第6話 終焉の哀歌

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雪原をゆく

▼船はさらに雪原を進みます。ちなみにフラウは、すっかりカレンになついて離れません。そんなとき……。

GM かなり吹雪が収まって視界がよくなるね。すると、後ろのほうに船が見える。

ミレイユ サンマン船長だったりしたらイヤですね。

GM ……よくわかったな。あれに見えるはまさしくサンマンマーク

一同 どわ〜!!(爆笑)

▼氷上船に乗ってやって来たのは、サンマン船長でした。サンマンはもともとマティウの仲間だったのですが……。

カレン 「どうしたんですか、こんなところに」とか言いながら、わたしはそっちの大きい船に移るわよ(笑)。ウチの船より、大きくて暖かですよね。

ギャレット 野営する前に来てほしかった。

サンスター いやいや、船を買う前に来て欲しかった。

イン 最初からプロミジーまで送ってもらえばよかった(笑)。ま、大きな船と腕利きの船員が手に入ったのはありがたいな。

サンスター 船長の存在は無視かい(笑)。

GM 呪いさえとければ、大賢者サンマンなんだぞ〜。

イン 心配すんなって。呪いがとけても、10年も待てばボケて元どおりさ!(笑)

GM サンマンたちはきみたちを船に迎え入れてくれる。暖かい船室と暖かいスープが用意されてるよ。「いろいろ苦労したらしいな。ま、俺が来たからには、大船に乗った気でいてくれ。安全確実に妖精の島まで送り届けてやる」

サンスター 大船……(苦笑)。

カレン 状況を説明しておきましょう。知ってると思うけど。

GM(サンマン) 「うむ、知ってるよ。マティウから手紙が来たからな。こいつが来たから、俺も来たってわけだ」

サンスター お、今日のサンマンは一味違うねえ。

GM(サンマン) 「嬢ちゃんには別に手紙を預かっている」

ミレイユ サーラさんに?

GM サーラはオドオドしてきみたちを見回すと、その手紙を受け取る。

▼手紙には、こんなことが書いてありました。

「サーラ。この手紙を読んでるってことは、お前はプロミジーまでたどり着いたということだろう。辛いことや大変なことがあっただろうが、お前は強がりな子だから、お母さんのようになろうと頑張っているのだろう。弱い自分に苦しむこともあっただろう。しかし、それが大切なんだ。人は元々弱い生き物だから、強い者にすがろうとしたり、誰かと同じになろうとして思想や信念を曲げて、やがて自分をなくしてゆく。
 弱くてもいいんだ。強くなるということは、それだけ他人の痛みに鈍感になるってことだ。自分が万能ではないことを自覚しなさい。そして、他人と助け合うことのできる人間になりなさい。弱い人間が集まって助け合うことのほうが、一人で他人を傷つけながら強くなるより、よっぽどいいと父さんは思う。
 我が娘・サーラへ。父より」

GM 読み終わるとサーラは、はらはらと涙を流す。

リラク しかし、お父さんは何が言いたいんでしょうか。

サンスター なんか遺言みたいな内容だよね。

イン ……ん? アブアイマの呪いをとくためには、サーラがアブアイマにとどめを刺さなきゃならないんだよな。マティウは何をしに行ったんだ?

カレン サーラさんがこなくてもいい方法が見つかったんでしょうか。

GM サンマンの受け取った手紙にも何も書いてないけど、ここ数年ずっとそれを探していたということは知っている。

イン それが見つかったのかな? でもここまで来たら、どっちみち行かなくちゃなんないってことは変わらないよな。

▼かくして、船は妖精の島を目指して突き進みます。吹雪がさらに渦巻いていましたが、カレンになついたフラウが多少勢いを弱めてくれたため、なんとか先に進むことができます。吹雪の層を突っ切ると、目の前には突然島が広がっていました。

GM 船は勢いを殺しきれずに、妖精の島の土肌の出た岸にガガガッと乗り上げて、煙を巻き起こしながら止まる。

カレン 土の地面? 氷じゃなく?

GM 土の地面だ。確かに寒いけど、それほどでもない。寒さに強い植物が生えてたりもする。完全に別世界の印象だね。

リラク ということは、ここが妖精の島……?


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