ホール私邸−春泉記


 EL。が入浴した温泉(現在山梨県のみ)の体験記です。
 その時の気分によっても、感想はおおきくぶれますので、ご参考までに。


SPAランド 岩園館 大滝温泉 かじかの湯 神の湯 積翠寺温泉要害 天空の湯 韮崎旭温泉 芭蕉月待ちの湯 花かげの湯 はやぶさ温泉 笛吹川温泉 富士眺望の湯ゆらり フカサワ温泉 紅富士の湯 ほったらかしの湯 増富の湯 まほらの湯 みたまの湯 やまなみの湯 湯〜とぴあ 湯殿館 湯めみの丘


SPAランド 05.11.09

 ここ数日、寝る前と起きる前に両足の内股が攣るので、これはどっかで静養せねば、と思いました。
 しかし仕事が遅く終わるので、なかなか温泉にいけず。
 昨日は荷揚げ作業で、仕事が早く終わったので、湯〜とぴあ辺りでも寄ってこうかと思案。
 仕事終了が21:40。湯〜とぴあ終了時間が11:00。
 一時間じゃぁなぁ、と、虎の巻をひろげてもっと遅くまでやってる温泉は無いかと探したところ。
 発見発見。10:00〜翌朝9:00まで営業している温泉。
 ちなみに大滝温泉も夜12時までやってるんだけど、あそこ入ってからおしりの調子が最悪に悪化したので、そちらは遠慮。(禁忌症に痔と出血性疾病ってあったもんなぁ)

 今年のはじめみたく、大雪で家に帰れなくなったら、まんが喫茶じゃなくてここで夜を明かすのもいいかもなぁ、などと思いつつ、県内唯一のドンキホーテの裏手にあるホテルに到着。このホテルの施設として、SPAランドという温泉は存在しているらしい。
 ホテルなので、ロビーが立派。
 そして受付でびっくり。
「二千円になります」
 二千円かよ! たけぇよ! 確認してなかった自分も悪いけどさっ!
 でも湯〜とぴあと同じように着替えとタオルを貸してくれたので、まぁ善。というかここは全体的に湯〜とぴあをスケールアップしたような場所です。
 ロビーでは時間が時間なので、殆どの施設が閉店してたけど、居酒屋らしい居酒屋には人がちらほら。そんなのを横目に見つつ、大浴場というのれんのかかった温泉へ。

 入ってびっくり。脱衣所すげー広い。
 靴入れが結構埋まってたから、繁盛してんだな、とは思ったんだけど、まるでホテル。いや、ホテルなんだけど。
 タダで使えるブラシだのドライヤーだのが当たり前のようにおいてあるし、一番びっくりしたのは、換えのフェイスタオルがどっさりおいてある。しかもふかふか。
 何度でも入れってかー。りっちだぜー
 営業時間といい、本当に一日養生するところなのだな。
 浴場に入ってまたびっくり。なにこの湯船の数。
 全部入ったけどさ。全体が檜造りの湯船とか、ボタンでジェット水流がでてくる風呂だとか(神の湯とちがってネタっぽくなかったのは、説明文がそえられてなかったからかと)薬湯とかワイン風呂とかいろいろいろいろ。
 取りあえず檜風呂に入ったあとは、ひときわ目についた「元祖塩サウナ」とかいうのに入ってみました。
 どんなのかというと、低温サウナの中央に、塩壺がおいてある。そんな場所。塩が健康にいいと。
 汗で塩が流れ落ちるくらいの時間居ると丁度良いというようなことが説明されていたので、とりあえず体中に塩を塗りたくってみる。
 そこではたと気がついたのは、足が攣りだしたのと前後して、両足に覚えのない細かい傷がたくさんできているということ。
 ここに傷すりこんだらいてぇよなぁ、と思い、傷がなさそうな太ももの辺りにだけ塩を塗ったのだが、
 ...傷ここにもあったわ。
 いてぇ。
 そんなことをしていると、もうひとり興味旺盛な人がサウナに入ってきて、真ん中の塩壺を眺めつつ狼狽。
「これ、塗るんですか?」
「らしいですよー。ほら、そこに説明がー」
 ついさっきまではわしも同じことしてたんだろうなー、というぎこちない彼の動きを眺めつつ、ちょっと前傾姿勢になったところ、
 肘につけてた塩が、傷口にジャストフィットしました。
 即行サウナから出て体流しました。よくよく考えてみたら、汗で塩が流れても脚を塩水が伝う訳だから、ここを切り上げたのは正解だったのだろう。

 ここの薬湯は内湯と外湯に一種類ずつあったのですが、両方とも適応症に痔とか傷とかがありました。今の自分には丁度良い。
 で、長く温泉に浸かって、そろそろ、と体を洗いに行って更にびっくり。
 垢すりがありますよ。ひげそりもありますよ。シェーバークリームまでありますよ。どこのホテルですか、ここは。
 ごめんなさい、ホテルでした。流石二千円。
 そして頭を洗おうと蛇口を捻って更にびっくり。
 色がついてますよ。
 温泉ですか。そうですか。流石石和温泉郷のとっかかりの施設。

 一時間ほど風呂に入ったあと、これで帰ると二千円がもったいないなぁ、と、施設の中をぶらぶらしてみる。
 麻雀部屋とか、宴会場とかもあるらしい。ゲーセンは体感ゲーム主体の、場末なかんじ。
 休憩室と書かれた場所に、ノブ付きの扉があったので、入ってみると、テレビ付きの寝椅子がずらーっと並んでいる場所に、鼾が満載されていました。
 こいつぁいい、と自分も腰掛けようとしたところ、ほとんどの椅子に「10分ほど席を外します」の札が。
 ようやく空いてる席を見つけ、時間つぶしのタネに、と雑誌をとってくる。
 コミックバンチがあったので、とりあえずそれを眺めることにしました。
 あー、エンジェルハートってこれに載ってたのねー。
 秋葉原ディープってどっかで聞いたことあるなー。
 と、玉石混淆の雑誌を眺めることしばし。
 係員の人が「消灯します」と呼びかけてきたのに頭を上げ、時計を見ると十二時。
 じゃぁ、もうひとっぷろ浴びて帰るかー。と、再び浴場へ。

 流石に十二時過ぎると、誰も入っていない。
 それじゃあ、と、正真正銘温泉プールと名付けられている湯船に入ってみる。
 深いっつーの。
 何気なく入ってみた後で水深1.1mって書いてあるのに気がつく。
 さて、それでは、と、神の湯の雪辱を晴らすべく、湯を蹴る。
 ...やっぱおよげねぇ。
 平泳ぎで沈む。
 犬かきでなんとか全身。
 クロールなら泳げそう。と思ったものの、それを実行に移す前に体力が切れる。
 てーか、今までになく貧血が悪化しているこの体調で水泳なんかするもんだから、頭がガンガンいてーつーの。
 ふらふらになりながら、他の湯で頭痛が静まるのを待って、温泉を辞することにしました。

 帰りがけに、ここのマッサージのメニューを見ると、タイ式とか、韓国式なんてメニューもあるらしい。
 もう時間も時間だし、と思ってマッサージはやらなかったのですが、帰ってからこれを非常に後悔することになりました。
 足が相変わらず攣る攣る。

 いったいわしの体には何が起きているのかしらー?
 体調悪すぎだぜい。


岩園館 07.12.10
 丁度一般道が林道風の一車線道路に切り替わった直後あたりにある旅館、岩園館というところの温泉に浸かりに行ってきました。
 温泉旅館だからなのかも知れないけれど、馴染みの田中教授の蘊蓄は飾られておらず、かわりに、通路のあちこちに、芸能人が逗留した記念写真が飾られていました。結構な有名人が多かったけれど、記憶にの凝っていたのは、プロレスラーの三沢さんと、蛭子さんの写真。蛭子さんに関しては、脱衣所にも彼の裸体写真が飾られており、正直目を逸らしたりしましたが、それは置いておいて。
 登山客が主な客層かと勝手に思っていたのだけれど、割と泉質の良さを目当てに、温泉に浸かりに来る客も多いようですな。

 ちなみに、温泉は無色透明で、アルカリ泉らしく舌触りもなめらかだけれど、味も無く(もしくは薄くて判断つかず)。
 しかし、久々の温泉ということもあるかもしれませんが、かなり温泉気分を満喫し、体調改善が図れた温泉でありました。
 展望風呂(内湯)、露天風呂とあるけれど、お互いの場所が結構離れており、今回わしは、露天風呂にお邪魔しました。
 今の季節、ちょいと寒い渡り廊下を通って風呂場に向かい、四畳半くらいの脱衣所で速攻裸になり。
 露天風呂には、広々とした湯船と、狭い湯船と二種類ありましたが、自噴源泉掛け流しという田中さん風に言うところの贅沢な湯で、二時間近く、ほぼ湯に浸かりっぱなしで満喫してきました。
 近頃は寒くなったんで、正直広い湯船は、湯が冷えすぎていました。多分三十五度くらだったのでは。長く浸かっていると、自分の周りの湯が体温で暖められているのを心持ち感じていたので。
 狭い方はとても具合が良く、源泉は四三度ということで、いつもわしが風呂湯の設定にしているのと同じ温度でしたが、こちらもぬるくなっているので、おそらくは四〇度弱、非常に快適な温度でした。

 えー、尻切れ蜻蛉ですが、途中で寝落ちし、再開しようとしたのだけれど、続ける文章が思い浮かばないので、ここらで投稿とさせていただきます。

大滝温泉 05.10.30

 最近温泉行って疲れを癒した日は、夜快眠できるという法則をようやく発見しました。
 これからは温泉行った日は寝るぜー。
 じゃぁ、昨日温泉行ったのかというと、
 こないだですすみません。昨日は仕事帰ってきてから便所籠ったあと、MooPBeMってとこのハロウィーンチャットに参加してました。こっち覗くの忘れてました。

 で、温泉行く前の日の夜、布団の中で足首のストレッチしてたら盛大に両足が攣ったので、痛みに転げ回りつつ明日はかじかの湯あたりでゆっくり疲れを癒そう、と決意して寝たら、
 次の日の朝、体中が痛んで起きられませんでした。
 午前中温泉行って、午後はゲームと久々にHPのゲームシステム編集しようかなんて計画たててたのに。
 日のある内は、ずーっと布団の中でPSPやってました。
 なんでこんなに疲れるかなー、と思い起こして愕然。
 三日前に荷揚げの仕事した疲れが出てるみたい。
 三日前かよ! 年取ったな! 温泉行ってる間も一緒に行った友達と、SGはもうできないとかなんとか年の話しをしたりもしてましたが。

