月夜のダンス
50人ばかりいっぺんにダンスができる広間に、二人のメイドがいた。手にはモップとバケツ。 「はぁ、私も一度で良いからここで踊ってみたいなぁ」 メイドのフィリスは遠くを見て妄想する。 ご主人様とダンスを踊る姿を。 大きな窓から外を見ると、広い庭が見える。遠くに森があり、陽光を受けて緑に輝いている。 「……いやさぁ、とりあえず仕事しようよ。このままだと舞踏会に間に合わなくなるわよ」 同僚のメイドがそう告げる。
お題もの書き:ダンス参加作品
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