エルリッヒは、自分は動かず人に指示を出す、という行動方針のキャラクターでした。エリアスもそれに似たキャラクターです。
自分は高貴な身分なので、露払いはおまえらがやれ。というのが彼の方針です。こちらの方がかなり嫌な奴レベルが高いですな。
かぼちゃパンツを履き、自称王侯という設定でしたが、リレーキャンペーンのおかげで無事、本当に貴族であることが判明。
このキャラクターはもともと「コクーンワールド(友野翔著、スニーカー文庫刊)」で、姫と呼ばれているキャラクターの男の子バージョンを想定して作成しました。だから相方が欲しい、と願っていたのですが、たまたま「RPGゲームマスター道(富士見ドラゴンブック刊)」を読んでいた友人が、願っていた通りのキャラクターを作成してくれたので、良いコンビを組むことができました。その後のゲームもおかげでかなり楽しいものになったのですが、このキャラクターが自分の中で特別思い出に残っている理由はこれとは別にあります。
このキャラクターは、仲間のPCを殺してしまったことがあるのです。
ブリザードの魔法を覚え、普段はものぐさでなにもしないくせに、この時ばかりは初めての集団魔法使いたさにうずうずしていた所、味方一人を中心に、敵が密集しているというシチュエーションが。チャーンスとばかりに使用したそのブリザードはクリティカルし、これはやばそうだ、と思っていたところに友人の出した防御判定の出目はファンブル。
壮絶な悲鳴とともに友人PCはくたばりました。
その後エリアスの行為に、プレイヤーたちの非難が集まること集まること。無論仲間殺しをしたエリアスに、仲間のPCたちも冷たくあたります。相棒役も「これでは、エリアスに仕えつづけることができない」と絶縁を申し出てくる始末。ですが、天上天下唯我独尊のエリアスのキャラクターとしては、内心で反省していても、それを表に出すわけには行きません。
この時、プレイヤーがそれを皆に説明すればいいものを、プレイヤーもエリアスを演じるあまり、それをずっと口にせず、尚且つそのままセッションが続けられたので、暫く雰囲気がぎくしゃくしてしまいました。
この経験だけならば、失敗談のひとつを作ったキャラクターで終わってしまったでしょう。ですが、このキャラクターは、自分の経験を活かすチャンスに恵まれたのです。
それ以後のセッションでは幾ばくかの歩みよりを見せ、他のPCにおや、と思われて見せる演出を上手く演じれたのは成功のひとつだったでしょう。
しかし、キャンペーンの最後で、エリアスは友人のセッションの中で、過去の自分を反省し、敵のNPCを説得することができたのです。
仲間を殺した自分を皆は許してくれた。これが武器でした。全てに裏切られ破滅に走るボス格NPCをこれで口説いたシーンは、自分が演じた中では、一番感動できたシーンでした。
(尚、エリアスが殺したPCはその後復活し、「地獄を見た男」という二つ名で信じられないくらいサイコロ運に恵まれ、「死んで良かったな」などと友達に言われていました)
残念ながら口説いたボスともどもエリアスは戦死してしまいましたが、他の仲間もそれぞれのドラマを造ったあのキャンペーンは、わしらの中では一番成功したキャンペーンだったと言えます。
尚、二つ名は「幾千の魂よりも、幾千の太陽よりも高貴なる」というかんじの歌が彼の為に歌われている(と主張している)という設定にちなんでいます。
このキャラクター自身がバードでもあったので、実際誰が歌を詠んだのかは知れたものではありませんが。
そして、このキャラクターは歌を歌うと判定に絶対的成功の出目を出す、というへんなジンクスもありました。
「聖地の方角で生まれた始めの文字の子、保護」なんじゃそりゃ。アジールの名前を日本語に訳すと左のようなかんじになります。
アジールは、同人サークルDOの黄金期を築いた、アラビアンイト風PBM「数え切れない夜の物語」に登場させたキャラクターです。
過去に悪役キャラクターを作成したとき、常に後手に回ってしまった教訓を活かすことを目的に、懲りずに悪役目指して作成されたキャラクターです。
