょ?」
フーズ「いや、神官が二人いるんだから、神官を分けて、魔法使いも二人いるんだから分けて、精霊使いも二人いるんだから分ければ......それが基本だろう」
ハインド「レベルが違うぞ!!」
セリシア「ま、基本は使えるからね」
GM「ま、何と遭遇するかはサイコロの目次第だけどもね。もう、エンカウンター表は作ってあるからねぇ」
さて、船の中の配置ですが、以下のように決まりました。
<船A>フーズ/アーシュライン/パルサス/セリシア
<船B>ルーク/ハインド/カチューシャ/ベイン
GM「各自、装備を確認してくれ」
ハインド「ソフト・レザーだよん」
ベイン「プレート・メイルだよん」
(一同爆笑)
フーズ「ちなみに、そっちはロープ持ってる?」
ハインド「40m持ってるよ」
フーズ「では、奥地の方だからな〜。と言って出発しましょう」
ルーク「漕ぐのは誰?」
フーズ「漕ぐのは、ルーク」
(一同笑)
GM「一応、流れはあるから大丈夫だよ。最初は西に向かって、後は北に向かう流れがあるから」
カチューシャ「海の方に向かう流れ?」
GM「そうだね」
ルーク「流れに乗ればいいんですね」
GM「うん。奥地までは流れに乗って、ある程度奥地に行ったと思ったら、南の方に進むといいんじゃないかな?」
フーズ「ここら辺の地図はあるかな?」
GM「だいたいだけど、書いてあげよう」
フーズ「では、偶数だったらこっち、奇数だったらそちらが先導ということで(コロコロ)......偶数ですから、こちらが先導ということで」
カチューシャ「ああ、先に行かれちゃった」
ルーク「負けるかぁ!!(笑)」
船売り「じゃあ、がんばってきなよ。湿地帯の端までは、まっすぐ進めば二日、探索しながらゆっくりと進めば一週間といったところだからな」
フーズ「おうっ」
カチューシャ「じゃあ、この船にはグラックス探索号と......」
ベイン「はい、はい、はい、はい......いいですから」
フーズ「まず、船に付いているロープで、両方を繋ぎましょう」
ルーク「一連托生というやつですね」
カチューシャ「ああ、投げられてきた......パシッ......あぁあぁ、引っ張られる。ズルズル」
ハインド「ああ、危ない、危ない、っと言ってロープを取り上げましょう」
GM「さて、朝に出発して一日目の昼だが......何もなかった。一日目の夕方は......何もなかった」
カチューシャ「じゃあ、グラックスはいずこっていう唄を歌いながら......」
ベイン「はい、はい、はい......」
GM「夜になると、体の芯から冷え込むような寒さになっていく」
フーズ「とりあえず、夜だから船を止めよう。浅瀬にでもぶつかったら、大変だからな」
セリシア「どうやって暖をとりましょうか?」
GM「船は、途中で見つけた島に止める事になった。半径10mぐらいの小さな島だね」
フーズ「木は、生えてる?」
GM「長い草だけ......島っていうよりもね、足場って感じの所だよ」
フーズ「船の中で、見張りを立てよう」
カチューシャ「見張り?何ですの?カチューシャやった事ありませんの」
ベイン「深さは、どのくらい?」
GM「潜ってみなけりゃ分からないね」
フーズ「順番としては、二人組として四回交代で、まずはルークとベインか?」
ベイン「姫は、頭数にいれちゃ駄目でしょう」
パルサス「あ、そうか」
ハインド「ちょっと待て。俺に一人でやれって言うのか?」
ベイン「いや、ハインドさん、強いから」
(一同笑)
セリシア「魔法の使える人と、剣の使える人が一緒にやった方がよろしくありません?」
と、言うわけで結局、見張りの順番は。
(一番目)ベイン&セリシア
