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今回からは、前回で氷の中に閉じ込められていたキャラクターが、PCで参加します。名前はベインとカチューシャです。これで、PCは総勢九人(号泣)。ちなみに、ベインとカチューシャは、PCの知らない場所で簡単に事前セッションを行ってます。その内容は、PCは知りません。それは、これからキャンペーンを通じて知る事になるでしょう。
【1章:蘇った姫と従者】
ルーク「セリシアさん、アイテム覧に書いてあります?ハインドって」
ハインド「やめてくれ〜!!ソーサラーやシーフ技能を持ってるから、かなりこき使われるかもしれない……」
セリシア「この間、セージ技能の判定が一回も成功しなかったんだけども……」
フーズ「なんか悲しいものがあるよなぁ」
ベイン「いざという時に知識が出てこないんだよ」
セリシア「知力18あるんだけどなぁ……」
カチューシャ「筋力7なのに、ファイター技能がレベル2!!」
ベイン「ベイン=フォーズは、知力が10しかない!!」
カチューシャ「私、でも、筋力7しかないよ」
ベイン「筋力は22もあるんですけど……」
ハインド「あっ、やったあ!!筋力の下ができたぁ〜!!うくくくくく」
GM「いくつなの?」
ハインド「8」
フェンリル「……ハインド君、なんかすごく喜んでる」
ハインド「だって、もぉ……でも、生命力じゃ、まだ一番下だぁ!!」
フーズ「ハインド、君の事は忘れないよ」
(一同爆笑)
GM「でも、運の良さを数値化したら、ハインドが一番上かも知れない」
フーズ「それも今回で終わりかも知れない(笑)。大丈夫、キャラシート二枚目、もう用意してあるから」
ハインド「ぐぁ〜、やめてくれ〜。でも、最近妙に二人目のキャラクターの構想を練り始めている自分が恐い」
GM「(おいおい)」
フーズ「この中じゃあ、僕が最優秀キャラクターだからなあ、ふっ、ふっ、ふっ」
GM「ギャグが?(笑)」
フーズ「能力値のボーナスが、全部+3っていうのは、人間じゃ最強ですよ。こんなスーパーなキャラクター何度もやって良いのかなぁ」
フェンリル「システム的にはね」
ハインド「強いなぁ。しかし、サイコロ運がそれに答えてくれるかどうか」
フーズ「ふっふっふっ。いや、きっとフーズは最後まで生き残る事でしょう」
GM「そ〜かなぁ〜」
フーズ「そして、最後にみんなの事は忘れ……」
GM「そ〜かなぁ〜」
フーズ「ハインド、きみの事は……」
GM「増長は死を招くぞ(ボソリ)」
(一同爆笑)
フェンリル「やだなぁ(笑)」
フーズ「ハインドって年令幾つだっけ?」
ハインド「24歳です」
フーズ「……じじい」
ハインド「24歳でじじい?!パルサスに言ってやろぉ!!」
パルサスのプレイヤーは、遅刻してくるらしい。
フーズ「パルサスって何歳だっけ?」
ハインド「32歳」
ルーク「あれは、自分でおっさんと言ってますから」
GM「言ってたか?」
ハインド「子持ちだもんね〜」
GM「ふむ、そろそろ始めましょうか?」
フーズ「そういえばセリシア、使い魔の名前を教えてください」
GM「あれ、いつのまにかにLV3になったの?」
セリシア「なりました(喜)」
カチューシャ「使い魔の名前は……ふくちゃん」
フーズ「ふくちゃん!?」
セリシア「いや、なんでもいいんだけれども」
カチューシャ「ふくちゃんがいいよぉ」
フーズ「使い魔殺そうな」
(一同爆笑)
ベイン「あっ、使い魔が、死んでる(笑)」
ルーク「ハインド二号が!!」
(一同爆笑)
フーズ「ボーボーとかクークーとか……」
セリシア「名前は考えときます」
ハインド「どこから始まるんでしょう?」
GM「……氷の魔獣が死んだ魔法陣が描かれた部屋で、フェンリルは目を覚ました。それはカチューシャ=ミリエム=ビラードとベイン=フォーズが冒険者によって氷の中から救出されたのと同時であった」
フーズ「という事は、実際今は?」
GM「二人を氷の中から救ったところだね」
セリシア「じゃあ、まだ使い魔はいないんですね?」
GM「使い魔はいないけれども、LVは上がってていいよ。さあ、君達はやっと苦労して……雪の女王を倒した。今、君達の前には、半分に溶けた雪の女王が、横倒しになっている」
