Opening 英傑たちの邂逅
Page3
さて、騒ぎもおさまり、英傑たちは同じテーブルにつくことに。身上話に華が咲きます。
カリス 「ところで嬢ちゃん、何やってるんだい?」
アイリス 「何を、とは何をですか?」
カリス 「うん、ここいらじゃ見慣れんからな」
GM 13歳だからねぇ。モノホンのチャイルドってやつですね。
ジェイド 「まあ、宇宙は広いからね」
GM 一言で片づけるなッ(^^)
アイリス 「あ、いちおう、ネコさんが保護者ということで」
ミュー 「そーです。どっちが保護してるのか分からないけどネ。あはあはあは(^^)」
ジェイド 外見どおりの歳じゃないかもしれないし。
アイリス この歳にしては、ちょっと可愛げがないかもしれない。
ジェイド 「それにしても、そちらのお嬢さんはなかなかやるじゃないか」
ミュー 「まあね。むかし軍にいたことがあったからね」
ホントは今でも現役なんだけどね(^^)
ジェイド 「そちらのお嬢さんも」
ユキ 「わたしは、まだまだですが……」
ジェイド ……物騒なモンもってるし。
GM どーも、あの刀は普通に見えませんしねえ。
ミュー ただの斬れ味じゃない(^^)
それもそのハズ。ユキの持つ刀は、SSTO時代から伝わる魔剣“村柾”。
心の弱い者ならば、たちまち悪想念にとらわれてしまう危険きわまりない刀です。
アイリス で、ユキさんの格好、キモノなんですね?
GM 「ハイカラさん」みたいな女学生の格好だそうな。
アイリス すごく珍しいよね。ここじゃ、浮いてるよね。
どこの民族衣装か調べていいですか? ちょっと携帯電脳で……(Pipipi)……成功。
GM えーと、イザナミ星系です。
アイリス 「かなり外れの方なんですね」
ユキ 「まあ、辺境の出ではありますが、何処の出かは家訓で言えないことになってますので……」
GM データバンクによると、「じゃぱん」とかいう民族で、「はし」を使って食事をし、「切腹」が最大級の謝罪表現らしいです(^^)
アイリス 「ああ、あの木の棒二本で食事をする民族ですね?」
ユキ 「木の棒とは失敬な!
あれは箸という神聖な道具でありますよ(ぷんぷん)」
ミュー 「そんなメンドくさいことせずに手で食べればいいじゃん」と横から。
アイリス 「それは野蛮です(きっぱり)」
ミュー 「え〜〜〜ッ」
ジェイド 「ところで、みんなハンターなのか?」
ユキ 「今日なったばかりですが」
ミュー 「そうでーす」
アイリス 「登録はそうなっています」
ジェイド 「仕事があるんだが……受けてみないかい?
幸いにも、今まで共にしていたスコードと別れて、仲間を探していたんだ。
船持ちが欲しいんだが……組まないか、俺と」
ミュー 「……どーしよ、どーしよ。たしかに二人だけじゃ、心もとないし」
アイリス 「うん、そーですね。もう一人、どっか行っちゃいましたしね」
ホントはもう一人、レオナルドというハンターがアイリスたちの仲間なのですが……
現在、恋愛のもつれで女性から逃げている真っ最中なのです(^^;)
ユキ 「わたしとしては願ってもないことです。ちょうど仲間を探していたところですから」
アイリス 「……まあ、ネコさんがいいというなら」
ミュー 「いーよいーよ。この人たち、けっこう強そうだし」
カリス 「俺もいいぞ」
ジェイド 「じゃあ、決まりかな……で、その仕事っていうのが人探しなんだが……」
というわけで、英傑たちは先ほどの仕事を受けにユニオンへ。
窓口/GM
あら、さっきの方。お仲間、見つかったんですね。おめでとうございます。
これ、スコード結成記念にどうぞ。ユニオン特製ボールペンです。
ジェイド 「じゃあ、さっきの仕事の話を聞かせてもらおうか」
助けるべき人物は、考古学・宇宙風水学の第一人者、ロバート・ロン。
「宇宙風水」とは何やらアヤシゲですが、宇宙を流れる波動エネルギーの流れを解明する、れっきとした先端科学の一つ。
全ての波動機関は、この宇宙風水学によって産み出されているのです。
GM ちなみに、キャラクターイメージは「宇宙軍師」だッ!