(二番目)フーズ&ルーク
(三番目)カチューシャ&アーシュライン
(四番目)パルサス&ハインド
セリシア「お姫様、頭数にいれるの?」
パルサス「大丈夫かな、これで......三番目が、一番危険だ」
カチューシャ「初めてなんですっ。ワクワク」
GM「さ〜て、一直目。サイコロに、気合いが入るなぁ(嬉)」
ルーク「嫌な目を出さないように」
GM「一直目は、何もなかったよ。交代の時間だ」
ベイン「はい」
カチューシャ「時間になっても、起きれなかったらどうしよう」
GM「二直目......何もないな」
ルーク「交代だよぅ!!」
カチューシャ「あ、見張りですね?」
フーズ「30分ぐらい起きていて、見張りの仕方を教えよう」
GM「何時間交代なの?」
パルサス「2時間交代だろう?」
カチューシャ「アーシュラインさん、眠いですぅ〜」
GM「あっ、出た」
フーズ「ち、ちなみに、まだ、僕が起きている時でしょうか?」
GM「うん......二直目と三直目の交代の時、四人が話していると、船の縁の部分で、ベチャッっという音が聞こえたよ」
カチューシャ「えっ!?」
フーズ「精霊視力、『センス・オーラ』!!」
カチューシャ「あ、私も」
GM「生命の精霊力は感じるよ」
ベイン「インフラビジョンの方が便利だな」
フーズ「何か、いるぞ!!」
カチューシャ「何かいますわね、みんなを起こします?」
フーズ「起こせ、起こせ!!」
GM「船の縁の方から、君達が灯している薪の光に照らされて、赤い吸盤がビチョッっと......」
カチューシャ「起きてぇ〜っ、起きてぇ〜っ、お願ぁ〜い(泣)」
GM「その正体は、キラー・オクトパスでぇ〜す。始めて見た人は、知識ロールをしてちょうだい。知識ロールの目標値は13......触手の長さが2mもある大ダコでござる」
カチューシャ&セリシア「わからな〜い」
フーズ「弱点は?」
GM「特に無いよん。カチューシャの船の方にビチャッっと......」
カチューシャ「きゃぁあ、起きて、起きてぇ!!」
ルーク「う〜ん、何で揺れるんですかぁ。こんなにぃ......」
GM「頭の大きさは1m程だよ」
パルサス「かなり大きいな」
フーズ「弓を構えます」
GM「みんな、起きていいよ」
セリシア「すぐ、戦線に復帰していいんですかぁ?寝ぼけてるとか......」
GM「プレイヤーの判断でいいよ、それは」
ハインド「起きると、すぐ横にいると」
カチューシャ「ほらあそこに、なんか分からない物が......」
<第1ラウンド>
とりあえず、寝てた人間は、このラウンドは起きあがるだけ。
フーズは弓を構える。アーシュラインはフォースの呪文をかけるが、なんとタコに抵抗されてしまう。
ベイン「タコに抵抗されるって(笑)」
(一同笑)
GM「わ〜い、ばんざ〜い(笑)」
アーシュ「7ダメージ」
GM「タコで〜す」
パルサス「タコで〜す(笑)」
GM「さて、あと、このラウンドに動けるのは、カチューシャだ」
カチューシャ「レイピアでツンツン。あっち行ってよ!!攻撃は、攻撃力+2Dですね......13」
GM「タコにレイピアが刺さった。ブスッ。ダメージを下さい」
カチューシャ「7ダメージです」
しかも、なかなかタコもしぶとい。八本の腕で攻撃して、さらに攻撃が当たった者を締め付け始めた。
GM「攻撃が当たった人は、ダメージ+タコの足で締め付けね」
フーズ「うそぉ〜!!」
GM「本当。キュキュキュッ(笑)」
カチューシャ「キュキュッ(泣)」
GM「肌に吸い付くような吸盤のフィット感がなんとも言えない」
(一同笑)
<第2ラウンド>
