▼ローンが階段を上がり、5分くらいたつと、ローンと一緒に依頼者と思われる女性が降りてきました。黒いローブを着て、顔を隠しています。 GM(依頼人)「ブラックウェル、この者たちが信用のおけるという人物ですか?」 ギャレット メチャメチャ偉い人らしい。 GM ローンさんは椅子を引いて依頼者を座らせ、君たちと同じテーブルにつくと、一枚の絵をキミたちの前に置く。古い屋敷をバックに、若い夫婦が双子を抱いているという絵ですね。 イン 値踏みしていいですか?「シーフ+知力」で……(コロコロ)15。 GM 数万ガメルはします。 一同 オー!(どよめき) ▼この絵は、気が向いたときしか絵を描かず、この人の絵があること自体が珍しいという、オランでもかなり高名な画家が描いたものでした。 イン この絵の屋敷というのは、オランにあるものですか? GM オラン在住の人とシーフは知力チェック、10以上で。 イン&サンスター 成功。 GM オランではとても有名な貴族のカミングス伯爵家です。 ▼カミングス家は元々は貧乏貴族でしたが、先代が東方諸国をメインに輸出業を始め、莫大な資産を得た伯爵家です。ウワサでは金で伯爵の称号を得たと言われています。 GM 依頼者は絵の中の男を指さして、「この男を探してください」と言います。 サンスター この絵はいつ頃のものなの? GM 15年くらい前。 サンスター その絵の男の歳は? GM 20歳くらいですね。 ギャレット ……ってことは、今は30半ばくらいか。 イン 記憶術で顔を覚えておこう。「この絵は数万ガメルの価値はあるものだ。カミングス伯爵家の所有しているはず」と、知らない人たちに偉そうに講釈します。 ミレイユ カミングス伯爵家の……。なぜ、あなたが? GM そうすると依頼者はローンのほうを見ます。ローンが「大丈夫」とうなずくと、被っていたローブをとります。すると、依頼者は16歳くらいの女の子だということがわかりました。「わたくしの名前はサーラ・K・カミングス。カミングス伯爵家の次期当主です。そして、その絵に描かれている男がわたくしの父、マティウです」 ミレイユ どういうことですか? GM(サーラ) 「2年前に家を出た父を捜していただきたいのです。行き先はプロミジーのはずです。父が家を出るとき、魔術学院寮にいたわたくしに手紙をくれたのです。それには、プロミジーに雪を見に行くと書いてありました」 サンスター ……アレ? 学院? GM うん、サンスターは彼女を知ってるよ。学院ではカミングス家のお嬢様はアイドルだったからね。ちなみにサーラは双子で、妹がいます。 ミレイユ 手紙には、他に何か書かれていませんでした? GM(サーラ) 「言いたくありません。ブラックウェルの紹介だというだけで、まだあなたがたを信用したわけではありません。プロミジーに向かった父の捜索とわたくしの護衛、合わせて依頼料は1人1万ガメル。経費などはわたくしが持ちます。頭金2000ガメル。後払い金は、オランに戻ったときに、8000ガメルをブラックウェルから受け取ってください。よろしいですか?」 ギャレット いいよ(あっさり)。 ミレイユ なっ、勝手に! ギャレット だって借金返せるし。 リーヴ うなずく(苦笑)。 GM 「では、明日の朝10時に、ガルフミッドナイトというドレックノール行きの船に乗りますので、朝8時頃までに食堂に集まってください。では失礼」と言って、サーラはこの部屋から出ていきます。つっぱってるというより、ナメられないように背伸びしている……って感じかな。 ▼さて、次の日の朝になりました。 ミレイユ 朝練してます。鎧を着てランニング! ガシャガシャ(笑)。 カレン わたしは散歩しています。 ミレイユ 次は、鎧着てヒンズースクワット。 カレン うわー、恐いっ。 GM 起きているのは、ミレイユとカレンか。いつもは見かけない人がたくさんいることに気がつきます。そのかわり、いつもの牛乳配達のお兄ちゃんとかは見かけません。 ミレイユ いるのはどんな人? GM 乞食なんだけど、物乞いしないで宿のほうをボーっと見ているとか、さっき見たヤツがまた通ったりとか、とっても不自然ですね。 カレン 何人くらいか、どんな顔かを覚えて、インを起こしにいきます。コンコン、朝だよ。ねぇイン、あの人たち見て(と、窓の外を指さす)。 GM シーフで知力チェック、13以上。 イン (コロコロ)成功。 GM 盗賊ギルドのメンバーだ。 イン あー、あいつらシーフだよ。 カレン ふーん。ミレイユさんの運動とは違うの? イン こけます(笑)。 |