ミュー むっちゃ浮いてるやん(^^)
アイリス そんなの100m先歩いているだけで分かります(^^)
ユキ さすが博士。変わった服を着ておられる。
博士は辰帝国からの亡命者です。
辰帝国というのは、新星界ではおおきな勢力をもつ星間国家で、中華系の文化を有しています。
だから博士の格好も、時代がかった中華風、というわけです。
博士は1か月ほど前に辺境の惑星ゴルディックへ、遺跡調査に出かけたようです。
まあ、そこが普通の場所ならいいんですが……
ここ最近、ゴルディックと辰帝国とは外交上の問題でもめていて、近く紛争が起こる可能性があります。
窓口/GM
クライアントとしては、
「戦闘にでも巻き込まれてお亡くなりになる前に、博士を見つけ出して連れ帰っていただきたい」とのことです。
アイリス 「依頼主は誰なの?」
窓口/GM
「博士が所属している波動研究所です。
なにしろ、彼がいなくなっちゃうと進まないプロジェクトがごろごろあるそうです」
ジェイド じゃあ、有名人なんですね?
GM そうですね。今で言うノーベル賞受賞者みたいなもんで。
窓口/GM
「依頼料ですが、燃料などの必要経費はクライアント持ち。
報酬はスコード全体で200万Crです。期限は…………なるべく早く。
ミュー 「要は世間知らずのおっちゃんに首輪つけて引っ張ってくればいいんでしょ」
アイリス 「そーですねー」とか言いつつ、メンバー見て溜め息。ハァ。
ユキ “紛争地帯”とか聞いてわくわくしています。
ジェイド 「じゃあ、それで引き受けた」
さて、出発前の情報収集。ネットワーク関連なら“電脳妖精”アイリスの出番です。
アイリス 「ネットワークから拾って来た情報ですが……
ゴルディック星系は、新星界のハズレにある星です。
海と陸の比率は2:8。惑星全土が乾燥していて、“西部劇”みたいな感じになってるそうです。
元々よろしくないトコロで、あまり人がよりつかない星に無法者なんかが集まって、勝手に独立したらしいですね。
星系軍も海賊由来がほとんどです。あ、それでも民主制は敷いているみたいですけど……
その理由が、“国民すべてが武装しているから民主化しとかないと危なくて仕方が無い”んだそうです」
ジェイド 「海賊とか傭兵とか集まってできた星みたいだな……」
アイリス 「集まったというより、流れ着いた、と言った方が適切です」
カリス 「ゴミタメってやつか」
アイリス 「主産業は採掘と農業。でも裏では海賊行為でやりくりしてるんじゃないかという噂もあります。
辰帝国とのゴタゴタも、その辺りに起因するみたいですね」
その頃、ミューはこっそりエーレンガールの領事舘へ。領事館つきの武官から、軍関係の情報を仕入れるつもりです。
武官/GM
「これは少佐。ひさしぶりだな」
ミュー 「ちょっと野暮用でね、ゴルディックという星に行くことになってね。
で、最近、その星と帝国と仲が悪いって聞いたもんで……どのくらい“悪い”のか分からない?」
武官/GM
「……ふむ…………おやおや……」
ミュー 「え、もう今にもドンパチが始まりそうなの?」
武官/GM
「ゴルディックに最も近い帝国鎮守府への物資流入量が上昇している。通信量も増えているし……分かるな?」
ミュー 「なるほどネ…………ありがとう。じゃッ!」
アイリス 「あれ?
どこ行ってたんですか?」
ミュー 「ん、ちょっとね……」
まさか軍から仕入れてきた情報とか言えないから……
「あるスジから聞いてきたんだけどサ、もうヤバイんだって。艦隊が出撃準備始めているらしいよ」
ジェイド 「……それはマズイな」
さて、事前のリサーチも終わり、装備も整え、一行はゴルディックヘ向かいます。
アイリス 「皆さん、準備良いですね?
忘れものありませんね?」
ミュー 「いーよー」
ユキ 「なるべくそっとお願いします」(^^)
アイリス 「EarlGrayU
発進! 進路ゴルディックへ!」
前のページへ戻る
次のページへ進む