僕が以前「TRPG情報誌 語り部日報」に投稿したD&D3EのPlayer's Handbookのレビューをです。ほんの少しだけ修正を加えています。
Dungeons & Dragons 3rd Edition(以下3E)のPlayer's Handbook(以下PHB)は、3Eの基礎となるルールブックです。どんなことが書かれているかの指針に目次を上げてみます。
Character Creation Basics キャラクタ作成の基礎
Intoroduction 導入
Ch1: Abilities 能力値の説明
Ch2: Races 種族の説明
Ch3: Classes 職業の説明
Ch4: Skills 技能の説明
Ch5: Feats 妙技(強力な特技)の説明
Ch6: Description PCの身長・体重・信仰などについて
Ch7: Equipment 装備品の説明
Ch8: Combat 戦闘ルール
Ch9: Adventuring 野外での移動やレベルアップについて
Ch10: Magic 魔法の取り扱い
Ch11: Spells 各種呪文の説明
Appendix 付録
となっています。
●システムの魅力
3Eにおいてプレイヤ(PL)は、一般人とかわらない程度の冒険者から神に近づかんとする高位のキャラクタまで広範囲のPCをプレイすることができます。3Eの豊富なデータ(スペルだけでも数百種類)や、合理的な一貫性を持ったルール群はPLが創造する様々な状況を、的確に再現することが可能です。プレイヤの選択し得る資源が多く、また多いからこそ飽きのこない成長が可能です。また、マスタ(DM)も“探しさえすれば必要なデータやルールが存在する”事から安心してセッション運営をする事ができます。
●ルールの内容・概略
非常に合理的なルール体系を3Eは持っています。プレイヤの行う判定の8割は
1d20 + 能力値モディファ + 諸修正
がDC(Difficulty Class、難易度)以上であれば成功という上方ロール (値が大きい方が良い) で解決されます。 また修正の加え方も一貫していて 、殆どが±1、±2、±4のいずれかの値です。
●遊ばれ方
発売されてまだ1年経っていませんので、典型的な遊び方が存在するかどうか分かりませんが、私の知る限りではダンジョン物や探索物が多いようです。 一般的にダンジョン物は飽き易く時代遅れの産物だと思われがちですが、これはたぶんルールの持つヴァリエーションの少なさから発生する問題であり、3Eの様な豊富なルール・データを持つゲームにおいては、セッション毎に目新しいルール、目新しいデータがありネタが尽きることはありません。
●仲間の見つけ方
ネット上を散見する限りでは、既に3Eをメインにしているプレイグループは多々見ることが出来ます。広く参加者を募っている物もあります。手前味噌になりますが、
http://home8.highway.ne.jp/siseruwp/ADD/ADDBBSs.html
ここを中心に探してみると、すぐに幾つか見つかるでしょう。
●サポート状況
Dragon(ルールサポート)とDungeon(シナリオサポート)という 3E専門月刊誌が二冊出ている他に、ほぼ毎月なんらかのオフィシャル・ルール/サプリメントが発売されています。2000年8月に PHBが発売されて以来、20冊以上のサプリメントが既に刊行されていますね。また、エラッタもオフィシャルウェブページで随時公開されています。
●略称
Dungeons & Dragons 3rd Editionは、D&D3E(3e)とか3rdとか、或いは単に3E(3e)、3rdと略称されることが多いようです。 中にはD&DではなくDnDという表記も見られます。
●入手方法
イエローサブマリンなどの専門店でも購入できますが、洋書通販を利用するとより安く入手することが出来るでしょう。3E関連の商品は
スカイソフトのD&D特集
ここに分かりやすくリスト化されているので、 上記URLから辿って購入すると良いでしょう。