▼馬車はほどなくしてロマノフの館にたどり着きます。 GM 屋敷に着くと、執事らしきひとが迎えに出てくれます。 イン よし。こっそり降りて、隠れてついていくよ。 GM 馬車が門を抜けると、鉄の門が不気味に閉まる。屋敷の扉が軋んだ音を立てて開きます。年を取ったせむし男が「こちらです……」と言って、小さなランタンを持って案内してくれます。やがて大きなホールのような部屋に通されますね。 サンスター こ、怖いなぁ。 イン 姿を消したまま、こっそり入ろう。 GM ホールには大きな長方形の食卓があって、ところどころに銅の燭台があります。照明はそれだけ。で、食事が用意してある。 イン 食事? ……しまった〜(笑)。 GM で、その食卓の奥の方の席に、人影が見えますね。その人影がゆらぐように立ち上がります。彼がロマノフでしょう。 カレン あ、「センスオーラ(精霊感知)」してみます。アンデッドなら黄色いオーラを出しているはず。 GM げっ。うん、黄色い。 カレン ……わたし、真っ青になってる。言葉もない。 イン 教えてくれないの? なら、俺は消えたまま近づいてみる……んだろうな。やだなぁ。 GM(ロマノフ) 「お待ちしておりましたよ。さあ、わたしを楽しませてください……」 ▼恐怖におののきながらも音楽を披露しますが、ギャレットは出目が奮わず不発。カレンはロマノフがアンデッドであることを伝え、リラクがロマノフの正体がヴァンパイアであることを見抜きますが、仕掛けるわけにもいかずに、音楽の披露と食事を続けます。活動のチャンスを掴めないインは、部屋の隅でさみしく傍観しています。 ミレイユ スープとかをあからさまに怪しんで、かきまわしてみますけど。思いっきり無作法に。 GM ロマノフは、全く意に介さないね。ちなみに、スープにはおかしな物は入っていない。 ギャレット よーし、「レクイエム(鎮魂歌)」の呪歌を歌ってみよう。これで尻尾を出すかな?(コロコロ)「バード技能+精神力ボーナス」で、12。 GM それじゃ、ロマノフはびくともしませんよ。べつに感銘をそそられた様子もない。他の曲でも同様だね。無表情、無反応だ。 ギャレット やりずらいよ。なんとか言ってくれないかな〜。 GM ロマノフは、無表情に「この程度か?」とつぶやく。 カレン 実は(笑)。 GM 彼は「つまらんな」とつぶやく。小声だけど、なかなかの威圧感だね。 ギャレット なら、ヘヴィメタルとか、ダンスナンバーとかの激しいやつを演奏してみよう。イェ〜イ、みんな、ノってるか〜い?! GM ノってない。手をかえ品をかえしたってダメ。相変わらず無反応だよ。いろいろ歌っていれば、夜も更けるだろうな。ロマノフは、演奏を中断させるかのように拍手する。「もう充分だ。部屋を準備してある。今宵は休んで行かれるがよかろう」 ギャレット ヤな感じだな〜。 ミレイユ いきなり手でテーブルの上の皿とかを払い落とす! ガシャーン。卿! まさか音楽を聴くためだけに、わたしたちを呼んだんじゃないでしょう? イン あ、ばか……。 GM ロマノフは立ち上がって、そっちを一瞥する。「床が汚れたじゃないか……」とミレイユを一睨み。 リラク いけない! 目をそらさないと。 ミレイユ そらしません。きっと睨みかえします。 GM なら「冒険者レベル+精神力ボーナス」で抵抗してください。 ミレイユ (コロコロ)13。 GM はい、失敗です。あなたは恐怖に凍りつきます。 ミレイユ ガタンと椅子を倒して、じりじり後ずさり。冷や汗たらたら。 サンスター ミレイユ! 立ち上がって、彼女に駆け寄りますけど。 ミレイユ 真っ青な顔で、目を見開いて震えてます。 GM ロマノフは鼻で笑うと、部屋の奥、ロマノフの背中のほうにあった隠し扉を通って出てゆきます。 イン よし、ついていこう。 GM 忍び足を「シーフ技能+敏捷度ボーナス」で。 イン (コロコロ)15! ふふん。俺が忍び足をしくじるわけにはいかないよな。 GM OK、そっちはちょっと置いておこう。執事がやってきて「お部屋にご案内いたします……」と言います。恐怖は解けていいよ。 ミレイユ はぁ、はぁ。あれは一体……。 GM 部屋には行く? サンスター 行くしかないんじゃないかな。 ミレイユ そんな正体もわからないやつの元で一晩過ごすんですか? リラク あいつの正体はヴァンパイア。吸血鬼ってヤツですよ……と、みんなに耳打ちします。 ミレイユ 吸血鬼? なら、なおさらですよ! カレン インがあいつのあとをつけてますから、とりあえず帰りを待ちましょう。 サンスター ここで待つわけにもいかないし、部屋で待とうよ。どのみち、たぶん帰す気ないよ。 ミレイユ ……そうですね。 |