Demons and Devils 2

 ゴールデン・ウィークに第一部を遊んだ『Demons and Devils』の続きをやろうという事で急遽決定しプレイすることになった第二回。ちなみにこのシナリオは三部構成です。ネタバレを多数含むのでこれからプレイしようという人は読まない方が良いとでしょう。

▼参加キャラクタ

PC name Class & Level Gender Race Alignment
イサワ Sam1/Clr7/Shiba Protector1/Divine Disple2 Male Human LN
ラトル Bbn1/Ftr1/M-Rgr1/Rog2/Clr3/Flame Steward3 Male Human CG
セルク Wiz5/Incantatrix6 Male Sun elf TN

▼あらすじ

イサワ
 どうしてもこの御仁をClericとして見ることが出来ない私。攻撃力も下手な戦士よりあるし、況や防御力においておやである。

ラトル
 Rogue っぽい事もできる炎の執事。覚えきれないくらいマルチクラスをしているにもかかわらず経験点ペナルティを被っていないずるいお方。

セルク
 Enagy Drain も Death Attack も無効になったお陰で少しだけ気が大きくなった魔術師。今回はオープンフィールドの冒険は殆ど無かったので絶技“Dimensional Lock + Wall of Force”は出なかったが逆に Abjurer の本領は発揮できたと言えよう。

●21st day, Reaping, CY592 in City of Greyhawk

 前回の冒険から早2ヶ月、貯まったお金をひたすら蕩尽するという真面目な生活に飽きた私達は、不真面目な生活(一挙両得、一攫千金の大冒険)に取り組む為に情報収集を開始した。すると天の配剤か物語の要請か、ちょっとしたアーティファクトがあるダンジョンの話を耳にしたので早速その筋を当たってみることにした。
 密かに今まで一緒に冒険をしたことがない初対面の仲間がいるがお互い極めて似通った目的を持って生き、行動しているようなのでこの際細かいことは不問に伏す事にしよう。結局の所、彼が自由を愛する善き人であろうが私腹を肥やす専制君主的な人物であろうが人生の目的にして収束地をダンジョンと考えていれば大きな問題は無いと言えよう。

●28th day, Reaping, CY592 in a Island

 さて、効率的な情報収集作戦『マスタ、面倒なんでダンジョンの目の前までは省略しませんか』の結果、件のアーティファクトが存在する地下迷宮の大まかな位置を発見し遠望し確認し移動した私達は Sea Prince の領海に属する小さな島に到着した。

 Teleport で島まで移動し、出現した途端に何故か Dragon Turtle ――通称かめタン――に襲われる私達。物語の要請上そろそろ戦闘が必要という事だろうか、などと益体も無いことを考えながら戦いの火蓋を切った。
 ところで不真面目な生活を求める冒険者3人は High level adventurer の常として全員 At will fly が可能な状態である。具体的に言うと皆が皆、キラリと光る怪しい仮面 Winged Mask をしているのだ。というわけで Dragon Turtle から逃げる事も可能だったのだが、目の前にぶら下がる幾ばくかの経験点の誘惑に負けその方針は打ち切られた。
 かめタンは20d6ダメージの Breath を吐いてくるので全員でかたまっているとちょっぴり怖い(私なんて ST 落としたら一撃でコンプリートデスだ)ので散開しつつ Annis に Polymorph したラトルが Spring Attack で毎ラウンド60前後のダメージを与え2ラウンドで撃沈。初戦を華々しく飾った。きっとかめタンは心の中で Hag に化けたラトルに向かって『そんなでかいババァが居るかぁ!!』と原哲夫風に叫んでいたことだろう。何せ彼の仲間もそう思っていたくらいだ。

 そんなこんなで、我らの愛する閉鎖空間の入り口を見つけた。しかしながらどうやら謎掛けを説かねば中に入れない仕組みらしい。四苦八苦、七転八倒、一所懸命、誠心誠意、虚心坦懐にリドルに挑んだところ狙い過たず正解に到達し Disintegrate される事も無く全冒険者の心のふるさとであるダンジョンへと進入することができた。

 入り口は Phase Door に極めて類似した効果を持つ様だったが別の Plane に跳ばされるわけでもないので、その点は安心できると言えよう。
 ズズイと奥に進んでいきヒョイと罠に掛かってしまった。完全に密閉された空間に閉じこめられてしまったので、あわや Suffocation か!? と思ったが慌てず騒がずイサワが Dimension Door で部屋を抜けトラップ解除のスイッチを押すことで難なく解決した。3E でも高レベルシナリオには Rogue 不要なのだろうか
 罠を超え別の部屋に行こうとすると、扉の向こう側から Spell を Cast する声が聞こえた。やる気を感じさせるモンスタである。早速問答無用で扉をぶち破り中にはいると一角に霧が広がっている。そんなものは意にも介さないデカイババァがずかずかと霧の中に踏み込んでいき、Full Plate を着た Mummy をハケーン。9th level Cleric らしいのだがロクな呪文を覚えておらず恐れを知らぬ私達は歯牙にもかけなかった。
 そんなこんなでアーティファクトを探しつつあれやこれやとダンジョン空間を彷徨いながら、途中18d6の Chain Lightning を喰らいラトルが Massive damage check に運悪く失敗し死んでしまったりしたがヒョヒョイと Teleport で出戻ったりしつつラストまで到着した。

