僕がDMをしている『Return to the Temple of Elemental Evil』のプレイリポートです。シナリオに徐々に手を加え始めたので、だんだん原型をとどめなくなってきました。それでも矢張りネタバレが含まれるので、プレイする予定の方は読まない方が良いでしょう。
今回はいつもと雰囲気を変えて、書いてみました。
DMは悩んでいた。
(最近どうもPCが
強すぎる)
(しかしモンスタを強くするとそれに比してPCの成長が早くなってしまう……)
(さらに今回PCが突入するであろうダンジョンの部分に居るモンスタは
まったく話にならない。それどころかhpを1削ることもできないだろう)
斯様にDMの悩みは尽きないのである。
●嵐の予兆
いつものように、「全てを消費する神殿」に向かうPC達。そして、いつものようにダンジョン内でランダム・エンカウンタが発生した。
出現した敵は……
Storm Giant×4!?
CR11の強敵である。普通のままでは
面白くないので、DMはさっくり
Featを別の物にしてみたりした。
早速戦闘を開始するが、ここでDMは自分のミスに気が付いた。
Storm GiantってHugeサイズだから15ft.幅の通路では一列縦隊ににしかとれないじゃん!!
いきなり各個撃破される構えである。
しかしながらそこは
(いつもPCのえげつない攻撃に耐えてきたという意味で)歴戦のDM、焦らず騒がす作戦を変更した。
まず、
縦に長く伸びたPC側の補給/援護線を絶つためにFog Cloud。
そして手が届かない者は石を投げるのである。
一方PCはGiantに強い、ドワーフの守護戦士ダッジ(
平均AC40)を前面に押し出し戦線を構築していった。
そこでアクシデントは起こった。
先に説明しておくが、Featを取り直したといったのは
CleaveをImproved CriticalにGreater CleaveをPower Criticalにしていたのだ。
早速DMはPower Criticalを使って憎きドワーフを攻撃する。
狙い過たずクリティカル発生。
さっくり
Massive damageになり、ショック死するかしないかのセーヴになった。
DMはここでかなり期待していた。何故ならばダッジのプレイヤはダイス目が悪く、しかもここぞという時に1を出す方なのだ。
神はいた。
Natural 1!!!!
撃墜マークを1つ追加である。
●決戦アダマンタイト・クロックワークホラー
悩んだ末DMは1つの結論を出した。
今まで彼は自分の
良心に乗っ取って、下品モンスタは出さずに居た。例えばヒット・ダイスが30もあるアンデッドなどである。
しかし、よくよく考えてみれば
PCには良心の呵責なんて欠片もないのだ!
こっちも
えげつないモンスタをMM2から出してみようではないか!!
突如ダンジョン内に出現した金属製虫。口の部分ではレザー・ソー(ノコギリ)が高速回転していた。
こいつらはなんと、DCが21もあるMordenkainen's Disjunction、Disintegrate、Imprisonを自由に撃ち放題というダメクリーチャである。
早速、モラルブレイクタイフーンことMordenkainen's Disjunctionがボルとセレスタを襲った。全ての援護魔法が解除され、次々に無力化していくマジックアイテム!
ここでボルはなんと所持していたマジックアイテムの8割を失うことになった。
(その一方でセレスタは1つも失っていない)
ちなみにクロックワークホラーは2体同時に出現していた。
マジックアイテムが無くなり援護魔法も無くなったボルを貫く一閃の光!!
Disintegrateである。
正直な話DMはこのDisintegrateには全く期待していなかった。
何故ならボルはパーティの中でもFortセーヴの値が高く、どうせセーヴに失敗する確率は20%以下だろうと思っていたのだ。
しかし、運命の女神イスタスはこの時確実にDMに微笑んでいた。
Natural 1!!!!
自由聖闘士ボルは灰燼と化した。
このDMの横暴により、心(ルビ:コスモ)に火をともした戦士達は最大限の戦力を叩き込んで機械仕掛けの人形虫を破壊したのだった。
ついでに補足しておくと、クロックワークホラーを連れていたバグベアの戦士は戦闘開始直後に秒殺されていた。
更に付記しておくと、このアダマンタイト・クロックワークホラーはCR9。
詐欺である。
●蠍の罠
今日1日でTrue Ressurectionを2回も使って貰うという大変な状況ながらも、ひた進むPC達。
世に蔓延る邪悪を滅せんとするその姿勢には恐れ入る。
邪悪を滅したいならまず貴様らが自殺しろというツッコミもあるが。
トロッコなどが設定されている洞窟をどんどん前進して行き、久方ぶりに発見した扉を開けた所にいたのは……
Gargantuan Monstrous Scorpion×2
こいつもまた詐欺臭いモンスタである。
hp209、+27 clow 2d6+7、+22 sting 2d6+4 and
Poison。
毒はなんと2d6もStrにダメージが入るタイプである。
DCは
36。
流石に危険と感じたアーサムはShadow wellで1匹を一時的に
闇の世界へ強制送還した。
残る1匹をダッジ、ボル、バリードの3人が相手取る。
ダッジにStingが命中!!
やんぬるかなセーヴを落としStrが2d6下がるダッジ。
次のラウンド。
またもやダッジにStingが命中!!
2d6 Strダメージ。ダイス目は……
12!?
Strが0以下になりダッジは昏倒した。
しかしながら、ACの低いVerminでは例えhpが高くとも長く持ちこたえることはできず、あっという間にやれるのであった。
で、こいつのCRだが……
9。
散々法螺を吹きまくったイラク軍情報局も吃驚の詐欺行為である。
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