アーキタイプ・ガイド

SHADOWRUN には、アーキタイプというプレロールドキャラクターが用意されています。複雑で時間のかかるキャラクターメイキングなしに遊べますので、初めての時や時間のない場合に最適です。
下の は使うルールの難易度、 は演技や立ち回りの難易度です。印が多いほど難しい。

エルフ・デッカー (Eleven Decker) RuleRule Role

サイバーパンクの華、ヴァーチャルスペースを活動の舞台とするエルフです。
エルフは森に住むことを好み、人間社会から離れる傾向にありますが、すべてのエルフがそうでないという証拠がエルフ・デッカーです。
残念ながら人間のデッカーに比べるとどうしても能力が劣ります。しかし、装備などは遜色ありません。
デッカー全体が荒事を苦手としますし、能力を生かす場所が限られますから、活躍しにくいところがあります。「礼儀作法(エルフ)」を生かす場所があればおもしろいかもしれません。

ギャング・メンバー (Gang Member) Rule RoleRoleRole

その名の通り、ギャングの一員です。
能力値は全て平均以上ですが、技能が低めで、ほとんど身体改造が行われていませんので、どうしても専門家に負けてしまいます。
持っている武器はピストルとナイフぐらいですので、戦闘に遅れを取りたくなかったら最初の所持金から追加購入しておくほうが無難です。
コンタクトの多さと 2D6人のメンバーを呼べるという特殊能力を、情報収集に生かしていきましょう。
なお、持っているシムセンス・プレイヤーをスタイルの確立に利用しない手はありません。

コンバット・メイジ (Combat Mage) RuleRuleRule RoleRole

世界の探求や魔法理論の確立よりも現実の強さを追求に走ったメイジです。
多くの呪文を持ち、呪文を固定して能力を上げるなど、マジシャンとしてとれるオプションをとりつくしています。しかし強力な反面、アストラルでは非常に目立ち、探知されやすい存在です。
いちおうサブマシンガンを持っていますので雑魚相手では呪文を使う必要はないでしょう。しかし、サムライ相手に真正面から戦いを挑むのではなく、あくまでもからめ手から攻め込むことに専念しましょう。

シャーマン (Shaman) RuleRuleRule RoleRoleRoleRole

部族の祈祷師です。本来は荒野で部族と共に生きる人で、原野のトーテムを選ぶことになるので、都市部で活躍させるにはそれなりのロールプレイが必要です。また、野外のトーテムは扱いづらいのが多いのも難点。
シャーマンのトーテムはそれぞれ癖がありますので、どの呪文タイプがいいかとは一概には言えません。
武器らしい武器はナイフ程度ですし、強靭力も低いので直接戦闘に入るのはやめましょう。

ストリート・サムライ (Street Samurai) Rule Role

ずっとストリートで生きてきた高度サイバー化戦士の代名詞ともいえる存在です。小説「ニューロマンサー」の女サムライを思い浮かべてください。
バランスの取れた強化をしてあり、非常に高い戦闘力を誇ります。戦闘が好きな方には初めての人から上級者まで幅広く楽しめるでしょう。銃撃戦ではサブマシンガン、格闘に持ち込んでスタンバトンで気絶させ捕縛する、という使い方がになると思われます。

ストリート・シャーマン (Street Shaman) RuleRuleRule Role

ストリートに生きるシャーマンです。都市のトーテムを選択しますので、ランナーとしても使いやすいかと。
強靭力が4と、魔法系の中では大きめなのもおすすめできる点の一つ。
こちらもトーテムの癖がありますから、呪文タイプのおすすめはできません。
持っているピストル「スーパー・ルガー・ウォーホーク」は1発で大きいダメージを与えられますが、1フェイズで1発しか撃てないのが難点。しかし、ストリート・シャーマンが撃つなんてときはそれこそせっぱ詰まったときですので、ちょうどいいのかもしれません。

