エリクサール・ザ・レイブン

 このキャラクターを最初に作成したのは、同人PBMサークル「ドラゴンオーケストラ」の最初のPBMでのことです。
 キャラクター作成の自由度が非常に高いシステムであったため、なんとなくオリジナルの種族を作成してみようか、と思いついたのが、このキャラクターを作成したきっかけであったと記憶しています。

 種族:砂鬼(シャキ)
 誰も住まない砂漠地帯や汚染地帯を生息地とする環境適応能力に優れた少数種族。この種族には「竜」を信仰している者が多く、別の種族の特徴を身につけることで竜に近づこう、ということを目的とした一種の宗教が信仰されている。

 あ、読み方「シャキ」だったんだ。ずっと「すなおに」だと思ってたわ。自分で設定しておいて何言ってるってかんじですが。
 この頃丁度、耽美漫画家由貴香織里氏の「砂礫王国」という漫画を読んでいて、その登場人物に影響を受けて設定した種族です。

 さて、種族と「竜」を信仰するとい設定を設けたあと、キャラクターをどうするか、となったのですが、わしはDO結成から一ヶ月遅れで参入したこともあり、早くキャラクターを作成してしまわねば、と思いながら、軽い気持ちで好きな動物であるカラスをタレントにしていることにして、ヒカリモノ好キや鳥目などの設定を設け、技能にはこれまた好きな幻術を習得させて、一芸に秀でたキャラが好きなので、他の全てを犠牲にして幻術のレベルをMAXに上げてキャラクターの作成は終了しました。
 キャラクターを作成する指針のひとつとして、それ以前にやっていたメールゲームでは美形の悪役キャラクターを送っていたのですが、これが、役所で他の参加者の方々から少々の人気を取ることができ、マスターの恩恵でリアクションに登場する機会も多かったのですが、考えた策が全然うまく行かなかった。悪役ならば常に先を考え、手を回しておくべきだ、と考えてはいたのですが、実際に行っている行動はいつも回遅れ... これを後悔して、次は市井で何も考えずに暴れれるキャラクターを作成しようかな、と考えていたというのもありました。

 どんなキャラクターか、というのはあまり考えず、思いついたことと好きなものを適当に放りこんだだけのキャラクターだったので、実のところ最初は「このキャラクターで続けられるかなぁ」と不安に思ったりもしたものですが、帰ってきたリアクションを見て喜びました。
 活躍していた、というのも喜ぶ理由ではありましたが、なんといっても、あまり自分の中で固まっていなかった、エリクサールの性格が、また可笑しく表現されていたのです。そしてめっちゃ好ましく。
 やんちゃで、自分で思っているよりもバカで、抜けた奴。そんなテイストの「エリクサール」というキャラクターにとても入れこんでしまったのですな。
 他のキャラクター達もなかなかにいい味を出している人々が多く、さて、これは面白くなりそうだぞ、と感じたPBMでした。
 残念ながら途中で潰れてしまいましたが。

 その後、この抜けたキャラクターの性格をいたく気に入り、TRPGでロールプレイしようとしたのですが、大抵のTRPGだと、幻術のみ長け、それ以外の魔法は知らないというキャラクターを作成することは不可能であり、ずっと機会を窺っていたところ、ジャンルこそサイバーパンクながら、東京NOVAでこのキャラクターを再現できそうなことが判明。
 怪盗"ワタリガラス"マヤカシ×3は、その後暫く東京NOVAの町でせせこましくヒカリモノ集めに暴れまわりました。

>>EL.'s Goodfellows