とうわけで3年前にTRPG.NETのTRPG系メールマガジン『語り部日報』で連載させて頂いた『死せる詩人のD&Dはメタルフィギュアで行こう』を徐々に再録していこうと思います。
連載は、週1回でだいたい40文字×40行程度の量を目安に書いていました。全26回となっています。内容はタイトル通りで、D&D3Eでメタルフィギュアを使って遊ぶためのノウハウとなっています。基本的にD&Dもメタルフィギュアも知らない初心者を想定読者として書いているので、TRPGを知っている人であれば、誰にでも問題なく読んで頂けると思います。ただ、3年前の情報と知識、技術を元に書かれているので今となっては多少、古くなってしまった事柄もあります。可能な限りで、今に合わせて修正するつもりですが、あらかじめご了承下さい。
皆さん、メタルフィギュア(Metal Figure:以下MF)って知っていますかね。TRPGやらウォーゲームやらに使う金属製の駒の事です。モノポリィなんかにも金属製の駒が付いていますよね。あんなのです。だいたい2.5cm〜3.0cm位の大きさで柔らかい金属で出来ています。もっともドラゴンやジャイアントのような大物は、10cmを超える迫力のある図体です。
最近では流行らなくなっているMFですが、僕が初めて使った時はAD&Dのプレイヤをしていた時です。出てくるMF全て塗装されていて「色のついた人形があるだけで、こんなにセッションのイメージが明確になるのか」と感動しました。そこで、一つこのMFってのを真ん中に据えてTRPG絡みのコラムを書き綴っていこうかと思います。
ってことで最初はメタルフィギュアを使うことによる楽しみについて触れてみようと思います。
メタルフィギュアによる楽しみってのは大別すると4種類あって
といったところでしょうか。
(1) はわかりやすいと思います。最近のコレクタブル・カードゲームと同じ感覚ですね。いろんな種類のMFが増えていくのはそれだけで楽しい物です。
MFは基本的には、購入時の状態では塗装されていません。金属そのままの色がむき出しになっています。これを自分で塗装するのがなかなか面白いのですよ。まずはイメージして、それに合った色を選んで徐々に塗っていく。金属の人形に生命を吹き込んでいる感じでゾクゾクします。
そして今度は、塗り終わったMFをズラリとジオラマ風に並べて見てみれば、思わず写真でも撮りたくなってしまいます。
でもって、今度は並べたフィギュアをキャラクタの移動に合わせて動かしたり手にとって眺めてみたりするとこれもまた、なかなかイイんです。キャラクタの動きが手に取るように分かるし、敵のMFが倒れていれば戦闘不能にしたことはマスタに聞くまでもありません。どのPCが運の悪いことにファイアボールの範囲内にいるのか? なんて嫌な事までバッチリ簡潔明瞭即認識です。
とまあ、つらつらと“楽しみ方”に焦点を当てて書いてみましたが、さてこれを読んだだけでは、買い方も塗り方も使い方もよくわかりません。MFをTRPGに使用する、という方向性で、次回以降はそれらの事柄について一つずつ書いていこうと思います。