M:tgTRPG 改訂版 ・初めに 現段階ではM:tg経験者を対象にかかれています。 未経験者にはわかりづらい部分があるかも。 ・用語補足 「キャラ」とある場合、「PC」「NPC」「魔法使い」「クリーチャー」全てをさす。 ・カードの種類 <クリーチャー> クリーチャー…生物全般(生きてないモノもいるけど)。 ワンダリングするもの、召喚されるもの、全てを含む。 レベル(召喚コスト)/パワー/タフネスその他のデータを持つ。 クリーチャー召喚呪文はソーサリー型呪文であり、 召喚されたクリーチャーは(基本的に)行動完了状態で召喚される。 <ソーサリー> ソーサリー…詠唱に時間がかかる呪文。 戦闘中は1ターンに1回しか使えず、また自分のターンのメインフェイズにしか 使えない。 使うと行動完了状態になる。 <インスタント> インスタント…即座に使える呪文。 マナとカードがある限り、いつでもいくらでも使用可能。 <エンチャント> エンチャント…その場に影響する持続呪文。 戦闘終了時に解除される。 ほとんどのエンチャントはアップキープコストを必要とする。 <アーティファクト> アイテム…使いきりの道具。 ただし使ったら無くなるのはアイテムだけで、アイテム生成呪文はなくならない。 イクイップ…装備品。デッキには入らず、装備欄に入れる。 イクイップを装備できるのは、本人のレベルと同じ数だけ。 <土地> ランド…カードではなく、舞台そのもの。 クリーチャーの生息条件(ワンダリングするかしないか)にも影響。 また、一部のエンチャント・アーティファクトもランドに入る。 ・用語解説(一部) ライブラリー…魔法使いが持つ「知識」のこと。 全ての魔法使いは、その時点で「手札にある」(思い浮かべている)呪文しか使えない。 また、一度使用したカードは戦闘終了時まで(基本的に)二度と使用できず、 ライブラリーが尽きると、以後は直接戦闘(+イクイップ)のみでしか戦えない。 ライブラリーの上限枚数はレベル×10枚である。 手札…魔法使いが「その時点で思い浮かべている」呪文たち。 手札にない呪文は(その時点では)使用できない。 手札上限枚数はその魔法使いのレベルと同じ。 もっとも、手札上限枚数以上の手札を持ってもいいが、 ターン終了時に上限枚数まで減らさなくてはならない。 墓地…戦闘不能になったクリーチャーや使用した呪文は、「墓地にある」状態となる。 コントロール…誰か(何か)が誰かの支配下にあること。 一部の呪文/能力はコントロールされているかどうかが重要となる。 ワンダリングクリーチャーや魔法使いは、基本的に誰にもコントロールされていない。 パワー…攻撃力。 自分のターンの攻撃時にはパワーと同じだけのD6を振り、ダメージを決める。 相手のターンの迎撃時にはパワーの値がそのまま相手に与えるダメージとなる。 タフネス…生命力。 全てのクリーチャーと魔法使いが持つ。 実際のHPはタフネス×5になる。(後述) マナ…全ての素。 白・緑・赤・黒・青の5色のマナがあり、またそのどれにも属さない「無色の」マナがある。 また、具現化した「MP」を指す言葉でもある。 マナバーン…各フェイズの終了時、MPが最大MPを超えていた場合、 超えた分のMPは失われ、同時に同じ値だけHPが減少する。 終了フェイズにマナバーンした場合、クリンナップ・ステップの回復後に起こるため、 HPが減ったまま次のターンになる。 呪文コスト…その呪文を使用するのに必要となるMP。 元のM:tgと異なり、(基本的に)呪文の色のMPでしか支払えない。 (何色でもかまわないと書かれている場合のみ、何色でも(無色でも)支払える。) 注意しなければならないのは、呪文コストが「白2」とある場合、 「白を1MPと好きな色の2MP」ではなく「白のMPを2点」という意味である。 ここは本来のM:tgとは異なるので注意。(これは能力のコストでも同様。) 呪文レベル…全ての呪文はレベルを持つ。 呪文のレベルは、元のカードの点数で見た呪文コストに等しい。 キャラは、自分のレベル以下のレベルの呪文しか使えないという制約を持つ。 エキスパンション…シナリオの時代設定のこと。 シナリオで指定されたエキスパンションの呪文しか使用できず、 またシナリオで指定されたエキスパンション内のクリーチャーしか登場しない。 レアリティ…カードの価値。コモン・アンコモン・レアの3種類。 コモンはどこでも簡単に手に入るが、アンコモン・レアはシナリオの報酬、 ダンジョン探索中の宝箱など、もしくは強力な敵から奪うしか入手方法はない。 アンコモンよりレアのほうが手に入りにくく、レアは全世界でも数枚しかないとの噂。 なお、本来のカードのレアリティとは異なる。 ・キャラクター作成 レベル…基本的にPC作成時のレベルは3である。 タフネスとHP…PCはレベルの2倍のタフネスを持つ。 また、タフネスの5倍(レベルの10倍)のHPを持つ。 パワー…PCのパワーは0である。 