お化け村のおばけたち
名前:アロマ ヒットポイント:20 暗示するカード:天秤(14日目) 影の暗示のカード:毒(11日目) ふつうのちから(1):礼儀作法(1) 魔女のちから(3):薬の調合(1) ケガや病気をなおす(2) 空と鳥(6) ほうきで空を飛ぶちから(5):重いものをのせて飛ぶ(2) 猫いらず飛行(3) 高く飛ぶ(3) 速く飛ぶ(3) 長時間飛ぶ(3) お母さんの診療所を手伝っている駆け出しのお医者さんです。 正義感の強い元気な女の子。でも、ちょっと不器用みたいです。 猫の名前:セラピィ 性別:メス ヒットポイント:21 マジックポイント:21 猫の能力:強さ(1) 美しさ(2) 色・柄:エバーグリーン 緑の毛並みが美しい猫。女の子ですが、男の子っぽい性格です。 よくアロマの治療の実験台にされて可哀想です。 名前:ラキア ヒットポイント:23 暗示するカード:ナイトメア(13日目) 影の暗示のカード:杖(3日目) 普通のちから(4):歌や音楽(4) すてきな笑顔(4) いじっぱり(1) 魔女のちから(1):草木や花(2) ほうきで空を飛ぶちから(4):高く飛ぶ(3) 長時間飛ぶ(4) 空中での方向感覚(1) 猫いらず飛行(1) 夢見が悪いせいで、寝不足でいつも眠そうな顔をしています。 お師匠さんと一緒に魔法のお花屋さんで働いているようです。 猫の名前:コットン 性別:オス ヒットポイント:20 マジックポイント:20 猫の能力:強さ(2) 美しさ(1) 色・柄:銀毛、しっぽだけ白黒水玉 とっても恐がりな猫です。しっぽの水玉もようがキュート。 よくラキアに踏みつぶされてしまっています。 魔女と不思議の住む世界、ランドアイルス。 秋も深まってきた今日この頃。二組の魔女たちが住む小さな街で、ある冒険が始まろうとしています……。 GM 今日は…… (カード引き) 10月24日ですー。「時の川」の日ですね。 アロマ 今日の魔力は5。気力は十分だね♪ ラキア 4です、今日の魔力。 GM さてと、みなさんは同じ街に住んでおります。アロマがお医者さんで、ラキアが花屋さんでしたっけ。 ラキア そです。 アロマ アロマは、母の病院のお手伝いです。病院っていうか、小さな診療所。 GM それでは、まずアロマから行きましょう。 アロマ 最近寒くなったから、「風邪ひいたら困る」と、セラピィをマフラーでグルグル卷きにしておこう。 セラピィ じたばたします(笑)。 GM 診療所はがらんとしています。お母さんが往診に行ったのと、患者さんがいないからです。 アロマ 「ヒマだねえ、セラピィ」 セラピィ 「ヒマなのは、みんな元気だからだよ。いいことじゃん」 アロマ 「お、いいこというねえ」 セラピィ 元から無いけど、することもないのでうろうろしてます。でもきっと、診察台のまわりは不衛生になるから近づくなって言われてるんだ。 アロマ 「セラピィ、ヒマなら、包帯卷きの実験台になってよ!」……と、包帯を持ってジリジリと迫る。 GM アロマとセラピィがヒマをつぶしていると、表のドアが急にどんどんと打ち鳴らされます。「大変だ! 急患、急患だよ!」 セラピィ 「ほ、ほら、大変だよ(ほっ)」 アロマ 「はーい」と返事をして、ドアを開けます。 GM すると、そこには……だれもいませんでした。しーん。 アロマ あれ? 風かな? セラピィ 「……気の短い急患だなぁ。いきなり帰んなくてもいいのに」 GM 「ほっほっほっほ。ヒマだからといって医者が病院内で遊ぶのは感心しないねぇ」 アロマ びくっと。 GM しわがれた声が、背後から聞こえてきました。