▼失った体力をミレイユとリラクの「キュアーウーンズ(負傷治癒)」とトランスファーメンタルパワー(精神力分与)」で回復させ、メルティの案内で地下神殿の聖堂へと到達します。メルティは神殿の中まではパーティーについてきませんでした。 GM 彼女は揺らぐように振り向くと「……メルティは?」とつぶやきます。 カレン 来ませんでしたよ。ここにはいません。 GM(メリーアン) 「……殺したの?」 カレン いいえ。 GM(メリーアン) 「そう……」 ミレイユ サーラさんを返してください! GM(メリーアン) 「それはできませんよ」 カレン なぜ? GM メリーアンは突然ケラケラと笑って、「さぁ……?」 カレン 意味のない殺しをするつもりなんですか? GM(メリーアン) 「意味ならあるわ……。神への捧げものよ。鮮血と悲鳴を捧げることによって、わたしは安息を得ることができる。わたしは神になるのよ」 ミレイユ 不遜な! 人が神になるなどと……! カレン もう一度言います。サーラさんを返してください。 GM 「だめよ。でも心配いらないわ。あななたちにもすぐにあとを追わせてあげる。ふふ、あなたたちはどんな悲鳴を聞かせてくれるのかしらね」と、メリーアンは刃を振り上げる。 イン させるか! ダガーを投げる。えい!(コロコロ) GM ダガーはメリーアンの腕に突き刺さる。彼女の手から、毒つきの刃が滑り落ちた。 リラク ふ〜、よかった。 イン いや、まったく。はずすと恥ずかしかった(笑)。 GM メリーアンは「わたしの血……わたしを傷つけたわね」と笑い、呪文を唱えはじめます。すると目の前の地面がボコボコと崩れて、ゾンビらしき連中が姿を現しました。 ▼この戦闘はあっけないほどあっさりと終わりました。戦士たちが壁となってゾンビを防いでいる間に、カレンが「シェイド(闇の精霊)」でメリーアンの精神点を削り、メリーアンは気を失って聖堂の床にゆっくりと崩れ落ちたのでした。心配になって駆けつけたメルティが手を出す余地もなく、まさしく速攻でした(苦笑)。 GM しばらくして、メリーアンは目を覚まします。その目は明らかにさっきまでとは違い、正気ですね。彼女は小さく「今のうちに……今のうちに殺して……」とつぶやきます。 イン 殺せ? GM(メリーアン) 「そうしなければ……すぐにまたアイツに操られてしまう……」 リラク アイツって? GM(メリーアン) 「弱いもう一人のわたし……。暗闇と孤独に耐えきれずに、越えてはならない一線を越えてしまったわたし……」 イン 後ろにいるメルティを一瞥するけど。 GM メルティは「わたしが……」とつぶやいて近づくと、ワイヤーの絞首紐を取り出す。すごく優しい目をして、「大丈夫、あなただけを逝かせないから……」と。 イン なんか他に方法はないのかよ。「スリープ(眠り)」で眠らせるっていうのはどうかな。あれなら解除されるまで起きないし。 GM メルティは「いいの」と首を振る。「メリーアン、今度生まれてくるときには……」 イン そういう考えかたは嫌いだな。あきらめるなよ! GM そんなことを話していると、メリーアンは苦しみ出す。「早く……早く殺して……」と呻き、メルティはゆっくりと絞首紐をメリーアンの首にかけ、引き絞る。ワイヤーは皮膚を切り裂いて鮮血をまき散らし、やがてメリーアンが完全に動かなくなると、メルティはがくりと肩を落とす。 イン やりきれないなァ。……あれ、後ろからメリーアンを抱えてた俺は? GM 血塗れですな。 イン ガーン……。 サンスター メルティさん……うまく言えないですけど、メリーアンさんの分も生きてあげてください。 GM その言葉に答える様子もなく、メルティは死体を抱えて聖堂を出ていきます。 イン ……くそっ!(と、床を蹴る) ミレイユ でも……仕方なかったでしょうね。 そんな中、サーラが突然目を覚まします。 GM(サーラ) 「あれ? ここ、どこ? お風呂は? あれれ、みなさんお揃いで。どうかしたんですか?」 一同 はは……(苦笑)。 イン あんまり面倒かけんなよな、お姫さん。 GM(サーラ) 「きゃー、イン! なんですか、それ。血?! やっだー、きったなーい!!」 イン なんだって? お前ね、汚いはねェだろー。蹴っちゃる、たー! GM(サーラ) 「何すんのよ、たー!」 ギャレット あーあ、ガキのケンカか(笑)。 ▼かくしてサーラを救出し、朝霧の中を帰途についたのです。 カレン メルティさん、どうしたでしょうね……。 ミレイユ 彼女、負けないといいですけど。 イン また会えるさ。……生きてりゃな。 |
第2話 闇の中の狂気 おわり