 夜になって、どっか出かけようかと考えていたら、親友から「温泉いかね?」と電話が。そういえばちょっと前に、彼からメールで大滝温泉の話しが出てたなぁ、と思いつつ、彼がわしにまだ送っていないメールの内容を訂正する話しをちんぷんかんぷんに聞きつつ、オーゲーサインを出して車でおでかけ。
 二週間で止めた前の職場がこの辺だったなぁ、と嫌な感慨深い地域にある温泉に、出張帰りの彼に合わせて現地集合。
 外観は、わりと洒落た料亭といったかんじの温泉でした。
 フカサワ温泉の外観のへぼさを語らいつつ、中へ。
 今まで行った温泉の中で比べると、一番中程の位階に入りそうな温泉でした。広くなく、狭くなく。
 内湯が家で入る風呂と同じくらいの熱さだったので、他の温泉よりも慣れた熱さにほっとできたかんじ。外湯はもうちょいぬるく、泡風呂と打たせ湯と、ぬるめの風呂あり。
 わしは入りませんでしたが、サウナにはテレビが置いてある様子。中の人たちはみんなまっすぐ前を向いていたので、サウナの中を通りすがりに覗いた時には、ちょいと引きました。
 湯の色は県内に良くある茶色系だけど、わしが知っている他の温泉とは異なる層から噴出しているらしく、匂いが違ってました。もともとそれほどは匂わない湯でしたが、泡風呂の辺りにいくと、焼き魚の匂いが。
 焼き魚かー。ファブリーズのCM思い出すなぁ、と思いつつ湯に浸かると、焼き魚の匂いが、湯の間近だと嗅いだことはないけれど生ゴムっぽい匂いに。ちょっといやん。

 近くにジムがあるらしく、(おそらくジムトレーナー)ガタイがそこそこ良いにーちゃんの姿がちらほら見受けられました。なんでもジムの系列会社が温泉経営してるらしく、ジムの会員は割引価格で温泉入れるらしい。
 かくいうわしも、友人の割引券つかって二百円で温泉入らせて貰ったんだけど。

 ここの温泉にゃマッサージ屋さんも居まして。他んとこと違って係の人が真っ白な白衣着てたので、正式な整体師さんがやってるっぽい。次回辺り利用させてもらおうかなどと考えておりますよ。

 まぁそんなかんじで。


かじかの湯 05.11.29

 こないだ初入院体験してから、ががーんと体力落ちまして。
 四日ほど休み貰った後の出勤日、
 仕事してたらめっさ具合悪くなりました。一時間で早退。
 後ほど同僚が「今日は唇がちゃんと赤いね」って言うのを聞いて、あの日はそんなに自分、見た目も悪かったんかい、と。

 結局その後も三日休みもらって、こないだようよう復帰しました。
 復帰してさー、おれさま元気元気なのよー、と息巻いてたら、なんか今度は周りが病人ばかり。
「倒れそう」とか「腹がー」とか「早退します」とか、なによ、うちの会社ってどっかから呪われたりでもしてんのかね。

 で、復帰一日目、仕事終わらせて帰路についていると、電話が。
「はいっ! なんでっしゃろう」
「...元気そうだね」

 上司から。「元気」という言葉は、ある仕事の枕詞です。

「明日ですかー」
「無理そうだったら言ってね。午後から出社でもいいよ」
「いえいえ、大丈夫そうなので行かせてもらいます。ありがとうございますいや、ありがとう、ではないですけど」

 云々、と話しをして電話を切り、
 次の日、朝から荷揚げ作業を行ってました。
 ていうか、すでに三段積みになって天井に届いている洗濯機置き場に、これ以上どうやってドラム式洗濯機(80kg以上ある)を置けと。
 とか、
 メーカーが休みな土日の荷物量が、平日の多い日並なのに、人員は少ないままってのはどうよ、
 そんな仕事をしてました。

 でもまぁ、おかげできつい仕事に耐えられるくらい体力が回復してるのを確認できてよかったかも。

 で、案の定、寝たきり生活を続けていた直後の肉体酷使のせいで、筋肉痛がぎしぎし。

 疲れをとるのには、知ってる中じゃぁここが一番、と、かじかの湯に行ってきました。
 かなり山の中に入ったところにあるので、夏場などは蝉の声が露天のBGMになるいいところですが、ここの一番良いところは、体にやさしい含塩系の温泉で、ぬるい寝湯があるところです。
 一番最初にここに来たときには、四時間くらい寝湯でぐっすり寝入ってたりしたもんで、本日も体を湯に沈めたまま、うとうとと良い具合に浸かっていました。
 寝入りかけの頃に、露天に出る扉の開閉音で覚醒し、そろそろ出ますか、と立ち上がると、足にどっと疲れが出ていて、ぱんぱんにふくれている。
 湯の中でマッサージしたり、軽く柔軟体操したりしてある程度足が動くようになってから湯を出て着替えると、

 なにやら休憩室っぽいところの中でわしの顔みて挨拶している人発見。
 ここにマッサージルームはなかったはず、と思いつつ、声をかけてみると、なんでも健康器具販売してる営業さんだとか。
 厚生省だかに許可とってる、マッサージチェアとは違う医療品なんですよー、とか、色々効果抜群ですよーなどの説明を、機械に揉まれつつ聞いてると、なんとなくすごい機械のように思えてくる。
 更に、これがツボだけど、相手がどれだけ不健康かをズバズバ言える人は、健康促進関係の商売やってる上でかなりの優位性を持ってると言えるね。

 買っちゃいました。40万円の機械。


神の湯 05.09.23

 昨日は神の湯にいってきましたぞー。
 何故昨日日記を書かないかというと、帰ってきたあとはぐっすりだったから。
 夜中にハイランダーTVでやるみたいだったから、マーキュリーの姿見たくて夜中に起き出すつもりだったのに、
 起きたら雀が鳴いていました。

「神の湯」名前が凄いね。
 住宅街の真ん中にでーんと立つホテルで、古式ゆかしい湯治宿です、という謳い文句でしたが、湯が沸いたのはわしらが生まれる数年前とのこと。

 近所の神主さんが、ご神託をうけてここほれわんわんしたら、湯が出てきたそうです。
 ホテルのロビーはいると、いきなり神棚があります。
 びびりました。
 でもまぁ、確かにいい湯でした。

 七種類の湯、というのを売り文句にしていましたが、風呂場の戸を開けてびっくり、
 結構広い部屋に、湯船が六つ、区切られてるだけでした。あとひとつはそこそこ狭い露天風呂。
 やぁ、これは七つだ。
 七つでした。
 しかも湯の温度が違うけど、それ以外の違いがいまいちわかんない。
 でも、湯船の隅にプラスチックの板で、「これに入るとこんな効用がありますよー」的な説明が。
 何でも全国に三つしかない、健康促進推進型温泉とかなんとか。温泉の説明が丁寧にされているところなのだ、ということです。
 まぁ、たしかに「このボタンを押すと、風呂の中に泡がたちますよ」「このボタン押すと、打たせ湯が出てきますよ」
 おさなきゃでてこねぇのかい
「湯を浴び終わったらスイッチ切ってくださいね」
 はーい。

 でも良い湯でしたよ?

 わしが入ったときは貸し切り状態でした。設備そえ付けの櫛には使われた形跡があるので、昼間から入った自分以外に、午前中入っていた人はいたようですが。
 一人しかいなかったので、一番広い風呂で泳いでみました。
 自分泳げませんでした。
 最後にプール行ったのって、いつだっけなぁ...
 とりあえず湯船で暴れてから上がってみると、湯船と湯船の間の通路が川になってました。
 ここの温泉、ざばざば源泉掛け流しでやってるのですが、あふれた湯が排水しきれなくなって通路にあふれているもよう。
 とりあえずそこでも寝転がって八つ目の湯を堪能するフリをしてみました。

 良い湯でしたよ、いや、本当。
 惜しむべきは、一回千円という値段ですかなー。毎月二六日には半額になるらしいけど。
 只で飲める温泉麦茶を千円分飲んで元を取った気になるのもいいかも。

 あと、五千円払った泊まり客だけは、富士の眺望はれやかなもう一つの湯船を使えるらしいです。


積翠寺温泉 要害 08..4.10
 こないだ、県外からやってきた新人社員の方に、「山梨で有名な温泉っていったら、どこ思い浮かべる?」と尋ねてみたところ、意外も意外。「要害」という返答が返ってきたので、次はここか、山口温泉かどちらかに行こう、と考えておりました。
 で、仕事がお休みな本日。雨降りでむっちゃ寒いので、湯がぬるい山口温泉は候補から外し、まだ行ったことのない湯に向かいました。

 とらのまきには、「夜行くべし」と書いてあったので、日中はブックオフで時間を潰し、日暮れ時の山道をえっちらおっちら。
 山梨大学前の桜は、もう蘂も落ちて葉が萌えているくらいなのに、武田神社を過ぎた辺りからは、満開の桜が花散雨に打たれておりました。
 高校生の頃に、競歩大会で通って以来の、なつかしい急勾配をいくことしばし。
 競歩の思い出がそうしたのか、記憶していたよりも存外近くに要害温泉はありました。
 記憶の中では、そろそろ足がへばってきた頃(そして陸上系の人の復路とすれ違う頃)、いかにもな温泉成分が凝固した川底が足下に見える山中が、要害の場所だったのだけれど、山をひとつ越えることも無く、ホテルのような外見の(ホテルです)温泉に到着。

 ついてすぐ、デジカメをもって来なかったことを後悔しました。
 入り口に咲き誇る、桜と桃の共演の見事なこと。
 丁度良い構図の場所に陣取るには、あいにくの雨とあってちと厳しいものがありましたが、信玄の隠し湯の誉れ高い古参の温泉の矜持というものが、かいま見えました。

 ホテルのロビーのようなところで(ロビーです)受付をし、スリッパ履いたお客さんの間を、土足で風呂場まで直行。なんとなく、泊まりで来ないと失礼に当たるような気がしてくる道程でした。
 きらさんが参加したみたいな、TRPG合宿ここでやりてぇなぁ。とふと思ったり。
 後で気が付いたのですが、ロビーの硝子張りの片面は、露天風呂と同じく甲府盆地が一望できる方向を向いているようです。行きの時は、雨雲に隠れていて気が付きませんでした。

