第6話 終焉の哀歌

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妖精の島と氷の迷宮

▼妖精の島の中央に洞窟の入り口のようなものが見えます。島の周りには氷上船が2隻止まっていました。

ミレイユ 誰の船でしょうか。

サンスター ダルク組とマティウ組でしょ? クシャは「テレポート(瞬間移動)」が使えるしね。

イン メルティはどうしたんだろう。

カレン 他の手段を見つけたのかな。それより、洞窟のほうに行きましょう。

GM サンマンはここで待機して、船の準備をしておくと言っている。

ギャレット そうそう、俺たちは生きて帰るつもりだからね。

ミレイユ そうだ。寒くないなら鎧を着ておこう。さっきまでレザーだったから。

▼パーティーは洞窟に進入します。洞窟はほぼ自然の洞窟になっていました。入り口は氷の封印で閉ざされていたらしい形跡を残すのみで、完全に開かれています。

GM(サーラ) 「……この景色、見たことがある気がする」

リラク 植えつけられたアブアイマのの記憶でしょうか。

イン とっとと先に進もう。サーラ、「ライト(明かり)」の呪文を唱えてよ。

GM そうするまでもないよ。サーラが洞窟に足を踏み入れると、壁が淡く発光する。サーラの周りは、不自由ない明るさだね。

サンスター う、迷宮の主人の帰還ってこと?

GM そんなとこ。地図もあるし、迷うような作りになってないから、ラクに進める。

イン それは結構。ズンズン進もうぜ。あんまり悠長にもしてられないはず。

GM サーラは不安そうだけど、気丈に耐えている。しばらく行くと、行く手を人影が阻むね。

ギャレット 誰?

GM 人影っていっても、本当に影。ゆらぐような霊体だ。セージ判定……は必要ないのか。ソーサラーは必ず知ってるらしい。レイスだね。レイスは下位古代語で話す。「……何をしに来たのだ、蛮族ども」

サンスター 通訳するけど、一応。

ギャレット いや〜、ここの名物をね……(笑)。

イン 名物はいらないの!

GM(レイス) 「ここは貴様らの望むような場所ではない。この先は悪魔の世界だ。命が惜しくば、すみやかに引き返すがよい」

イン 俺は無視するよ。こんな死にぞこないと遊んでるヒマはない。悪魔の世界だって知ってて来てるやつらに「引き返すがよい」とは、ちゃんちゃらおかしいね。

カレン あ〜、インったらまたそんな口を聞いて……。誰かここを通ったかどうか教えてくれませんか?

GM(レイス) 「うむ、通った者はいる」

ミレイユ なんだ、通してくれるんだ。コレコレこういう理由があるから通して下さい、とレイスに説明しますね。

GM(レイス) 「あの悪魔を倒すと言うのか……」

イン 正確に言うと、サーラとアブアイマを分離させるってのが目的だけど。

カレン それを行えばアブアイマが倒せるというなら、ウソではないですけど。

イン ……っちゅーワケで、急いでるんだよ。だから、お前さんなんぞに構ってやってるヒマはねーの。とっとと失せろよと、下位古代語で。

GM すると、向こうからアイアンゴーレムが2体現れる。

ギャレット あ、怒らせちゃったかな? それとも試練ってやつ?

イン でぇ〜、なぜ俺たちを阻むんだ〜(笑)。

▼この戦いは、1体をカレンの「クラック(地割れ)」とサーラの「ルーンロープ(魔法の縄)」で無力化し、レイスの間に「スピリットウォール・シェイド(闇の壁)」を立てて、レイスの射線を封じてしまいます。そして、「ストレンクス(筋力増強)」の援護を受けた直接攻撃と魔法攻撃を駆使して、膨大な時間をかけてアイアンゴーレムを砕いたのでした。

GM 闇の壁の向こうにレイスがいるよ。

サンスター あのぉ、通してもらえないでしょうか。

ギャレット 今さらって感じのお願いだな〜(笑)。

GM(レイス) 「なぜ、ここまでして奥に進みたがるのだ」

サンスター 我々はどうしても行かなくてはならないんです。

カレン わたしたちの力は見たでしょう ……って、誰か通訳して。

イン 合点。「消えたくなかったら、とっととどきな!」だってさ。

カレン その訳、違〜う!!

GM(レイス) 「後ろの娘……その娘は、アブアイマの存在を持っているのだろう」

サンスター ボクたちは、それを分離させるために来たんです。

GM(レイス) 「わたしはここの管理者として、危険を止める責任がある。ここでお前たちを通して、お前たちがアブアイマの復活を止められるという保証はあるか?」

カレン それはないかもしれませんけど、復活を止められる可能性はあるでしょう?

GM(レイス) 「……そうだな。ここで手をこまねいていても解決には至らぬ。お前たちに賭けてみるのもよいか……。ただし、もしアブアイマが復活するようなことがあれば、再び氷の精霊力を暴走させて氷に封じる。そうなれば、お前たちも氷漬けだぞ」

リーヴ 覚悟の上だ。

GM(レイス) 「わかった。なら、先に進むがよい」

イン フン、やっとわかったみたいだな。古代の連中は、脳の伝導率が悪くて困る。

リラク あー、またそんなこと言って……。さっさと先を急ぎましょうよ。


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