ストリート・メイジ (Street Mage) RuleRule RoleRole

ストリートに生きるメイジです。
シャーマンと違って癖が少なく、召喚できる元素精霊も扱いやすい。ただ、このままでは召喚できません。初期所持金でライブラリと召喚素材を購入しましょう。
彼が持っている儀式魔術の材料は、残念ながら使い勝手がよくありません。儀式魔術自体、一人でやるのは不向きです。

ディテクティブ (Detective) Rule RoleRoleRole

探偵です。
能力値は低めですので、戦闘よりも情報収集にその力を生かして上げてください。幸い非常に高い交渉技能を誇っています。
マイクロ・レコーダーという探偵らしい装備品を持っていますが、それだけではしまらないので何か追加品を買うことをすすめます。
「Shadowrun は戦闘だけじゃない」と言わせられるのはこんなキャラクターです。

デッカー (Decker) RuleRuleRuleRule RoleRoleRole

電脳空間にジャック・インし活躍するハッカーです。
戦闘がメインのシナリオだと他のキャラクターとの絡みが難しいですが、マスター、プレイヤーともに慣れると現実と電脳空間のかかわりを楽しめるようになります。
エルフ・デッカーもそうですが、コンピュータ関係の技能を持っているアーキタイプは少ないですので、電子機器の専門家としての活躍に割り切ってしまうというのも手です。

トライブズマン (Tribesman) Rule RoleRoleRoleRole

ネイティブ・アメリカンの部族民です。
能力値は高いのですが、所有技能に癖が多く、生かすのに苦労するかもしれません。
主要武器は弓。音を立てないのは利点ですが、火器に比べて威力が弱いのが欠点。火器関係の技能(小火器・重火器)を持っていませんので都市向きでは有りません。
部族の土地でなら 2D6人の同じ部族の民に助けを求めることができますが……部族の土地にいられるかどうかが問題。

ドワーフ・マーセナリー (Dwarf Mercenary) Rule RoleRoleRole

ドワーフの傭兵です。
戦闘系としてはちょっと能力がもの足りませんし、手持ち武器が少ないのがちょっと痛い。
主要武器はアサルト・ライフル。手榴弾も持っていますので、活用しない手はありません。
なお、ほとんど身体改造されていません。

フォーマー・ウェッジ・メイジ (Former Wage Mage) RuleRule RoleRoleRole

元雇われメイジです。「礼儀作法(企業)」がその証拠。
ストリート・メイジと違って最初から精霊の召喚ができる装備を持っていますが、能力値の低さが致命的です。特に魅力が低すぎ。
呪文のレパートリーが多めですので、使いようによっては有効かも。

フォーマー・カンパニー・マン (Former Company Man) Rule RoleRole

元企業工作員です。
高度にサイバー化されていますが、全般に能力値が低めです。意志力が低く、呪文に弱いのが弱点です。
主要武器はサブマシンガン。それ以外にもジャマーやバグスキャナー、医療キットなど、豊富な装備を持っています。

ボディーガード (Bodyguard) Rule Role

高度サイバー化戦士です。
能力的に非常に高く、欠点というほどの欠点は見つかりません。戦闘技能そのものはサムライより高いほど。
ただし、そのままでは視界を補正する手段がないため、所持金で熱映像または低光量ゴーグルを購入することを忘れずに。
手持ち武器も若干弱め(ピストル)です。

マーセナリー (Mercenary) Rule RoleRole

戦場を戦ってきた傭兵です。
そこそこ身体改造しているので、戦闘力は強いといえます。欠点は意志力の弱さか。
主要武器はライトマシンガン。小火器技能で使える最も強力な武器の1つです。
「軍事理論」技能を持っているので、プレイヤーも軍事関係に詳しい方がよく似合うでしょう。

リガー (Rigger) RuleRuleRuleRuleRule RoleRoleRoleRole

乗り物の運転に特化したサイバー化をしています。特別にチューンナップした車やドローンを扱う運び屋と言っていいでしょう。
ただし、活躍できるシチュエーションが限られてくることと、車両やドローンのコントロールのルールが煩雑である点がつらい。
所有する改造車にはライトマシンガンやミサイル・ランチャーなどが装備されています。