いぬねこアイディア



いぬねこもーど(仮)
====================

登場人物一覧
------------

一郎(探偵さん)
犬猫sを拾う。自称女運が悪い。ハーレム属性(当然鈍感)。
最近警察を辞めて探偵に鞍替え。

ポチ(おおかみみ)
犬属性、犬耳、従順。直線的に甘えてくる

エルザ(ねこみみ)
猫属性、ねこみみ。ツンデレ。

石川麗子(刑事さん)
一郎の幼なじみで元恋人。生活安全課刑事。

本文1
------

「あさー。あさだにゃ。おきろねぼすけっ☆」
 幼い元気な声が聞こえる。もう明るい。うう、昨日も遅かったんだよ。ねむ。
 体を起こそうとして気がついた。誰か隣に寝込んでいる。
 俺のシャツをがしっとつかんですやすや気持ちよさそうに寝ている少女が一人。
 いぬみみひょこひょこ。
「ったく、入ってくるなっていつも言っているだろうに。ポチ」
 とはいってもここまでなつかれると悪い気はしない。犬とあまり変わらんな。
 無垢な笑顔に見とれていると毛布を引っぺがされた。
「あーっ。なによ、あんたなんでイチローの寝床に忍び込んでいるのよ、この雌犬」
「うにゃ?」
 胸の中の少女が、まぶたをこすりながら目を開ける。
「んっ……あ、おはよう、エルザちゃん」
 そういうと俺の胸に鼻を当ててすりすり。
「何やっているのよ。はしたないじゃない。そんな、う、う、うらやま……」
「裏山がどうした?」
 俺は顔を上げた。
 シーツを持ってねこみみの少女がにらんでいた。
「なんでもないわよ。ったく。だいたいイチローもイチローよ。そんな年端のいかない幼女ベッドに連れ込んで
いったい何をしようというのよ」
 なにをするか俺が聞きたい。だいたい、俺は一人で寝たいんだ。女ならともかく……
 起き抜けから頭が痛い。
「何がいいんだ。エルザ」
「離れなさいよ。イチローは私のご主人様なんだから」
「んー。エルザちゃんも一緒に寝ようよ」
「寝るか馬鹿ぁ」

本文2
------

「ご主人様はポチとばっかり」
 エルザが不快げに眉をひそめた。
「……何の話だ?」
「ポチばっかりベッドに連れ込んで」
 連れ込んでない。
「その上押し倒して体中なでまくって」
 してねぇよ。
「そのうえ口にするのもはばかられるようなことを……いにゃん」
「そいうところだけ猫になるな」
「うー」
「まぁ、話はよくわからんでもない」
「そうよ……まぁ、ご主人様が望むならだけど」
 いや、俺の希望じゃなくてエルザの希望じゃないか?
「わかった。一人で寝るのは嫌なんだな」
「……それじゃぁ私が子供みたいじゃ」
 いや、ガキだし。
「じゃぁ一人で寝るか?」
「いや」
 即答だった。
「わかった。もうおまえを一人になんかしないよ」
「うんっ」
 エルザはなぜか顔を赤らめた。
「これからはポチと一緒に寝るといいぞ。ポチには俺から話しておこう」
「ちがーう」
 エルザは叫んだ。



back to