カチューシャ「私は?」
GM「たいまつにあぶられて、解凍中」
カチューシャ「シュワシュワシュワシュワ……」
セリシア「あっ、シュワシュワいってるよ」
フーズ「ああ、疲れたぁ。ひとっ風呂浴びて……」
ルーク「今、外に行って水浴びしてきませんか?」
フーズ「お前、さっさと行け!!」
カチューシャ「カチューシャは、目半開きでボォーッとしてるよ」
ルーク「GM、カチューシャとベインの自己紹介は終わってんの?」
GM「ぜんぜん」
アーシュ「大丈夫みたい、ユサユサ」
フーズ「司祭様、危険かもしれません。こやつ、ここに封印されていたのかも知れませんぞ。ましてや、このみなり、罪人かも……」
GM「いやいやいやいや……そんな身なりしてへんって(笑)」
ハインド「俺の経験からいってそんな事は絶対にありえん!!」
GM「何の経験だろうなぁ」
フーズ「まあ、罪人とは思えませぬが、この様な所に封印されていたとなると何がしら悪しきものがあるのでは?」
ハインド「起こして聞いた方が、手っとり早い」
フーズ「いや、このまま再度封印しましょう(笑)」
アーシュ「ナインテイルズシルバーフォックスに封印されていたんじゃあ……」
フーズ「ああ、さすが司祭様」
ハインド「なるほどぉ」
フーズ「さすがに、物知らずの魔術師とは違いますなぁ」
その時、セリシアのプレイヤーはおにぎりを食べていたため、喋る事ができない。それを見た一同大爆笑。
GM「いくら言いたい事があっても言えない(笑)」
フーズ「(セリシアが食べ終わったのを見て)何か言いたい事がありますか?」
セリシア「まだ、おにぎり一つ分話せません」
(一同爆笑)
フーズ「それでは司祭様。こちらをお願いします」
アーシュ「これはどのような状態なのか……」
セリシア「こんな寒いところでさあ、全身水浸しだったら……風邪ひいちゃう」
フーズ「とりあえずフェンリルの所に近づいて、大丈夫か?」
フェンリル「またこんな事に……」
フーズ「フェンリルは、どんな様子ですか?」
フェンリル「一人でしゃがみ込んで、暗くぶつぶつと呟いてますよ」
フーズ「どうした?」
フェンリル「いや、何でもないの」
フーズ「まあ、ともかく、何があったか分からぬが、少しは元気を出してくれ」
フェンリル「すまないわね」
ハインド「これは、そんなに悪そうな人間には見えないんだけれどもなぁ」
セリシア「うんうん。それより、服がびちょびちょなの……ここ寒いのに」
ハインド「火を焚こうじゃないか、火を焚いてまず暖をとった方が……」
GM「ああっ、火を焚くなんて、そんな……俺達は、まだ封印の洞窟の中なんだぞ。BYパルサス」
(一瞬の静寂の後、一同爆笑)
フーズ「ばい、パルサス……おやじぃ!!(笑)」
カチューシャ「NPC(笑)」
フーズ「親父、フェンリルの様子がちょっとおかしいみたいだから、先に宿屋に連れて行ってくれないか?」
セリシア「あっ、この人達も連れて行って」
フーズ「いや、こいつらは、もしや悪い者達であるかも……」
ハインド「俺は、そうは思わんが……」
セリシア「大丈夫、この人は」
アーシュ「マントをかけてあげて……」
セリシア「これだったら寒くないと……」
フーズ「お前、こいつらが悪人じゃないとでも言いきれるのか?」
ハインド「まぁな、ちょっとしたカンのようなもんだ」
嘘をつけ、ハインド。
GM「ふうむ、しかし、フェンリル。最近、お前ちとおかしいなぁBYパルサス」
フェンリル「……気分が悪いわ」
フーズ「ルーク、すまないがこの炎の剣を元の場所に刺してきてはくれないか?」
ルーク「……行ってきました!!」
フーズ「おおっ、さすが騎士の出だけあって動きがすばやい」
ルーク「シュッ、シュッ、まかして下さい」
フーズ「この氷づけになっていた男と女……邪悪な者かもしれんと私は思うのだが……このまま置いて行くのはいかがでしょうな、司祭様?」
ハインド「そいつはちょっと……」
アーシュ「ここは寒いし……」
ルーク「姫に悪い人はいませんよぉ!!」
フーズ「お主は、まだ人生経験が浅い」
ルーク「そうですかぁ?」
フーズ「俺が狩りで身につけた色々なマナー……マナーじゃない……」
ベイン「何か、変な過去にあったんじゃないか?(笑)」
GM「一人で話をさせてないで、周りで止めなさい、あれを(フーズの事)」
