サンスター インがギルドに行ってた時間と平行して、使い魔を飛ばそうかな。屋敷を見てきてもらうね。 GM 屋敷の場所は聞けばすぐにわかる。カナリヤのエルビスがパタパタ飛んで行くと、ほとんどの窓はカーテンなり鎧戸なりで閉ざされています。でも、庭とかは手入れされてるから、人が住んでいるという想像はつきますね。 サンスター 通行人は? GM ほとんどありません。 イン 明日、昼間のうちに足で見に行こう。向こうに出向くのは夜だろ? ギャレット 迎えが来るって言ってたろ。迎えが来たら行かないわけにもいくまい。よ〜し、今晩は練習だぁ〜。 イン 俺たちは、バックダンサーでもやるのか?(笑) リラク ……ミレイユはダメですねぇ。 ミレイユ え? なんでですか? リラク 鎧がガッチャガッチャうるさいじゃないですか(笑)。 GM 他にすることがないなら時間を進めましょう。その日の夜中、男部屋の扉がノックされます。 リラク とりあえず、わたしが出ます。ノックする暗殺者はいないでしょう。 イン 警戒はするけどね。 GM 暗がりに立っているのは、すっぽりとマントを被った小柄な女性。マントの下には、鎧を着込んでいるようです。その後ろには、男が従っています。こっちは一般市民みたいです。 イン ふぅん……ニヤリとする。 GM ご名答。女性は「夜分遅く申しわけありません。わたくしはリファールの騎士、ジェライラ。こちらはルバート」と名乗る。「お話しがあるのですが、入れていただけませんか?」 サンスター みんなも呼んでいい? GM(ジェライラ) 「はい。そうしていただけると」 ミレイユ わたし、パジャマ姿です。ムニャムニャ……誰ですか、この人。 イン ジェライラっていう、この国のお姫さんつきの騎士さ。ところで……着替えてこいよな(笑)。 GM(ジェライラ) 「あなたがたは明日、ロマノフ卿のところへ行かれるそうですね」 ギャレット ま〜ね〜♪ GM(ジェライラ) 「そこで、単刀直入で申しわけありませんが、あなたがたを一流の冒険者と見込んでお願いがあります」 リラク どんなことですか? GM(ジェライラ) 「ロマノフ卿のところへ招かれた楽士たちが、消息不明であるということはご存じですか? 実は、そのことに関してなのです」 ▼ジェライラが言うには、ロマノフには以前から使用人や楽士の失踪などの疑惑があったらしいのです。不審な点もいくつかあるのですが、大量の献金のために政府の上のほうでは目をつぶっており、失踪するのが異国人だけということもあって捜査に乗り出せませんでした。 GM(ジェライラ) 「もちろん、お願いするからには報酬も準備します。もし、ロマノフ卿を捜査することに協力してくれれば、充分なお返しができるでしょう」 ミレイユ ロマノフ卿? まだ、敬称をつけるんですか? GM(ジェライラ) 「証拠が固まるまでは、彼は姫に爵位を与えられた貴族です。だから、あなたがたにお願いするのです」 イン なるほど。公式にロマノフを捕らえれば、爵位を与えたリファール王家の威信に関わる。できれば秘密裏に処理したいと。気に食わないが、異国人の失踪事件に腰を上げただけでも評価してやるべきか。 GM(ジェライラ) 「お願いします。ラバンとの領地問題をはじめ、我が国は様々な問題を抱えています。ここで弱みを作るわけにはいかないのです」 イン うーん、前金はもらえないね。失敗……というか、任務を中断する可能性がある。違約金は払いたくないからなー。 ▼結局、パーティーはこの依頼を引き受けます。ロマノフが真っ当な人ならロマノフに、依頼をこなせばリュキアン姫にコネクションを作れるという計算です。 イン じゃ、朝になったらギルドに寄って、「今日、招かれてるんだ。なんかあったら、バックアップ頼むよ」と200ガメルくらい渡す。 GM(ギルド) 「たった200?」 イン もしそっちの手を借りたら、残りを払ってやるさ。生きて帰してくれよ。払えなくなるから。 GM(ギルド) 「なるほど、わかった。一応、目を光らせておこう」 イン あと、昼間のうちに屋敷を下見しておこう。 カレン あ、待って。わたしも行きます。 GM 昨日エルビスが見たのと、さほど変わらないね。 イン 塀を見てまわって、乗り越えられそうなところを探しておこう。木が張り出してるところとか、引っかかりになる割れめが入ったところとか。 GM シーフの目なら見つかるかな。 イン 見つかったら宿に帰ります。 カレン わたしは勝手口のあたりで、もう少し見張ってみます。待てば使用人とかが出て来るかもしれない。 GM しばらく待っていると、見たことがある顔のメイドが出てくるよ。 カレン え? あんまり期待してなかったのに。誰ですか? GM メイド服とはいえ、間違いなくあのエルフの娘、メルティです。 カレン ホントに? 生きてたんだ! |