悪魔の刻印

ソード・ワールドRPGキャンペーン
GM・きや〜

intermission

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▼この話は本編ではなく、第3話と第4話の間のひとときにおきた、サーラとパーティーの会話です。サーラの悩みと、それに対するパーティーの答えがここにあります。


進むべき道の上には

▼ダーク・ダルクの話を聞いて以来、サーラの言葉数が少なくなったということは、パーティーのみんなも気がついていました。しかし、パーティーとしてもサーラを見守ることしかできません。
 パーティーはリファールで馬車を手に入れ、ラバンへと向かいます。その道中の森の中で、パーティーは馬車にサーラとカレンを残し、食料を探して森に入っていきました。そのとき馬車に残された2人は……。

GM(サーラ) 「確かカレンさんは、エルフ族の村の村長になるために旅をしてたんでしたよね」

カレン ええ。わたしの村では、村の導き手になる者は外界で勉強し、名声を得たものでなくてはならないという、しきたりがあるんです。

GM(サーラ) 「あの……カレンさんはどうして、村長になろうと? 名声を得るためですか?」

カレン わたしは名声なんて重要視してはいませんよ。ただ、村長になるためには、ある程度の実績がないといけないとは思っていますけどね。

GM(サーラ) 「どうして村長になろうと?」

カレン 例えば村が危険に陥ったとき、村が弱い状態では困るわけです。村を守りたいと思う人が上にたって、村を守るべきじゃないでしょうか。

GM(サーラ) 「カレンさんなら、村を守れると?」

カレン わたしはそこまで自惚れていませんよ。でも、村を守る力になりたいし、そうなるためなら努力は惜しみません。だからわたしはここにいるんです……なんて、ちょっと偉そうでしたね(笑)。それがどうかしたんですか?

GM(サーラ) 「いえ……。でも、怖くないですか?」

カレン 道の途中で出会う危険が? それとも、プレッシャーかしら?

GM(サーラ) 「……両方、です」

カレン そうね……怖いこともあるけど、わたしが自分で選んだ道ですもの。怖がってなんかいられませんよ。それにわたしは、ここで挫けたらきっと一生後悔しそうだから。……あなたもがんばって。

GM(サーラ) 「(潤んだ瞳で)はい、カレンさん……これからも助けてくださいますか……?」

カレン もちろん。わたしたちは自分の意志でここにいるんですから……。悔いが残らないように、がんばりましょうね。


家族の絆

▼とある日、森のなかで休憩をとり、ギャレットは馬車を降りて散歩がてらにブラブラ歩いていると、そこにサーラが追いかけてきました。

ギャレット ん〜、なになに? こんなところで、アイのコクハク〜?

GM(サーラ)違いますっ!

ギャレット そんな力いっぱい否定しなくても……(笑)。

GM(サーラ) 「確かギャレットさんって、ご兄弟がいましたよね」

ギャレット そ〜いえばいたような気も。全員腹違いの兄弟が。

GM(サーラ) 「……腹違いって何ですか?」

ギャレット だぁかぁらぁ〜、全員母親が違うの!

GM(サーラ) 「ええっ。それって……仲いいんですか?」

ギャレット 仲ぁ〜? うん、兄弟同士はいいよ。親同士はどうか知らないけどね。

GM(サーラ) 「そんな兄弟と仲良くなれるものなんですか」

ギャレット ふ〜む、わからないかなぁ。腹違いだからこそ、かえって仲がいいってこともあるんだよ。

GM(サーラ) 「そういうものですか……」

ギャレット ところで、なんで俺の兄弟のことなんて?

GM(サーラ) 「いえ、別に。兄弟ゲンカとかは?」

ギャレット 記憶にないね〜。うん、ケンカなんてしなかったな。

GM(サーラ) 「もし兄弟とケンカして、仲直りしたくなったら、どうします?」

ギャレット 仲直りねぇ。ケンカしたことないからな〜。

GM(サーラ) 「そうですか……。ごめんなさい、つまんないこと聞いて。忘れて下さい」

ギャレット いや〜、なんでも聞いてよ〜(笑)。


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