「ねえ、指きり」
「ずいぶんと子供っぽいなぁ」
「だって・・・・・・・」
「しょうがないなぁ、ほら」
「指きりげんまん、嘘ついたらハリセンボン飲〜ます!」
「また・・・・・会えるよね・・・・・」
「約束したろ!今度会うときはあの場所さ!」
「約束・・・・・・だよ。」
いつも持ち歩いていた1枚の写真。
もう戻れないあの頃の思い出。
いつも肌身はなさず持っていた「それ」が、はらりと落ちた。
ボクはそれを拾って、しばし遠い思い出に想いをはせる。
「七瀬〜、遅刻するぞ〜!」
「あ、は〜い!今行きます〜!」
写真をポケットにしまいながら、ボクは駆け出した。
〜Angelance〜