◇Advanced Dungeons&Dragons◇
-2nd Edition-

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Advanced Dungeons&Dragons 2nd Editionは2000年8月のDungeons&Dragons(3e)の発売をもって
過去のシステムになりつつありますが、日本語版が過去に出版されていたこともあって、日本国内では
まだまだプレイされていくルールではないかと思われます。また、ルールブックの出版量も非常に多く、
入手性もまだまだ高いことから、周囲に日本語版の頃からプレイしているという知り合いがいるのなら、
今から2nd Editionをプレイするということも十分考えられます。さすがに日本語版を今から入手するのは
非常に困難かと思いますが、これから記載されているページを読めば最低どこに目を通せばいいのかは
判るように書いているつもりではあります。

Advanced Dungeons&Dragonsというゲームシステムは、いくつかのクラスという役割が用意されていて、
参加者はそのいずれかを担当することになります。スキル制によって、あらゆる場面に対処できるような
スーパーマンを作ることは難しいですが、一緒に冒険を乗り切る仲間たちと力を合わせることで
難関を乗り越えていくことができるようにデザインされています。つまり、一人ではほとんど何もできないように
ゲームシステム上作られているのです。後々説明してまいりますが、それぞれの役割には得意なところと
苦手なところがあり、仲間の存在はそれぞれの苦手な部分のフォローをするためにあると言っても
過言ではないのです。場に集まった仲間となる参加者とはこれからうまくやっていきましょう。

「習うより慣れろ」とは昔の賢人の言葉です。もし、このページを訪れた方の中で
「実際に遊んでみたい」と考えて下さった方がいらっしゃるのなら、まずは用意しなくてはならないものがあります。
AD&DまたはAdvanced Dungeons&Dragonsとして知られるこの遊びはルールを伴ったものであるので、
遊びたいと思った方は、まずルールを入手しなくてはなりません。

そこで必要になるものは何でしょうか。順を追って説明します。

1.ゲームに参加するために必要になるルール

これは、参加者(以後はプレイヤーと呼びます)がゲームを遊ぶ上で、進行を遅延なく行うためには
ぜひとも必要です。しかし、多くのものは必要ありません。必ず必要になるのは以下の一冊だけです。
これがあれば、ゲームの中でどんなシチュエーションがあったのか、周囲にいる他のプレイヤーに
教えてもらうことができます。
 
品番2159 PLAYER'S HANDBOOK  *このルールブックのことを口頭ではプレハン、記述ではPHBと略していることがあります

残念ながら、日本語版は今や入手困難な状況にありますので、英語で書かれたこのルールブックを
入手する必要があります。さらに英語を読むためには、英和辞典もあった方がいいです。
10万語くらいが収録されたものがいいでしょう。もしご覧になっている方が学生であるのなら、
すでに持っているかもしれないですね。

ではこのPLAYER'S HANDBOOKには何が書かれているのでしょう。

・序文としてAD&Dというゲームがどういう構成をしているのかということを説明しています。
・11ページにはゲームをするのに必要なものが説明されています。

それによると、キャラクターの記録用紙、鉛筆、消しゴム、そして多面体のダイス(さいころ)、
メモ用紙、ミニチュアのフィギュアが必要とのことです。

・ゲームに使用される用語集

ここまで来たあとに、実際にキャラクター(分身)を作り出すための方法が書かれます。

・16ページには記録用紙には最低何をし、何を記入すべきかが載っています。実際にその手順を追っていきます。

能力値を決定する(第1章)
種族を選択する(第2章)
キャラクタークラス(職業)を決定する(第3章)
アライメント(属性)を決定する(第4章)
ST判定表とTHAC0を記入する(第9章)
ヒットポイントを決定する(第3章)
基本移動速度を記入する(第14章)
技能を選択する(選択ルール、第5章)
所持金と装備品を購入する(第6章)
と、簡潔に何がキャラクタ作りに必要なのか1ページの中に記述されています。
このページは日本語版が元にしている旧第2版にはなかったページです。これによって非常に見やすくなりました。
そのあとに書かれていることは、実際に能力値についての説明であったり、種族やクラスなど、
キャラクター作成のための様々なルールであります。そのあとの章では戦闘の解決方法、膨大な数の魔法の呪文などが
扱われていて、戦闘についてはほぼ総てのプレイヤー向きに書かれておりますが、戦士系のプレイヤーが
知っておいた方がいい内容になっており、呪文の説明については魔法を使用するクラスのプレイヤーのための情報です。

少なくとも、初めのうちは魔法の呪文の載っているページはそれを使わないキャラクターは気にしていなくても問題はありません。

2.ゲームを自分で主導したい場合に必要なルール

さて、試しに一回ゲームに参加してみて、自分にもやれそうだと思ったり、自分ならあのような判断は下さなかったと
思えるようになったら、ただプレイヤーとして参加するよりも、興奮に満ちた世界が広がってきます。
そうです。DMをやってみるという道が開けたのです。でもDMをやるにはどんなルールブックが必要になってくるのでしょうか。
 
