▼洞窟を進むと、急に人工的な迷宮になります。そして、本当の入り口と思しきところに大きな扉がありました。 GM 扉の前に、一人の大柄な男が立っているよ。相変わらずの蝶ネクタイの男が腕組みしてこっちを見てる。 リラク カークですね。生きてましたか。 カレン わたしたちの目的はわかっているのでしょう? そこをどいてください。 GM(カーク) 「もちろんわかってっているが、お前たちも俺がなぜここに立っているかくらいは予想がつくんじゃないか?」 ミレイユ わたしたちを足止めしておくため、ですか……。 ギャレット あちゃ〜。あんたも進めさせないのが好きだな。 イン 急いでるんだよ。俺たちの足止めはキサマじゃ役者が足りねーな。うせろ! サンスター 今日のインは、なんかすごく好戦的だなあ。 イン 先に潜った連中がアブアイマにちょっかい出す前に、サーラを届けなきゃならないんだろ? リーヴ しかし、戦うのは下策だ。少し話を聞いてみよう。 GM(カーク) 「この先で我が主が、宿敵と決着をつけようとしている。それを邪魔させるわけにはいかん」 ミレイユ ダルクがマティウと? 一騎打ちか何かですか? GM カークはうなずく。「正々堂々のぶつかり合いだ。ダルク様は正道に立ち戻られた」 サンスター そりゃあ、サーラさんをいじめるよりはいいのでしょうけど……。あなたがついて来て邪魔しないように見張ってもいいですから、ボクたちを通してください。 イン やつらがどこで殺し合ってようと知ったこっちゃない。 GM(カーク) 「お前たちに関してはそうだろう。だが、サーラ様はどうだ? 父親と幼なじみが殺しあっているのを見て、放っておけるか?」 イン ……無理だろうな、この甘ちゃんは。しかし、こいつがそんな話を聞いて、ここで指をくわえて待ってるやつかよ。 GM サーラは一歩踏み出して「わたくしは行かなくてはならないのです。全ての因縁を終わらせるために」と言う。カークはそれにたじろいで、「しかし、わたしの受けた主命は……」 カレン そうよね、あなたはいつだってそう。主命を遂行していればそれでいいの? あなたには自分の意志とか良心とかいうものはないの? わたしの知っている人間は、みんな自分の意志をもって動いていた。自分の運命を自分で切り開く意志が、人間の長所だと思っていた。それは学ぶべきところだと思っていました。でも、それは間違いだったのかしら。 GM カークは唸ると、バリバリと頭を掻いてヤケっぱち気味につぶやく。「フン、俺もヤキが回ったかな。こんな小娘みたいなやつに諭されちまうとはな」 リラク でも、あなたの倍以上は確実に生きてると思う(笑)。 GM カークは「俺はダルク様に仕えるにあたって、ひとつ約束をした。それは、自分の意志を失わないということだ。俺はそれを忘れるところだったよ。心配するな、あんたの人間観を裏切ったりはしないさ」と言って、扉を押し開ける。 ミレイユ ありがとう、感謝します! きっと、因縁を終わらせてみせます。 GM カークは照れくさそうに頬を掻く。「若いってのは、財産だな」 イン そうだな。いや、俺もまだまだ若いつもりだよ(笑)。 ▼カークを船に戻して、パーティーは先を急ぎます。しばらく進むと、かなり天井の高い小さなホールにたどりつきました。 GM ホールに小柄な人影が倒れています。 イン 誰? GM エルフの女性だ。床には血が飛び散っている。 カレン メルティ? 駆け寄ります。 イン 姉ちゃん、飛び出しちゃ危ない! こいつが倒れてるってことは……。 リーヴ 仕方ない、全員でホールに入ろう。カレンだけを危険にさらすわけにはいかない。 GM 全員がホールに殺到したところで、醜くただれた顔を持つダークエルフが、サーラの目の前に現れるよ。 サンスター クシャ! どこから? GM 「ウィンドボイス(音声伝達)」で網を張っておいて、音が聞こえたんで「レビテーション(浮揚)」で天井にへばりついて、「インビジビリティ(不可視)」で隠れてた。 サンスター そうか、メルティはつかまってたから船が2つしかなかったんだ。 リラク やりますね。メルティを置いとけば来るってのも、計算のうちですか……。 ▼カレンは降って湧いたクシャを拘束すべく、イモから(笑)「バインディング(蔦絡み)」を放ちますが、抵抗されます。 イン じゃ、ブラックジャックでひっぱたくよ。 GM そ、そんな武器も持ってたのか。 イン うん。サーラのほうを見てるなら、俺には背を向けてるんだよな? にや〜。 GM ゲゲっ……。 ▼クシャはこの攻撃を避けきれず、あっけなく昏倒してしまいました。チャンチャン☆ |