Lord of Iron Fortress 2

 Lord of the Iron Fortressが終了したので、Core Adventureの最終作『Bastion of Broken Souls』に突入しました。ネタバレが含まれるので、プレイ予定の人は読まない方が良いでしょう。

目次

  1. 参加キャラクタ一覧
  2. キャラクタ紹介
  3. あらすじ
  4. 手に入れたお宝
  5. 参考

参加キャラクタ一覧

Name Class & Level Race Gender Alignment
ギンガナム Clr16 Aasimar Male TN
ビットマン Favored Soul[1]17 Human Male CN
ルグ Pal16 Human Male LG

キャラクタ紹介

 シナリオが変わりDMが替わったので改めてキャラクタの紹介をしよう。本当は今回紹介する3人の他にMonkが1人居ることを付け加えておく。

ギンガナム

 某サークル的[2]に言うならば彼は、ACO(Aasimar, Cleric, Otoko)となる。GreyhawkのHero Godであり、「謙虚」「明朗」「実直」といったものを司るDaoudを信仰するClericだが、実際に彼が信じているのは神の教義ではなくDomain(Magic & Travel)に過ぎない[3]。Domainから見ても分かる通り後に立ち、魔法によって支援するタイプのClericである。Featの選択もオーソドックスで癖が無い。このグループの他のプレイヤには欠けている、堅実なプレイスタイルが伺える。また、現在パーティにArcane Casterが居ない事もあり、彼の提供する移動呪文は極めて重要な地位を占めている。まず間違い無くパーティ内最重要人物だ。

ビットマン[4]

 前回まではDMをしており今回から加わったキャラクタ。前回のシナリオ中にも少しだけNPCとして登場している。Miniture Handbookで追加されたCore Class、Favored Soulを使い先天的な弱点(Int5、Wis8)を気にさせない強力なキャラクタとなっている。比較的ルールに詳しい者が集ったこのグループの中で、最強のルール識者たるプレイヤだけあって、Favored SoulはSorcerer likeなClericといった位置付けのClassであるにも関わらず「僕はちょっとDivine spellが得意な戦士です」と言い切りPersistant Divine Power & Divine Favorというエゲツないコンボでそれを実現する所には恐れ入る。かなり些末な事だがGreyhawkの神性Kurrell[5]を信仰しSpecializationしたShort Sword二刀流で戦うHFO(Human, Favored Soul, Otoko)である。

ルグ

 キャッシュでPaladinとでも呼ぼうか。聖剣を現ナマ即払いで購入した成金聖戦士様である。好きなものはEvilという完全な矛盾を抱えるにも関わらず、それを一顧だにせず悩みというもの知らない。本当にWis16もあるのか危ぶまれる所だが、何しろGoodには、虎の子のHoly AvengerもSmite Evilも効果が無いとあっては仕方無いのかもしれない。最近Book of Exalted Deedsで色々と強化され良い気になっているが、実はパーティ内で最も死亡率が高く既に蘇生費用だけで70,000gp以上も掛かっている。必殺技は自爆。通称Paladin's Death Throw[6]である。愛騎はGriffonのハイブラシル。

あらすじ

 偶にはちょっと変わった形式[7]で書いてみよう。

不幸の始まり ― 11st day, Patchwall, CY593 in City of Greyhawak

DM
ではBastion of Broken Soulsを始めます。まず各キャラクタはd20を振って、その値を申告して下さい。
ビットマン
17。
ギンガナム
3。
ルグ
……よしっ、20!!

 普通、D&Dで20面体を振り、20が出たならば良い事だと世の中の99%のD&Dプレイヤは考えるだろう。ルグもそう考えた。彼の不幸は、(1)今回に限っては20が良い結果と産む訳では無く、(2)彼は聖剣を所持し名前の通ったPaladinであり、(3)このシナリオの作者がBruce R. Cordellであった、事だろう。

DM
今日の日付は、Common Year 593年Patchwallの月11日の昼間です。皆さんは休暇を終えた訳ですが、現在は何処に居ますか?
ギンガナム
うーん、特に自分達の家があるわけでもないし、グレイホーク市の常宿じゃね。
ビットマン
つまり、銀龍亭[8]ですね。
DM
ふむ(と言っておもむろにタイルとフィギュアを並べ始める)。じゃあ、こんな感じで酒場に居るって事で良いね。ではルグはWill Saveを振って下さい。
ルグ
…………。1、1、1!!

 極端な出目である。

DM
では、ルグは奇襲されたので、ここからSuprise Roundになります。まずルグから25ft.、酒場の真中の所に、上半身は美しい裸体女性で、下半身は巨大な蛇、そして腕が6本あり[9]、全身に鎖を巻き付けそれをそれぞれの手に持った生物が、Teleport outしてきます。
全員
は、ハイ?
DM
その生物は、Standerd Actionで6本の鎖を操りルグを攻撃します。それぞれ、48、39、34、42、40、35です。
ルグ
ACは32なので全弾命中。
DM
合計で108ダメージ。Adamantineの鎧[10]だから、18点減じて90ダメージだね。更にFree ActionでビットマンにGaze Attack、Will Save DC27。失敗したら命中に-2のペナルティ。
ビットマン
失敗しました。