 温泉は、
 ここ最近、流行の時期にできた場所しか行っていなかったので、久々に眼鏡が曇る内湯に入りました。
 雨模様とあって、わし以外にお客さんは一人。その人もわしとほぼ入れ替わりで出て行ったので、入浴中の二時間半、ずーっと貸し切りでした。
 こういう経験は神の湯以来ですが、神の湯とちがってここは笑い所ではありません。
 湯は薄い褐色で、ほぼ無臭。脱衣所には、金物臭がすると書いてあったので、この時期恒例、わしの鼻が利いていないだけかもしれないけれど。
 湯の感触は、とくにこれといって特徴は無かったけれど、気が付くとやはり肌はすべすべ。そして暫く経った頃から、現在まで継続して、腰の辺りが暖かい感じがしています。これは、効いているんだろうなー、という感覚。
 湯の温度は、これもわしが、高校生の頃川底の色から持っていた、熱そう、という先入観と異なって、公表湧出口三九〜四二度のとっても適温。露天はながーく浸かっていたい温度でしたが、天井部分はよしずが張られているだけだったので、雨垂れが頭に当たってちと居苦しい。
 晴れの日だったら良かっただろうなぁ。と、この時には思っていました。

 露天と内湯は、内湯の戸越しと、脱衣所を介しての二カ所で繋がっておりましたが、脱衣所越しの道の脇には桜の木があり、雨に打たれた桜の花弁が、まさしく露天風呂への花道を形成しておりました。これは趣があって良い、と感じ入りつつ、雨粒を肌に受けながら風呂に入り、
 外を見ると、雲霞でなーんも見えない。
 まぁ、雨だからね。
 あと、風景に関してはみたまの湯を見ているので、まぁ見られなくてもそれはそれで。と思っていたのですが、
 夜の帳が霞を染め上げていく内に、ほんのりと、眼下の積翠寺の、更に奥から光りが立ち上って来ました。
 山の稜線で逆三角に切り取られた眼下の霞模様を、甲府中心街のネオンが染め返しているようで。
 丁度、積翠寺境内の松の木の向こうが甲府駅あたりらしく、その隠された辺りが一番明るく見えたのですが、寧ろこの方が、けばけばしいネオンが見えず、そのかわりに、霞の濃淡に合わせて照り返された明かりが踊る様子がうかがえて、これはこれで乙だねぇー、と見入ることしばし。

 ぽつ、ぽつと雨脚が弱まり、歩調を合わせるかのように、夜景が眼下に滲んで来ました。
 おもわず、驚嘆の声がもれましたよ。
 ほんの数分の間に、煙としか見えていなかった燈が、両手に掬った星々のように煌めいて、あっという間に零れそうになったのですから。

 いやー、
 今日で、本当に良かった。
 別のいつかでは無く、今日、この光景を目に出来て、本当に良かった。
 雲霞とも湯煙とも知れぬものごと、この光景が、体に染み入るような、そんな幻想的な眺望でした。

 そういえば、以前、高速道路を東京から山梨に向かっている時、勝沼かどこか、丘一面に住宅が広がっている場所に差し掛かったとき、やはり同じように雨で霞掛かった夜景が、まるでクリスマスの装飾のように絢爛たる輝きを発していたことに感動したこともあったけれど、
 夜景と雨霞って、相性がいいなぁ、と感嘆することしばし。
天空の湯 07.07.22
 職場の同僚が絶賛している天空の湯に行ってきました。
 当初は、燈屋に行って福引き引くつもりだったんだけど、友人からの突然お誘いがあったので、それじゃぁ、と、彼の帰宅時間にあわせて、夜、晩飯時に繰り出してみました。
 彼の車にナビが付いているので、それを頼りに行ったのだけれど、
 思えば、ほったらかし温泉に行ったときも、奴には色々言いたいことがあったな、ということを思い出す遠征に。
 温泉がある勝沼に向かおうか、と、ナビに指示。
 ...
 この道、一通じゃないんですか? あ、一通では無い。
 えれえ急角度で曲がりますね。ていうかここ、住宅街なんすけど、勝沼ってそんな辺鄙な場所でしたっけ?
 を繰り返し繰り返し。
「あー、見えてきたねぇ」
 ようやくそれらしい建物が、暗い夜空の中、丘の上で煌々と輝いているのを発見。安堵してそちらに向かうが、
 ここ、通って良いんですか?
 そんな道を
 両側ガードレールも白線も無い、車一台分の道を
 草ぼうぼうで、勾配すばらしい道を
 ぜってー葡萄積んだ農耕車しか通らなそうな道を
 天空の湯には、正面玄関を、裏側から回り込んで到着しました。
 昔、四尾連湖近くの山中であんな道を通ったとき、車のガソリンメーターがエンプティ近くと満タン近くを行き来していた情景を思い出した。
 温泉よりも良いネタを提供してくれたカーナビさん、ありがとう。絶対目的地が同じと思われた後続車と途中で分かれた時に、君への信用を断ち切っていたら、こんな目には遭わなかったろうて。
 あと、カーナビ見ていて、温泉がある辺りの地名が「山」なのが笑えた。
 「山区」とか、「山・東 YamaEast」とかいう地名がある。

 天空の湯は、照明に葡萄の房を模したシャンデリアを使っていたりと、洒落た感じの建物でした。外観も円形で、あかぬけた感じがする。
 同じ浴衣姿の入浴客が結構居て、「宿泊客用下駄箱」なるものがあったので、近くに斯様な施設があるらしい。
 天空の湯の一番の良さは、名が表す通り、高台からの眺め、ということで、軽く内湯に浸かった後で、早速露天風呂を拝ませて貰いました。
 んー、
 正面にほったらかしの湯の灯りが見えました。あっちの方が高い場所にあるねぇ。
 夜景が綺麗だったけど、丁度甲府の街並が石和の山で隠れてしまうので、明るい建物がガソリンスタンドぐらいしか見あたらず。
 まぁ、かえってそれが、工場の明かりのように下品な明るさの場所が無く、落ち着いた風情があって良いかんじではありましたが。
 天井が全面開けていたので、ここは、本当に天空の夜空が美しい露天なのだろうという予想がたちました。行った日は生憎の曇天で何も出ていなかったけれど。
 尚、わしが露天から出て暫くしたら、麓のどこかで花火が上がったらしい。お子様たちが喜んでいたとか。 くそう。
 内湯は、高温湯と低温湯の二つ。低温湯は露天より低く、風邪っぴきの体温程度でした。
 高温湯も四十一度で、こないだ行った旭温泉と変わらず、わりとぬくめの湯。
 無色透明、わしは匂いを感じなかったけど、同行者は塩素臭が少々感じられたとか。
 ぶっちゃけ、湯はそれほどでもありませんでした。
 湯上がりは肌がすべすべになった感じはありましたが、疲れに効く感じは無く。
 田中さんのいつもの口上にも、あまり効用の事はかいておらず、「露天の眺めが綺麗だから、てめぇら楽しめよ」的ことが歯に衣着せて書いてありました。
 久々に寝湯があったので、寝ころんでみたら、ジャグジーが強すぎ。特におしりに当たる噴出口がまた、微妙な位置で、湾曲した床にゆったり背中を沈めようとすると、おしりからずれて、股のあたりに噴出が当たる。
 それだけならいいんだけど、二つの噴出口の間隔が狭いので、
 真ん中のやんごとなき場所に当たって、痛い。
 背筋伸ばして背中浮かせればお尻に当たっていいかんじに凝りがほぐれるけど、今度首が凝るし。
 とりあえず、今度もう一度昼間に顔をだして、風景を眺めてみようかとは思うけれど(眼下はおそらく、一面の葡萄畑が広がっているはず)夜中にもう一度来ることもないかな、という場所でした。
 ちなみに、同行者とはめずらしく玩具の話しはおいておいて、温泉談義に華咲かせていました。
 もっぱら山梨県の温泉のほぼすべてに紹介文を寄稿している田中収さんの文章についてだったけど。
「じっくり涵養」とか「ユニーク」とか「スパファシーボ」とかどこ行っても書いてあるね。そして決め文句はやはり「大地の体液」だよねー、などなど。

 帰りも、いまいち分かりづらい農道を通って二十号に合流。
 勝沼って、あんな山の中なんだなぁ、というのを再確認した温泉紀行でございました。
 今住んでいるとこからだと、実家に帰るよりも近いんだけどね。

韮崎旭温泉 07.07.16
 さぁ雨がこれから大変だー、など言われていた頃に、それじゃぁ、今の内に、と、旭温泉に行ってきました。
 こないだ定休日にぶちあたり、浸かれなかった再挑戦に。

 やっぱり田園地帯の丘の上にちょこんと立つ余り大きくない施設。わしが行ったときには、丁度休憩所の増設工事をしていました。
 建物の前には記念碑が建っていて、「湯船」という珍しい地名の場所に温泉を掘ることに拘っていたことと、隣に立っている養老院の院長が持ち主だということがこれで判明。

 外見通り、中もそれほど広くはなく、下駄箱はただの木枠で、鍵が掛かる棚型では無い。まずそれにびっくり。
 受付のおじさんも純朴そうで、他の入浴者の方々も、ご近所さん風味なおじさんおばさんばかりでした。
 建物の規模の割にはそこそこ広い休憩室もあったけれど、利用者はちらほらで、長時間の逗留者は少ないのかも。
 湯船は内湯ひとつだけ。
 なので、普段通り二時間、と時間を示し合わせて同行者と入浴していたのだけれど、二時間入っていると湯あたりしそうです。
 脱衣所も狭いので、湯で火照った体を休める場所を探すのに苦労しました。

 泉質は塩分多めで、天然ガスの含有量が豊富。
 待合室やら、硝子張りの壁面やらに、この温泉の効能などがやかましいくらいに張り出されており、源泉掛け流しでお湯が新鮮新鮮新鮮〜、とか、湯が醸造された場所の地層は、千二百米地下の石英閃緑岩(水晶)石英閃緑岩(水晶)石英閃緑岩(水晶)〜 とか、ちとうざかった。
 まぁ、読まなきゃいいだけなんだけど。