結局の所、っぽくはありましたが、悪役を演じることはできませんでした。悪役を演じるためには、他人を蹴落とす覚悟が無いと駄目なんだなぁ、というのを思い知った次第。ですが巧みな策を打つことにはまぁ成功し、参加者の中でも一,二位を争えるほどの機転ぶりを発揮することはできました。
序盤はほぼNPCとしか接点がありませんでしたが、後半はテレポートの手段をゲットしたこともあり、他のPCの元に通って色々と便宜を図ってみたりしてみましたが、あそこでさくっと自分の利益のために人を殺せていれば悪役ができたものを、という具合でしたね。ですがそれを決して悔んでいないのは、アマギンマスターの筆力のおかげですかね。アジールはあれでいい。そう思ってしまえるからです。
「数え切れない〜」では、どうやらわしは一度、マスターに上手いリプライを送ってきた、と評されたことがあるようです。
このPBMでは、過去の教訓を活かす為に、今後の展望をかなり先まで書き、その追加として次回分のリプライを書く、ということをしていました。PBMのリアクションが思いのほか進んでも、これなら対応できるだろう、という思惑のもとです。どうもこれが功を奏したようですね。実際にはリアクションの進みはこちらが想定していたよりも遅かったのですが、おかげで早く続きがやりたくてやきもきさせられたものです。
このキャラクターは姉のPCと一緒に登録したので、姉PCと絡めるように主従関係に置きました。アジールが奴隷、姉のPCが主です。
アマギンマスターは、徹底して初期設定で組んでいるPC達を引き離していたので、アジールと主もかなり長いこと離れ離れになっていましたが、おかげで第一目標が楽に設定でき、リプライに困るということはありませんでした。
一芸嗜好のわしのPCの例にもれず、アジールも魔力に特化した、かなり強力でアクの強いキャラクターでしたが、このPBMは、そのアジールが霞んでしまうくらいに個性派揃いでした。「人気投票でサルにだけは負けたくない」というのが、このPBMでリプライに凝るひとつの要因になっていたくらいですわ。
残念ながらDOは、このPBMを頂点に段々衰退していき、今では東京の面子が飲みに集まったり、IRCで駄弁ったりしている程度になってしまいましたが、あれほどに面白いPBMが出きるサークルがこうして潰れてしまうのは、誠にもって残念でなりませんなぁ。
いずれ、アジールのキャラクターを下地に、もっと策謀に長じたPCを活躍させてみたいものです。
...最初に作成したときは、キャラは名前違ったかも。
大学の研修旅行中、友達のマスターで「キャッスル・フォルケンシュタイン」という洋物TRPGを、酔った頭でやったときにはじめて作成したキャラクターです。その後、名前や設定を何度も変えて、この「スナイパー」という属性をもつキャラクターは使用されました。
ほぼ地。そんなキャラ。
もっとも最初に作成したときは、それでも外向けの面の良さと、女を口説ける程度の性格はしていました。それ以降も、外向けの慇懃さだけは保っていましたが。
このキャラクターは、わしの近年の好みをぶちこんであるキャラクターです。
イギリス(富裕層の方)
スナイパー(+白兵戦闘能力皆無)
以上。 ちなみにあと、ガープスで云う所の「無感動」&男性の場合はじじい(or執事)、女性ならメイドをぶちこむと、ほぼわしの好み的には完全型となります。
当初は英国貴族の性格悪いぼっちゃんに追従する英国至上主義者なるも、それ以外の部分では当りのいい人物、という設定でした。職業は軍人だったと記憶しています。
NOVAに移植されたときにこれがスナイパーに転じ、ガープスに移植されたときには「かっこいい台詞を吐く」ことを目的としたキャラクターに。どれにしろ、ベースとなる性格は、地。故にキャラクターに困ったときに、適当に作ったキャラクターにいつのまにか乗り移ってるキャラクターでもあります。
...だめじゃん。