第6話 終焉の哀歌

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終焉の哀歌が聞こえる

▼そのうち巨大な氷造りのホールに到達しました。青白い光の中、壁面にめり込むよう存在したそれは、上半身はサーラと同じ少女の姿をし、下半身は万色に蠢く混沌を抱えていました。力無くうなだれていても、それは脈を打ち、明滅しています。

カレン ……これが……アブアイマ。

GM その混沌のそばには、一人の人影がたたずんでいました。サーラは「ダニエル、あなた……」とつぶやいて前進するのですが、……全員精神力抵抗してください。

▼光が妖しく瞬いたかと思うと、パーティーはアブアイマの放ったレーザーに襲われます。これで全員が相当のダメージを受けてしまいました。

GM サーラはダメージを受けてない。サーラは驚いてダニエルを見つめて「……あなたがやったの?」と聞く。ダニエルはそれには答えず、「よくここまでたどりつけたわね。ヤツらも案外に役にたたないわね。呪いのかかりが浅かったのかしら。本当なら、そっちも何人か減らしておくつもりだったけど……わたくしのところまではたどりつけないでしょう?」

ギャレット 甘い、甘い! 行ってみせるさ!

▼ミレイユの「キュアーウーンズ(治癒)」の援護を受けての突撃は、再びレーザーに阻まれ、後退しなかった者は再び怪我を負いました。ミレイユは再び呪文を飛ばしますが、途中でアブアイマの邪気に遮られて、目標に到達しませんでした。

GM きみたちの流した血が床に染み込むと、混沌部分が赤く脈打つ。その血をアブアイマの血肉としているようだ。

サンスター アブアイマに近づくと回復できないってことは、迂闊に怪我するとかえってイケナイな。安全策を取ったほうがいいかもしれない。ボクはうめいて後退するね。冒険者レベルがみんなより低いからダメージ大きくて……(笑)。

イン 俺も血を吐いてるけど、俺の位置からならダニエルのところに到達できるな。駆け抜けざまにギャロットを首に絡めさせよう。

GM サーラは取り乱す。「ダメっ、戻ってください!」

リーヴ サーラ、こいつに剣を突き立てれば、すべてが終わるんだろう? 今がそのときだ。俺たちにかまうな、走れ! そう叫んで、相手の気をそらすためにアブアイマに弓を射よう。(コロコロ)19。(コロコロ)クリティカルして16点。

GM 矢は一直線に混沌に突き刺さり、傷口からどろりとしてた緑色の液体がこぼれ落ちる。ダニエルは、ハッとそっちを見るね。

第1ラウンド

▼インはギャロットでの攻撃が成功し、ダイニエルの行動を封じます。リーヴは弓でアブアイマにダメージを与え、リラクとギャレットは抵抗に専念して、インのフォローに回ります。
 ミレイユは後退してきたサンスターに「キュアーウーンズ(治癒)」をかけ、行動を遅らせたカレンの放った「シュートアロー(狙撃)」はアブアイマにダメージを与えました。

GM 一番最後にアブアイマの行動だ。床がボコボコッと盛り上がって、そこから触手が伸び、インに鋭利な刃の如き触手がのびる。ダニエルを離さないなら-4修正。

イン ここで離せばもうチャンスはない。(コロコロ)11。だめだぁ〜。

GM ダメージは20点なんだけど。

イン 20ぅ〜? 俺、体弱いのに(笑)。(コロコロ)9点も抜けてきた。生命点が-3だ。内蔵くらい飛び散るかな。生死判定は……(コロコロ)生き延びた。一応だけど。

カレン イン!!

GM サーラはそっちに駆け寄ろうとする。

イン バカ、かまうなって言っただろ。とっとと行け!

GM 切り裂いた触手がそのままインの体内に残って、チューチュー血を吸ってる。

リラク これはいけない。次のラウンドに触手を引きずり出さないと。

GM さらにレーザーが飛ぶ。抵抗の目標値は20、ダメージは15。抵抗すれば13。

リラク うっ、それもあったっけ。

▼リラクとギャレットは抵抗に成功し、なんとかそこに留まります。

第2ラウンド

▼カレンはインのもとへ駆け寄ろうとしますが、サンスターに制され、カレンは行動を遅らせて「ヒーリング(完治)」をかけるために待機します。リラクがインに近づくと触手が襲いかかりますが、それをかいくぐってインを助けだします。
 リーヴは触手を射てクリティカル。サンスターは「エネルギーボルト(魔弾)」を飛ばします。

GM サーラはアブアイマに駆け寄って剣を突き立てる。するとアブアイマは、今度はサーラにもレーザーを放つ。(コロコロ)かなり血を吹いた。でも、サーラは剣を持つ手を離さない。

サンスター 偉い!

GM ダニエルが首をさすりながら立ち上がって短剣を抜き、サーラのほうに向き直る。「姉様……。その悪魔を殺せたら、ゲームは姉様の勝ちよ……。ダメなら、わたくしが姉様を殺してあげる。みんなと一緒なら寂しくないでしょう?」

リラク それだとアブアイマは復活しないじゃないですか。アブアイマ復活が、あなたの目的だったんじゃないんですか?

GM(ダニエル) 「悪魔が復活すれば全てが滅ぶわ。わたくしはそこまで愚かじゃない」

リーヴ それなら、一体何のために?

GM(ダニエル) 「くっくっ、わからないでしょうねぇ」

ミレイユ わかるもんですか。サーラさん、剣を刺したんなら早く離れて!

GM サーラは振り返って叫ぶ。「剣がこれ以上刺さらないんです!」懸命に剣を押し込もうとするんだけど、何か堅いものに阻まれて、それ以上刺さらないみたいだ。

ギャレット 力が足りないのか? なら、駆け寄る。

GM 触手が飛ぶけど。

ギャレット (コロコロ)くらった。(コロコロ)よし、まだ生きてる。サーラと一緒に剣をねじ込む!

GM カチン! 確かに殻のようなモノに阻まれているね。サーラは駆け寄ってきてくれたギャレットのマジな顔を見て、危険な状況も忘れて驚く(笑)。

ギャレット なんでだ〜(笑)。剣をねじ込みながら「それじゃ足りないんだよ! サーラ、お前は1人じゃないんだろ?!」と叫んで、渾身の力を込める!

一同 うお〜、カッコいい!!

GM 力を合わせれば、剣は殻を貫いた。ズズッと突き刺さり、アブアイマはこの世のものとは思えない叫びを上げる。次の瞬間、閃光があたりを満たし、無音の衝撃波がきみたちを激しく襲う。永劫とも一瞬とも思えるそのときが過ぎ、もうもうと沸き上がった霧がゆっくりと沈静した。

ギャレット ……やった……のか?

GM ギャレットが目を開けると、そこにはさっきまでの混沌の姿はなく、あるのはただ、壁に突き刺さった剣と、それを握り締めた少女だけだ。サーラは崩れるように倒れ込むけど、その白い小さな両手は、剣を握り締めて離さなかった。

イン ……上出来だ。やるようになったじゃねえか。


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