 源泉かけながしなので、湧出口の隣にはコップが置いてありました。
 軽く一口啜ってみると、塩分多めということで口当たりはまろやか。ただ温泉らしい癖のある喉ごしなので、一気にがぶがぶ飲めるような代物では無く。
 後で「飲用の際の適量は一日200mlくらい」という表記を見て、がぶのみせんで良かったと安堵。
 何せ、ここの湯の効能、忌応症は、ほぼ大滝温泉と一緒。
 大滝温泉は、入浴後わしのじ病が劇的に悪化したという、少々いわくある温泉です。
 でも、ほぼ同じ効能なのだけど、こちらはじ病の治癒が効能に含まれている。 まぁ場所変われば品変わるってことか。
 実際別段体調悪くはなりませんでした。

 お湯は、「エメラルドグリーンの湯」って言っていましたが、緑と茶色って紙一重なのかなぁ。
 鉄分が湯に溶け込んでるとかで、湯船の底が盛大に赤茶けていましたので、あまりそういった色合いだとは認識できず。
 というか雰囲気程度にしか、色はついていませんでした。
 入浴開始から、暫く湧出口のあたりがとても混雑していて、源泉だからって、えらい人気ようだなぁ、と不思議に思っていたのですが、
 天然ガス含有を示す気泡の水流が、湧出口から一米範囲くらいに広がって、湯が真っ白に泡立っていました。なるほど。皆これを目当てにしていたのだな、と納得。
 ただ、泡自体は、一見透明度の高い湯船の隅に居ても、暫くぼーっとしているとぷちぷちと肌を覆うほどについてくる。
 湯上がり後も、涼しい陽気の中汗ばむほどに熱が体内に残っていましたので、かなり良い水質なのだろうとは感じられました。
 ただ、温めながら山口温泉よりも心持ち温度は高めで、ずーっと湯に浸かりっぱなしでいられるほどの湯加減ではありません。
 次に行くときには、一度休憩を入れられるように、着脱簡単な作務衣辺りと、他の方々がやっていたように、お湯を持って帰られる入れ物を用意していこうかと思います。

芭蕉 月待ちの湯 06.07.31

 ここんところ体が張っていたので、そろそろ温泉行こうかなー、と思いつつとんとご無沙汰していた昨今ですが、友達にさそわれて久々に温泉行ってきました。
 都留市に単身赴任してる友達のお気に入りという温泉。
 山梨県の新興温泉の殆どにテンプレートがあるんじゃなかろうかというような解説を寄せている田中さんの一文を読みながら、ゆっくり湯に浸かってきました。

 まぁ、どーってことのない湯。
 無色透明、ややぬくめの湯で、特別な施設もなし。
 でも富士急ハイランド行った帰りで体がこわばってたので、温泉のおかげで随分楽になりました。
 やっぱり疲れてるときには温泉が一番ねー。

 沸かし湯でも、源泉湯でも、露天でもかならず湯の注ぎ口からは源泉を流していたので、熱い風呂に入って湧出口に近づくと、湯がぬるくなるという他とは逆な温泉でした。
 ちなみに、源泉風呂は結構匂ったので(逆に言うと、それ以外の湯は匂わなかった)湧出口に手を添えて匂いを嗅ぎ、何の匂いだったかなー、と思い出そうとしていたら、その姿を目にした友達らに怪しいから。と窘められました。
 何の匂いに似ていたのかは結局思い出せず。ゴムっぽい記憶が浮かんできたので、ひょっとしたら塩ビ人形の匂いかも。ガンケシとか。
 消しゴムっつーけど、ガンケシを消しゴムに使ったらかなり汚れるよなぁ。あれは小学生たちが、自分の理解できる範疇に品物を呼び込もう、とした努力の顕れな呼称だったのだろうか。
 ゾイドの間接止めるゴムはやたらに消しゴムとしての性能良かったけど。


花かげの湯 07.07.03
 本日は久々に温泉に。
 前日に、「明日は温泉いくべー」という話しをして、すわ、どこに行くか、話し合っていたのですが、
 天空の湯は眺めが良いので、晴れた日に行くと良いらしいが、天気予報では明日は曇りとなっていたので、まず消えた、と。晴れたけどな。
 山口温泉を強力に押したのだけれど、相手は食指が動かされないらしい。
 色々物色した末に、韮崎旭温泉に決定。ぐぐって行き方を調べ、そちらに向かいました。盆地の西斜面に向かい、P3FESの話しなどしつつ行進。飯をどこで食うか決めていなかったので、ぐだぐだ悩みつつ進んでいたら、結局食堂に入りそびれ、セブンで昼飯ということに。
 紅茶花伝の媒染紅茶はなかなか美味しかった。

 畑が一面に広がる斜面に、中々目立つ温泉印が描かれた建物一つ。それが韮崎旭温泉でした。
 火曜日(本日)定休日でした。

 じゃぁどこにすっぺかー、と悩んだ末、先日候補に挙げていたはやぶさ温泉にすることに。
 山梨の西斜面から、
 山際沿いにぐーっと北辺を進み、盆地の北東にある温泉地までドライブしてみました。
 はやぶさ温泉は、
 火曜日定休でした。

 ...そういえばそうだったな。前もそれで、はやぶさから、すぐ近くの笛吹川温泉に目的地切り替えたんだった。

 という訳で、虎の巻を物色しつつ、花かげの湯を目的地に変更。

 花かげの湯は、最初公民館と場所を間違えていました。隣接してるし。
 駐車場に車止めて、公民館に行こうとしたら、連れが順路こっち、と、「温泉順路」と書かれた看板を指してわしを止める。
 でも、
 公民館のコンクリートの壁に看板掛かっててさ、明らかに裏手に続いているそれに従うのは、躊躇するのだけれど。
 でも、従業員用の出入り口などを眺めつつ進むと、やっぱりその先に花かげの湯の入り口はあったのでした。

 寝湯があるから、という理由でここに決めたというのに、いざ入ってみると、内湯と外湯、そしてサウナだけ。寝湯らしきものはどこにもない。
 ちょっと失望しつつ、温泉に浸かっていると、割と汗が出てきました。
 湯に目を落とすと、湯の花がわらわらと浮かんでいる。
 湯の色は透明で青みがかり、ただでさえ白いわしの肌がやばい色合いになっていましたが、それだけに成分の良さが感じられました。
 匂いはあまりしなかったけれど、今年の花粉症が治まって以来、わしはどうも嗅覚が衰えたまんまなので、本当に匂いがなかったかどうかは不確かでござい。
 この温泉も、はやぶさ温泉と同じで湧出量が自慢の温泉。三人ほど並んで湯を打たせられそうな湧出口で、湯を肩に打たせていると、だいぶ極楽気分を味わえました。
 温度はぬるめ。でも冷めすぎてもおらず、じっくり浸かっていられるところが吉でした。
 途中外で寝転がって蟻にたかられたりしつつ、二時間じっくり入っていると、だいぶ腰の凝りが取れました。解説ではアルカリ泉で、美肌になるとか書いてありましたが、そちらはあまり実感できず。まぁ、丁度今一番の悩みが腰痛だったので、第三候補で入った温泉だけど、今の体調にはばっちりの選択であったかと。
 しかし、解説書には寝湯があるとあったのに、無いのはどういうことか。せっかくのぬるい湯の良さが活かされないではございませんか。それに、「露天風呂」は単に壁面を一面とっぱらっただけだったし。
 と文句を言っていたら、女湯には寝湯があったらしい。
 ...山梨市の温泉は、片方にしか洞窟風呂が無い笛吹川温泉といい、なぜにこんな格差を設けるのか。
 当たりを引くまで通え、ってことか?

 まぁ、そんなことを思いつつ、帰路についた次第。 

はやぶさ温泉 07.08.04
 行く度に休業日とぶつかっていた温泉に、ようやく三度目の正直で行ってきました。
 時間を合わせて、夕暮れ時に行ってきたけれど、はやぶさ温泉は特に景観を重視する場所でも無かったので、あまり関係無く。
 写真などを見ていると、どんな場所でもそうだけど、とても広そうな印象を受けていたので、ホテル並の場所という先入観があったのだけれど、大きさは、近所の笛吹川温泉のほうがよっぽど想像していた場所に近い、というくらいの、まぁほどほどの大きさの場所でした。
 やっぱり逃した魚は大きく見えるもんさね。
 わくわくしながら道を歩いていたら、湾曲していた道の先に、通ってきた大通りが見えてきて、え? じゃぁどこ? と首を巡らしたら、近所のちょっと大きな民家的建物にはやぶさ温泉の看板がかかっていました。

 友人の話しでは、湯が濃厚で、とても良い、と言っていたけれど、
 確かに。マット体操始めそうに反り返った鯉の口から放物線描いている湯は、わずかに青みがかった透明の湯だけれど、入浴して数分で肌がすべすべしてくる。
 完全掛け流しの湯で、「どの蛇口から出ている湯も、飲めます(シャワーも温泉)」なかんじで、ざばざば石造りの湯船から湯が流れ出ている。こんなに流れているのを見るのは、神の湯ぶりかも。
 試しに飲んでみると、旭温泉の湯のような喉にひっかかる感じも無く、なかなか飲みやすい。ただのお湯とそう違いは無いように感じたけれど、結構硫黄臭はするらしい。
 わしは温泉に行った日、完全に鼻が詰まっていたので匂いは確認できず。
 一緒に湯に浸かっていた常連らしいおじいさんらの会話から察するに、ここの硫黄臭は日によって濃さがかわるらしく、わしらが行った日は、そんなに匂いが濃いわけでもなかったらしい。

 露天は内湯から、割と急な自然石の階段を降りた場所にあり、山口温泉のように、天然石を縁に配した湯船の上に、木造の屋根がかぶせてある。でもこちらの柱は腐食したりしていないので、安心して浸かっていられます。
 ここもそれほど湯の温度は高くなく、露天は、打たせ湯に丁度良さそうな竹筒一本から湯が注がれているだけのようで、湯の温度は適度に冷えていました。まぁお江戸の風呂好きかすればしゃらくせえ温度だろうけど。
 おかげで、手頃な石の上に寝転がってのほほーんとねとぼけてみました。