どこかで聞き覚えのある声です。 アロマ 今の声はなに? どこで聞いたか、思い出そうとします。 GM それじゃあ、《魔女のちから》でチャレンジしてみてください。 アロマ 《魔女のちから》が3だったら3回振って、1回でも同じ目で揃えば成功だっけ? GM そうです。 アロマ (2+1, 5+4, 5+4) ……失敗。 GM おしいなあ。思い出せませんでした。 セラピィ なにか見える? GM 振り返ると、診療室にあったたくさんの包帯が寄り集まって、透明人間かミイラ男みたいに立ち上がるのが見えます。 セラピィ じゃあ、いきなり《フーッ!》……猫魔法使います(笑)。 GM そうすると、包帯人間(?)は、一瞬びっくりします。 アロマ セラピィの声を聞いて、振り返る。「キャー!」 GM 「こりゃ、この猫! 年上はきちんと敬うんだよ!」と、さっきの声が言います。 セラピィ 「包帯に、年上もなにもあったもんじゃないよ!」 アロマ 「年上? ……あっ! もしかして?」 GM 「アロマもアロマだよ。おまえ、ワシの声をすっかり忘れとるだろう?」 アロマ 「ご、ごめんなさーい、大魔女さま!」 セラピィ 逆立った毛が引っ込んで、「……へ? 大魔女さま?」 GM そう、この声は大魔女さまのものでした。 「まったく、おまえの仕事ぶりを見てやろうと水晶球をのぞいたら、映ったのは猫と追いかけっこをしてる姿。あたしは情けないよ」 アロマ 「大魔女さま、どうなさいました? こんな包帯グルグル卷きで……」 GM 「って、ちがーう! 包帯を使って、おまえたちと話をしとるんじゃ! そのボケ、なんとかせんかい!」 アロマ あまりの大声にひっくり返る(笑)。 GM 「ぜぇぜぇ……まったく。このぶんじゃこの仕事も無事勤まるかどうか不安だねえ」 アロマ 「わたし、セラピィと遊んでいたわけじゃありませんー。治療の練習をして、はやく一人前になろうと思ったんですー」と小声で言う。「……え、仕事?」 GM 「そうかい……まあいい。医者の練習もいいが、おまえは魔女だ。魔女の役目、忘れたわけじゃないだろうね?」 アロマ 「は、はい!」 GM 「ここに、困っているものがいる。いって助けておやり。そうそう、花屋のラキアと一緒に行くんだよ」 その声とともに、ひさひらと一枚の紙が落ちてきます。 アロマ 「わ、わかりましたー!」 紙に視線を落として、ピラッと拾います。 GM それは一枚の地図でした。この街からやや離れたところに、赤い×印がつけてあります。 アロマ 「セラピィ、困った人がいるんだって。大変、はやくラキアと駆けつけなくちゃ」 GM 「期待しているよ。ほっほっほっほっほっ……」 声はだんだん小さくなって、ふっと消えてしまいます。それとともに包帯が、まるで中身を失ったように床に落ちます。 セラピィ 「やれやれ。待っててもケガとか病気で困ってる人がくるってのに、こっちから出かけてかなきゃいけないなんて、ね。アロマ」 アロマ 包帯散らばった状態のまま、「ただいま休診」の看板をかけて、ドアに鍵をかけて、鍵を植木の中に放り込んでいく(笑)。 GM するとそこへ、お母さんが帰ってきます。「ただいま……あらアロマ、どうしたの? そんなにあわてて」 アロマ 「ママ、困ってる人がいるらしいから、ちょっと留守するね!」 GM 「そう。いってらっしゃい。気をつけるのよ」お母さんはそう言って、診療所の中に入っていきます。 そして一瞬後、ものすごい大声で「あっ、アロマ〜っ! なによこれは〜っ!」というお母さんの叫び声が……(笑)。 アロマ 「さ、行くわよ、セラピィ(笑)」 セラピィ 「にゃーん」 |