『Lord of the Iron Fortress』(邦訳タイトル:鋼鉄城の主)の続きです。ネタバレがあるので、プレイする予定の人は読まない方が良いでしょう。
| Name | Class & Level | Race | Gender | Alignment |
|---|---|---|---|---|
| ゴスリク | Brd10/Ftr(Targetter)2/Memory Smith4 | Dwarf | Male | NG |
| ギンガナム | Clr16 | Aasimar | Male | TN |
| ルグ | Pal16 | Human | Male | LG |
残るはこの城の主のみである。果して、巨大な要塞を造り拠点としていた輩とはどれ程の実力者なのだろうか。そしてどれ程邪悪な輩なのだろうか。
上へと続く階段の前には、入口を守っていた物と同じ型のアイアン・ゴーレムが待ち構えている。刃に変形したその恐るべき拳は、強力であるだけでなく肉体を蝕む唾棄すべき魔力[1]が込められているのだ。かといってここで足を止める訳にはいかない。ペイロアよ吾に加護を。
ブレード・ゴーレムは実に厄介な相手だった。単純に力強くタフな魔物ほど正面から相手する他なく、楽に攻略することはできないのだ。しかしながら、今、我々の眼前には道が開け、ついに事件の黒幕と対面する時がやってきた。
慎重且つ大胆に一歩一歩進むと、カーテンで遮られた部屋に辿りついた。すると、その緞帳の奥から呪文を唱える声がした、ついに最終決戦の火蓋が切って落されたのだ。敵は4人、ファルシオンを構えたデュエルガの戦士、黒き肌を持つトランペット・アルコン、そして幾度となく戦ったスティール・プレデタが2匹である。
堕天使によって放たれたパワーワード:スタン[2]によって、私はなすすべもなく麻痺してしまった! そこへ近寄ってきた邪悪なドワーフの戦士は驚く程の手練であった。炎を放つ曲刀が自在に振るわれると、私はついにどうと倒れ峻烈な光と共に爆発し身体は塵と消えた[3]。そこから先の事は後に雄弁なゴスリクから聞いたが、その時点で敗北は必至と悟った2人は私の聖剣[4]を拾い上げ即座に、プレーンシフトでグレイホーク市へと帰還したようだ。
グレイホーク市に到着するや否やペイロア神殿に赴き、2人はサラーナ大司教猊下[5]に面会を求め、早速私の復活を依頼した。我々が関わっている事件の重要性を知る猊下は、即座に依頼に応じて下さり、私は偉大なる太陽の父[6]の御元に召される前に、世に蔓延る邪悪を摘む事が許された。
捲土重来を図るべく、綿密な準備を行なった。グレイホーク市の傭兵ギルドへと行き、高額の賞金をもってヒットマン[7]を雇う。更にヴィジョンの呪文で、敵の黒き肌のトランペット・アルコンについて調べた。トランペット・アルコンと言えば、通常神の御遣いいであり全き善なる存在だ。しかしながら、あろう事かあのアルコンはピット・フィーンドに魂を売った涜神の堕天使だったのだ! 諌言をもって清き魂を地獄の井戸へと引き摺り込んだ悪魔も憎むべきであるが、善なる神を体現するべきアルコンが、汚らわしい悪の道を歩むとは何事か。憎むべきは人ではなく罪であるとは言え、ふつふつと胸に滾る怒りを押えられない私は、やはりまだまだ未熟なのかもしれない。
準備を終え、三度アケロンへと転移し、今度こそは伏魔殿を浄化するべく鋼鉄の城へと向った。
我々はもう負ける訳にはいかない、という確固たる決意をもって戦いに臨んだ。スティール・プレデタの音波攻撃には完全な準備をしていたので歯牙にもかけず、私とヒットマンでまずはデュエルガに斬りかかった。勝負は一瞬である、私はありったけの力を込めて[8]聖剣を振るった。だがしかし、邪悪な剣士の圧倒的な攻撃[9]を受け、あまりにも大量に出血してしまったため、またもや地に伏せる事になった[10]。無念。
だが私の攻撃は無駄ではなかった、余力の尽きた曲刀使いと堕ちたアルコンをヒットマンが打ち倒し、スティール・プレデタをゴスリクとギンガナムが危なげなく殲滅する事で、ついに鋼鉄の城は主を失うのだった。