Return to the Temple of Elemental Evil 8

 僕がDMをしているD&D3Eのキャンペーンで、現在はオフィシャルシナリオの『Return to the Temple of Elemental Evil』をプレイしています。しかしながら今回のレポート中では、シナリオの途中で手に入れたマップに描かれているトロールの巣を壊滅させようとPCが行動したので本来のシナリオからは外れた内容となっています。ですから現在プレイしている人や今後プレイする予定のある人でも、読むことが出来るでしょう。

▼参加キャラクタ

Name Class & Level Race Gender Alignment
アラミル Wiz7 Half-elf Male LN
ガレット Drd7 Halfling Male TN
グラッド Ftr2/Bbn2/Clr1/Rgr1/Secret Fist2 Dwarf Male CG
ボル Rog3/Bbn2/Ftr1 Half-orc Male CG
クマ Garret's Animal Companion Brown Bear Male TN
※名前がシェイディングされたキャラクタはNPC

▼あらすじ

●15th day, Wealsun, CY592 in Temple of All Consumption

アラミル
なかなかMagic Itemを作る暇もSpellを増やす時間も無く困っているパーティ唯一のArcane spell caster。良いPrestige Classが見つからずに悩んでいるようだ。
ガレット
クマの強烈なダメージやらの所為で時折自分自身の行動をし忘れてしまう悲哀のDruid。最近Divine Oracleとしての修行を積んだようだが、己のコンパニオンから活躍の場を奪えるだろうか。
グラッド
謎の生物その1。一応上の表にはDMの記憶の範囲で彼のClassを書いてみたが正直、合っている自信は無い。Dwarfの癖にSpeedが40ft.もあるし一体何者なんだか。
ボル
パーティの特攻隊長。いの一番に敵陣に突っ込んでそして帰ってくる(Spring Attack)。自分の短所であるHPの低さをカヴァする見事な戦術である。今回はImproved Invisibilityの力に酔いしれた。
クマ
錚々たるPCを差し置いて、最もDMを震撼させる生物。シチュエーションによっては明らかにPCよりも活躍している。私は此奴のGrappleが怖い。
 Temple of All Consumptionを探索していた彼らだが、あまりにも巨大で広大無辺なダンジョンを前に途方に(いつも)暮れている。PCも少ないことだしということで、前回手に入れた地図に載っているTrollの巣を襲って一儲けする事にした。

●15th day, Wealsun, CY592 in the Town of Rastor

 前回の(゚д゚)ウマーな冒険で入手した様々な品を売ろうとしたが、GP limitが100gp、Assetが600gpという驚異的に小さなこの村――というよりは集落だろう――では、その殆どを売ることが出来なかった。
 まあ、物を売却するのはTrollの巣(それもきっと美味いに違いないのだ、と彼らは確信していた)を襲って手に入れてからでも良いと言うことになった。というわけで、この村か10マイルほど離れているらしいTrollのねぐらを襲撃せんと意気揚々と彼らは旅だった。
 この時点では明らかに、彼らの心境は山賊のそれと同じだった。様々なレトリックを要して自分達の行動を擁護し粉塗することは出来るが、DMは全てお見通しなのだ。

●16th day, Wealsun, CY592 in Lortmil Mountains

 さて、件のねぐらまでのWilderness encounterであるが、私達はForgotten Realmsのマスタスクリーンに付属されている表を使っている。今回利用した地域はTemplete High Mountain
 たかだか10マイルの行程なので、Random encounterを振る回数が少ない。であるからして、何かと遭遇する可能性は低い。いわんや危険なクリーチャと出会う事は蓋然性の問題から言ってまず無いと言っても良いだろうと思う。
 あにはからんや、彼らは出会った。彼らの前方140ft.ほどの場所に、身長6'4"前後の堂々たる体格を持つ偉丈夫で、威厳と風格を兼ね備えた顔の30歳位に見える銀髪の戦士がいた。DMは知っているので先に言っておくが、彼はAdult Silver Dragonが人間にPolymophした者である。当然PCが最も良い状態で、魔法の支援を完全に受けても勝つことが出来ないであろう相手である。
 まあ、LGのAlignmentを持つSilver Dragonがいきなり道行く冒険者を襲うはずも無いので、普通にすたすたと近づく。素早く(DMのニタニタした顔から)危険な信号を関知したPCならぬPLは、普段は絶対に使わないような丁寧な口調でその偉丈夫に話しかけ、いくらかの情報交換をしてドキドキのままこの遭遇をやり過ごすことに成功した。
 ちっ。