 さてさて、このシナリオの題名は『Demons and Devils』である。前回は Devil であった。という事は今回は Demon である。きっと最後のシナリオ(このシナリオは3部構成になっている)は両方いっぺんに出てくるに違いない
 というわけでラストバトルだ。敵は我らが愛しのアイドル、Type V demon こと Marilith ちゃんである。Summon Tanar'ri には事前に成功しているらしく周囲には Hezrou が4体。向こうは準備万端で後は Initiative roll を待つのみと言った感じであり、私達はまさに飛んで火に入る夏の虫と言えよう。

 切って落とされた戦いの火蓋。まずはイサワが Resitation を Cast した後チェェストォと叫びながら Marilith ちゃんに突撃し居合を試みるが惜しくも外れ。次に Hezrous が Chaos Hammar でイサワを集中攻撃。Will save が25を超えている彼の御仁は平気な顔をして全弾受けるが流石に20d8/2のダメージは厳しい。そしてデカイババァことラトル。愛しい Marilith ちゃんに大接近したいところですが、SP に道を塞がれてしまったので手近な Hezrou に突撃。Hezrou は武器ダメージが半減してしまうという小憎たらしい能力を持っているので瞬殺はできず。アイドルにお近づきになるのは茨の道らしい。そして私、もう少しPCの人数が多ければ誰かに近くに居て貰えば心置きなく呪文を使えるのだが、人数が少ないので自分の身は自分で守らなければいけない。というわけで Ghost Form を Cast して壁の中に一旦退避。この後は頭だけ壁から突き出して毎ラウンド呪文を唱えるのだ。そしてステージの中央にそびえ立つ下半身が蛇の女の子、いきなり突撃してきたイサワに向かってフルアタック。腐っても上から2番目の Demon ということか、この攻撃でイサワが撃沈。
 2ラウンド目。アイドルお付きの SP こと Hezrous、今度は Unholy Blight でラトルを集中攻撃、しかしながら Fort save の値が20近い彼は全部STを通し平気の佐平。でもちょっぴり痛かったぞとばかりに目の前の経験点にならないモンスタをラトルが全力で攻撃し Cleave やら Critical やら発生させつつ1匹撃破。セルクは頼もしい Annis に Improved Invisibility を Cast した後壁の中に戻り Summon Monster VI を Cast 開始(当然だが PC は皆 Speed armor を着用している)。愛おしい六本腕の女の子は透明になった山姥がいると思われる空間に Unholy Blight。ちまちまと削ってくる。
 3ラウンド目。四天王から三羽鴉になってしまった Hezrou は目盲撃ちで Unholy Blight を3発。やはりちまちまと削ってくる。鬱陶しい。さて 透明婆は目の前にいる鴉をSneak付きのフルアタックで消散させた後返す刀で念願のアイドルに突撃。Marilith にちょこっとダメージが入る。セルクの召還が終わり天使熊登場、紅一点にアタックするも Grapple は一日にしてならず。と同時に遠距離恋愛なセルクは、シャイなので壁から顔だけを出して愛する女悪魔にTarget Dispel。Unholy Aura は消せなかったがその他諸々を胡散霧消させた。ついでに See Invisibility を使っておく。
 イサワの死で一瞬形勢が向こうに傾いたが、透明 Annis の理不尽なダメージと熊五郎の活躍でアイドルは永遠に我らの元に。その段階で勝敗は決し残った Hezrou を掃討してコンサート終了。あれ?

 その後アーティファクトと Intellgence +3 Speed Longsword その他を得、ホクホク顔で Greyhawk へ帰還した。アーティファクトを某教会に寄付と言いつつ売却し、強力だけれど Intellgence は嫌なので Longsword も売り払って一人頭だいたい30,000gp強の収入があった。モンティ・ホールだねぇ。


▼注釈
炎の執事
Flame Steward。Dragon Magazine #283 の Class Act に載っていた比較的強力な Prestige Class。強引な訳語である。
自由を愛する善き人
Chaotic Good な Alignment の事を言いたいらしい。
私服を肥やす専制君主的な人物
Lawful Evil な Alignment の事を言いたいらしい。
Annis に Polymorph した
Annis(Hagの一種で、Large sizeのババァ)はこのレベルの PC が Polymorph するクリーチャとしては現状ではナンバ1の性能を誇っている。MM を見てみよう。
そんなでかいババァがいるかぁ!!
実際の台詞は少し違うがこういうシーンが『北斗の拳』に出てくるのだ。
Rogue 不要なのだろうか
嘘。かなり必要です。
18d6の Chain Lightning
流しているが偉い事である。18th level caster の Chain Lightning なのだから。
Massive damage check に運悪く失敗し
1d20で1が出なければ成功だった。
Teleport で出戻ったり
出戻りの途中で True Resurrection を掛けて貰っていたりする。
両方いっぺんに出てくるに違いない
そんな馬鹿な、と思うかもしれない。確かに Demon と Devil に協力関係が発生するとは極めて考え難いが、今まで散々無茶してきたシナリオなんだからこれくらいは期待してもバチは当たらないだろう。
チェェストォ
本当は幕末に示現流の人々が好んで使った気合いの言葉であるからして、居合にはイマイチそぐわないし、そもそもイサワのプレイヤはこんな事言っていない。
天使熊
Celestial Dire Bear。強い。
理不尽なダメージ
STR30 の Large size creature が Caster level 10 の Spike と Caster level 9 の Greater Magic Weapon 付き Huze size Greatclub を両手で振り回しているのだ。
Intellgence +3 Speed Longsword
Purpose が Slay amphibian なので全 Wizard、Sorcerer の敵と言える。ファミリアの Toad を殺されたらかなわん。































 
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