GM「締め付けられた人は、タコの足を外す為に、冒険者技能+筋力ボーナス+2Dで12以上を出しておくんなまし」
ルークの攻撃も、タコに当たらない。
GM「君の剣は、タコのヌルヌルとした表面を滑って行った。まだ......駆け出しごときに......いや、タコは言わないけどね」
(一同爆笑)
ルーク「......ゆるさんっ!!(怒)」
前のラウンドでタコの攻撃を受けた人間は、このラウンドはタコの足を外すので精一杯。さらに、アーシュラインのフォースが、またもタコに抵抗される。
ベイン「また、タコに抵抗されてる(笑)」
アーシュ「6ダメージ」
ハインド「締め付けをはずした!!タコごときに、ハインドの命を取られてたまるか!!(笑)」
ベイン「ロドーリルの暗殺者ですが、どうやら奴は、タコに殺されたようです(笑)」
ハインド「タコに殺されるような奴に殺された、今までの奴らって......」
ベイン「浮かばれんのぅ」
セリシア「はいはい。電撃を飛ばします」
GM「タコの抵抗は12です」
セリシア「13......かな。(コロコロ)クリティカルしましたよぉ......18ダメージ」
GM「うぇ?......ブスブスブス。何やら、香ばしい臭いが」
(一同爆笑)
セリシア「食べれる(笑)」
GM「タコで〜す。焼けました。おもいっきり、焼けました」
フーズ「あ、でも、まだ姫さんが捕まってんぜ」
カチューシャ「え〜っ、あ、熱いよぉ!!」
フーズ「余ったダメージは姫さんの所へ......」
GM「いいなぁ、それ(笑)」
フーズ「あぁ!!聞かれてしまったぁ(笑)」
ルーク「グラックスの元に行くんですかぁ?」
カチューシャ「グラックスは、まだ死んだと決まったわけじゃぁ〜」
ベイン「......え?」
カチューシャ「あぁ〜(泣)」
GM「7ダメージあげよう」
カチューシャ「わぁ!!」
フーズ「冒険者レベルで減らせない?」
GM「それでも、少しダメージ行くでしょう」
ルーク「信じられん......信じられん!!」
カチューシャ「ちょっとチリチリって、髪が......」
GM「君の傍らで大きなタコが香ばしい臭いを(笑)」
セリシア「睡眠の邪魔を......」
ルーク「この戦利品の焼きタコは、保存食にしましょう(笑)」
GM「いいよ」
フーズ「ラッキー!!」
パルサス「どれくらいだい?」
GM「全部で24食」
セリシア「全員で平等に分担ですね」
ベイン「山分け」
フーズ「3食分だな」
ハインド「一日分増えた」
フーズ「いや〜、何とかなるもんだなぁ」
カチューシャ「一緒に焼かれたタコを食べるのって......」
パルサス「アーシュライン、寝る前にカチューシャに回復の魔法をかけてやってくれないか」
カチューシャ「私、ヒーリングできるよ」
パルサス「あ、そうか」
ベイン「姫のくせに」
(一同笑)
GM「危険だ......危険すぎる一言だ」
ルーク「でも、戦闘が終わってハインドさんが回復呪文を必要としなかった事は初めてじゃないですか?」
パルサス「快挙だな」
GM「そして、次の日」
パルサス「さて、出発するか」
セリシア「あの〜、あれから寝たんで精神点は回復しません?ちょっと、今ので結構きてるんですけど......」
ハインド「じゃあ、昼まで寝たら?」
フーズ「じゃあ、司祭様と姫さんとバカだけどちょっとやる魔術師には昼まで船の中で寝ててもらおう」
ルーク「私の操船技術に身を任せて、どうぞお休み下さい」
GM「起きている人は、レンジャー技能+知力ボーナスで判定してみて」
フーズ「16」
GM「すると、フーズは地図を信用するのならば、そろそろ目的地に着いたんじゃないかという気がする」
フーズ「天候予測......13」