品番2160 DUNDEON MASTER Guide  *記述ではDMGと略されますが、口頭での省略系はあまり聞いたことないです

 このルールブックも残念ながら日本語版はすでに過去のものとなりました。日本語で読みたいという方は
私のページからTSRに「Please publish AD&D Japanese version.」と書いたメールを出すしかありません。
ただ周囲に古参のAD&Dプレイヤーがいる場合には、日本語版が売られていたときに入手したものを
持っているかもしれませんので、意味の判らないところなどは聞いてみるといいでしょう。

 ではこのDUNGEON MASTER Guideには何が書かれているのでしょう。
大まかに説明すると、プレイヤーとして参加していたとき、DMはPHBに書かれていたことなどを実際に行動に移したいと
宣告したときに、それはできないとか、行為は成功した、などのように結果を伝えてくれていたはずです。
では、なぜDMはそうした行為が成功するのか失敗するのか判っていたのでしょうか。その答えがDMGの中に納められています。

その他にも、戦闘終了後に心ときめかす財宝の表なども収録されています。これさえあれば、大抵の冒険を処理し、
次の冒険を準備するための用意も載っています。

3.「怪物はいないんですか」という質問に答えるルール

さて、DMGを読んだ方はゲームをプレイするのも、進行するのも可能になりました。しかし、ゲームを進行するには
冒険の障害が必要です。冒険に出てくるもっとも一般的な障害物は何と言ってもモンスターです。モンスターとの戦闘は
生死を賭した重大なものもあれば、緊張を維持するためのゲーム上のスパイスとしての小競り合いまで様々です。
そのためにはどのようなルールがあるのでしょうか。
 
品番2140 Monstrous Manual  *記述ではMMと省略されることがあります

このルールブックはファンタジーRPGをやっている方ならお馴染みのゴブリンやオーガーから、人間やエルフ、ドワーフといった
プレイヤー用の種族としても出てくるクリーチャーをその生活や風習なども併せて紹介している百科事典的なデータブックです。
この本を眺めているだけでも、新たなシナリオのネタになることもあります。今まで1種類のモンスターに1ページを割いていた
ルールブックを見たことがありますか。「モンスターだって生きているのではないか」と思い始めた総てのファンタジーTRPGの
マスターにお勧めできる一品です。想像するだけ創造力が湧いてきます。

Advanced Dungeons&Dragonsと言うだけあって、ドラゴンの種類も善悪様々勢揃いです。

4.ルールをよりよく知るためのアイテム

PLAYER'S HANDBOOKを入手して、プレイヤーの仲間入りを果たしたら、次はより多くの情報を手に入れましょう。
しかし、限りある資金を有効に使わなくてはならないにもかかわらず、AD&Dというゲームは必須と言われている
ものがあまりにも多すぎます。そこで、それらの必要なものをほとんど集めた画期的なものがありますので、
そちらを入手しましょう。
 
 
品番2176 Core Rules CD-ROM 2.0  *MS-Windows9x用とのことですが、我が家ではWindows NT 4.0でも動いています

非常にボリュームある内容でありながら、こちらも残念ながら英語での商品のみです。
以下にTSRのWEBに書かれている内容を日本語訳して載せておきます。

AD&D Core Rules CD-ROM Version 2.0はAD&DのプレイヤーとDMのためのベストセラーユーティリティーソフトの
最新バージョンである。プレイヤーとDMのためのこの完全なるパッケージは、簡単にキャラクターを作成し、
AD&Dのルールブックを参照し、キャンペーン用のモンスターを創造し、財宝や地図を作製することを容易にする。

このソフトの中に何が含まれているかというと...(新しいものかバージョン2.0になって更新されたものには*が付いている)

9つの基本ルールブックを完全収録*

Player's Handbook
Dungeon Master Guide
Monstrous Manual
Arms & Equipment Guide
Tome of Magic
DM Option: High Level Campaign*
Player's Option: Combat & Tactics*
Player's Option: Skills & Powers*
Player's Option: Spells & Magic*
AD&Dキャラクター作成ソフト*
Player's Option: Skills & Powersを使用した作成が可能*
バージョン1.0からの高画質なフルカラー印刷機能

地図作製用 Map Maker II*
陸地、都市あるいはダンジョンの地図の製作*
フルカラー印刷
エンカウンターやデータベースと地図とのリンク

ダイスローラー*
あらゆる種類の判定を自動的に生成し、合計する機能

財宝/モンスター/エンカウンターのランダムジェネレータ

実はこのソフトはこれだけの内容でありながら、ルールブック2冊分くらいの値段(8000円〜10000円くらい)で
買えてしまうのです。これだけ揃っていてその値段なのですから、ある程度のルールブックを買いたくなったら、
これはぜひとも買っておきましょう。幸い、書店などで使われているISBNコードというのが、
この商品には振られていますので、ISBNから商品取り寄せをしてくれる書店があれば、そこから注文もできます。


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