ゴーギョ(go-gyo)

ゴーギョは古代中国の五行思想を元にしたカードゲームです。五行の相生・相克に従ってカードを出していき、最初に手札をなくしたプレイヤーが勝利します。


・プレイ人数

2人以上


・構成

カード60枚…五行カード(木・火・土・金・水)各10枚、特殊カード(陰・陽)各5枚


・準備

まず親を決めます。親はカードをよくシャッフルし、各プレイヤーに6枚ずつ配ります。残りのカードは山札として中央に伏せておきます。 ゲーム中で「捨てた」カードは山札の横に積み上げていきます。 この捨札は一番上のカードだけが見えるように揃え、どのプレイヤーも一番上のカードしか見ることはできません。 山札がなくなったら捨札を裏返してシャッフルし、新たな山札とします。


・開始

各プレイヤーは手札からカードを1枚選び、自分の前に伏せて置きます。親の合図で、各プレイヤーは自分の前に置いたカードを表に返します。 このとき、特殊カードを出したプレイヤーはそのカードを手札に戻し、山札からいずれかの五行カードが出るまでカードを全てのプレイヤーに公開しながら引き、 最初に出たカードを自分の前に置きます。特殊カードを出したプレイヤーが複数いた場合は、親から順に右回りで処理します。 こうして全員の前に五行カードが置かれたら、親から右回りでゲームを開始します。


・ゲームの進行

各プレイヤーは以下のルールに従ってカードを1枚ずつ出していきます。 自分の手番でカードが出せなかった場合は山札から1枚引き、カードを出せずに次のプレイヤーの手番となります。


・手札の出し方1:五行の相生(そうしょう/そうじょう)

五行の各元素は他の元素から生まれます。木を燃やすと火が生まれ、火が燃えた後には土(灰)が残り、土の中から金(金属)が見つかり、 金の表面に水(水滴)が付着し、水を命の源として木が成長します。
他のプレイヤーの前に置かれたカードの元素から手札にある元素が生まれる場合、その手札を出すことができます。 出されたカードは生まれる元の元素を前に置いているいずれかのプレイヤーに渡します。 例えば手札に木のカードがある場合、水のカードを前に置いているプレイヤーに渡すことができます。


・手札の出し方2:五行の相克(そうこく)

五行の各元素は他の元素を滅ぼします。木は土を吸い上げて成長し、土は水をせき止め、水は火を消し、火は金を溶かし、金は木を切ることができます。
手札にある元素が誰かの前に置いてある元素を滅ぼすことができる場合、その置いてあるカードを捨てて代わりに手札のカードを置くことができます。 例えば手札に木のカードがある場合、誰かの前に置いてある土のカードを捨てて代わりに手札の木のカードを置くことができます。


・手札の出し方3:特殊カード

五行カードの代わりに特殊カードを出すこともできます。特殊カードを出す場合、同時にいくつかの(1つ以上の)元素を指定します。
陰カードが出された場合、指定された元素のカードを目の前に置いているプレイヤーは全員、山札からカードを1枚引きます。
陽カードが出された場合、指定された元素のカードを目の前に置いているプレイヤーは全員、手札からカードを1枚捨てます。
指定された元素のカードを目の前に置いているプレイヤーが複数いた場合、これらの処理は手番プレイヤーから順に右回りに行います。
なお残り手札が1枚の時に特殊カードを出すことはできません。また陽カードの効果で手札がなくなった場合は、山札から1枚引いて続行します。 (手札がなくなるのは自分の手番に五行カードを出したときだけです。)


・ラストワン宣言

手札からカードを出して残り1枚になる場合、カードを出すと同時に残り1枚の宣言をします。 言う言葉は何でもかまいませんが、手札が残り1枚だとわかる言葉である必要があります。
この宣言をせずに出したカードから手を離し、他のプレイヤーに指摘された場合、指摘されたプレイヤーは山札から3枚引きます。 ただし次のプレイヤーが手番で出した(もしくは山札から引いた)カードから手を離した場合、宣言していなくても山札から3枚引くことはありません。 また陽カードの効果で残り1枚になったときも、陽カードを出したのが自分である場合を除いて宣言する必要はありません。 手札が3枚のときに陽カードを出し、カードを捨てて手札が1枚になるときは宣言しなければなりません。




2003.8 M.Morris