「桜」
「一際美しく咲く桜の元には………………窒素肥料が埋まっている んです」 桜を見て。紗月が一言そう呟いた。 「………身も蓋もない言い方だな」 私は肩をすくめてみせる。 「人の死体だって窒素肥料じゃないか」 紗月がそう反論する。 「いや、なんてかこー、趣ってのがね」
mailto:不観樹 露生
不観樹露生的短詩