僕が以前『TRPG情報誌 語り部日報』に投稿したD&D3EのDungeon Masters Guideのレビューです。ほんの少しだけ修正を加えています。
Dungeons & Dragons 3rd Edition(以下3E) のDungeon Masters Guide (以下
DMG)は、3Eの基礎となるルールブックです。どんなことが書かれているかの指
針として目次を上げてみます。
Introduction 導入
Ch1:Dungeon Mastering マスタリング
Ch2:Characters 上級職やNPCについて
Ch3:Running the Game ゲームの実行
Ch4:Adventures ランダムエンカウンタなど
Ch5:Campaigns キャンペーンの指針
Ch6:World-Building 世界創造
Ch7:Rewards 報酬、経験点、トレジャについて
Ch8:Magic Items マジックアイテムについて
Appendix 付録
となっています。
●システムの魅力
3Eでは、Dungeon Master(DM)に必要なルールが多々揃えられています。それ
らのルールを集めた物がこのDMGです。
街道沿いに歩いたとき、どれくらいの確率でモンスタと遭遇するか? 街道
沿いの宿場町にはどれくらいの確率で神殿があるか? などルールで決定可能
です。DMの思惑を超える行動が多々あり得るTRPGにおいてこれらは、強力な助
けになります。
●ルールの内容・概略
主に DM用のルールが記載されています。 ランダムエンカウンタ、ランダム
NPC作成、ランダムトレジャ、ランダムダンジョン作成、 都市作成、マジック
アイテム作成、etc。ダイスを振るだけでそれらの作成が可能です。
また3EではPCでもマジックアイテムの作成・購入が容易に出来るので、PLで
も役に立つことが多々書いてあります。
●遊ばれ方
DMG に含まれる大量のルールはオリジナルワールドの作成を容易にしています。これらのルール群を用い独自の世界を創造し、遊んでいる方々も多々いらっしゃるようです。
●普及率
DMはもちろんのことPLでも半数近くはDMGを持っているように思えます。 3E自体の普及率は、(英語のルールにしては)極めて高いと言えます。2001年2月には東京で D&D3Eオンリィコンベンションも行われていました。その他コンベンションでも時折見かけることが出来ます。
●仲間の見つけ方
私の知る限りで、現在参加者を募っているプレイグループというと
・東京都下
http://gameplay.jp/~adda/
http://moomoo.gaiax.com/home/dungeon/
・関東
http://www02.u-page.so-net.ne.jp/xd5/m-k/hpb/top2.htm
あとは11月に東京で開かれる AD&D1st、2nd、D&D3Eオンリィコンベンションで
http://www1.udn.ne.jp/~amc/index2.html
というのがあります。
●サポート状況
DMGのサポートという意味では、毎月刊行されている Dragon誌がそれにあたります。 毎号追加される上級職、FAQはDM必見です。Wizard of the CoastはMaster ToolsというDM支援の為のパソコン用ソフトウェアを開発中です。また
http://www.enworld.org/generators/
このようなファンによるWeb上の支援アプリケーションもあります。
●略称・キーワード
Dungeons & Dragons 3rd Editionは、D&D3E(3e)とか3rdとか、或いは単に3E(3e)、3rdと略称されることが多いようです。 中にはD&DではなくDnDという表記も見られます。 Dungeon Masters Guide は DMG と省略するのが一般的です(Player's HandbookはPHB又はPH)。
●入手方法
イエローサブマリンなどの専門店でも購入できますが、洋書通販を利用するとより安く入手することが出来るでしょう。3E関連の商品は
http://www.trpg.net/rule/DandD/
ここに分かりやすくリスト化されているので、 上記URLから辿って購入すると良いでしょう。
スカイソフトのDMGの詳細ページへの直リンクはこちらです。