最大MP…最大MPは5色それぞれについて定める。 レベル×5点を5色に割り振る。 カード取得…カードリストのコモンから、各色それぞれ「割り振った最大MP」×3枚選び、 取得する。 ライブラリー構成…取得したカードからレベル×10枚選び、好きな順番に並べる。 ただし、以下の条件がある。 「同じカードは4枚までしかライブラリーに入れられない」 「ライブラリーに入れるカードの呪文コストは、自分のレベル以下でなければならない」 ・一般行為判定 一般行為判定は、全て2D6で行う。 2D6を振り、あればイクイップのボーナスを加え、合計値が指定された値以上なら 成功である。イクイップ以外の追加要素(能力値、技能/スキルなど)は存在しない。 ・戦闘開始 クリーチャーと出会った場合、(普通は)戦闘になる。 戦闘はPC側ターン→相手側ターン→PC側ターン→…と交互に行う。 ただし、最初のPC側ターンのみ特別で、全員が2D6を振り、 「クリーチャーのイニシアティブ値」以上を出したPCしか行動できない。 (行動できないPCはインスタント型呪文/能力も使用できない。) クリーチャーが複数いる場合、クリーチャーのイニシアティブ値は 個々のイニシアティブ値の平均(端数切捨て)である。 ・ターン進行 戦闘時、各ターンは以下の5つのフェイズからなる。 (1)開始フェイズ 開始フェイズは、さらに以下の3つのステップからなる。 なお、アップキープ&ドローステップではインスタント型呪文/能力を使用できるが、 アンタップ・フェイズでは呪文/能力は使用できない。 (1−1)アンタップ・ステップ アクティブ側の(PC側ターンならPC側の、otherwise、以下同様)全員のMPが、 最大値まで回復する。 また、アクティブ側の全てのキャラの行動完了状態が解除される。 (1−2)アップキープ・ステップ アクティブ側全員が、維持している各呪文について、MPを支払って維持を続けるか MPを払わずに維持を止めるかを選択・実行する。 (1−3)ドロー・ステップ アクティブ側の魔法使いは全員、ライブラリーのカードを「2」枚、手札に入れる。 (補足後述あり)(これは強制である) ライブラリーにカードが残っていない場合は何もしなくてよい。 なお、戦闘の最初のPC側ターンにはドロー・ステップは存在しない。 (2)第1メインフェイズ 行動完了状態になっていない、アクティブ側キャラは呪文/能力を使える。 (ソーサリー型呪文を使用した場合、行動完了状態になる) (3)戦闘フェイズ 戦闘フェイズは、以下の5つのステップからなる。 なお、インスタント型呪文/能力はいつでも使える。 (3−1)戦闘開始ステップ 戦闘開始時に起こる効果が発生する。 (3−2)攻撃指定ステップ アクティブ側は、「誰が」「誰を」攻撃するかを指定する。 ただし、この時点で行動完了状態になっているキャラは攻撃できない。 また、相手を攻撃できないような攻撃指定(非飛行キャラが飛行キャラを攻撃するなど) はできない。 攻撃するキャラは行動完了状態になる。 (3−3)防御指定ステップ 攻撃対象になったキャラは、(もしいれば)自分の代わりに、自分がコントロールしている、 攻撃の対象になっていないキャラに攻撃を受けさせることができる。 攻撃を受けさせるキャラが行動完了状態でもかまわない。 ただし、相手を攻撃できないような防御指定(非飛行キャラが飛行キャラを防御するなど) はできない。 また、キャラ1体が代わりにブロックできるのは1体だけである。 (2体以上の攻撃キャラの攻撃を引き受けることはできない。) (3−4)ダメージ解決ステップ 攻撃側は防御側に、攻撃ダメージと同じだけのダメージを与える。 防御側は攻撃側に、迎撃ダメージと同じだけのダメージを与える。 これらは同時に行われる。 なお、ダメージを与える対象が複数いる場合、どのようにダメージを割り振るかは ダメージを与える側が決める。 (3−5)戦闘終了ステップ 戦闘終了時に起こる効果が発生する。 (4)第2メインフェイズ 第1メインフェイズと同じ。 (5)終了フェイズ 終了フェイズは以下の2つのステップからなる。 なお、ターン終了ステップではインスタント型呪文/能力を使用できるが、 クリンナップ・ステップでは呪文/能力は使用できない。 (5−1)ターン終了ステップ ターン終了時「に」起こる効果が発生する。 (5−2)クリンナップ・ステップ アクティブ側キャラの手札が上限枚数を超えている場合、上限枚数になるように 選んで「墓地にある」状態にする。 キャラのHPが“回復(補足後述)”する。 ターン終了時「まで」の効果が終わる。 ・補足…クリンナップ時の回復について キャラのHPが5の倍数になるように、0〜4点回復する。 (例えばHPが11〜14点だったら、回復して15点になる。  15点であれば回復しない。) なお、一部のキャラは5の倍数でない場合がある。 ・補足…ライブラリーについて シナリオ開始時、キャラシートのライブラリーリストの一番上に「トップ」マーカーを置く。 カードを1枚引く場合、トップマーカーより下にある「ライブラリーにある」状態 (補足後述)のカードのうち一番上のカードが手札に入り、トップマーカーを次の 「ライブラリーにある」カードまで移動させる。 トップマーカーが一番下に来たら、一番上まで戻す。 トップマーカーは戦闘終了では移動せず、カードを引くこと及び「ライブラリーの一番上の カードを墓地に送る」効果によってのみ下に移動する。 (カードを墓地に送る効果でも、トップマーカーは同様に移動する。) また、「ライブラリーをシャッフルする(切りなおす)」効果は存在しない。 (代わりに、トップマーカーを下にX移動させる、になっている) ・補足…ライブラリー内のカードの状態 ライブラリー内のカードは以下のいずれかの状態になっている。 「ライブラリーにある」 「手札にある」 「場にある」(エンチャントのみ) 「墓地にある」 ・戦闘終了 いずれかの側が全員戦闘不能になったら、戦闘終了になります。 戦闘終了時にはMPが最大MPまで回復し、全ての持続効果(イクイップを含む)が 終了し、全ての召喚されたキャラは“消え”ます。次に、全てのライブラリー内カードが 「ライブラリーにある」状態に戻り、トップマーカーのあるカードから手札上限枚数まで カードを引きます。(戦闘終了時の手札は保持されず、ライブラリーに戻ります。) ・戦闘からの逃走 未実装。 ・能力(五十音順) 《壁》…《壁》を持つキャラは攻撃できない(呪文/能力は使用できる)。 《再生》…《再生》を持つキャラは、クリンナップ・ステップ時にHPが全回復する。 (本来のM:tgと異なるので注意。) 《シャドー》…《シャドー》を持つキャラの攻撃を《シャドー》を持たないキャラに 受けさせることはできず、《シャドー》を持たないキャラの攻撃を《シャドー》を 持つキャラに受けさせることはできない。《シャドー》を持つキャラが《シャドー》を 持たないキャラを攻撃すること、及びその逆は可能。 この能力は「シナリオエキスパンション:テンペスト」にしか存在しない。 《消散:X》…《消散:X》を持つキャラが召喚されたり、《消散:X》を持つ エンチャントが使用された場合、それはX個の消散カウンターを持つ。その コントローラーのアップキープ・ステップに消散カウンターは1個取り除かれ、 消散カウンターがない状態でそのコントローラーのアップキープ・ステップを迎えたら 破壊される。 この能力は「シナリオエキスパンション:メルカディアンマスクス」にしか存在しない。 《先制攻撃》…《先制攻撃》を持つキャラが《先制攻撃》を持たないキャラを 攻撃/迎撃する場合、まず《先制攻撃》を持つキャラのダメージを解決する。 その後、《先制攻撃》を持たないキャラが生き残っている場合のみ、 《先制攻撃》を持たないキャラのダメージを解決する。 《側面攻撃》…《側面攻撃》を持つキャラに攻撃された場合、《側面攻撃》を持たない キャラに代わりに攻撃を受けさせることは出来ない。 (本来のM:tgと異なるので注意。) この能力は「シナリオエキスパンション:ミラージュ」にしか存在しない。 《速攻》…召喚された時、行動完了状態にならない。 (補足:《速攻》を持つキャラは、イニシアティブ値がやや高い。) 《トランプル》…《トランプル》を持つキャラの攻撃を別のキャラに代わりに受けさせ、 その防御キャラが戦闘不能になった場合、「余った」ダメージは本来の攻撃対象に 与えられる。 《バンド》…未実装(実装予定あり) 《飛行》…《飛行》を持たないキャラは、《飛行》を持つキャラを攻撃できない。 《飛行》を持つキャラに攻撃された場合、《飛行》を持たないキャラに代わりに攻撃を 受けさせることはできない。 《プロテクション:X》…《プロテクション:X》を持つキャラは、 「Xの呪文/能力の対象にならない」 「Xのエンチャントがつかない」 「Xからのダメージは0になる」 (補足:非ブロック効果はありません。) また、以下の能力は(今のところ)存在しない。 《畏怖》《エコー》《サイクリング》《生息条件:XX》《バイバック》《馬術》 《ランページ》《累加アップキープ》《レジェンド》《XX渡り》 及び、インベイジョン以降の全ての能力 ・ゴールデンルール このルールに書かれていないことが発生した場合、以下の優先順位で解決する。 (1)カードに書かれているルール (2)実際のM:tgのルール (3)GMの裁量 ・最後に 作者は6th&MMまでしかやっていないため、これは6thルールを元に作られている。 それ以降のルールはあまり入っていないのであしからず。 7th以降の変更点があったら教えてください。 ----- Magic: the Gathering TRPG Revised Ver.4707 Designed by M.Morris