GM「曇のち時々雨......でも雨の可能性は少ない、といったところ」
フーズ「なるほど。では......おら、起きろ、起きろ、おめーら......あ、司祭様。どうぞ御起きになって下さい」
(一同笑)
フーズ「姫さんだけ、起きてない。まだ誰も起こしていない」
カチューシャ「ガーン」
ルーク「あれ?まだ寝てるの?」
フーズ「だって、誰も起こしてないもん。俺は違う船だし」
ルーク「姫、姫、朝ですよ」
カチューシャ「ほえ?何?え、あれ?何でこんな所に......(寝ぼけている)」
フーズ「後はベインに任せるとして......」
ルーク「素人が手を出しちゃいけないね。やっぱり、何かカチューシャを扱う技能がいるんだ(笑)」
カチューシャ「技能がいるんですか?」
フーズ「ほら、プロの調教師がさぁ」
カチューシャ「ちょっと待って、何よぉ!!」
ベイン「その言い方、何か怪しいぞ」
カチューシャ「ひどいよぉ!!」
フーズ「では、え〜と、そのまま......」
ベイン「捜すったって、どうやってみんな捜してんの?」
ハインド「だから、こうやって、棒で水中をかき回して......」
GM「そうそう、手辺り次第(笑)」
カチューシャ「あ〜、そんなぁ〜」
フーズ「まあ、浮かんでいる物がないか見てみたり」
GM「君達は、プロミジーでグラックスの遺体を見た人間がいるのは知っているけど、その人物と会っているわけではないしね」
ハインド「要するに、何もせずに来たと」
GM「でも、捜し方は、他の探索している人間も一緒でしょ。恐らく」
セリシア「この近くに、似たような船は沢山いますか?」
GM「かなり広いから、時々会う程度。あんまりお互い近づこうともしないしね」
GM「さて、また次の日の朝」
ルーク「あのぅ......魔法使い様?」
セリシア「あたしの事を魔法使い様だなんて初めてですか?」
ルーク「お願いしたい事があるもんですから」
セリシア「あ、はいはい」
ルーク「魔力感知をここらでやってみてはいかがでしょうか?」
セリシア「では、センス・マジックを使います......かかりました」
GM「特に魔力の反応は、目に見える範囲にはないね」
セリシア「反応はありませんね」
フーズ「なるほど。では、もう少し奥に行ってみよう」
GM「では、レンジャー技能+知力ボーナスで判定して下さい。目標値は10」
セリシア「10」
フーズ「12」
GM「え〜、君達の船の間の水面に、ブクブクという空気がはじける音が......」
フーズ「音がする!!何か来るぞ!!」
GM「ビョンと、赤黒く細長い何かが水中から伸びてきたよ......舌だね」
ルーク「何ですかあれ?」
アーシュ「何、あれ?」
セリシア「蛙かなぁ......」
GM「八人か......では、サイコロで決めましょう......(コロコロ)......ハインドだな」
ハインド「あ〜!!」
(一同爆笑)
ベイン「お約束だな、何だか」
GM「赤黒いのたうつように君に伸びてくる奇怪な舌を避けて頂戴」
ハインド「回避は14」
GM「14?そんなもの、9以上を出せば......(コロコロ)......お、出た」
ハインド「あ〜、なぜ出す〜!!」
全員「ベロ〜ン」
GM「さて、ダメージと締め付けをプレゼントしてあげましょう」
ハインド「あ、防御ロールが1ゾロ」
GM「では、8点のダメージがそのまんま」
フーズ「終わったようだな」
GM「さようなら、ハインド」
ベイン「おお、これで勇者グラックスと同じ場所で眠れますね(笑)」
ハインド「ちょっと待て......まず......」
