エスガルディア=メルハンディ

 わしがネットジャンキーになって大分日が経過したある日、ふと、わしはPBWをやってみたくなりました。

 PBeMは止めておこう。良いマスターに当たる可能性が低いから。
 PBCは止めておこう。チャットは定められた時間中、集中することが必要とされるから。
 リレー小説は止めておこう。そんな文章書いてる暇あったら、自分のサイトに文章書くわい。

 ということで、PBBに参加することにいたしました。PBBは他よりも頻繁に参加することが必要とされますが、時間に追われることもないし、毎日ネットをやってるわしにしてみればそんなことまったく重荷にはなってないので。
 しかし、

 S=Wをシステムに使用しているところは止めよう。S=Wにはもう飽きたから。
 学園を舞台にしているところはやめよう。ホモばっかだから。あとあまり趣味ではないから。
 簡単なシステムを使用しているところにしよう。キャラシー用意するのが面倒だから。

 以上の条件に合うPBWをまずヤフーで検索し、一件だけ、非常に条件に合致したサイトを発見しました。
 もうありませんが、所謂ファンタジーにジャンル分けされるそのサイトに登録するために作成したキャラクターが、ガルです。

 どんなキャラにするか、それを考えたときに閃いたのが「賢者にしよう」でした。
 当時わしは、最近自分がロールプレイしているキャラクターが共通して戦闘を回避する傾向があることを顧みていました。
 ならばこの傾向を徹底したキャラを一度やってみようではないか、と。戦闘能力を一切持たず、口八丁で切り抜けるキャラ、難しいけど、やりがいはありそうなキャラにチャレンジしてみることにしたのです。自分より立派な人物をロールプレイする苦労も、楽しみのうちです。それにPBBならば、TRPGと違って、相手の反応を見てから自分が発言するまでに、たっぷり考える時間が持てるのです。
「頭がイイ」という属性に付随して思いついたのが「若輩の天才」。個性は「年齢にコンプレックスを感じている」ことで出そう、と考え付きました。
 こうして出来上がったのが、「14歳という自分の年齢にコンプレックスを感じ、一生懸命背伸びしている新米の賢者、エスガルディア=メルハンディ」というキャラクターでした。

 いつも名前には結構悩むのですが、TRPGと違って、キャラ作成したその場で名前を決める必要もありません。MERPのエキスパンションであるエルフ語辞典を捲って適当な単語を探して組み合わせた結果、エスガルディア=メルハンディという名前が出来上がりました。「隠された/友/知識」意訳して「深智の友」というかんじの意味合いを考えております。
 まぁ、結果めっさごてごてした、スーパーファンタジー文庫のキャラもかくやという名前になりましたが。

 こうして完成したエスガルディアですが、さほど多くの経験をしない内に、参加サイトが閉鎖になってしまいました。
 残念ではありますが、PBWサイトがすぐに潰れるのは周知の事実です。
 暫くは今まで通りにぶらぶらとWEBをぶらつく日々を送っていたのですが、だんだんと再びPBWをしたいという渇望が強くなり、好みに合うPBBを探すようになりました。

 そして見つかったのが、Steam Age。実はかなり前にも目をつけたことがあったのですが、パスワード制というのでいらぬ警戒心を抱いてしまい、参加を見合わせていたのです。
 だいぶ長続きしているサイトだし、ここならばガルを満足するまで使えるだろう。登録人数も多いけど、ガルとキャラが被ってるのはいなさそうだし。
 そう考えてみたものの、社会制度から、14歳で賢者というキャラは作成できそうにないく、子供キャラは既に結構な数エントリーされている模様。
 それじゃぁ適当な年齢まで年を上げて、かわりに精神年齢と外見年齢が幼いことにしようか、と。
 登録してから童顔率の方が子供率よりも高いことに気が付いたのですが、まぁそれはおいといて。
 こうしてガルはSAにコンバートされ、現在の姿になりました。
 初期設定の頃にくらべ、大分子供っぽさが抜け、「天才気質」でもなくなりました。(変人ぶりにおいては並ぶものの無い方がSAにはいますしねぇ←失礼)
 変ったのは周囲がガルを見る目に影響されて、ということもありますが、何よりも「成長したのだ」と言えると思います。
 今後、このキャラクターの発言で、どのような影響を人に与えることができるのか、それが楽しみです。

>>EL.'s Goodfellows
>>枯葉色の街景色