セリシア「もしもし、起きた?」
カチューシャ「こ、ここは……」
アーシュ「大丈夫ですか?」
フーズ「やや!?起きた?」
アーシュ「この人の体を暖めたいので……」
セリシア「宿に連れて行こう」
カチューシャ「炎の剣はどこに?」
(一同静寂に包まれる)
フーズ「私の正義の心が、この者を悪だと告げているような気がしないでもないのだが……」
カチューシャ「グラックスは、どこに……グラックスぅ〜!!」
ベイン「グラックスが、どうかなさいましたか?」
フーズ「うわぁ!!」
セリシア「いきなり喋り始めた……」
ルーク「フーズさぁん、フーズさぁん……やっぱ、危ない人なんじゃぁ」
(一同爆笑)
ハインド「何か、ワケがありそうだな。ところで、僕達はグラックスについて知ってるんでしょうか?」
GM「それは、セージ技能+知力ボーナス+2Dで判定して下さい。10以上の人は、知ってるよ(セリシアに向かって)幾つ?」
セリシア「......10だ」
ハインド「やっと、成功しましたねぇ」
GM「すると、それはザンティ王国で昔、名を馳せた一人の勇者の男の名前であると言う事に気がつく」
ルーク「勇者?」
GM「憂国の騎士っつうやつだね」
フーズ「そういえば、確か天下無双の騎士だと聞いた覚えがある」
ルーク「天下無双って誰が決めたんですか?」
フーズ「……いい質問だな」
(一同笑)
フーズ「グラックスの名前を口にするとは、このおなご、面妖な」
ルーク「昔の人?どのくらい前の人?」
GM「200年ぐらい前の人。まだザンティ王国が健在であった頃にいた人だね」
ルーク「今、どこって言ってましたよね?もしかして、200歳越えてるんですか?」
フーズ「見た目は若いが、どうやら……既にばばあの様だ」
GM「ば、ばばあ……」
ハインド「まあ、本人に話を聞いてみるのが一番だと思うが?」
フーズ「それでは司祭様、どうなさいましょう?」
アーシュ「どうしましょう……後ろの人に(ベインの事)聞いてみましょう、あのう、もしもし?」
ベイン「何でございましょう?」
アーシュ「あなた達は、どの様な方なのでしょうか?」
ベイン「どの様な、と言われましても……」
アーシュ「どうしてここに氷づけになったか教えて下さい」
ベイン「分かりました」
GM「自分で言ってくれ。俺言うの面倒くさいから」
ベイン「……俺、話忘れちゃった」
GM「おやじぃ〜!!」
ベイン「細かい事忘れてるんだよ、細かい事。大きな流れは覚えているんだよ」
GM「まあ、ベインが言ったということでGMが説明すると……この二人は、ザンティ王国第三王女カチューシャ=ミリエム=ビラードとその従者ベイン=フォーズなんだけれども、カチューシャのわがままで、炎の剣をグラックスにプレゼントするためにここにきたら、物の見事に雪の女王に氷づけにされたっていう……」
フーズ「やっぱり、こういう奴は殺そう」
(一同笑)
ハインド「とりあえず、宿屋に戻りましょう」
フーズ「いや、してそこのマイリーの聖印を持ったお方、あなたも司祭のようですなぁ。よろしければお名前をお聞かせいただけないでしょうか」
ベイン「私の名前は、ベイン=フォーズ。あなたは?」
フーズ「私ですか?私は、単なる主人公的存在とでも呼んで下さい」
ハインド「ボコッ、殴ります、後ろから」
ベイン「変わったお名前ですねぇ」
(一同笑)
カチューシャ「ベイン=フォーズ……」
GM「そうだったのか……ばーいパルサス」
フーズ「……もう、ギャグやらない(泣)」
アーシュ「と、と、ともかく、この人の体を暖めなければ」
フーズ「わかりました」
ハインド「じゃあ、宿屋に戻りましょう」
GM「どうやって?帰る道は?」
ルーク「あ、僕覚えてます……そのままともかく、例の、来た道を戻って」
(一同爆笑)
フーズ「そりゃあ、覚えているよなぁ」
GM「じゃあ、南に行くんだね?」
フーズ「迷宮のドアを開ける際に、ふむ、やはり余り気持ちの良い連中じゃなさそうだと……」
GM「誰を?」
フーズ「内緒」
(一同爆笑)
カチューシャ「私は?」
アーシュ「私が、肩にかついで行きます」
カチューシャ「ずるずる……」
セリシア「ずるずる……」
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