理想のセッション・コンベンション

 毎週のようにRPGのセッションをしている。毎月コンベンションを自ら開催している。そんなことをしていると、時折、自分にとって理想のセッションやコンベンションについて考えることがある。もしかすると僕の理想は、ほかの人の理想の平均値とは大きくかけ離れている可能性もあるが、ちょっとそんな理想について語ってようと思う。まずは理想のセッションから。

僕の理想のセッション

 僕は、僕の最も仲の良い友人の1人であり、時折うちのサイトのBBSにも書き込みをするSCOOTER(彼はTPRGには興味が無い)が、来年3月に専門学校を卒業したら2人で共同生活を始めようと画策している。当然SCOOTERも既にそのことは了解済みだ。

 気の早い僕は、今からどんな部屋を借りようか考えている。今のところ2人の意見は2DKないし2LDKで6畳、6畳、8畳(ダイニングルーム)という構成の部屋がいいだろうということで一致している。この意見を強く推したのは僕で、特にダイニングルームが8畳またはそれよりも広いことを強く望んだ。
 理由は簡単、自宅でセッションを行うためだ。6、7人でセッションをするとなるとやはり6畳では狭い。8畳間に絨毯を敷いて、小さめのテーブルを2つおいてセッション。そんなこと計画している。これが理想のセッションが行われる「場所」になる。

 次にどんなゲームをするか。ということだけれど、当然D&D3Eだろう。今最も僕が気に入っているシステムで国内外で評価・人気ともに高くプレイヤの数も多い。DMはやっぱり僕がやることになるんだろうか? 別に問題はないDMをするのは非常に楽しい。ということはシナリオは必然的にダンジョンもので、フロアタイルとメタルフィギュアを使ったヴィジュアル・ダンジョンプレイ。フロアタイルは可能なら3Dのものがいいから、最近FM企画さんが発売した物を使おう。

 場所はOK、システムOK、マスタも決定、小道具も万全。次は面子だ。非常に重要。慎重かつ大胆に選ばないといけないけれども大丈夫、僕はすでに殆ど理想に近いゲーム仲間がいる。僕自信がDMを務め2001年初頭からD&D3Eのキャンペーンを一緒に遊んでいるメンバだ。後輩の田中義夫daTConで知り合ったさるしんごさん、Tさん、The Beginner's Luckで知り合ったつるさん、Kさん、TRPG.NETのIRCで知り合った(僕はそれ以前から一方的に知っていたんだけれども)LISTさん、告知をかけたらメールを送ってきてくれたGlaurungさんの7人。僕の感覚からすると丁度良い人数だ。
 ほかにも、僕のゲーム仲間はいるしその中にはいい奴もたくさんいるのだけれど、僕のセッションだとプレイの方向性が合わない気がするんだ。なかなか難しい。

 そうだ! 折角だからシナリオは、RPG史に残すべき名作、Gary Gygax氏が作り第1回のGen Conで使用されたトーナメントシナリオである「Tome of Horrors」を3Eにコンバートしてプレイすることにしよう。ってことはPCのレベルは10。さんざん3Eをプレイしてきた面子には丁度いい頃合いだろう。

 さてセッティングは終わった。当日は……

 土曜の朝11時に集合。みんな遠いところに住んでいるし朝が早いと辛いだろうからこんなもん。僕は前日までにシナリオを準備し、NPCデータはパソコンのデータベースソフトを使って管理(当然家の中ではLinuxを搭載したパソコンをインターネット/ファイル/プリンタサーバにして無線LANを構成)する。掃除もしっかりしておかなければいけない。
 8畳の部屋にはプレイするためのテーブルとマスタ用の脇机とオーディオ類が完備。オーディオはパソコンとつないで、そっちから制御する。お気に入りのThinkPad s30を脇机に置いてみんなが来るのを待つ。11:30頃には全員セッション開始。

 最初は情報収集を兼ねてシティ・アドベンチャ。折角パソコンとオーディオがあるのだから適当にDMセレクションのBGM(昔のFFのサントラなんか丁度いい!)でも使いながら雰囲気満点で進めていきたい。
 13時になったらお昼ご飯。何人かに食材を買ってきてもらって僕が料理をしようか。パスタなんかがいい、簡単にサラダもつけちゃったりしてね。
 食休みも兼ねて14時までは休憩、そしたら次はシティも終わってワイルダネス・アドベンチャパート。つまりダンジョンの入り口まで行くためのパート。でも結構危険、ドラゴンに会ったりコカトリスに会ったり。やんややんやとプレイしながらワイルダネス終了。目の前はダンジョンの入り口、そんなところで15:30。
 ここでちょっとコーヒーブレイク、ティータイム。生豆屋さんで買ったブラジル・ミナスを、その場で挽いてお気に入りの器具で珈琲を淹れる。みんなで珈琲を飲みながら15分ほど雑談雑談。
 ほっと一息ついた後は、ついに本番ダンジョンパート。みんなも気持ちにスイッチを入れてやる気満々。トラップに引っかかったりかいくぐったり、モンスタと丁々発止のやりとりをしたり、いつもの通りぶちのめしたりストレス発散、何でもござれ。
 そんなこんなで最後の最後、ダンジョンのラストルームでございます。何がいるのか緊張しながら扉を開けるとそこにいたのは、なんとまあアノお方。かなりビックリしながらも、逃げても面白いことは無いのでスパッと突撃、あれやこれやで戦闘終了。終わってみれば半分は生き残っていたり、アイテムはたくさん手に入れたし収支は黒。
 ほくほく顔で町に戻って経験点を計算してお宝を分ける。これでセッションは終了。時間は21時。

 セッションが終わったら、スッカラカンになった腹を抱えて駅前の飲み屋へ。若い男が8人もいれば喰うや飲むやの大騒ぎ。ひとしきり夕食だか飲み会だからわかんない時間を過ごして、翌日予定がある人は帰宅、そーじゃない人は僕の家に泊まってボードゲームでも遊びましょう。この前エンドデッカーとスターウォーズモノポリーを手に入れたのよ。どう?


 あー、理想のセッション。いつかこんなすばらしい日を過ごしたいものですね。


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