 漸く不意打が終わった。イニシアチヴの順序はビットマン、鎖マリリス(仮称)、ギンガナム、ルグ。

ビットマン
5ft.-StepしてFull Attack、7回攻撃して52、44、38、36、32、37、30、28です。
DM
2発命中。面倒だから教えておくけれど、こいつのACは39。
ビットマン
それぞれCold IronでHoly属性のShort Swordで、23点と19点。
DM
じゃあ、少しだけ入った。次はこっちの番だね、まずはルグをFull Attack、全弾命中で1発クリティカル。ダメージは……
ルグ
3発目で倒れます。HPは-9。
ギンガナム
おいおいおい、それじゃあ相手は25ft.のリーチみたいなので、移動する前にHealを唱えて5ft.-Stepで近寄ってルグを回復します。これで全快。
ルグ
ありがとう。じゃあAoOを喰らいながら立ち上ってCast on DefensivlyでSpellを唱えます。
DM
Cast on Defensivlyは出来ません。こっちはMage Killer[11]のFeatを持っています。更にAoO、命中してダメージは21点。
ルグ
それは辛いな、SpellはFizzleしました。

 1 Round目終了。鎖マリリス(仮称)は、かなりの強敵である。しかもビットマンの攻撃の結果から云って、こいつはマリリス(Demon)[12]とは全然違うスペックの様子。鎖攻撃はキントン(Devil)[13]のそれだから、Damage ReductionはCold Iron&GoodではなくSilver&Goodかもしれない。

ビットマン
では2 Round目も引き続きFull Attack。今度は5発命中で、合計96ダメージ。
DM
あ痛たた。結構効くなぁ。こっちも同じようにルグにFull Attack、全弾命中2回クリティカルで、えーと127ダメージ。
ルグ
はぁ〜? HP-5。
DM
倒れたなら、そのまま尻尾でImproved Grapple。更にビットマンにGaze Attack。
ビットマン
Saveは成功。
ギンガナム
うーむ、Cast on Defensivlyはできないしなぁ。仕方無いので5ft.-StepでThreatunded Areaから抜けてDestruction。SRに対するCaster Level Checkは32まで通し、Fort Save DC26。
DM
成功。ダメージ頂戴。
ギンガナム
37点。

 ルグは集中放火を喰らって、起き上がりコボシ状態。何もさせてもらえないまま3 Round目に突入。

ビットマン
Full Attack、4発命中で合計65点。
DM
結構入るねぇ。じゃあ5ft.-Stepでビットマンから離れてGreater Teleport。
ギンガナム
あーやばい、ルグはGrappleされたままだ!

 かくて哀れなPaladinは連れ去られてしまった。どうやらキャラクタの誰かが拉致される予定だった様子、シナリオには誰を拉致するか指定がないので、セッション開始時のd20でランダムに決めたとの事。

明かされた陰謀 ― 11st day, Patchwall, CY593 in City of Greyhawak

 残された2人が呆然としていると、そこの走って駆け寄って来たのは推定ローグの男。自己紹介すらせずに、なにやら早口に捲くし立ててきた。整理すると以下の様な事を言っていると分かった。

 これらの事を話した後、やっと彼はナン名乗った。彼はかなり昔からカシザールを追っており、そのDemon Lord復活を阻止という目的を持った善なる組織のメンバのようだった。ルグが拉致された事は彼らにとっても重大事らしく、救出を全面的に手伝ってくれると言ってくれた。また彼の上司はGoodなOutsiderの様で名前はヘスラディマと言うらしい。

手に入れたお宝

 None.

参考

[1]Favored Soul
Miniture Handbookで追加されたCore Class。Socererと似た呪文の覚え方を持つDivine Spell Caster Class。
[2]某サークル的
レインボウさんの事。
[3]Domainに過ぎない
やはり、どこでも似た様な事が起るようだ。
[4]ビットマン
前回のセッションでヒットマンとして雇ったNPC。名前の由来がヒットマンというのも良い加減ですごい。
[5]Kurrel
復讐の神。二つ名はthe Vengeful Knave(執念深き与太者)。CNの神。
[6]Paladin's Death Throw
Death ThrowはType VI DemonことBalorの能力で、死ぬと大爆発(100ダメージ)を起す。でPaladin's Death ThrowはMiniteure Handbookで追加された4th Level Paladin Spellの1つで実現している。
[7]ちょっと変わった形式
所謂リプレイ形式、台本形式というやつ。台詞の部分に利用しているスタイルシートはアキトさんの『アキトの隠し部屋』で紹介されているものを流用させて貰った。
[8]銀龍亭
Silver Dragon's Inn。オフィシャル設定上City of Greyhawkにちゃんと存在する宿で、通りを挟んで目の前に傭兵ギルドがあったり、マスタが元冒険者だったりするので、冒険者の利用率が高い。
[9]……そして腕が6本あり
この説明を聞いてType V DemonことMalilithを思い浮べない我々では無い。
[10]Adamantineの鎧
3.5Eで改訂され強くなった素材の1つ。Heavy Armorなら3/-のDamage Reductionが付く。
[11]Mage Killer
Miniture Handbookで追加されたFeat。これを持ったキャラクタのThreatunded Area内に居るとCast on Defensivlyが不可能になる。
[12]マリリス(Demon)
上級のDemonは概ねCold Iron & GoodのDamage Reductionを持っている。
[13]キントン(Devil)
Devilの一種で鎖を自在操る能力を持つ。またDemonはSilver & GoodやSilver or GoodというDamage Reductionを持つ事が多い。
[14]Demon Lord
通常はAbyssなどのOuter Planeに住まう強力な存在。一言で言うと超強いDemon。中には神性を持つ者も居る。
[15]Dydd
The Standing StoneやHeart of Nightfang Spireに名前だけ出てきた古のEpic Level Druid。アシャーダロンという巨龍を封印した英雄らしい。