▼船はさらに雪原を進みます。ちなみにフラウは、すっかりカレンになついて離れません。そんなとき……。 GM かなり吹雪が収まって視界がよくなるね。すると、後ろのほうに船が見える。 ミレイユ サンマン船長だったりしたらイヤですね。 GM ……よくわかったな。あれに見えるはまさしくサンマンマーク。 一同 どわ〜!!(爆笑) ▼氷上船に乗ってやって来たのは、サンマン船長でした。サンマンはもともとマティウの仲間だったのですが……。 カレン 「どうしたんですか、こんなところに」とか言いながら、わたしはそっちの大きい船に移るわよ(笑)。ウチの船より、大きくて暖かですよね。 ギャレット 野営する前に来てほしかった。 サンスター いやいや、船を買う前に来て欲しかった。 イン 最初からプロミジーまで送ってもらえばよかった(笑)。ま、大きな船と腕利きの船員が手に入ったのはありがたいな。 サンスター 船長の存在は無視かい(笑)。 GM 呪いさえとければ、大賢者サンマンなんだぞ〜。 イン 心配すんなって。呪いがとけても、10年も待てばボケて元どおりさ!(笑) GM サンマンたちはきみたちを船に迎え入れてくれる。暖かい船室と暖かいスープが用意されてるよ。「いろいろ苦労したらしいな。ま、俺が来たからには、大船に乗った気でいてくれ。安全確実に妖精の島まで送り届けてやる」 サンスター 大船……(苦笑)。 カレン 状況を説明しておきましょう。知ってると思うけど。 GM(サンマン) 「うむ、知ってるよ。マティウから手紙が来たからな。こいつが来たから、俺も来たってわけだ」 サンスター お、今日のサンマンは一味違うねえ。 GM(サンマン) 「嬢ちゃんには別に手紙を預かっている」 ミレイユ サーラさんに? GM サーラはオドオドしてきみたちを見回すと、その手紙を受け取る。 ▼手紙には、こんなことが書いてありました。 「サーラ。この手紙を読んでるってことは、お前はプロミジーまでたどり着いたということだろう。辛いことや大変なことがあっただろうが、お前は強がりな子だから、お母さんのようになろうと頑張っているのだろう。弱い自分に苦しむこともあっただろう。しかし、それが大切なんだ。人は元々弱い生き物だから、強い者にすがろうとしたり、誰かと同じになろうとして思想や信念を曲げて、やがて自分をなくしてゆく。 GM 読み終わるとサーラは、はらはらと涙を流す。 リラク しかし、お父さんは何が言いたいんでしょうか。 サンスター なんか遺言みたいな内容だよね。 イン ……ん? アブアイマの呪いをとくためには、サーラがアブアイマにとどめを刺さなきゃならないんだよな。マティウは何をしに行ったんだ? カレン サーラさんがこなくてもいい方法が見つかったんでしょうか。 GM サンマンの受け取った手紙にも何も書いてないけど、ここ数年ずっとそれを探していたということは知っている。 イン それが見つかったのかな? でもここまで来たら、どっちみち行かなくちゃなんないってことは変わらないよな。 ▼かくして、船は妖精の島を目指して突き進みます。吹雪がさらに渦巻いていましたが、カレンになついたフラウが多少勢いを弱めてくれたため、なんとか先に進むことができます。吹雪の層を突っ切ると、目の前には突然島が広がっていました。 GM 船は勢いを殺しきれずに、妖精の島の土肌の出た岸にガガガッと乗り上げて、煙を巻き起こしながら止まる。 カレン 土の地面? 氷じゃなく? GM 土の地面だ。確かに寒いけど、それほどでもない。寒さに強い植物が生えてたりもする。完全に別世界の印象だね。 リラク ということは、ここが妖精の島……? |