1ヶ月近くも更新をサボってしまいました。
長かった『Heart of Nightfang Spire』も今回でついに最終回です。いつものようにネタバレが含まれるのでプレイする可能性がある方は読まない方が良いでしょう。このシナリオは予定通りに進めば日本語版も発売される筈です。
| Name | Class & Level | Race | Gender | Alignment |
|---|---|---|---|---|
| アロンソ | Clr9/Church Inquisitor1 | Human | Male | LN |
| ツェラー | PsW11 | Human | Male | TN |
| フィン | Rog4/Wiz5/Arcane Trickstar5 | Elf | Male | CN |
| ブラック | Ill11 | Gnome | Male | CN |
| ミストルテイン | Rgr6/Ftr2/Bbn2/Tempest1 | Wood elf | Male | CG |
前回の突入の際、私達はついにガルシアスと相見えることになりました。奴が鎮座まします最奥部へと踏み込むための鍵も3つ揃い、後1つ見つければ良いのです。これまでに塔内部を隈無く探索しておいたお陰で、私達が行っていない場所もハッキリとわかっています。残るはそこを調査し鍵を4つ揃えるだけです。
思った通り、私達の探索の手が唯一届いていない場所に4つめの鍵はありました。多少の罠に悩まされるもののさしたる被害も受けずに目的の物を手に入れることができました。
ついに塔の中心部に突入する事になりました。ここまで幾多の障害を乗り越え時には敗北し、何度と無く撤退と突入を繰り返させられてきた。死者の住まう塔も私達の軍門に下るのです。
以前発見した当中心部への入り口に続く通路を進み、アーチのある場所にたどり着きました。そのアーチは石の壁で塞がれていますが、隣には4つの鍵が丁度収まる穴があります。慎重且つ大胆に4つの鍵をはめると、重苦しい音を立てアーチを塞いでいた石壁がスライドし始めます。その速度は遅く、見ている私達の焦燥をかき立てました。
まだ石の扉が開ききる途中。唐突に壁の中からSpector達が襲ってきます。ガルシアスと戦う前の前哨戦の始まりです。新しく私達の仲間に加わったThe Invinsibleに使えるChurch Inquisitorのアロンソによる果敢なTurn Undeadが功を奏し、何匹かのSpectorが逃げ惑います。
しかしながら少しずつ援軍も現われ、不死者達は不死者らしくあくまで執拗に攻撃を繰り返してきます。そんな戦いの最中もじわりじわりと石の扉はスライドしていきました。辛うじて人間が1人通れるかどうかという隙間が開くや否や、中からVampire Spawnが3体現われました。フィンが即座に部屋の内部をWall of Fireでぐるりと囲み連中を地獄の釜に叩き込みました。
Vampire Spawnはそれぞれ特殊な能力者の様です。Psionicsを使う者あり、Arcane Spellを使う者あり。しかしながら不死者に対して大きな脅威となる炎の壁に囲まれている所為でそれらの能力を効果的に発揮することができません。ついにはSpectorもVampire Spawnも倒れます。
と、その時部屋の内部遙か上から呪文をキャストする声が聞こえました。そうついにガルシアスが最終決戦をするべく私達の前に姿を表わしたのです。
Vampireの特性とArcane Spellによる多大な自己強化により並々ならぬ防御力を誇るガルシアスは私達のパーティの強力な戦士達ですら攻撃を当てることは簡単ではありません。ミストルテインはStunし、ブラックも両腕を魔法によって緊縛されてしまいました。
アロンソによる痛烈なDispel Magicにより、多くの自己強化魔法が解除されてしまったとはいえ、Spell MatrixやHasteにより一瞬で3つのSpellを使うことができるガルシアスは強敵です。ツェラーもSpectorとの前哨戦でその冷たい手に触れられた所為か武器を振るう手にいつものような力がありません。勇猛にガルシアスに突撃したアロンソも、膨大な攻撃魔法による弾幕の前に倒れ伏します。
倒れた者を互いに助け、死に体の仲間をかばいながら戦いは進みました。ツェラーもついにガルシアスの魔の手に掛かり完全な無防備状態で戦いの場に佇んでしまいました。最早これまでか、とその瞬間に皆が思ったことでしょう。
姑息に透明化し、広範囲攻撃呪文は全て交わしながら戦っていたフィンは最後の勝負とばかりに懐から1枚のスクロールを取り出し、その呪文をガルシアスに向けて撃ちました。フィンの透明の指から放たれた一条の閃光は、あらゆる防御を突破し、強力な呪文抵抗をも貫通し、ガルシアスの旨に突き刺さりました。それまで不適に笑っていたガルシアスの顔が、驚愕の表情に変わった瞬間――過去と現在の闇の世界を思うままに支配した強力な吸血鬼は塵と化すのでした。
ガルシアスが永遠の死の床に就くと同時に、遙か頭上に設置されていたアシャーダロンの巨大な心臓は力を失い、轟音と共に落下しました。心臓の倒壊に巻き込まれブラックが死んでしまいましたが、彼はその後ちゃんと復活を遂げます。
斯くして私達は、古龍を崇め夜牙の尖塔に住まう不死者達を殲滅し無事生還するのでした。