「不観樹露生」



 わたしの戸籍上の名前は廣瀬瑞樹という。

 不観樹露生の名は、大学一年の時から用いている。
その由来は、
 廣瀬 > ヒロセ > ロセヒ > 露生
 瑞樹 > ミヅキ > 観ざる樹 > 不観樹
と言う実に簡単なアナグラム。
 読みは、この名前を考えているときに隣にいた一条寺氏の
「ふかんじゅろせい? と読むのかな、これ?」
という一言で読みが決定した。(<結構アバウト)

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 不観樹露生のダブルミーニング。
 
 不観樹。観ざる樹。何も観ず。自らのみでその場所にある。
 俯瞰樹。高みより見下ろす。全てを見つめる。丘の上の一本の樹。
 不堪樹。堪えざる樹。その幹は弱く折れやすい。
 不甘受。屈辱を甘んじて受けることはない。
 不感受。感じることすらなく。
 
 露生。露の如く生きる。
 路聖。本当に尊いものは、道端に落ちている。
 路星。あの星へと辿り着くための道。
 炉施医。暖かいものを。疲れた人に。
 櫓瀬遺。川辺に置き去られた櫓のように。
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 だからわたしは不観樹露生である。
 できたら死ぬまで不観樹露生であり続けたいと思っている。



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不観樹露生的