気が向いたと記


2000/06/01
  朝がやってくる。
  昨日の雨で、世界の湿度は高い。
  鳶。まわる。
  蔦。からまる。
  
  こうやって、僕らの世界はゆっくりとした時の流れの中にある。
  とりあえず、今だけは。

2000/06/02
  泣き腫らす人。気を揉む人。落ち込む人。
  音沙汰のない人。便りが届く人。
  まー。ぼちぼち。
  世界は廻っている。
  くるりくるりくるり。
  
  僕も僕らしく僕であるように。

2000/06/03
  のむ。のむ。のむ。

2000/06/04
  呑みの一夜が明ける。
  朝。

2000/06/05
  ほけ〜〜〜と。脳に力の入らない日。
  研究室は工事。
  
  ばたばたばた。ばたばたばた。
  
  自分が自分に首を絞められる夢を見て。眠れない。

2000/06/06
  自分から発した音が。他人で反射して。自分に返る。
  愛であれ、善意であれ、悪意であれ。
  
  登別の。湯の元。

  自動車工場の切削オイルの匂い。

2000/06/07
  走る。が故に転ぶ。
  ハーブティーで喉を潤す。

2000/06/08
  蒸し暑苦しくて目を覚ますシーズンになっている。
  悪魔がどこにいるのか尋ねられても答えようはない。
  …………あぁ。夢の話だ。

2000/06/09
  眠たさが眠たさを呼ぶ。今日は雨。
  研究室内を除湿し、長袖を着る。そんな季節。
  
  雨音。雨音。雨音。そして傷跡は痛む。

2000/06/10
  疲労が溜まっていると、ミスが増える。
  とゆー訳で、昨夜のミスの後始末。
  
  あぁ、昨日梅雨入りしたらしい。

2000/06/11
  風邪を引いたらしい。7度代前半の微熱と倦怠感。
  軽い頭痛。珍しく鼻には来ていない。
  へろ。
2000/06/12
  肺の腑を焦がすような。焦燥感がないとはいわない。
  身体が動かない日。上手く行かない日。授業を寝過ごす日。
  そして、夜には熱が微妙に上がる。頭痛。

2000/06/13
  走り続ける。たぶん。
  肺の腑が痛む。たぶん。
  ぎりぎりのラインを走っていることを。自覚する。
  雨。わずかに頬をぬらす。
  生温い風の中で。

2000/06/14
  ばたばたばた。ばたばたばた。
  相変わらず下がらない七度台の微熱と。肺の痛みと。試験。
  多忙ならば多忙なりに。動ききれない自分に。
  疲れ果ててしまわないように。燃え尽きてしまわないように。
  ブレーキをかけながら大気圏突入するシャトルのように。

2000/06/15
  4000Hit突破したらしい。
  皐月晴れ。本来の意味、梅雨の晴れ間という意味の。
  流れてくる風は柔らかく湿り気を帯びて。
  明日も試験。

2000/06/16
  試験。
  …………。
  ………………。
  ……………………。
  今日はいい天気だなぁ…………………。

2000/06/17
  夢。夢を見た。
  はるか遠くへ。そして近くへ。
  胸骨の二横指左に。暖かい熱感を覚える。

2000/06/18
  自分の胸に突き立てた刃に。
  眠ったり。掴まったり。
  いささか死にそうではあり。いささか大丈夫でもある。
  壊れないために。壊れないように。

2000/06/19
  今年の初蚊取り線香を炊く。
  煙が立ち上る。
  わずかに二酸化炭素を含んだ湿った空気と共に。初夏である。

2000/06/20
  不安はいつもこの胸の裡にありて。
  であるが故に、縋るべき縁を求むる。
  わたしはここにいてもいいのだろうか?
  わたしはここにいることを許されているのだろうか?
  自らの罪を自覚するが故に。永遠に問い続ける。

2000/06/21
  雨が近づくと、左肋骨下縁がきりきりと痛み、雨が降り出すと眠くなる。
  しかし………目が醒めると、Rのキーが吹っ飛んでいた(汗)
  キーボードの爪を引っかける、基盤の方の受け爪が折れている模様。
  仕方がないので外しっぱなし………(ぐぅ
  世界の狭間にて。静かに沈む。それを罪と知りつつも。
  身体。本格的に、動かない。

  身体が動かないと思ったら。熱があったらしい(ぐぅ
  明日も試験なのだが…………(ぐぅ…………

2000/06/22
  雨が降り始めるような。降り始めないような。
  熱がなかなか下がらないのは。風邪だろうとは思うのだが。
  身体に力が入らないのは。困りものである。

2000/06/23
  ばたばたばた。友人達とグループ提出のレポートを仕上げて出す。

2000/06/24
  顎と歯と筋肉と骨と顎関節。

2000/06/29
  試験。

2000/06/30
  ここを作ってからちょうど一年であったりするかもしれない。

mailto:不観樹 露生
不観樹露生的日常綴
不観樹露生的