 それ以外には180ft.先でFire Giantが3匹暴れているのを見ただけで特筆すべき事は何もなかったと言えよう。

 そんなこんなでTrollのNestに到着した。

 Trollなんてのは所詮Intelligence scoreが5だか6だかの生物である。しかも彼らは種族的には明らかに強者なので見張りなどは置かない(だろうとDMが考えた)。どうせチャラTrollしかいないだろうし、しかも我々は完璧なTroll対策をしてきている、とたかをくくっている一行は、ざくざくと奥に入っていた。
 途中のT字路で左に曲がった。その先には大きめの部家があり5匹のTrollが主種雑多な生物をバリボリをかみ砕く食事の真っ最中であった。
 PCは全員Invilibility状態だったのだが、PCの1人が不用意に声を上げたのでTroll達にListenチェックをさせたとらんにPCが突撃してきた(今思えばこれを許すべきではなかったと思う)。そんな感じで気が付いたら戦闘になってしまい、DMは楽しくTrollを操っていたのだが如何せん此処にいたのは普通の怪物ばかりだったので数ラウンドのうちに全員打ち倒され、お宝をゲットされてしまった。当然巣を襲っているのでお宝はMMに載っている通りの量が存在するのである(つまり5th levelのRandom tresureを5回振った)。結果、合計で10,000gpを超える価値のお宝手に、ひとまず休むために彼らは村に戻ったのである。
 これPC側の見事なまでの失策である。奥にはまだTroll(しかも頭領格)が残っているのだ、流石に部下を殺されれば彼らとて次に備えて防備を張ろうというもの。

 一度Rastorに戻り、Spellを回復したパーティは今一度ローリスク・ハイリターンな冒険をすべくDMが仕掛けた罠へと誘われたのである。
 今度こそ本当に危険なクリーチャに遭遇する事も無く、巨大な洞穴に到着した。一応前回の戦闘のあった場所を確認し、死体が無くなっていることは分かった。その上で更に奥へと進み、彼らは広大な空間(120ft.×100ft.)へと出た。
 Trollは90ft.のDarkvisionを持っているので彼の巣には明かりは無い。それでもってこれほど広い空間と言えば、明かりは1つでは足りないし、PC側にある60ft.のDarkvisionでは部屋の一部しか見ることが出来ない。なんとか音を聞いて敵がいるのを関知した彼らは、アラミルがあげる花火(Dancing Light)を皮切りに戦闘へと突入した。
 部屋が明るくなった時点で発見できたクリーチャは3体。Huge sizeのGreatswordを構えたTroll2匹と、Full Plateで武装したDrowであった。部屋が広いので、PCのChargeも届かず移動するに終わった1ラウンド目。そして2ラウンド目の頭にそれは起こった。
 敵は見えた3人だけではない。実はここのボスはHalf-Dragon(red)/Half-Trollなので翼がある。でInvilibility状態で天井にへばりつきPCが入ってくるのをじっと待っていたのだ。PCが来ることは事前に察知していたので、DrowのClericにBull's StrengthやEnduranceなどの強化系呪文を使わせてフルブースト状態のボス。此奴はHuge size golden greatswordを持ち、Rhino hideを来てPower LangeのFeatを取得したBarbarianであった! その初撃のAttack rollは+20を超え、ダメージは8d6+40弱というDMフルカスタム生物。ハァッハハハッ、死ね死ね死ねぇ!! 案の定、相手がGiantであることに気を強くして突出したグラッド(DwarfはGiantに大してはACが高い)が一撃で屠られた。
 そのあまりのダメージを目の当たりにしてすっかり及び腰になってしまったPLはPCをじりじりと後退させ、ジリ貧の道を歩んだ。これは全滅の危機か!? とDMが気を良くしたからか知らないが、逃げられそうに無いことをPCが悟り攻勢に出たところで運気が転じた。あろう事かボスがクマにGrappleされてしまったり、ボルのImproved Invisibility状態の毎ラウンドSneak attackが痛かったり、アラミルに強化系Spellを殆どDispelされてしまったり、何とか回復したグラッドに三連撃を食らったりし、なんとDMの愛する不気味悪い(かわいらしい、と読む)Half-Dragon/Half-Trollは殺されてしまった!!!
 まあ、一人Death状態に出来たから良いか。

 その後はお宝を手に入れ、True Ressurectionを求めて大きな都市に行き復活させたりアイテム売ったり買ったりして終わった。

 めでたしめでたし。

▼経験点

沢山。

▼参考

Secret Fist
Defender of Faithに掲載されている格闘系Prestige Class。Monkの存在意義を無くす様な能力を多々持っている。
Brown Bear
熊。ごくごく普通の動物、Dire animalですらない。ただしStrが27でLarge sizeでImproved Grappleを持っている、それだけで十分。
GP limit
その都市で購入できる商品の最高額。
Asset
その都市で流通している現金の量。PCが売却した物の料金がこれを超えると、その都市に流通している現金が無くなってしまい物を売ることが出来なくなる。
Templete High Mountain
数あるWildernessの地形の中でも、最も危険な部類に位置するエリアタイプ。Giantなどがよく出現する。
Adult Silver Dragon
CR14。Power Attackを使えば1ラウンドに軽く150ダメージほど出せる。詰まるところPCなど秒殺。
種族的には明らかに強者
Regeneration能力を持っているLarge sizeクリーチャなんて、自然界では怖い物はない。四肢が千切れても生えてくるし。
Dancing Light
0 level spellである。0 level spellの中ではDetect Magic、Read Magicに並んで後半まで使える便利な呪文。
Half-Dragon(red)/Half-Troll
半分レッドドラゴンなトロールの事。翼もあるし炎のブレスもはけるし、おまけにトロールの弱点の1つである火が無効。
ハァッハハハッ、死ね死ね死ねぇ!!
おっと、心の中だけで考えていたはずなのに声に出してしまった。
Huge size golden greatsword
武器ダメージは8d6。


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