シーン一 モンテムオーヴ
モンテムオーヴは父親が罪人の騎士。家の汚名を除くために、今回の挙に及ぶ。
彼は今回の件で家産を処分して傭兵を雇い入れるなど、目立つことをやっているので特定することは難しくない。だが、今回の件に関しては彼に同情的な人々も少なくないため、確証はもてない。積極的な潜入捜査が必要となる。
忍び込むと、モンテムオーヴがクーリアにクライン大公として、侵略者のイストリアと戦うことを求めているところを発見する。モンテムオーヴは自らの正当性と、民衆も自分たちの味方であることを訴えるが、クーリアは政治の世界に巻き込まれることにひたすら怯えるばかりである。夢歩き。戦渦に巻き込まれていく人々。滅び行く国々。それを手を携えて見ているイシュミスタとクーリア。さらに、地の底からの笑い声。
更に、モンテムオーヴの家に出入りしている仮面の魔道師を発見する。PCがクーリアを連れ去ろうとすると、仮面の魔道師が立ちふさがる。クーリア自身、誰かが誰かを傷つけようとすると、必死にそれを止める。そして、なぜ自分をほっておいてくれないのかと泣く。
シーン二 イシュミスタ
その後、いつの間にかイシュミスタが領主宅にいる。イシュミスタは反乱を鎮圧する際に傷を負っており、医者にかかっている。その中で、肩に激しい刀傷を負ったはずなのに、傷が全くないことを医者に言う。怪我をした時刻は、クーリアが負傷した時刻と同じである。更に、イシュミスタの右手に黒剣の刻印がある。夢歩き。呪われた運命で結ばれた二人。破滅。出会ってはならない出会い。
シーン三 マルテア
仮面の魔道師が、情報や協力と引き替えにPCを通じてイシュミスタへの謁見を求めてくる。理由を聞けば、彼女は実はイシュミスタの母親であり、我が子の呪われた運命を解くために魔術の修行をしてきたのだという。イシュミスタの呪われた運命とは、イストリアの地下深くに封印されている魔族が、自らの分身としてイシュミスタに刻印を刻んだことである。マルテア(仮面の魔道師)の研究によれば、イシュミスタの中に封じられた魔族の魂は、もう一人の同じ境遇の人物と出会ったときに解放されると言う。そして、その刻印とは、手にある黒剣の刻印である。
イシュミスタは幼少の頃に自分を捨てた母を恨んでおり、それ故にマルテアも無理に自分が母親だと名乗ろうとしない。この二人が和解するためには、PCの助けを必要とする。
更に、イシュミスタに問われるままにクーリアに関する情報を喋る。イシュミスタはクーリアを奪還するための兵を挙げる。
シーン四 クーリア
絶望的な抗戦の後、モンテムオーヴの雇った傭兵は逃げ出す。モンテムオーヴは館に火をかけて最後の抵抗にはいる。炎と煙の中、視界の悪い画面でシーンは進む。
混乱の中、マルテアはクーリアを捕らえて深淵の中に放り込もうとする。PCが何もしなければ、煙の中から現れたモンテムオーヴがマルテアを殺す。
イシュミスタに対して、彼の運命に対して説明をしていなければ、イシュミスタはクーリアを手に入れる。
エンディング 茶番劇
・イシュミスタがクーリアを手に入れた場合
結婚式はめでたく執り行われる。二人は出会ったとたん、お互いに強く惹かれるものを感じる。翌年、二人の間にめでたく男の子が産まれる。十年後、イストリアはほぼオメラス全土を支配する勢力にまで成長する。だがその五年後、産まれた子供(魔族)によりオメラス全土が焦土と化す。
・イシュミスタかクーリアが死亡した場合
二人はお互いにダメージの移し替えができる。片方を守るために、もう片方を殺そうとすれば、守ろうとした方が死ぬ。これを防ぐためにはマルテアのようにどちらかを深淵に放り込むしかない。更に、どちらかが死ぬと、魔族はもう片方を回収するために、生き残った方を深淵の中に飲み込む。イシュミスタとクーリアを失ったイストリアとクラインは内乱により焦土と化す。
・イシュミスタとクーリアに運命を説明し、頼む。
マルテアとの和解にPCが尽力していれば、イシュミスタは今回限り野心の矛を収める。