 あー、ええかんじー。

 普段温泉に来るときにくらべて、そう体が凝っていた訳ではないので、温泉効果を満喫という訳ではなかったけれど、肌はかなーり若返ったかんじがしました。

笛吹川温泉 06.11.15
 古くからの友である彼は、何故かわしが「そろそろ温泉いきたいなー」と思った頃に「そろそろ温泉いかない?」と誘ってくる。奇特な人である。

 今回は、ハヤブサ温泉を当初予定していたのですが、そちらが火曜日休み、ということで、代替え案として行ってきました。
 ちなみに、ハヤブサ温泉とは車で五分くらいの距離。
 両方とも豊富な湯の湧出量で、ばっちり掛け流しというのが特徴です。

 百四十号線をずーっと山の方に進んでいくと、そのうちでっかい看板が見えてくるのですが、友人の車の、五年くらい前のカーナビ見ながら進んでいたら、そこにいたる曲がり道が描かれていなかったので、一旦通り過ぎかけました。
 武田信玄の菩提寺のすぐ近くなので、山梨観光のついでにいい場所かも。

 建物は、ばかでっかい三角屋根で、スキー場のロッジみたいなかんじ。今まで行った温泉の中では、紅富士の湯に一番近い外観をしておりました。
 駐車場で車を降りると、近場を流れる笛吹川の川音が響いていて、郊外に来た、という印象を強く受ける良い立地でした。
 でも、受付のおねうちゃんは愛想が悪いし、建物の広さも紅富士には流石に劣り。

 七百円だけど、タオルは貸してくれるので、わりかしお得なかんじ。

 湯は無色透明なのだけれど、匂いはかなり強い。
 こちらの湯は初めてなので、友人と「大滝温泉の匂いに近いかなぁ」と話していたけれど、実際の所、おそらくは初めて体感する匂いでした。
 内湯は、大きな湯船がひとつあるだけで、その中央付近の泡風呂の辺りで特に匂いが強く、露天風呂は、湯に手をつけて匂いを嗅ぐと、だいぶ匂ってくるかんじ。
 入浴剤にありそうなまろやかな香りで、なんだか懐かしいかんじのにおいなのでしたが、例によって田中さんが「全国的に見ても珍しいマイルドな高アルカリ泉」と解説されてらっしゃったので、まぁそんなんかと。
 で、アルカリ泉、という表示を見て、「あー、この匂いって、昔科学の時間に指の皮でろでろに溶かしたときの匂いだー」と思い出しました。

 内湯はぬくとくて、適温でしたが、外湯はかなりぬるめでした。でも一カ所だけの湧出口付近はぬくとかったので、かなり広めの露天風呂に完全掛け流しの湯が巡っている内に、冷えたものかと。
 でも、その温度が、丁度体温と同じくらいのようで、ずーっと浸かっていられる温度でした。
 実際露天代わる代わる露天を利用していた人たちの半分くらいと、わしらも湯船で寝こけていました。途中岩から頭が落ちておぼれかけたりしつつ。
 尚、ここの特色に、「洞窟風呂」というのがあるのだけれど、露天の片方にしか無いようで、わしが行ったときには、女湯の方からおばちゃんたちの籠った囂しい声が聞こえてきていました。
 ちぇ。
 友人とは、まぁどうせたいしたことはないのだろうけど、と負け惜しみを言い合ってみたり。
 ちなみに、男湯と女湯をわける垣根は随分低かったのと、和風な趣の湯船に、何故か小便小僧の像が建ってたのを彼は随分気にしていました。

フカサワ温泉 05.10.10

 フカサワ温泉ってとこに行ってきました。
 三角の看板があって、写真ではかなり目立つ建物なんだけど、ぶっちゃけ、わし、この温泉がある道路、わりと通い慣れてるんだけど、この温泉がそこにあるのに気がつかなかった。
 だく足で意識して温泉探すことしばし。
 はいはい、見つけましたよどこかの寄り合い所。でなくて温泉。
 建物低い上に、白くて目立たない。姉にこの温泉の存在を知らせたときも、「あー、そういうえばそんなようなのがあったかも、あそこの道路」という感想を漏らしていたので、皆が同じように思うようである。

 山口温泉もこんなだったなぁ、という寄り合い所っぽいロビーで入浴料払ってのれんをくぐると、そこはパラダイス銀
 銭湯じゃん。
 ロッカーはコインロッカーだったけど。床はビニールタイルだし、狭いし。
 狭くても問題ありませんでした。
 浴槽狭かったから。
 いっぱしの銭湯にゃもっと広い浴槽あるぜ。てな浴槽が、内風呂二つに外風呂一つ。外風呂と狭い方の内風呂は、先客がいると、ちょっと入りづらい程度の広さがございましたですよ。

 さらに、最近の温泉にはめずらしく、シャンプーがない。
 頭水洗いして、さぁ、と手を伸ばして、あれ、あれ?
 直後風呂に入ってきたおじさんが銭湯セットを小脇に抱えていたのを見て、ああ、ここそういうとこなんだ、と納得。

 でもまぁ、湯は良かったです。神の湯のときもそんなこと言ってましたけど、
 ここも掛け流しだし、てゆーか、ぶっちゃけここの温泉って神の湯の下流っぽい。
 神の湯の湯の色を麦茶並に濃くして、炭酸もおなじように濃くしたのがここの湯です。
 外湯に浸かろうとしたら、先客のおじいさんが長湯してたので、内湯に入ってちとのぼせてた体を涼ませつつ、じいさんの方みてたら、
 あらまぁ、なんかじいさんの体から泡がたっているじゃございませんことかしら。
 とくにいんもうの辺りから。
 すてきにいやーんな光景でした。
 見られてるのに気がついたのか、じいさんわしが注視して暫くしたら湯をかき分けて泡を消した後にあがってっちゃいました。
 結構ガタイのいいじいさんで、多分若草のジンさんとか呼ばれてます。わしじゃぁ五分が関の山な風呂に、二十分は浸かってたっぽい。

 ここの湯は割りと温度が高くて、ライクア一番風呂風でした。
 温度が高いのは知ってたんで、朝、空がかんかんに照っていたのを見たときには、もっと湯温の低いみたまの湯とかにしとこうかなぁ、とも思ったのですが、
 まぁこんなもんで。
 熱い湯に浸かって疲れを取りたい、と思っていたとおりにはできたので、まぁよろしかろうかと。
 ちなみに、夜になって雨が降ってきたら降ってきたで、こんな天気のときにはみたまの湯で笠かぶりながら露天に入りたいなぁ、とか思ったとか思わないトカ。


富士眺望の湯 ゆらり 07.08.16
 富士山嶺は、流石に涼しかった。

 建物は、やはり盆地の中とは文化が違うのだよ、とでも言いたげに平面では無く、上下に幅のある建物で、峠の茶屋っぽい椅子が踊り場に置いてある階段を上りつつ、なんとなくハレの空気を高められる良い玄関先でした。
 更にハレの気を高められる、田中さんの文章が駐車場出入り口付近にも立てかけられていたのですが、そちらは連れの歩調に合わせるため、行きがけには見ることが出来ず。(帰りに見たら、溶岩地形のことについて述べられていて、温泉には触れていませんでした。田中さんなのに?! と一瞬思ったけれど、あの方、本職は地質学者やね)

 千二百円、入場券の購入で、割引は何もなさそうでした。
 ちと高いと感じたけれど、タオルは貸し出ししてくれるので、まぁいいかと。
 番頭さんがいる区画を抜けて風呂に入ると、やはり近場にある紅富士の湯につくりも似ていて、なかなか贅沢に場所を使っているいる印象の脱衣所が。
 出入り口が色々あったので、便所を探しつつ、裸のまま廊下に出そうになったのは愛嬌として、湯船の広さは狭くもなく、広くもなかったけれど、色々な湯船があって飽きない温泉でした。
 しかし、内湯は塩素くさかった。
 露天にあった香り風呂(オレンジの香り)の香りさえ分からなかったわしの鼻につくくらいの匂いなのだから、相当なもののはず。なので、被り湯を浴びた後は、消毒程度に内湯に浸かって、後は露天と、洞窟風呂にずーっと浸っていました。
 内湯と露天は湯温が四十二度ということで、こころもち熱めだったけれど、晴れ晴れとした気候の下浸かるには、かなりの適温でございました。
 打たせ湯が二条、湯に注いでいて、片方を使わせて貰ったけれど、もう片方を使用中のおっさんのしぶきがやたら飛んできてちと迷惑だった。
 日差しが強かったけれど、編み笠が置いてあったので、それを被りながらのんびりくつろぎ。

 快適だったのは洞窟風呂。石榴口の扉の奥に、風水がなんちゃらとかいう蘊蓄付きの人工空間があって、低温サウナな室温の中、室温よりも低いぬるめの湯にじっくり浸かれる場所。
 おもわずうつらうつらして、時間を忘れました。
 室温高いのがわしには苦しかったけれど、それも濡らしたタオルを頭にかぶせて防御。ジャグジーも強すぎず、ここ最近で一番まったりできました。
 香りの湯も同程度の低温湯だったけれど、こちらは完全なジャグジー風呂で、湯船も小さく、金持ちが庭に道楽でつくりそうな木造の湯船。こちらもひとっ風呂浴びるという感覚に似合う湯船でした。
 でもって、洞窟風呂で長湯したあとのやや冷えた体温に、露天の湯温が、またいいかんじなのよね。

 内湯と外湯を繋ぐ道が、螺旋階段というのもまた中々乙。
 階段を下り、小屋の中風な空間の両側にサウナと洞窟の入り口を眺めつつ、露天に向かう道も、わりと気分を高揚させられて巧い造りだ、と感じました。

 あと低温サウナと五右衛門風呂(というか瓶風呂)があったけれど、そちらは入らず。というか五右衛門風呂は時間切れで入りそびれた。
 富士山の眺望あらたかで、露天を満喫できそうなつくりでした。富士山丁度雲に隠れてたけど。

 これで泉質がよければ最高に気分良かったんだけどなぁ。

紅富士の湯 05.09.17

 山梨県民であるからには一度は行きたい温泉の自分的ナンバー1、山中湖温泉「紅富士の湯」に、行ってきました。
 紅富士の湯は、うちからだとかなり遠い場所のため、温泉巡りやってる中でもだいぶ後回しになるだろうな、と思っていたけれど、昨日、姉が「紅富士の湯かかじかの湯、どっちかに明日行こうと思うんだけど、どちらがいいか」と突然聞いてきたので、とりあえず前者を即答してみました。