GM「ちなみに、目標値11の知識ロールをして......成功した人は、これがジャイアント・トードという体長3mもある巨大なヒキガエルという事が分かる」
カチューシャ「わお〜」
GM「湿地に住み、5mもある巨大な舌を伸ばし、人間ぐらいの大きさの動物は丸飲みしてしまうよ。舌は3ラウンド以内に脱出できないと、4ラウンド目に飲み込まれるよ」
ベイン「タコに殺されかけたり、カエルに殺されかけたり......」
カチューシャ「カエルかぁ〜」
GM「さて、第一ラウンドという事で」
<第1ラウンド>
ハインド「いきなりピンチ!!」
ルーク「ハインドさん、かっこいいじゃん」
ハインド「カエルごときに殺されと〜ね〜!!」
ルーク「ハインド、当たったらごめんね。攻撃は、17」
GM「回避は12で、当たったよ」
ルーク「9ダメージ」
GM「う〜ん、舌がちょっとちぎれかけてますな。で、ハインドはだんだんと水面の方に引きずられているのを感じるなぁ、動けないけど」
カチューシャ「あっ、沼に落ちちゃいます!!早く、早く!!」
フーズ「弓を構えます」
アーシュ「ちぎれかけてる舌に向かって『フォース』」
GM「カエル抵抗できるかな?抵抗は13」
ベイン「ここでまた畜生ごときに抵抗されるか?」
アーシュ「......14」
全員「おおぅ!!」
GM「しかし、まだレベルで引けるが......舌は、ちぎれちゃいますね。アーシュラインの『フォース』によって破裂するように弾けた舌は水中に逃げて行く」
ハインド「そしたら、逃げます!!」
ルーク「ハインドの臭いは?」
GM「え......カエルの臭い」
カチューシャ「きゃあ、来ないで!!」
ルーク「近寄んないで(笑)」
パルサス「粘液まみれ(笑)」
ハインド「そこまでなってない!!」
カチューシャ「きゃあ、きゃあ、きゃあ、きゃあ、きゃあ!!」
ルーク「よだれまみれでしょ?」
ハインド「............なぜだ、なぜなんだ」
GM「あ、ちなみにカエルは逃げたようです」
フーズ「じゃあ、奥地に向かいましょう」
GM「奥地に向かうと、だんだん霧が出てきました」
フーズ「おや?霧が出てきた」
GM「先頭の船に乗っているのは、フーズ、アーシュライン、セリシア、パルサスか......霧はいよいよ本格的に深くなってきた」
フーズ「火を余分につけます」
カチューシャ「視界は?」
GM「数メートル先が見えるくらい」
セリシア「もう片方の船は見えませんね」
GM「見えませんね」
カチューシャ「こっちは元気〜!!と呼びかけましょう」
フーズ「減速するから気をつけろ〜!!」
GM「どちらの声もお互い聞こえないね」
全員「えっ?」
ベイン「これは......」
セリシア「返事がないよ......おかしいね」
カチューシャ「どうしたんですの〜!!......ウインド・ボイスは使えます?」
GM「風の精霊力は働いてますけど、霧のおかげで距離がはかれないので実質上使えませんな」
フーズ「もう一度言っておきます」
GM「やっぱり聞こえません」
セリシア「あの〜、縄をツンツン引っ張ってみたいんですけど?」
GM「......引きずられてきたよ」
セリシア「え?」
GM「緑の血がついた紐がスルスルと......」
セリシア「紐が切れてますわよ」
カチューシャ「えっ?切られてるの?」
GM「......ちなみに、緑の血は、今のハインドと同じ臭いがする」
ルーク「ハインドが切ったんだ!!」
ベイン「ハインドさん、いけませんねぇ」
ハインド「ちょっと待て、俺は甲板の後ろで離れていじけているのに!!」
カチューシャ「じゃ、カエルさんが?」
フーズ「とにかく、減速しよう」
GM「では、<船B>の四人は、ちょっと別部屋で休憩して下さい」
|