 いやー、ええ湯でしたわー。いろいろ疲れが体に残ってたので、どっちにしろ明日どっかの温泉に行くつもりだったんだけど、念願かなったうれしさもあってか、疲れはふっとびーの、何かのはずみで痛めていた右肩も快癒しーのですわ。

 朝起きると快晴だったので、結構期待して家を出たんですが、山を越えたら富士の裾野は曇ってました。富士山みえねぇよ。紅富士の湯の効能半減じゃーん。
 でもいいの。また次に来たときのために富士山はとっておくということにできるから。
 そんなかんじで田舎情緒たっぷりの芦川沿いの道をのぼり、精進湖側から山中湖を攻めてみました。軽自動車だから、山道でエンジンが悲鳴を上げることあげること。
 富士急ハイランドまでの道は結構通うことが多かったので見慣れた道ですが、そこを過ぎると、あらここはどこかしら、ってなかんじで樹海の中を進み。
 しかし、精進湖線を通っていくと、精進湖、河口湖、山中湖と進むので、観光資源の多いこと。ついついまた遊びに来たくなる道路風景でした。氷穴内の温度ただいま0°、とか。温泉も多いので、泊まりがけで温泉巡りもしてみたいかんじ。
 姉曰く、紅富士の湯は結構ぬるめなので、友達と行っておしゃべりしながら長湯するといい、ということで。しかしなぁ、わしの友達連れてって話しなんざしたらなぁ、やれゾイドがなんだの、ガンダムがなんだのってな話しにしかならんので、周りのひとたちにご迷惑がかかりゃぁせんか、と疑問を口にすると、最近はオタクの認知度も高まっているので気にするな、というご返答。さては貴様、すでに似たようなことをやらかしちゃったりはしていらっしゃいませんことかしら? と思いつつ、怖くて聞けない良識的で家族思いな弟がここにひとり。

 紅富士の湯は、今まで通った温泉の中では一番施設がしゃんとしている場所でした。ホテルのロビーっぽい広々とした受付で、温泉の入り口は階段上がって二階に。二階に温泉? とびびったけど、まぁ自噴温泉だからね。何階にあろうと、そこまで沸き上がるだけだし。
 しっかしまぁ、浴場も広いこと広いこと。いや、内風呂はちょっとしたホテル並程度の広さなんだけど、露天風呂がいい。
 岩風呂と檜風呂、それぞれがゆったりしていて、しかも、散策用の庭までついている。ついつい溶岩の上に盆栽とかが植樹された庭をぶらぶら歩いたりしちゃいましたよ。
 温度も、そこそこから低温までいろいろ。寝湯、打たせ湯などなど湯船の種類も多かったけど、けどさ、
 低温スチームサウナ入って見たらさ、結構よさげじゃーん、とか思いつつ、なーんか違和感感じてさ、なんとなく、腰掛ける場所にごろんと転がってみたらさ、 ...むしろ寒いじゃん。どんなサウナよ、これ。
 まぁそんなネタもありましたが、
 ぬるま湯に浸かりつつ、うつらうつらしたりもしましたが、連れが居るので寝入るわけにもいかず(かじかの湯は、これで四時間ほど風呂に入ってた)二時間半ほど風呂を満喫した後、すっかりすっきーりで風呂を辞しました。二時間殆ど湯につかりっぱなしだったけど、田中収さんもここの湯は長湯するといいよ、とか言ってたので問題ないかと。

 ところで、風呂入ってる時に幼女に遭遇。温泉では割とある経験。

 帰りがけに忍野八海によってそばを食いっぱぐれたかわりに旨い草餅にありついたり、上げ底になっていない忍野アイスを食ったりしつつ、身も心も満腹して帰宅、と。


ほったらかしの湯

あっちの湯 06.03.11

 こっちの湯とセット売りしている温泉です。
 温泉情報サイトなどを見に行くと、山梨県でもっとも多数の投書が寄せられている場所で、それなりに混雑しそうなところです。
 実際、平日のおやつ時に行ったのですが、脱衣所が混雑する程度に人が入っていました。
 ちなみに、カーナビまかせで行くと、「ほったらかしの湯へおこしのお客様へ。カーナビが間違っています。戻ってください」とかかれた看板がある道に出て迷います。
 そんなん、分岐路の前に看板だしとけや。

 山梨県の中でも、多摩に近いところにあり、温泉からは富士山が眺められます。
 わしらが行ったときは、丁度いいかんじの霞具合の富士山を拝めました。
 温泉がある山腹の途中には、日本三大夜景とかいうのに認定されているらしいフルーツ公園があり(ここの中にもぷくぷくの湯という温泉があるのだな)それなりに絶景が拝めます。
 あっちの湯は、盆地の東半分が眼下にあり、富士山を右手に眺める立地になっています。となりのこっちの湯だと、丁度真ん前に富士山が眺望できそう。

 施設は、なんだか海の家を彷彿とさせる掘っ立て小屋で、まさしく総称である「ほったらかしの湯」にふさわしい造り。急造の建物が思いの外人気でちゃった的な雰囲気の場所です。
 ただ、湯船は広く、枠が木製の内湯だけでフカサワ温泉の湯船が全部入りそうな。
 外湯は二段になっていて、下段の方は岩風呂になっていました。
 内湯はそこそこ、外湯はかなりぬるめですが、岩風呂の奥の方は、すぼまった先に湧出口がふたつ設置されてて、割とあたたかめになってました。
 泉質は、アルカリが強めなかんじ。入っていると指先やなんかがぬるぬるします。色は透明でしたが、あとでパンフレットを見たら黄色とか書いてありました。ようわからん。

 入浴代六百円でしたが、今時百円ロッカーがおいてあるので、実質かかる費用は七百円。
 まぁ、それでもみたまの湯よりは安いか。というところで、富士山の見えそうな日にぼへぼへ行くのによさそうな場所ではありました。

 五時頃から、夕日の富士山と、盆地の夜景を見に行くのが一番頃合いなのかも。


増富の湯 06.10.03

 山梨は、八ヶ岳の隣、「偽八」との相性もある茅ヶ岳のふもと、かなーり奥地な場所に、「明野フラワーセンター」ってところがありまして。
 なんかの映画で、ひまわり畑がロケ地に使われたそうで、ちょっと人気が出たのに味を占めて「ハイジの村」に名前を変た、おまえ滑ってるだろ的観光スポット。
 そっから更に「温泉郷まで17km」って道路標識に従って行ったところにある温泉です。
 隣の山が登山スポットらしい。スプリガンでオリハルコンで電波受信してる人たちに爆破されてた月夜乃山みたいな外観の山らしいです。

 なんでもラジウム含有率がすんごいらしく、昔から湯治客で賑わったところだそうですが、確かに、いい湯でした。
 今まで行った温泉の中で、たった一度の入浴で一番湯治の効果を実感した温泉ですなぁ。とくにおしりのあたりに。
 「良い湯」という先入観と、こんなところまで来たんだから、というもったいねないお化けの精神的影響もあるんだろうけれど、湯から出たあとは、すーっと体が軽くなっていました。

 泉質は、山梨には珍しい濁り湯。ただ一番広い湯船の湯は透明でした。
 浸かってると、温泉風味が鼻孔を擽るいいかんじ。
 それに、SPAランドにもあった薬湯風呂もあって、療養気分を堪能してきました。高麗人参風呂と、どくだみ風呂があったんだけど、
 どくだみにゃー、小学校の頃のいやーな思い出があるのですが、
「これ、東京とかで売れば金になるんだよねー?」と級友達と話しながら、駐車場に自生しているどくだみを、掃除の時間に引っこ抜く日々。駐車場清掃の担当は、トイレ掃除よりも外れあつかいを受けていました。
 どくだみの匂いって、手に付くとどんなに洗っても、二三日はとれないのよね。
 でもどくだみ風呂は別に匂いませんでした。なので安心。

 源泉は体温よりも低い温度で、加熱していない温泉の寝湯があったんだけど、あれは「寝水」でした。
 じーさんとかへーきで入ってたけどさぁ、
 フカサワ温泉の高温風呂の時も思ったけどさぁ、年取ると、温度感覚がメリケン人に近づくのかねぇ?
 でも、我慢して浸かっていると、だんだん皮膚の裏側から暖かくなっていく気配。
 ほんっとうに、いい湯でした。

 温泉自体はすごい広いということは無いけれど、建物には割と広い食堂などがついていて、整体師も常駐。遠来の客をもてなす設備整った場所でした。
 駐車場に止まっていた車のナンバーも、北海道やら多摩やら県外が殆ど。雨降る平日の昼間に行ったのに、客数もそこそこいました。
 なので、土日には行きたくないね。あそこは。

 温泉も良かったけど、そこへの往復路も良かったねぇ。
 フラワーセンターをちょっと過ぎたところにある「ラン・ガーラ」っていう別荘風なイタリアレストランで飯を食ったんだけど、あれも美味かった。山の上で食った飯って、いまの所外れ引いてないなぁ。
 「土橋さんちの長芋と白味噌のスパゲティ」スパゲティ部分にはもっと専門用語が入っていたけど、忘れたそんな名前のスパゲティ食ったけど、伊豆スカイラインで食ったとろろ蕎麦よりも美味かった。海苔の風味と、イクラの甘みがばっちり合致り。あと、山葵もおろしたてで最高だったんだけど、山葵はスパに混ぜたら味が分からなくなりました。単品で食ったときにはかなーり利いたんだけどなぁ。あれならそのままピンで全部くっちまえば良かった。

 もう一つ。レストランを出て、かなーり山奥に入ったところで、同行者が、ふと、観光案内の看板に目を留めまして。
「大欅と、獅子がなんたらって書いてあったんだけどー」
「けやきでやんすか。時間があったら見にいきたいけどねぇ」
 残念ながら往復の時間だけでかなり取られていたので、そちらに寄ることは叶わず、帰りがけに、看板に書いてあった文字の確認をするだけに留めました。
 曰く
「根古屋神社の大ケヤキと、獅子吼城跡」
 獅子吼かよ
 えれぇ大仰な名前ですな! 信玄公がのろし上げるのにしかつかわねーだろう、という場所に立つ城なんだけどっ
 最初はケヤキの方が気になっていて確認を取った看板だったのですが、獅子吼の名前に「どこのRPGの城名だよ」と大いに盛り上がらせて頂きました。
 今調べたら、服部半蔵が今川勢からこの城落としたらしいね。いろんなとこ出張してるんだね、あの人。


まほらの湯 06.09.26

 うちから一番近くの温泉に行ってきました。
 同じ町のみたまの湯よりも若干近い。山道行かないのでより近く感じる。
 以前行ったときには、湯には湯垢が浮いてて、更衣所には毛がわんさと落ちていたので、あんまり良い印象を受けなかったけれど、今回は湯垢も浮いておらず(寧ろ、湯ノ花がこれでもかという位に浮いていた)更衣所も清掃が行き届いていました。
 木目のタイルで、水気が浸透しない床には汚れの不安があったけれど、こぼした牛乳を拭いた鼻紙には特に汚れもついておらず、綺麗なものでした。
 湯は、このあたりの他の湯と同じく、紅茶色で匂いは殆どなし。
 寝湯の首を置く部分に適度な傾斜があり、他の湯みたく、胸元が浮き上がって寒い思いをしないのが吉。
 あとは、打たせ湯の水量が多いので、患部にしっかり水流が当たっている感じがする。
 ちなみに、他は別段どうってことはない。


やまなみの湯 06.04.07

 わしが温泉を巡り始めるはじめの一歩がやまなみの湯でして。
 やまなみの湯ができたばかりの頃は、山梨の温泉といえば他は老舗宿ばかりで、気軽に足を運ぶような場所は他にほとんどなく、ご近所の皆様の憩いの場になっていました。
 湯船の種類が多いため、何時間でも入っていられます。
 でも寝湯は寝にくい。

 一番人気はリラックスバス。
 腰掛ける半身浴の湯船で、腰と腿と足の裏に強力ジェット噴射が当たるのですが、三人が定員の湯船はいつも順番待ちです。
 多分、ここの魅力の半分はリラックスバスとスターにしきのも言っているかと。

 でも、今回わしが行ったときは、丁度湯船の点検とかで、リラックスバスだけ利用できなくなってました。
 ついてねー、と思いつつ、隣のエステバスとか言う、ロボットっぽい名前の気泡湯に浸かってうとうとしていると、温泉場に響く怒鳴り声が。
 なにかと思って顔を上げると、掃除のおばちゃんに、リラックスバスを指さしてわめいている大人げないおじいちゃんがいました。
 やれやれと思いつつ、湯から上がって着替えていると、さっきのおばちゃんが、入り口に張り出された「点検中の湯船あり」の張り紙について、施設の偉い人っぽい人に事情を尋ねている姿が。
 その横を、さっきのおじいちゃんが「こんなんはいってられっか。金は返してもらうぞ」と吐き捨てつつ通り過ぎ。

 あんたはリラックスバスだけに浸かりに来たのかよ。だったらバブルスターにでも相談しとけよ。
 呆れつつ、施設のお偉いさんの「あー、ごめんなさいねー」というのほほんとした返事にも呆れつつ。
 点検中の湯船あるなら、従業員にその旨前もって伝えといたら?
 それから、張り紙は更衣室の中じゃなくて、玄関にやっとけよ。
 だからこんなへぼクレームが起きるんじゃねぇの?
 と思いついたのは今。なので温泉施設には助言せず。

 ちなみに泉質は、近隣の施設と同じ紅茶色の湯で、他の湯よりも、湯ノ花を見掛ける機会は多いように見えます。
 でも、みたまの湯と同じで、ぶっちゃけ効いている感は少ない。色つきの湯に入っていることで、「温泉に来ている」という心理効果の方が高そうではあります。
 ここが出来た当初は、他に似た施設もなく、「気軽に行ける温泉」ってことでよく利用したもんだけれど、
 mixi使い始めてから、ようやく一度目の利用。次の利用は、多分無いかもしんないなぁ。


みたまの湯

のっぷいの湯 05.10.22

 あらあら皆様、ごきげんうるわしゅう。
 本日はみたまの湯、みはらしの湯、のっぷいの湯に行って参りましたのよ。
 といっても、三カ所の御御温泉に遊んだ訳ではございませんくてよ。ちなみに「おおんせん」は発音が芳しくないので、「おみおんせん」と発言してみたけれど、どうかしら?
 一つのお施設に三つも名前がついていらっしゃるなんてすばらしいことじゃありませんことかしら?
 かくいうわたくしも、「おかぢ」ですとか、「EL。」ですとか「じょうが」ですとか名乗っていらっしゃらないこともない気分がいたしますもの。どうかして?

 でも、突然お邪魔するなんてどうかしらと思ったから、先に身を清めようかしら、と、散髪に参りましたの。
「さんぱつ」と言っても、放屁のことではございませんことよ。
 あらいやですわ。わたくしったらほーひだなんて、オゲレッティなことをおホホホホホホ。
 おホホホホホホホ。

 とにかくお三発に行って参りましたのよ。そうしたら、お髭をお剃りになる係りの方があまりお上手ではございませんでしたかしら。少々深剃りになってらして、わたくしお顎をおさすりながらお車をお運転おなさりましたのよ。
 だって、おみ温泉はおみ丘の上にございますもの。
 あ、今「おみ」をひらがなで書いたのには、他意はございませんのよ。めどいさんっていう方に紹介されたとか、そういうお話しでございますの。

 で、みたまの湯なんざますけど、あちらって施設をお建てになったときは「三珠町」でしたけれど、今は「市川三郷町」なのに、まだみたまの湯っておっしゃってらっしゃってますことかしら。
 お湯は豆から煎れた珈琲のような濃い色合いをしてらっしゃいますけど、掛け流しではなく循環の湯でございますの。
 あまりはっきりとは申し上げにくいざますけど、あんま効能ねーちゃうか。だって湯冷めして風邪悪化したぜなんて口さがないことをおっしゃる方も中にはいらっしゃいますのよ。
 でもわたくし、あそこが、県内の温泉の中ではとびきりのお気に入りでございますのよ。
 え? 紅富士の湯はどうしたのか、ですって?
 みたまの湯は、とても眺めがよくてございますのよ。もう、喧嘩の盆地を一望できますの。
 富士山嶺に位置いたしますから、富士山こと見えはいたしませんけれど、もう、ど真ん前に八ヶ岳がございますの。
 わたくし個人的には、もうすこし左に行った方が、多摩と南アルプスの山並みの丁度切れた真ん中に八ヶ岳が収まりますから、そちらの眺めの方が気に入ってますけれど、少しいびつな方が、情緒もございますものね。
 それに、県下の盆地がもう一望ですから、逆をいうと「オレを見てくれー!」状態でございますのよ。これから中央市ってダサイ名前になる辺りでは、天体望遠鏡が役得していらっしゃる方もいらっしゃるのではないかしらかもしれなくてよ。
 まぁ、あたくしったら、下世話なお話しをいたしましたわねおホホホホ。
おホホホホホホ。

 まぁ、つまるところなんとおっしゃったらよろしいのかしら。便秘? いえ、風邪ですわ。鼻のことを言っておりますのよ。
 みたまの湯って、わたくしがお湯に浸かっていると、必ず一度はおそうじの方がいらっしゃるのよ。ごきげんようなんてあいさつしちゃったりなんかしちゃったりしてないかもしれないようなかんじでございますけど、とても清潔ですの。
 それに、とても精進なさってらして、行く度に、なにかしら改善されていらっしゃるのよ。泡のお風呂がついたり、綿棒がついたり、傘がついたり、休憩所が増えたり。
 わたくし、とってもがんばりやさんなみたまの湯が、とっても好きですのよ。
 ふと、温泉に行きたくなったら、今ではあちらを利用してオリパンダー先生。

みはらしの湯 05.11.11

 あと一回、みたまの湯って題で同じ場所のレビュー書くかも。

 ってところで気がついた。「おすすめレビュー」って項目あるじゃん。温泉レビューもここですべきなんかな。

 まぁいいや。

 ここんとこ連日夜中と朝方に足が攣るので、これはやばい、どうにかせんとと思い、マッサージを受けに行くことに。
 一番近いマッサージ屋さんは実はお隣さんがそうなのだけど、やの字と繋がってるとか、うちの親父が迷惑かけてるとかの理由で行きづらく、結局温泉付属のマッサージを受けに行くことに。

 いや、最初は「まほらの湯」ってとこに行くつもりだったんだよね。ここがうちから一番近いから。
 ゲームやってる間足が攣りまくって大変だったので、こないだSPAランド行ったばっかりだけど、我慢できなくなって近くの施設を利用しようと思い立った次第。

 定休日だってよ。

 暗い建物を後にして、丘の上で煌々と光る馴染みの施設へUターン。

 そういえば、次にここに来たときに、露天風呂から職場の位置を探せるように、職場の目印覚えてきたんだよな。早速探してみようと思った直後に気がつく。

 今、夜じゃん。
 目印みえねーよ。

 まぁそんなんでも根性ある人は毎回いらっしゃいまして。今回も、露天風呂入りつつ、眼下の夜景を指さして、あの辺の明かりがおそらくどこそこだー、などとおっしゃってるおじさんたちはいらっしゃいました。

 ここは、ジャグジー風呂とか打たせ湯とかの温泉設備が整ってる訳でも、掛け流しの湯なわけでも無い、ありきたりな温泉なんだけど、ひとつだけどこにも負けないものがあるんだよねぇ。
 ここの眺めは、県内随一です。
 眺めで言えば富士山を眺望できる「ほったらかしの湯」という場所もあるんだけど、まぁ... ほったらかしだから。

 そんなかんじで、ぬるめの湯で体を癒しつつ、露天で夜景を眺めながら時間を潰すことしばし。
 マッサージを予約していた時間になったので、受付のところで待ってると、どうも言動から主任っぽい人が今回担当してくれることに。
 足が攣るんですよー、というわしの第一声に応じて曰く。
「じゃ、今夜は足、攣らないから」
 うおっ!
 大きくでましたね。
 しかも軽く指先に触れただけで、自分体のどこが悪い何がいけない、などなど矢継ぎ早に言ってくる。
 いやー、うまいなぁ、こうズバズバ言い当てられちゃうと、信用しちゃうじゃんかー。
 そう感じつつ、マッサージを受けることしばし。
 最初のうちは手のひらで体を押さえるようにマッサージしてたんだけど、あるとき突然、マッサージ師さんの動きがぴたりととまる。
 両手の平は、わしの背中を押さえたまんま。

 なにさぼってるの?

 そう思ってたらまた動きだし、別の患部の上でまたぴたり。
 これは、もしや...
 なーんか体が熱くなってきましたよ、手のひらが押し当てられているあたりが、ホカロンのようなものを当てたときみたく。

「気孔っていうんだけど、知ってる?」

 うわー、やっぱそうでしたかー。
 ビバ気孔初体験。
 押し当てられてるだけなのに、かーっと熱くなるのがわりと面白い。

 で、マッサージ終了。
 丁寧にお礼を行って、帰宅。
 そんでもって一晩たってみたわけですが、

 攣ってねぇよ。まじで。
 すげーーー

みたまの湯 08.03.27
 前に「のっぷいの湯」「みはらしの湯」って題名でみたまの湯の感想記事を書いたけれど、あそこって「みはらしの丘 みたまの湯 のっぷいの館」だったんだな。まぁいいけど。

 まずマッサージの申し込みをしようと思ったら、丁度混雑しており、受付に人がおらず。しかたないので、一度湯を浴びて、暫くしてから申し込みに行きました。
 今度はマッサージ師の方が三人ほど空いており。中でも腕のたちそうな男性の方が空いていたので、少し期待していたのですが、わしの担当には女性の方が。
 しかし、この方、「うわ、ここすごい」トカわしの首の感想を漏らしたあと、ふと、首に手を当てたまま動きを止めることしばし。
 ...うわー、これって、まさか、あれかなー? などと、昔の記憶が甦りましたが、明確に気功かどうかというのは判断できませんでした。
 ちなみに、みなさんみたまの湯は、夕暮れ時が一番良い、と口をそろえておっしゃられており、今回も結構狙っていたのですが、
 マッサージしている間に日が暮れてました。
 機会悪し。

 とりあえず、かなりきていた首のあたりもだいぶ楽になり、良い気分で再び湯に。
 ひさびさのみたまの湯は、記憶していたよりも随分と湯の色が濃く、まるで茶色い濁り湯のようでした。
 露天には湯の花もたっぷり浮かんでいて、暫く湯船をかわるがわる楽しんでいたのですが、
 マッサージがだいぶ気持ちよかったのと、三十八度の温度がとても心地よかったので、いつしかうとうと...

 はっ!
 もう九時過ぎだよ!

湯〜とぴあ 05.09.11

 最近県内の温泉に良く行ってるので、今後温泉日記でも書いてみようかと思った所存。

 第一回は、ラドン温泉湯〜とぴあ
 ネタだろ、ぜってーネタだろ、という名前の温泉。外見も一昔前のホテルっぽくて、すっげーうさんくさい、というのが最初にその建物を見た感想。
 ラドンだし。ギャオスじゃないけど。
 なんでも名前に関しては、キューリー夫人の崩壊が云々といううんちくがお風呂の中に書いてありました。

 温泉の質は、近所の山田温泉と同じで、薄茶色の湯。長時間入っていると炭酸の気泡が体にくっついてくるところも同じですが、こっちの方が炭酸は弱く、温度も高め。
 結構匂いがするので、温泉に入ってるっぽい気分になれるところでした。
 その温泉の奥に、ラドン温泉なるところが。ラドンの吐息を吸って健康になろう、という趣旨のところのようです。
「十分以上入ってると危ないからだめだよ」的な案内を眺めつつ、五分も湯に浸かってると、ラドン効果とやらで汗だくになります。
 発汗作用で結構健康になれそうなかんじだけど、わしは元々汗をかかなかったりで新陳代謝が少なめな人なんで、老化しそう〜、とか思い、お風呂をあがりました。
 でも、一日経って、なんか痔の出血がとまってたり。ラドン効果?

 あと、温泉でなくスーパー銭湯的な浴槽がありました。ジェット水流だったり、ワイン風呂だったり、寝湯だったり、滑り台付き浴槽だったり。
 遅い時間に来たのであんまり人が居ないことをいいことに、最後一回滑り台ですべってみました。
 なつかしー
 高校の修学旅行以来だわー。こんな遊び。
 鼻とか耳とかに水が入って大変。
 ジェットバスは、わしが体験した他のジェットバスと違って、下からではなく、体の両側に水流があたるようなつくりになってたので、凝ってるとこ直撃でかなーりいいかんじでした。でも狭いので、お相撲屋さんは入れなさそうです。

 仕事が早く終わったので、九時過ぎ頃に寄ったら、前情報では千三百円ちょい、という値段のところを、九百円ちょっとで入浴できました。食堂とか全部閉まってたけど。
 帰宅して発見。うちに置いてあるポケこあって本持ってくと、半額にしてくれたらしい。
 もったいねーこんしたー


湯殿館 05.12.08

 前々から、ちょいと遠くの温泉に浸かりに行こうか、と考えていたけれど、どうも風邪引いたっぽいので、本とネットで近場の温泉の効能を調べた結果、医大の目の前という、立地的にも近さもいいかんじの温泉、湯殿館に行くことに決定。
 前日トイレで、爪が割れてるのに気がつかなくてケツ掻いたら、ながーいみみず腫れができちゃったのよね。
 ここの温泉の効能には、切り傷と皮膚病が含まれていたので、ケツの具合にいいかな、と。

 三階建ての、築十年になるらしいけど古さを感じない建物。
 時間的に丁度良かったので、二階の休憩室で飯を頼んでみましたが、飯の味はまずくもなく、うまくもなく。お勧め料理を頼んでこれなので、他も知れたものかと。
 通りがかりの料理屋ですませるべきだったか、と後悔しつつ、温泉へ。
 いやー、ここも「源泉掛け流し」を最大の売りにしているところでして。そのせいということは無いんだろうけど、湯はとてもいい湯でした。
 浴場は狭くなく、広くなく。低温湯は泡風呂と寝湯がくっついていたんだけど、
「温度の違いは、湯口から出てくる源泉の量の違いから生じています」
 違うだろ。
 泡風呂に入ると、明らかに感じる冷気。どうも、冷たい空気を湯の中に送り込んで温度を下げているらしい。
 最初はどこかの窓が開いていて、外の冷気が入り込んでいるんだと思ってたけれど。
 でもって、この泡の量がすごくて。
 ぶっちゃけ、風呂浸かってると、泡のせいで生じる水流で体が流されます。
 寝湯の方にもこの水流が流れ込んできているので、ちと落ち着きにくかったのが難点。
 でもそのせいで、温度事態は、いつまでも浸かっていられる適温に。
 高温湯の方も適度に高温で、贔屓にしているみたまの湯よりも温度にメリハリがあったのが吉。
 露天はその間くらいの温度で、これも外気に触れながら浸かるのに適温。なかなか自分の肌に合った温泉でした。
 効果も覿面。

 最初は湯に入ったとたんに痛みが走ったみみずばれも、暫くすると触っても痛くなくなり。
 ここんとこ、脚が痒くて仕方なかったのも、湯に浸かってからはだいぶ具合が良くなっています。
 風呂から出た後は、体ぽかぽかー。
 今まで入った風呂の中では一番効果を実感した場所でした。
 いや、実際には湯〜とぴあとか、SPAランドの方が効能は高いんだろうけど。


湯めみの丘 06.02.16

 山梨県中じゃぁ、わりと評判の良い温泉。
 別所の温泉入っているとき、よく入浴者同士の雑談でどこの温泉が良かった、とか聞こえてくるのですが、湯めみの丘は、そういった話題に登ることが多い場所だったので、次に行く温泉候補地でありました。
 ただ、遠い。まぁ職場のちょっと向うなんだけど、うちから職場って、休日気軽に行こうと思うほど近くでは無いのよね。
 同じく温泉愛好家の親友からのお誘いで、車出してくれるとのことなので、ぼへぼへ行ってみました。

 行く途中、山の中腹にかすみみたいな雲があるなぁ、と気になっていたら山火事でした。
 車内テレビのニュースで、山火事になった地名を聞いて、
「ああ、〜って温泉があるところか」
「あれも良く聞く場所だねぇ」
 ゾイドやガンダムの話ししてない時は温泉の話しをもっぱらしているわしらでありました。
 ところで、山火事の煙って、まっすぐ登らないで、平べったく伸びつつあがってくのな。空気の層のせいなのかねぇ。

 丘の上の、うらびれた住宅地の中に公共施設っぽい質素な(ただしフカサワ温泉のような冗談っぽさはない)たたずまいの温泉がありました。
 となりに幼稚園あったけど、温泉掘り当てたときって、ここの幼稚園児たちはお祭り騒ぎになったんだろうなぁ、などと空想しつつ、建物の中へ。
 今まで通ってた温泉の中では、一番古びた感じのところでした。
 年期が入っているとか、古式ゆかしいってかんじじゃなくて、八十年代くらいのつくりってかんじ。
 建物をつくることに手一杯で、飾り付けまで手が回らなかったってかんじ。
 ぶっちゃけ建物には好感持ちませんでした。

 湯はー、でも皆さんおっしゃる通り良いねー。
 無色透明だけど、いろんな成分が溶けてるらしく、眼鏡の曇りを取るべく湯につけて、そのまま乾燥させたら、表面に汚れがついてました。
 温泉は生臭くて大滝温泉の匂いに似たかんじ。この当たりは褐色の、山口温泉系ばかりだと思ってたので、これは結構意外でした。
 まぁ、気泡はやっぱりたくさん出来てたけど。
 湯の湧出口のあたりは、気泡で水が白く濁っていました。
 わしが入った時間は、親友いわく「湯の機嫌が良いみたい」で、湯の花が、垢こすったあと流さずに湯船に入った状態的に普段よりも大量に浮いてるとかで、ちょっと得した気分を味わえました。

 湯めみの丘の良いところとして、よく眺めがあげられているのだけれど、
 んー
 みたまの湯の常連としてはねー。別にー。
 富士山が正面に堂々見えるのはいいけど、配電用の鉄塔が風景を台無しにしてるのが一番。
 夜景も綺麗、とのことですが、富士山の方向は丘の斜面の畑が見える程度。右手に南アルプス市の住宅街が見えて、そちらが綺麗、とのことでしたが、残念ながらわしが入浴しに行ったのは昼間。

 でも、良い湯に入った後は猛烈な睡魔に襲われるので、湯めみの丘の泉質に関しては、まぁ、申し分ないのだろうて。


ホール私邸−春泉記